図書館だより

 

2017年04月20日(木)

名古屋港水族館で産まれたゴマフアザラシの赤ちゃんが亡くなりました。「あざらし」を「あざらそ」と入力ミスしてしまうぐらいショックを受けました。
ゴマフアザラシは、アザラシ科ゴマフアザラシ属に属する海棲哺乳類です。日本の水族館や動物園で最も多く飼育されているアザラシでもあります。そのくりくりとした大きな瞳に、まん丸とした体が「いとうつくし」な生き物で、特にゴマフアザラシの赤ちゃんは、生後2週間ぐらいは体毛が白いので、その姿に胸をときめかせちゃった方も多いのではないでしょうか。その可愛さがギュッとつまった、言わば可愛さの塊みたいな赤ちゃんアザラシが亡くなったのです。こんな悲しいことがありますか。
どれくらい悲しいかと言うと、今日の図書館だよりを全て古文で書きたいぐらいです。

本当は、湊かなえ原作の『リバース』(913.6/ミ)がドラマ化されたので、藤原竜也くんがまた叫んでいる、とか、近所の本屋に湊かなえの小説が全然置いてなくて残念、とか、いろいろ書こうと思いましたが、そんな気分ではなくなりました。意気消沈。

 

2017年04月19日(水)

こどもの読書週間にちなんだおはなし会が始まりました。
今年も小学校のボランティアさんによるおはなし会などを実施します。
しかけ絵本の展示や、期間中を通してのスタンプラリー企画は今週末から開催しますので、どうぞご参加くださいね。

チラシはこちらから→図書館 こどものページ

Go 

2017年04月18日(火)

日曜日に大阪へ行ってきました。
目的地は、でんぼ(腫れ物)の神様として親しまれている「石切さん」こと、石切劔箭(いしきりつるぎや)神社。
友人の腫瘍治癒祈願にお守りをいただくのと、春季大祭で宝物殿が一般公開されていたので、そちらも拝観しに行きました。
いやー並んだ並んだ。普段公開されていない展示だから人がいっぱいだ!

お百度参りは時間の都合上できませんでしたが、無事お守りをいただきました!(・ω・)ノ□
Goは御朱印集めもしているので、そちらも勿論いただいてきましたよ。
春季大祭だったので、いつもと違う御朱印がいただけました。
年末年始やお祭りの期間などで、期間限定の御朱印を出されているところもあるみたいですね。

デザインが素敵な御朱印もたくさんありますので、神社へお運びの際にはぜひ!
御朱印をいただいてみてくださいね~。

『御朱印案内 美しい御朱印ワールドへようこそ』 186.9コ
『愛知御朱印を求めて歩く札所めぐり名古屋・尾張・三河ガイドブック』東海まち歩き再発見隊/著 186.9ア
『かわいい御朱印めぐり』三須 亜希子/著 175.9ミ

 

2017年04月17日(月)


正午ごろ。曇りはじめてきました。

午前中はいい天気でしたが、午後から曇って雨が降ってきましたね。それでも前よりだいぶ暖かくなって、鳥の鳴き声もウグイスの声を聴くようになりました。

鳥と言えば、あるお店の前で鳥がずっと鳴いていました。ふと上を見上げると、建物と看板の間に鳥の巣が出来ていて、そこを鳥たちが行き交いしていました。看板自体が店名の形に合わせた作りで、その文字の隙間に鳥の巣を何カ所か作っていた様子でした。ちょっとした空間ですが、鳥にとっては安住の場所なんですね。

鳥の話題言えばもう一つ、何年か前、館内の2階エレベータ向かいの自動扉からラウンジに出る間の所にスズメ(『スズメ』488.9/ミ)が閉じ込められていました。1日中閉じ込められていた様子で、弱々しく狭い空間を飛び回っていました。ガラス越しにその様子を心配そうに眺めているスズメが印象的で、鳥も仲間を思いやる気持ちを持っているんだなあとあらためて知りました。 (伊)

 

2017年04月16日(日)

 さて、クイズです。

ビートたけし、栗原はるみ、宮本輝、北方謙三、小田和正、「尾木ママ」こと尾木直樹、平野レミ、沢木耕太郎、エルトン・ジョン・・・この人達の共通点は何でしょう?

 答えは、1947年生まれの今年70歳を迎える人達。つまり、2017年3月に市制施行70年を迎えた津島市と同い年の人達です。この度、津島市制70周年記念をお祝いする企画として、玄関横の展示「津島市、70年の物語」が始まりました。そのおまけとして、図書館入口近くで、コーナー7「私たち、津島市と同い年。」が先週スタートしました。津島市と同じ70歳を迎える方の著作を並べています。

 同い年、という以外には、活躍するフィールドがバラバラな人達ですが、ひとつ共通するのが、皆さん現役バリバリだということ。本当にあやかりたいものです。

 このコーナーを始めるにあたって、1947年について少し調べていましたが、ボツになったので、ここに書いておきましょう。この年の5月3日に日本国憲法施行。9月にはキャスリン台風が上陸し、関東・東北地方に大きな被害を及ぼしました。全国で学校給食がスタートしたのもこの年。サザエさんの第一巻が姉妹社から出版され、水泳では古橋広之進が400m自由形で世界記録を樹立。阪急百貨店やカリモクが創立されました。封書は1円20銭、はがき50銭。ベストセラー本は、1位『施風二十年(森正蔵)』、2位『愛情は降る星のごとく(尾崎秀実)、3位『凱旋門(E・M・レマルク)・・・さっぱりわかりません。

 でも、そんな時代に「津島市」は生まれたのですね。津島市も、このコーナー7で取り上げられた人達のように、これからも現役バリバリで輝き続けるよう、一市民として願っています。

 ところで、コーナー7は今回久しぶりに作ってみましたが、入口近くという場所もあって、覗いて下さる方をチラホラ見掛けて喜んでいます。これからも、利用者の皆さんに図書館を身近に感じて頂ける本を集めたコーナーを作っていければ、と思っていますが、どうなることやら?

 

2017年04月15日(土)

先日、家でテレビを観ている時にチャンネルを変えていたら、懐かしの「裸の大将」が再放送されていました。
全国を放浪した画家の山下清さんをモデルに1980年~1997年にかけて作られたドラマで、朴訥でありながらどこかユーモラスで憎めない清さんのキャラクターと、放浪先などで出会う人情が描かれていて、大好きなドラマでした。

ハマり役だった芦屋雁之助さん演じる清さんがムシャムシャほおばる巨大なおむすびがとってもおいしそうだったなあ、とか、ドラマの雰囲気にぴったりだった、ダ・カーポの歌う主題歌「野に咲く花のように」が頭の中に流れてきたりと、一瞬で当時の記憶がよみがえってきました。

山下清さんといえば、昨年、豊橋で開催された展覧会に行ってきました。
細かくちぎった紙を貼り合わせて描かれた作品が、幼い頃から年齢順に展示されていて、どの作品も温かみがあり、エネルギーに満ち溢れていて素晴らしかったです。
特に、細くこより状にねじった紙を使った作品の数々は圧巻でした!
紙を細くすることで、より繊細な線の描写が表現されていて、精密な油絵を観ているような感覚になりました。
この作品が無数のこよりによって構成されているなんて・・・!
驚きと感動で胸がいっぱいになりました。
また機会があったら、ぜひ観に行きたいです。

『みんなの心に生きた山下清』式場俊三/監修 山下清展企画室 726.9ヤ
『山下清作品集』山下清/著 河出書房新社 723.1ヤ
『裸の放浪画家・山下清の世界』池田満寿夫ほか/文 講談社 723イ
『山下清の放浪日記』山下清/著 池内紀/編・解説 五月書房 723ヤ

 

2017年04月14日(金)

今日はオレンジデー&ブラックデーです。

なんじゃそりゃ!?という方のために説明をすると、オレンジデーとは!2/14のバレンタインデー・3/14のホワイトデーに続き、2人の愛を確かなものにして、ついでにオレンジ色の物をプレゼントしてみたりなんかしてみかんとか食べてたらいいんじゃないかなみたいな日です。(適当)
一部の企業の策略臭が凄いですね!(こら)

ブラックデーの方は、韓国で行っている行事らしく、2/14のバレンタインデー・3/14のホワイトデーに恋人ができなかった者同士が黒い服を着て集まり、黒いものを食べ、ついでにここで恋人をつくったらいいんじゃない?という日です。
黒いもの…イカスミパスタとコーヒーと黒豆……ですかね?

早い話が、
オレンジデー→恋人がいる人のための日
ブラックデー→恋人がいない人のための日
ということですね。

この相反する者同士が、色は違えど同じことを行っている様子を想像してみると、ちょっと面白いですね!

『オレンジの歴史』(クラリッサ ハイマン∥著) (625.3/ハ)
『図説コーヒー』(UCCコーヒー博物館∥著) (619.8/ス)
『COFFEE BOOK』(誠文堂新光社) (596.7/モ) (神守)

 

2017年04月13日(木)

 1週間ほど前に幼馴染から北海道旅行のお土産をもらいました。彼女とは小学校に入学して以来の付き合いですが、最後に会ったのは成人式の日でした。その日以来お互い連絡をとっていませんでしたが、お土産をわざわざ家まで来て届けてくれたみたいです。しかし残念ながらその時間は出掛け先から帰ってきてなかったので、直接お礼は言えませんでした。それで今週会おうと思っているのですが、別の方から個人的なご厚意で頂いたお花のお礼もまだでして、何とか今週中に二人にお会いできればな、と思っております。(ちなみにそのお花はラナンキュラスとマーガレットという品種ですが、全て枯らしてしまいました。アブラムシの駆除などいろいろ頑張ってはいたのですが……。Yさん、ごめんね~!)

 ところで話は変わるのですが、今月11日に名古屋港水族館でゴマフアザラシの赤ちゃんが産まれたと発表がありましたね。なんと名古屋港水族館では初めてだそうです。おめでたいですね!直接見てみたいものですが、現在は母アザラシの展示を中止しているそうで、赤ちゃんアザラシも見られそうにはないので残念です。しかし赤ちゃんの成長は、パネルやブログなどで紹介されるそうなので更新を楽しみに待つとします。

 そう言えば4月13日は石川啄木の忌日でしたね。
啄木と言うと、友人のお母さんが『一握の砂』を「一握りの砂」と言っていたことを思い出します。惜しい。

『花名人になる!鉢花とっておきの育て方』(627.8/ハ)
『花と木の栄養士さん 元気に育てるための肥料やり・水やり・日の当て方までアドバイス』(627/ハ)
『うみのともだち、ぼくのともだち。 なごやこうすいぞくかんでともだちをつくろう!』(E/ウヒ)←絵本です!

Go 

2017年04月11日(火)

連日雨が続きますね。
雨の日は外に出るのも億劫で、部屋でテレビを見たり本を読んだりしています。
Goは普段運動をしないので、少しでも動いた方がいいのはわかっちゃいるんですが。

昨夜、NHK総合でストレッチの番組が放送されていたので一緒にやってみました。
そしたらなんということでしょう!
テレビではいとも軽々と行われているストレッチが、もう痛いのなんのって。
己のあまりの硬さに、思わず「嘘でしょ!?」と口走ってしまいました。
普段動かないツケがこんなところで出るとは……

いい機会なので、月曜の夜はストレッチタイムにしようと思います。
目標は前屈で床に手をつけられるようになること!(志が低い)

『どんなに体がかたい人でもベターッと開脚できるようになるすごい方法』Eiko/著 781.4エ
『体が硬い人のための関節が柔らかくなるストレッチ&筋トレ』荒川 裕志/著 781.4ア(神守分室)
『体ほぐしメソッド』岡田 隆/著 781.4オ(神守分室)

 

2017年04月10日(月)

桜は咲いていますが、ここ2、3日雨やら風やらでいい天気になりませんね。

日曜日の読売新聞に名古屋城の場所にあった城、那古野城の事について書いてある記事がありました。那古野城は織田信長の父親、信秀の居城で発掘調査も行われ『名古屋城三の丸遺跡』等の調査報告書も発行されています。
新聞記事には今の城と比較した図面が載っていました。城内から愛知県体育館辺りが城跡だったようです。

名古屋城と言えば、天守閣の木造建築化が決定という事で話題になりましたね。名古屋城は戦火で焼失するまで写真や図面が多く残っているので忠実に復元が可能だと言われています。焼失前までは姫路城と同じ「国宝」に指定された天守でした。当時と同じ材質で完全に再現されるとしたら、現代の中では壮大な木造建築になるだろうと思います。