新しい年の始まりです。「1月に関する本」を集めました
現在コーナー7では、1月に関する本を集めた「1月の本」を展開しています。
今後、毎月ごと季節に合った本を紹介していく予定です。
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駅伝
毎年1月2日から3日にかけて「箱根駅伝」が行われます。「箱根駅伝」が誕生したのは1920(大正9)年。つまり、来年2020年には「箱根駅伝」100周年を迎えることとなります。99年目の今年、一本の襷(たすき)がどんなドラマを紡ぐのか、楽しみですね。「走る」がテーマの小説やエッセイもあわせてご紹介します。
- 『箱根駅伝 襷をつなぐドラマ』 酒井 政人
- 『彼女の知らない彼女』 里見 蘭
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夢
新しい年になって、はじめて見る夢を「初夢」といいます。「一富士、二鷹、三茄子」という言葉があり、どれかが初夢に出てくると縁起がいいといわれています。皆さんは今年、どんな「初夢」を見ましたか?「夜に見る夢」とともに、「昼に見る夢」の本もご紹介します。今年も、夢いっぱいの一年となりますように。
- 『夢違』 恩田 陸
- 『夢をかなえるゾウ』 水野 敬也
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ジャズ
1月22日は「ジャズの日」です。1月を英語で書くと「January」であり、この頭文字の「Ja」そして、「zz」が「22」に似ていることからジャズクラブのオーナーらが制定しました。
原則として、ジャズの演奏はコード進行を大まかに決めるだけで、それ以外は全てアドリブです。そんな自由な精神がジャズの最大の魅力といえそうです。- 『KUHANA! JAZZ×kids』 秦 建日子
- 『アダルト・ピアノ おじさん、ジャズにいどむ』 井上 章一
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野菜
「1」を「アイ=愛」、「31」を「サイ=菜」と読む語呂合わせから、1月31日は「愛菜(あいさい)の日」とされています。野菜の摂取量が少なくなりがちな冬に野菜をもっと食べてほしいという願いから、食品会社が制定しました。
1月は、冬野菜が美味しい季節です。たくさん野菜を食べて、元気な冬を過ごしましょう。- 『色の野菜の栄養事典』 吉田 企世子
- 『身近な野菜のなるほど観察記』 稲垣 栄洋
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ロケット
1959(昭和34)年1月2日、当時のソビエト連邦が世界初の月ロケット「ルナ1号」の打ち上げに成功。月から6500㎞の所を通過して月面を観測した後、太陽の周囲を廻る軌道に入り、初の人工衛星となりました。
今年はロケット打ち上げから60年。時には夜空を見上げて、宇宙に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。- 『世界一わかりやすいロケットのはなし』 村沢 譲
- 『宇宙就職案内』 林 公代
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冷えとり
2019年の大寒は1月20日です。一年で最も寒くなる大寒ですが、“寒仕込み”といって、寒天や酒、味噌などを仕込むには最も良い時期とされています。私たち人間も、冬はたくさん本を読んで “寒仕込み”の季節にしてみませんか?
そのためには風邪をひかないようにしないといけません!身体が温まる本をご紹介しますね。- 『永谷園生姜部のしょうがスイーツ』 永谷園生姜部
- 『ずぼらな青木さんの冷えとり大人のふだん着』 青木 美詠子
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上杉謙信
1567年1月11日、今川氏と北条氏により塩が入らないよう「塩留め」をされていた武田信玄の領地・信濃に、越後の上杉謙信から送られた塩が届きました。上杉謙信は武田信玄のライバルでしたが、領民の苦しみを見過ごせなかったのです。
このことは「敵に塩を送る」という言葉の語源となっています。 -
色
1月6日は、「い(1)ろ(6)」の語呂合わせで「色の日」です。
私たちの周りには多くの色があり、一人一人に好きな色があるのではないでしょうか。好みや考え方は人によって異なることを意味する「十人十色(じゅうにんといろ)」という言葉には、「色」という言葉の持つ深い意味が込められているようにも思います。- 『美しい日本の伝統色』 森村 宗冬
- 『いろあわせ 摺師安次郎人情暦』 梶 よう子