図書館だより

2018年04月14日(土)

桜は見頃を終えましたが、あちこちでいろいろな花が咲き、華やかな季節になってきましたね。
図書館では、芝桜が見頃を迎えています。
屋外駐車場から図書館に入る土手一面に咲く芝桜が満開で、とってもきれいです。
濃淡のピンクや紫、白色のグラデーションが数十メートルに渡って広がる光景は壮観!
背景の図書館の白い建物にも映えて、通るたびに見惚れてしまいます。
この季節ならではの光景ですので、近くにお越しの際にはぜひお立ち寄り下さい。

今年は何カ所かお花見に出かける機会があったのですが、どの日もお天気が良く、ほぼ満開の状態で観ることができ、花見運?に恵まれていました。
気候もちょうどよくて、気持ちよく散策しながらのんびりお花見ができたのですが、うっかり日焼けしてしまいました。
気温はそれほど高くなくても紫外線が強くなってくる時期ですものね・・・。
大きなつばのある帽子をかぶり、顔付近はガードしていましたが、手の対策を忘れていたのです!
側面から見ると、手の甲と手のひら部分の肌の色に差があり、手の甲部分が明らかにこんがり小麦色・・・(泣)!
これからの季節、どんどん紫外線が強くなりますので、万全に対策しなくてはいけませんね。

『学んで実践!太陽紫外線と上手につきあう方法』佐々木政子/編著 丸善出版 494.8サ
『紫外線Q&A お日さまと仲良くつき合う方法』市橋正光/著 シーエムシー出版 494.8

2018年04月13日(金)

1992年の今日、クレヨンしんちゃんが放送開始になったそうですよ。
クレヨンしんちゃんといえば、子どもに見せたくない番組ランキングにずっとランクインしていたことで有名ですが、今やサザエさん・ちびまる子ちゃん・ドラえもんなどに並ぶ国民的アニメ。
(す)も小さい頃からよく見ていました。

しんちゃんと言えば、映画のクオリティの高さでも有名です。
しんちゃん映画は子ども向けの皮をかぶった大人向け映画とまで言われており、毎年続けて映画を上映しているアニメとして最長記録を持っているのだそうですよ。
(す)のオススメは「嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」と「嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」の2作品。
個人的にはロボとーちゃんもヘンダーランドも捨てがたいのですが、本当にこの2作は騙されたと思って観て下さい!
特にオトナ帝国は昭和30〜40年代の世代にクリーンヒットしますよ。万博・月の石・コンパニオン・白黒テレビ・ラジオ・オート三輪…どうです?懐かしいでしょう

残念ながら図書館にしんちゃんのDVDはありませんが、みなさんの熱いリクエストが多ければ購入、されるかも!しれません。

ちなみに(す)の推しキャラはネネちゃんです。
強いじゃないですか、いろんな意味で。マサオくんを始めとした男性陣よりも強く、凶暴で狡猾で強かな所が好きです。(※褒めている) 

『クレヨンしんちゃん野原家の子育て論』(はやし浩司∥著) (神島田)
『万博の歴史』(平野 暁臣∥著) (606.9/ヒ)

2018年04月11日(水)

先月のダイヤ改正から、名鉄バスのバス停名〈津島〉が〈津島駅〉に変わりましたね。
地元民としては昔々から〈津島〉で既知のこと、と思ってしまいますが、よりわかりやすくなっていいなと思いました。

ふれあいバスの〈清林館高校〉・〈アルテ津島〉も、移転・閉店に伴って名称変更され、こちらは寂しいものがありますね……
高校の方は取り壊しも始まっていて、通るたびに寂しく思います……

さて。
いよいよ今週末となりました4/15(日)ストーリーテリングのおはなし会を皮切りに、今年もたくさんおはなし会を実施します。
図書館HP・こどものページでもチラシをアップしていますので、こちらもどうぞご覧ください。

近日中に、自由参加型イベント・図書館deエッグハントも開始しますのでお楽しみに♪

*こどもの読書週間*
・おはなし会はすべて午後2時より、おはなしのへやにておこないます。

4/15(日)ストーリーテリングのおはなし会
4/21(土)おはなしBOOONのおはなし会
4/22(日)神守小図書ボランティアのおはなし会
4/28(土)こいのぼりのおはなし会
5/5(土)まろんmamaのおはなし会
5/6(日)神島田サポートのおはなし会
5/12(土)かぞくっていいね! のおはなし会
5/13(日)春のおたのしみおはなし会
おはなしにこにこも第1・3木曜日 午前10時半~あります*

2018年04月10日(火)

ここ数日、暖かくなったと思ったら急に寒くなったりして着る物に困ります。
寒いのは苦手なので、早いところ安定して暖かくなってほしいです……。

2月の立春から4月にかけて、暖かい日が続く中で寒さがぶり返すことを「寒の戻り」と言いますね。
同じような言葉に「花冷え」というのがあり、こちらは桜の時期の寒さ限定だそうです。
花が冷えるとは、なんとも風流な響き……( ˘ω˘ )雅~
同時期の天候を表す言葉には「花曇り」なんていうのもありますね。こちらは桜の時期の曇り空を指します。

先日、ご縁がありまして愛西市の観光船「葛城丸」に乗船してきました。
この日はちょうど「花冷え」と「花曇り」が揃ってしまい、下りはまだ良かったのですが戻りが……どうやら川を上るときは風が強くなるそうで、確かに寒かった!

でも観光船自体は、当初思っていたよりもかなり楽しかったです。
ガイドボランティアさんの腕もあるのでしょうが、川を下って景色を眺めたり、魚を捕る鳥に出会ったりと自然を堪能できたのも良かったですね。戻る時の風の強さも、夏だったらかなり涼しくて心地良いのでは?
Goは閘門を通過する際に飛来した鵜に夢中でした。笑

この観光船はまだまだ知名度が低いとのことでしたので、ここでオススメしておきますねK藤さん!笑

『体調管理は天気予報で!!』村山貢司/著 498.4ム(神守分室)
『粋なことばの教科書』森永浩樹/著 814モ(神守分室)
『「愛西ガイドブック」あいさい物語』 K215.5ア

2018年04月09日(月)


先月末の桜の様子です。

  先週金曜の日経新聞「私の履歴書」で、某通販大手元社長の髙田明さんの話が掲載されていました。
カメラがまだフィルムが主流の頃、フィルムの現像やプリントサービスの値下げ競争に激化し、更なる大手参入により商売が難しい時期があったそうです。その時に取った対抗策としてスピード仕上げですぐ渡せるサービスに着目し、最新機械を導入して方向転換を図り業績を上げたという話がありました。

この話を読んでふと昔、津島駅構内に当日プリントしてくれる写真屋さんがあったのを思い出しました。店の場所が確か駅の改札を入って正面のトイレ出入り口手前辺りに店を構えて〝当日受け取りで夕方までにお渡し〟とかいう文句が看板に書いてあったのをおぼろげながら憶えています。

まだ当時は当日現像・プリントは珍しい時代で、数日~1週間待つのが普通でした。小学生の夏休みの頃、ちょうど自由研究に使う写真がすぐほしくて、その店に持って行った事があります。通常のプリントよりも割高だった様な気がしましたが、その日に受け取れるというのはとても魅力的でした。

今も津島駅の階段手前を通ると、昔ここにあったんだなあと、見ると結構狭い敷地をみて思い出します。当時はまだ津島駅にお店がいろいろあって賑やかでした。
この文章を書いていたらその頃を思い出してしまいましたね。名鉄パレが懐かしいです。

2018年04月08日(日)

 さて、今回こそはコーナー9「維新八景」について書きます。このコーナーは、今年が明治維新150年に当たる年ということで企画したのですが、歴史に疎い私にとってはひたすら勉強の日々。少しでも、いや1ミリでも、幕末・明治時代に近づくために、自分なりに色々と取り組んでいました。不勉強な点も目立つかと思いますが、利用者の皆さんに楽しんで頂ければ嬉しいです。

 先日、利用者の方から「徳川慶勝は、この小説にも載っているのよ。」と声を掛けて頂きました。以前、幕末の尾張・桑名藩についての本を探されていた時に、コーナーに出すためにストックしておいた本を紹介させて頂いた方です。教えて下さった小説は、名古屋出身の作家・城山三郎さんの書かれた『冬の派閥』。完全に見落としていました!こういった声を掛けて頂けるのは、本当に有難いことです。まさしく「知る」は「喜び」ですね。書名のメモを頂いたので、このメモは「お守り」として大切にしたいと思います。

 さて、話は少し遡ります。今回のコーナー作りのため、自宅PCでも外出先のスマホでも片っ端から「明治維新150年」と検索をかけてヒントはないかと探していた時のこと。犬山の明治村で阿川佐和子さんと歴史学者の磯田道史さんのトークショーが開催されることを知りました。これは面白そうだと思い、応募してみると見事に当選!というわけで、25年ぶりくらいに明治村に出掛けてみました。久しぶりの明治村は、私の記憶の中よりも広く、そしてオシャレでした。

阿川さんと磯田さん、そして明治村館長中川さんのトークショーは、大変に面白かったです。トークショーの会場は重要文化財の芝居小屋「呉服座(くれはざ)」。3月までのNHK朝の連続テレビ小説「わろてんか」のロケ地にも使用された芝居小屋でした。当時の人達が、この場所で今を生きる私たちと同じように手を叩き、笑い、楽しんだのかと思うと、それだけでグッときます。お三方の話を聴いて、私も「好奇心」を大切にする姿勢を見習わなくては、と思いました。あと、歴史には興味がない、って言っちゃう阿川さん、可愛らしくて素敵でした。この日の模様は、4月12日発売の「週刊文春」に掲載されるそうなので、今から発売日が楽しみです。

 もう一つ。「維新八景」についてのインスピレーションを与えてくれた友人にも感謝を伝えたいと思います。「今度、明治維新150年についての特集をするんだけど難しくてさ・・・」、と愚痴のような話をしたところ、友人が「みんな明治維新150年って言うけど、江戸幕府終焉150年って意味もあるんじゃないの?」とつぶやいてくれたからこそ、今回の「八景」という視点を持つことができたと思います。集中していると、視野が狭くなってしまうので、こういうこと言ってくれるのはとても助かるよ。いつもありがとー。

 簡単に紹介する予定だった4月のミニコーナー「radio star」についてはスペースがなくなったので、次回に書きます。いつもこんな感じでスイマセン。

2018年04月07日(土)

恵那市にある、「横井照子ひなげし美術館」に行ってきました。
横井さんは、主にヨーロッパやアメリカを中心に活躍されている津島市出身の洋画家です。
栗きんとんで有名な川上屋のお隣にあり、高山市から移築し改修した築百年ほどの板倉構法の建物が趣があり素敵でした。
まわりにはたくさんの木々や花があふれていて、のどかな雰囲気に癒されました。

入口に入ってすぐの展示スペースには、美術館の名前にもなっている鮮やかな赤いひなげしの花が描かれた絵画が一面に飾られていて、その他はすべて抽象画だったのですが、色使いや色の組み合わせが綺麗で、「これはたんぽぽかな?」「これは海みたい」と、想像をめぐらせるのも楽しかったです。

現在、横井さんはスイス在住とのこと。
津島市でもスイスでもなく、横井さんの美術館がなぜ恵那市にあるのか・・・?
それは、川上屋の鎌田社長が二十歳前後の頃ヨーロッパを貧乏旅行されていた時に、横井さんと出会われたのをきっかけに交流を深められたことに起因します。
社長は、「将来商売をやるときにはあなたに絵を描いてもらいたい」と決意され、たくさんの日本の人にも横井さんの絵を見てもらいたい、そのためにいつか美術館を建てよう、という夢を実現させたのです。素晴らしいですね!

現在、川上屋では、横井さんがデザインされた包装紙や紙手提げ袋、掛け紙などが、商品を包む際に使用されています。
帰り際に、隣の川上屋で買い物をされ、紙袋を提げたお客さんを見かけました。
ひなげしの花が淡い色合いで紙袋いっぱいに描かれていて、こちらも素敵でした。
初夏には、敷地内にひなげしの花が咲くそうです。
いつかまた、その頃に行ってみたいです。

『横井照子 画業70年 スイスで描く日本の詩』横井照子展実行委員会/編 T723ヨ
『Schnee Mond Blumen 雪月花』Yokoi Teruko T723サ
『The Five Season 季寄せ』Yokoi Teruko

すべて郷土資料のため貸出はできませんが、館内で閲覧することができますので、ぜひご利用ください。

2018年04月06日(金)

図書館だよりのネタ、お休みしていた分のストックが少々あるのですが今更出しても良いものか否か。
刀剣の不動行光がお蔵入りになってしまった…ううっ。

そうそう!1年ほど前にTwitterでちょっと話題となった、寝ても疲れが取れない人にオススメ!小指に湿布を巻いて寝ると疲れが取れる!というものをやってみました。
やり方は、両手小指の第一関節と第二関節の間に湿布を貼って寝るだけ。ね、簡単でしょう?

Twitter情報だし当てにはしない方がいいかなと思っていたのですが、やってみるだけやってみようと母と一緒にいざ実践!

次の日、母が「すごいよく効くよ!!!」と興奮。
実際、私も目覚めがスッキリ&体が軽い!すごいすごい!ふぉぉお…っ!

詳しく調べてみるとなんと元々は神経内科のお医者さんが考案したものだそう。
「お、なんだ、ちゃんとした情報だったのか」と一安心。

効果は、めまい、耳鳴り、頭痛、いびき、不眠症、首や肩のこり、花粉症、鼻水、鼻づまり、鬱、情緒不安定などなど。

………万能か!!!
もう小指湿布から離れられなくなってしまった…

『貼り薬のひみつ』(おぎの ひとし∥漫画) (神守)

2018年04月05日(木)

まだ4月だというのに気温が高いですね。
もともと自室が狭いので熱がこもりやすいのですが、ついにこの間、室温が30度まで上がりました。
窓を開けても室内に風が吹き込まず、扇風機だけでは耐えられないほどではないが少し不快だな、と思うぐらいには暑かったです。
夏ではないので、気温が高くてもまだ過ごしやすいですけどね。
うちにはついこの間買い替えたばかりのノートパソコンや、家庭用ゲーム機が置いてあるので、これらを起動するとさらに温度が上がってしまいます。
(そしてこれらがまたすごい勢いで排熱するのです。なのでそろそろ本格的に排熱対策を考えないといけないな、と思いました。)
ちなみに室温が30度まであがった時にはパソコンもゲーム機も起動していません。
なかなかの熱のこもり具合だと思いませんか?笑
暑いところに精密機械を置いておくのも嫌なので、まだ掃除していないので本当はつけたくないのですが、ついにエアコンをつけました。
4月の上旬にエアコンのクーラーをつけたことが今までにありましたでしょうか……。
そもそも4月に扇風機を用意することになること自体がなんかもう……。笑
しかしまた週末頃には天気が悪くなり、それに伴い気温も下がるので、油断すると風邪をひいてしまいそうです。

余談ですが、エアコンをつけた次の日の朝、まさか外の室外機から登ってきたのか、足がたくさんある気持ち悪い虫が壁に張り付いていたので、「一瞬で楽にしてあげよう」という慈愛の心を持って退治してあげました。
やはり気温が高くなると虫も活発になりますね~。

『涼温な家』松井 修三/著 527/マ
『小さな小さな虫図鑑』 K486/ス
『世界珍虫図鑑』川上 洋一/著 486/カ

2018年04月04日(水)

4月になりました。
今年の課題図書が発表されましたが、中学生向けのうちの1冊が、私が今年の学年別おすすめ本にしようと選んでいた本でした…orz

今まで当たり(課題図書)をよく引き当てる人は何人かいましたが、私は一度もなかったのに…!
よりによって今年当たってしまうとは……本選びからやり直しです…頑張ります……

さて。
こどもの読書週間は4/23~5/12ですが、図書館では4/15(日)ストーリーテリングのおはなし会を皮切りに、今年もたくさんおはなし会を実施します。
図書館HP・こどものページでもチラシをアップしていますので、こちらもどうぞご覧ください。

中旬からは、自由参加型イベント・図書館deエッグハントも実施しますのでお楽しみに♪

*こどもの読書週間*
・おはなし会はすべて午後2時より、おはなしのへやにておこないます。

4/15(日)ストーリーテリングのおはなし会
4/21(土)おはなしBOOONのおはなし会
4/22(日)神守小図書ボランティアのおはなし会
4/28(土)こいのぼりのおはなし会
5/5(土)まろんmamaのおはなし会
5/6(日)神島田サポートのおはなし会
5/12(土)かぞくっていいね! のおはなし会
5/13(日)春のおたのしみおはなし会
*おはなしにこにこも第1・3木曜日 午前10時半~あります*

2018年04月03日(火)

本日……ではなく、昨日4月2日は図書館開設記念日でした。
明治5年の4月2日、東京の湯島に日本初の官立公共図書館・東京書籍館が開設されました。

この図書館開設記念日もそうなのですが、4月2日は本に纏わる記念日が複数制定されています。他には
・週刊誌の日(1922年のこの日に『週刊朝日』と『サンデー毎日』が創刊)
・国際こどもの本の日(国際児童図書評議会の創設者・イエラ・レップマンの提唱により、1966年に制定)
・こどもの本の日(こどもと本の出会いの会が制定)
図書館開設記念日を含めると4つ!多いですね。
さらに4月2日は、デンマークの童話作家・アンデルセンの誕生日でもあります。

アンデルセンといえば、(き)さんも触れられていましたが、先月26日に『魔女の宅急便』や「アッチ コッチ ソッチのちいさなおばけ」シリーズの角野栄子さんが国際アンデルセン賞の作家賞に選ばれました。『魔女の宅急便』はジブリでアニメ化もされ、幼少期のGoもビデオテープがべろべろに伸びるまで観たものです。2014年には実写映画化もされましたね。
「児童文学のノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞の受賞は、日本人作家では3人目の受賞。おめでたいニュースです( *´ω`)

角野栄子さんの国際アンデルセン賞受賞を記念して、現在「4月の本」展開中のコーナー7に特集コーナーを設置しています。
どうぞご覧くださいね。

『キキに出会った人びと 魔女の宅急便〈特別編〉』 角野栄子/作・佐竹美保/画 K913カ
『スパゲッティがたべたいよう』 角野栄子/作・佐々木洋子/絵 K913カ
『大どろぼうブラブラ氏』 角野栄子/作・原ゆたか/絵 K913カ

2018年04月02日(月)

 先月、神守分室を担当しました。3月も下旬だった事もあり暖かな陽気でした。その帰り道の新おにえ橋で路面をふと見ると、工具のスパナの様な物が埋まっているのを発見しました。すっぽりとアスファルト埋め込められている状態になっており、おそらくアスファルトを敷いてまだ間もない余熱がある時に車で何度も踏まれて埋まったのではないかと思います。

最近『いいビルの世界』(523.1/イ)という昭和時代のビルを紹介した本を読みました。1950年~1970年代の中規模クラスのビルやその外観や内部を写真で紹介した内容で、無機質な佇まいでありながらドアの取っ手や窓枠の形、壁の造りなど建築家の個性が色や形で時代の経過と共にはっきり出ているのが面白いです。
少し前ならどこにでもあるビルですが、今となってはレトロ扱いで珍しがられます。名古屋でいうと栄にある丸栄のビルも新しいビルが建つ中でレトロさをひっそりと醸し出していますね。

まだ名駅のツインタワーが建設中だった頃、駅前はこんな昭和のビルでいっぱいでした。夏になると寒すぎるくらいクーラーが建物全体にガンガンに効いていて現在みたいな商業施設なんてほとんどない殺風景なでつまんないビルだと当時は思っていました。

2018年04月01日(日)

 春です。ここのところ暖かくて、お出掛け日和が続いていますね。天王川公園だけではなく、図書館の桜も満開となっています。お花見もかねて、図書館にも足を運んで頂けると幸いです。

 さて、3月27日(火)朝刊に「角野栄子さんアンデルセン賞・作家賞受賞」というニュースが載っていました。日本人の作家賞受賞は、1994年のまど・みちおさん、2014年の上橋菜穂子さんに続く3人目。「児童文学のノーベル賞」ともよばれる、国際アンデルセン賞受賞は素晴らしいことです!・・・というわけで、コーナー7では「祝・国際アンデルセン賞 角野栄子さん」を急遽設置いたしました。簡単なプロフィールと、角野さんの授賞会見での言葉も紹介させて頂きました。この会見が角野さんのお人柄もうかがえる内容で、とても素敵でした。是非ご覧下さい。

 もう一つ、コーナーについてのお知らせを。今日から4月です。というわけで、「4月の本」が本日スタートします(現在進行形です)。「エイプリルフール」にちなんだ「嘘」の本、「イースター」にちなんだ「卵」の本、そして4月13日「巌流島の戦い」の本、さらには新生活スタートとともに作り始めた方も多いかと思いまして「お弁当」の本、などを紹介しています。コーナー7では、利用者の皆さんに気軽に手に取って頂けるコーナー作りを日々目指しています。目標は、「本」の敷居を下げること。お楽しみ頂ければ嬉しいです。

先週の図書館だよりで「『維新八景』については次週に」と載せましたが、スイマセン!スペースがないので、もう一週延期です。来週こそ書きます。もう一つ、メインカウンター近くに設置されている4月のミニコーナー「radio star」を今月担当しています。こちらも、来週簡単に紹介しますので、しばしお待ち下さい。

 さて、今日から新年度です。私は毎年暖かくなると身体を動かしたくなる人間なので、そろそろ今年もしっかりと動かしていこうと考えています。ここのところ、集中力がなくなってきた事、さらに非常に怒りっぽくなっている事を深く反省し、もともと趣味であるヨガを自宅でもしっかりやっていこう、と考えています。そのために、自宅練習用のヨガマットを新しく購入しました。「鍛錬とは己と向き合う姿勢でしかない」のです。しっかり鍛えていこうと思います。もちろん、心も。

2018年03月31日(土)

『しろくまカフェ』という漫画をご存知ですか?
ヒガアロハさんのデビュー作で、カフェを営むシロクマくん、常連客のパンダくんやペンギンくん、幼なじみのグリズリーくんなどの動物たちと、それを取り巻く人々が繰り広げる日常を描くギャグ漫画?なのですが、動物たちがごく自然に人間社会に溶け込み、種族の隔てなく普通に会話できているところが面白く、憧れでもあります。
こんな世界に一度でいいから暮らしてみたい~!
特に大きな事件やできごとが起こるわけでもないのですが、ほのぼのした日常がクスッと笑える大好きな漫画です。

『しろくまカフェ』は、ストーリーはもちろん好きですが、絵が最大の魅力だと思っています。
デフォルメせず、現実の動物にできるだけ忠実に描かれていて、動物の大きさや食べ物の好みなども準じて描かれています。
ともすると生々しくなり過ぎてしまいそうですが、ちゃんとキャラクターとして成立するかわいらしさも兼ね備えているところが秀逸だなと思います。
動物のマメ知識的な情報も盛り込んでいるので、動物図鑑を眺めているような感覚にもなり、『しろくまカフェ』を読んだ後に動物園に行ったら、楽しさ倍増でした。
知識が増えると見方が変わるものですね。

『しろくまカフェ』のコミック本は当館では所蔵していませんが、アニメ版が4月からBSで再放送されるそうです。
見逃していたので、さっそく録画予約しました。楽しみです♪

『極北の大地から ホッキョクグマを撮る』岩合 光昭/著 日本放送出版協会 482.5イ
『動物園の文化史 ひとと動物の5000年』溝井 裕一/著 勉誠出版 480.7ミ
『謎の絶滅動物たち』北村 雄一/著 大和書房 457.8キ

2018年03月30日(金)

みなさん、お久しぶりです!(す)です!
長い間お休みしてしまって申し訳ございません。ご迷惑をおかけしました…。

入院にはならなかったものの絶対安静って意外と辛いものですね。
できることが限られてしまって。
ずっと本を読むか絵を描くかしかできませんでした。横になると肺が苦しい…

「こんなことになるなら家に仕事を持ち込めば良かった」と、後悔していたら「そうだ、図書館員が選ぶオススメの本の感想を何冊か書かないといけないのだったわ!今のうちに読んで少しでも仕事を進めよう!」と思い付いたのは良いものの、肝心の選んだ本を忘れるという鳥頭っぷり。辛い…

しかし一番辛かったのは、こんなに苦しい思いをしたにも関わらず
体 重 が 1 ㎏ し か 減 ら な か っ た こ と ! !

ど、どうして!?腹筋鍛えているはずなのに!(咳で)
3㎏は減っているだろう!ふふーん!などと思っていた私が甘かったです。

↓のタイトル、今の(す)には辛辣すぎる…

『お腹をしぼれ、ひき締めよ』(浜野 吉秀∥著) (498.5/ハ)

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