「6月に関する本」を集めました
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お父さん
6月の第3日曜日は「父の日」。今年は6月16日にあたります。忙しい6月後半ということもあり、5月の「母の日」に比べて、うっかり忘れてしまう方も多いようですが、家族のために頑張っているのは、お父さんもお母さんも同じ!忘れずに感謝の心を伝えましょう。お父さんが主役の本もご紹介しますので、こちらもお楽しみ下さい。
- 『中野のお父さん』 北村 薫
- 『生きるとか死ぬとか父親とか』 ジェーン・スー
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日記
1942年6月1日に、ユダヤ人少女アンネ・フランクが『アンネの日記』を書き始めたことから、この日は「日記の日」です。日記は、古今東西、多くの人が思いを綴ってきたもの。ちなみに、津島市立図書館ホームページでは「図書館だより」と題した図書館員の「日記」を毎日更新しています。こちらも覗いて頂けると、嬉しいです。
- 『朝日文左衛門の参詣日記』 大下 武
- 『日記堂ファンタジー』 堀川 アサコ
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梅しごと
6月6日は、日本一の梅の産地・和歌山県の生産団体が制定した「梅の日」です。日照りが続いた天文14(1545)年のこの日、賀茂神社例祭で後奈良天皇が梅を奉納し神事を行ったところ雨が降り出した、という故事に由来します。人々は、その恵みの雨を「梅雨」と呼んだそうです・・・というわけで、お隣は「雨」の本としてみました。
- 『97歳梅干し名人 人生のいい塩梅』 藤巻 あつこ
- 『梅しごと 季節のめぐりの中で』 中村 成子
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雨
お隣は「梅しごとの本」なので、「入梅」と「梅雨入り」の違いについて少しだけ。一言で説明すると「入梅」は暦の言葉で、「梅雨入り」は気象用語。今年の入梅は6月11日と決まっているのに対して、「梅雨入り」の日はもちろん未定。「晴耕雨読」という言葉があります。雨の日は、一冊の本にじっくり向き合ってみてはいかがでしょう。
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写真
6月1日は、日本写真協会が制定した「写真の日」です。天保12(1841)年のこの日、日本で初めて写真撮影が行われたことが由来でしたが、これは誤りで、安政4(1857)年9月17日だったことが後に判明。ただ、いったん定めたこともあり、そのまま6月1日を「写真の日」としているそうです。ちょっとピンボケな話かも?
- 『世界でいちばん長い写真』 誉田 哲也
- 『カメラ万華鏡 カメラとグッズの珍品コレクション』 広畑 政巳
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楽器
「芸事の稽古はじめは、6歳の6月6日」という昔からのならわしにちなんで、この日は「楽器の日」です。「楽器の日」前後には、音出し体験や楽器作りなど、楽器とふれあうイベントやコンサートが行われるそうです。楽器が演奏できたら格好良いなぁ、と思われている方、まずは図書館の本で 楽器の世界に入門してみませんか。
- 『ストラディヴァリウスを上手に盗む方法』 深水 黎一郎
- 『ぎっちょんちょん』 群 ようこ
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衣替え
今年の5月は真夏並みの暑さだったため、既に「衣替え」は終わった方も多いかもしれません。クールビズの推進に伴い、年々早まる傾向の衣替え。井原西鶴の句に「長持に 春ぞ暮れ行く 更衣(ころもがえ)」とありますが、現代は「長持(今でいう衣装ケース)」という言葉だけでなく、衣替えに情緒を感じる余裕も失ったのかしれません。
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冷蔵庫
今年は6月22日が夏至にあたりますが、毎年夏至の日は「冷蔵庫の日」です。本格的な夏がやって来る前に冷蔵庫の点検をしてもらおう、という趣旨で日本電気協会が制定しました。梅雨どきは、食べ物が傷みやすい季節なので、きちんと管理することが必要です。かけがえのない食べ物です。傷ませることなく、美味しく頂きましょう。
- 『冷蔵庫を抱きしめて』 荻原 浩
- 『冷蔵庫整理のルール&レシピ ムダなく、おいしく使い切る』 平岡 淳子