郷土版画
江戸後期から明治にかけて津島では、津島神社や津島祭りを題材とした版画を地元の出版人(版元)が数多く出版・販売していました。
そもそも浮世絵版画は、版元が絵師・彫師・摺師や材料一式を揃えた上で、相当数の販売見込みがなければ着手しません。
このため、津島のような地方都市で版画が多く制作されたことは、全国的にも珍しいとされています。
これらの版画は出版されてから100~150年の長い年月を経ており、時間とともにその存在は忘れられ、数多くの版画も失われつつあります。
今回、このような貴重な作品を紹介することで、地元津島の歴史文化を再発見し、文化遺産に関心を持っていただくきっかけになればと思います。
下の表(いずれも津島市立図書館所蔵)より、見たい写真をクリックしていただくと、写真が大きく表示されます。
また、図書館の所蔵検索では、書名に「郷土版画」と入力ください。