図書館だより

2019年02月22日(金)

★さんオススメの『こわめっこしましょ』
(す)は苦手な子の方でした。こわい。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
ページをめくった途端に「ん″ん″!!!」と顔を背けて本を閉じました。
「私・僕は怖いもの大好き!」という子は楽しめると思いますよ!

さて!今日は2/22、にゃんにゃんにゃんで、ねこの日です!
皆さんは猫派ですか?犬派ですか?(す)は鳥派です。

………………。
鳥 派 で す 。

おっと、ねこの日に鳥の話をするのもナンセンスですね。話を戻します。
(す)は猫ならマンチカンとスコティッシュフォールドとロシアンブルーが好きです。
マンチカンとスコティッシュフォールドはころんとしたフォルムが大変愛らしいですし、ロシアンブルーは気品があって美しい!性格も大人しく、犬のように飼い主に忠誠心を持つと聞いたことがあります。

かわいい猫ちゃんたちの画像を見るたびに、「ああ、いいなあ…」と思うのですが、(す)家は一軒家ではないので、ハンカチを噛み締めながら画像を保存しています。

その反動なのでしょうか、家に猫グッズが徐々に増えてきています。
鞄、付箋、メモ帳、クリアファイル、スプーン、キーホルダー、ポーチなどなど。

最近のお気に入りは、お皿の端に猫のシルエットが描かれていて、ちょうど尻尾が持ち手のようにくるんと横に付いているお皿と、これまた尻尾が持ち手になっているマグカップです。
お揃いで使うとこれがまたかわいい!
本物は飼えませんが、本物の猫ちゃん同然に愛でていきたいと思います。

『ねことはな』(岩合 光昭∥著) (645.7/イ)
『文豪の猫』(新着)
『猫びより』(雑誌)

2019年02月21日(木)

この間のバレンタインデーに、父にチョコを渡しました。
こんなことを言うのもなんですが、正直チョコを用意するのが面倒くさいなと思っていました。私自身、あまりチョコに詳しくないですし、別に家族からもらってもねぇ……と、考えていたのですが、14日の夕方、買い物をしていてふと父の顔が思い浮かんだのです。それで、せっかくだし買って帰ろうかなと思いました。(ついでに兄のも)
チョコを買って帰ったのは、完全な私の気まぐれだったのですが、父にチョコを渡したら、もう満面の笑みでして。なんだか数年ぶりぐらいに父の笑顔を見たような気がします。
その後、私がおやつを食べていたら、「お父さん、チョコ抱きしめて寝てるよ」と母からの報告。高級なものでもなんでもないですけれど、そんなに喜んでもらえるなら、来年からはそれこそ「アムール・デュ・ショコラ」に行っていいものを用意しようかな、なんて思ってしまいました。面倒くさいだなんて思ってごめんね。
あっ、そういえば兄からはお礼を言われてないぞ~! (笑)

『チョコレートはなぜ美味しいのか』
『サラリーマンショコラティエ』

2019年02月20日(水)

今年もMOE絵本屋さん大賞を展開中です。
準備をしながら特に「いいな~好きだな~」と思った絵本が、minchiさんの『ごみじゃない!』とtupera tuperaさんの『こわめっこしましょ』の2冊。

『ごみじゃない!』は、一見ゴミだけれど子どもにとっては大事なもの・立派なおもちゃになるものがたくさん出てきます。
特に「わ、わかる~~!! 自分もそうだった!」と思ったのが、
・トイレットペーパーの芯―遠くがよく見える気がする。
・ラップの芯―もっと遠くがよく見える気がする。
というエピソード。
私もつい、ラップを使い切ったのを見つけると「ちょうだい!」と言って覗いたりしていました。

『こわめっこしましょ』は、表紙はツペラさんの楽しげなほのぼのとしたものですが、中身のページを「あっぷっぷ」でめくったときのモンスターたちの顔がわりと怖い。
特にゾンビの「ソビソビゾ~」がガチに泣かせにきている感じがあって、一瞬「うぉっ!」と声が出てしまいましたがその怖いところがまた好きです笑
読み聞かせにおすすめ、と言いたいところですが、笑って喜ぶ子と泣いて嫌がる子と、大きく分かれるだろうなぁと思うので、聞き手を選ぶ絵本かな、と思います。
また、物心つく前はよくわからなくて平気で笑っていても、大きくなるにつれて苦手になる子もいるかもしれません。
お家などフォローの利く場所で読んでほしいです。

MOE絵本屋さん大賞および日本絵本賞(読者賞候補)は3月下旬ごろまで、うちのかぞく・わんにゃーも3月中旬ごろまでの予定です。
うちのかぞく・わんにゃーの後は、昨年度・今年度と2年間開講されたほっこりBOOKカフェ(子育てと絵本)で紹介されたご本を集めたコーナーを展開予定です。
どうぞお楽しみに。

2019年02月19日(火)

先週、今年の青春18きっぷ販売のアナウンスがありましたね。
去年というか昨シーズンも18きっぷを移動に使用しました。毎度お世話になっております!
そして、何年かぶりに夜行運転の電車に乗ったのです。お久しぶりのムーンライトながら!
みっちり満席の車内を見ながら、運行の1ヵ月前、指定席を取りにみどりの窓口に並んだ時のことを思い出しました。
朝10時販売開始で、5分前に列に並び、窓口にたどり着いたのは10時5分。その時点でなんと残席3!危なかったけどセーフ!!
無事に横浜から名古屋までの指定席をゲットすることができました。
運行本数が減ったので激戦なんでしょうかね……買えて良かった、帰りの足が無くなるところだった。

夜間の移動は睡眠時間にもなって便利な反面、どこでも寝られる人でないと厳しいというデメリットがありますね。Goは割とどこでも寝られる人なんで良いんですけど……
しかし夜行電車は車内の明かりが消えないので、普通のマスクに追加してアイマスク装備という、かなり怪しげなスタイルで帰ってまいりました。
その結果名古屋で起き損ねて、目覚めた時には既に岐阜……やってしまった、久しぶりの乗り過ごし。
でも18きっぷは一日乗り放題だから大丈夫!戻って事なきを得ました。

普段このような限界遠征に近いことばかりしているので、優雅な電車旅というものに憧れがあります。
九州の方が有名ですよね、観光電車。SL人吉とか。ななつ星とか。
いくつかの観光列車を乗り継いでの九州縦断もできるんだとか。う~ん浪漫。
豪華な観光電車、Goもいつか乗ってみたいものです。

さて、2019年春季の18きっぷ販売期間は明日から3月末まで。
今回こそはのんびり電車旅、と思いつつ毎度達成できていないので、今年こそは……

『青春18きっぷの教科書』 「旅と鉄道」編集部/編 291.0セ
『観光列車データブック』 536カ
『詳細イラストマップで日本全チンチン電車の一日旅』 291.0ト

2019年02月18日(月)

先週は朝から暖かい日がありました。梅の花も所々で咲いていますね。本の返却日も2月から3月に変わり、4月はもうすぐそこなんだなあと少しずつ感じます。

『夜行バスで出かけましょう』(685.5/オ)を読みました。夜行バスを使った長距離旅行の楽しみ方を漫画で紹介した本ですが、長距離バスって思っていたより快適になっているんだなあと思いました。特に座席が一席ずつ間隔が離れていたり、フェイスカーテンといったカーテンによる仕切りがあるのはプライバシーの確保ができるのでありがたいですね。完全個室になっている席もあるそうなのでファーストクラスみたいな贅沢気分で味わえそうで一度は乗ってみたいです。

ただ、やはり気を付けなくてはいけないのは周りに人たちへのマナーですね。においの強い食べ物は控えるとか、消灯中のスマホの灯りに気を配るとか、おしゃべりだとか。バスは狭い空間なので些細な事でもストレスに感じやすいので細心の注意が必要となってきます。それさえクリアできれば目的地までの快適な旅になると思うのですが。本の中でもその事が所々に書いてありました。

バスと言えば京都から名古屋までの短い距離ですが乗ったことあります。とは言っても特段本に載っているような珍しいサービスも無く、ごく普通の観光バスでした。多賀のサービスエリアでトイレ休憩しただけでしたが、最後まで静かで隣に座る人もいなかったのでそれなりに快適だったと思います。

2019年02月17日(日)

 2週にわたる長い前置きとなってしまいましたが、今週こそはテーマ展示「コーナー7・9」について書きたいと思います。

まず、コーナー7「2月の本」について簡単に。毎月同じことを書いているかもしれませんが、コーナー7は皆さんに“本との出会い”を気軽に楽しんで頂ける場となることを願って作成しています。「あと1冊借りられるけど、何かないかな~」と思った方の「あと1冊」となれば有難いです。ちなみに今月は、バレンタインにちなんだ「チョコレート」の本、そのチョコレートをプレゼントするにあたってお役に立てば・・・と「ラッピング」の本、2月23日“富士山の日”にちなんだ「富士山」の本、2月9日“肉の日”にちなんだ「肉」の本などを並べています。

個人的には、今月は「雪と氷」の本がイチオシです。展示では、物理学者・中谷宇吉郎博士の “雪は天から送られた手紙である”という、私の好きな言葉をこっそり紹介させて頂きました。ふふふ。中谷博士の出身地・石川県加賀市には「中谷宇吉郎・雪の科学館」があるのですが、こちらは建築家・磯崎新氏が設計した六角形の素敵な建物です。石川県へはしょっちゅう出掛けているのですが、実はまだ行っていないので、近年中に必ず行きたいと思います。こうして色々調べていると、行きたい場所がどんどん増えてしまいますね、本当に。

 続いて、コーナー9「手と手をつなぐ。」について。今回のテーマは、数年前からずーっとやりたいなぁと温めてきたテーマです。「手と手をつなぐ」ことをポジティブに捉える温かなコーナーとなることを目指して作成しました。

 コーナー制作の舞台裏を少しだけお話すると、折しも原稿作成中に公開されていた映画「ボヘミアン・ラプソディー」、「こんな夜更けにバナナかよ」には大きなインスピレーションを受けました。他に、当館でDVDを所蔵している映画「最強のふたり」―、この作品は数年前に映画館で観たものですが、多くの考えるヒントを頂きました。また、東京都立図書館をはじめとする他図書館の「闘病記文庫(ライブラリー)」は、ブックリストを作成するにあたって参考とさせて頂きました。先週の讀賣新聞で「医療ルネサンス・図書館の力」という短期連載が掲載されていましたが、他館の取組みにはいつも頭が下がります。“下げっぱなし”では格好悪いので、図書館を利用して下さる方にとって役に立つサービスとは何か、考えていかなくてはならないと思いました。

 他にも、展示スペースに限りがあるため紹介できませんでしたが、能町みね子さんの『オカマだけどOLやってます。』を読んで、運転免許証には性別の欄がないこと、『こんな夜更けにバナナかよ』を読んで、猛特訓の末に人工呼吸器を装着して会話ができるようになった方がいること、LGBTをテーマとした絵本が数多く出版されていること等々、今回のテーマ展示を作成する途中では、多くの“気づき”を得ることができました。私は、「強い人」ではなく、「勁い人」になりたい、と思います。

 もう一点、追記を。NHK・Eテレ「あしたも晴れ!人生レシピ」の2月1日(金)「癒やしと安らぎ!本を楽しむ」の回に、津島市出身のブックディレクター・幅允孝さんが出演されていました。番組で紹介されていたのは視覚に障害がある方が利用される神戸アイセンター・ビジョンパークのライブラリーでしたが、脳梗塞の患者さんのための専門病院・千里リハビリテーション病院のライブラリーについて触れた『つかう本』を今回のコーナーで紹介しています。ほかの幅允孝さんの本は「ふじいろ文庫」で手に取って頂くことができますので、こちらも是非ご覧下さい。

さて、今回はとても長い話になってしまいましたが、この辺りで。2月は28日しかないのです。そろそろ「3月の本」の準備に取り掛からなくては。あ、書き忘れていました。コーナー9「手と手をつなぐ。」は3月末に終了予定です。次回コーナーについても、そろそろ調べ始めなくては・・・。

2019年02月16日(土)

先日、太陽の塔の内部観覧に大阪まで行ってきました。
完全予約制とのことで、昨年3月に内部の一般公開がはじまった頃に調べてみたら、かなり先まで予約でいっぱい!
もう少し落ち着いた頃に観に行きたいなあと思っていたのですが、一日限定の名古屋駅発着バスツアーを友人が見つけてきてくれて、ようやく実現しました。

太陽の塔は、1970年に開催された大阪万博の時にテーマ館の一部として岡本太郎氏が制作した作品で、今も万博記念公園のシンボルとして残されています。
耐震工事の実施と合わせて、展示物の「生命の樹」、万博閉幕後に行方不明となっていた「地底の太陽」とともに復元され、何度かの限定公開を経て、今回の内部一般公開がはじまりました。

特に印象に残ったのが、「生命の樹」。
1階から吹き抜けとなっている展示部分に高さ41メートルの大きな「生命の樹」があり、樹の幹や枝に大小さまざまな292体の生物模型が取り付けられ、アメーバーなどの原生生物から爬虫類、恐竜、人類に至るまでの生命の進化の過程が表されているのですが、まずその大きさとカラフルな原色の色使いに圧倒されました。
そして、精密に作られているたくさんの模型が楽しい!
当時はエスカレーターが設置されていたそうですが、現在は軽量化を図るために階段が設置され、その階段をのぼり解説を聞きながら模型を観ることができます。
一部の模型はあえて破損部分をそのまま残してあり、模型の内部構造が見れたり、万博から現在までの年月の経過を感じることができてとても興味深かったです。

高速道路からしか眺めたことがなかった太陽の塔。
内部観覧を終えた後に外に出て、太陽の塔の足元に立ち、間近で見上げてみたら想像以上に大きくてまたまた圧倒されました。
頂部の「黄金の顔」、正面の「太陽の顔」、背面の「黒い顔」をじっくりと眺め、記念撮影をして万博記念公園を後にしました。
この日は天気が良く、青空に映える白い太陽の塔がとてもきれいで目に焼き付いています。

バスガイドさんの話によると、現在も人気が高く、土日は予約が埋まっていることが多いそうですが、平日は空いている時間帯もあって予約が取りやすくなったようです。
大阪万博に行ったことのある母は、当時、太陽の塔の内部は観てこなかったとのことなので、いつか一緒に訪れたいなあ。

『「太陽の塔」新発見! 岡本太郎は何を考えていたのか』平野 暁臣∥著 青春出版社 606.9ヒ
『太陽の塔』森見/登美彦∥著 新潮社 913.6モ
『EXPO’70パビリオン 大阪万博公式メモリアルガイド』橋爪/紳也∥監修 平凡社 606.9エ

2019年02月15日(金)

先週、2年と少しを共に暮らしてきたスマホとお別れをすべく、携帯会社へ行きました。

スマホの機種代金の分割払いって大体2年じゃないですか。
携帯会社はその分割払いが終わる“2年”ぐらいしか持たないようにスマホを造っているって聞きましたが、(す)のスマホは3ヶ月でガタがきました。
早い。いくらなんでも早すぎる。
それをどうにか駆使して使ってきましたが、もう限界…。

「もう買う!今日機種変更しちゃうもんね!お前とはおさらばだ!はっはっは!」と心の中で高笑いしながら携帯会社へずんずんと乗り込んでいくと
店員「うちもうシステム止めてるんでできないんですよ~」という衝撃の言葉が。
営業時間内に行ったにも関わらず、営業時間の1時間前にシステムを落としているとのこと。

え?じゃあ、このシステム落としてからの1時間は何をしているの?早番でこれじゃあ休みの日に行くしかないじゃない…。
と次の日がちょうどお休みの日だったので行くことにしたのですが、なぜかその日に限ってスマホの充電が25%から動かない。
これでは携帯会社に行く前に充電が無くなってしまう…。と泣く泣く諦め、次の日にもう別の店舗に行くことにしました。

そして次の日、別の店舗で機種変更の件と希望の機種を伝えると
店員「在庫がありません。多分人気ないんじゃないですかね~。生産もしてるかどうか」
(す)「(去年の10月後半に出た現時点の最新モデルで、お宅のオンラインショップでは人気2位の、発売してすぐにアメリカでは2ヶ月待ちになったレベルで、お宅の所のフラグシップモデルなんですけど…)別の店舗に在庫があるかとかの確認って」
店員「できません。そちらで調べてください。」
(す)「……。じゃあ別の店舗の電話番号教えてください……。」
店員「僕ネットで調べるんでお客様が調べるのと変わりませんけど」

………(す)はこの日、(心の中で)泣いて帰りました。
そして、この店舗にはもう行くまいと固く心に誓いました。
機種変更って大変だなあ…。

『わかる!スマートフォンのすべて』(神崎/洋治∥著) (694.6/コ)
『スマホで困ったときに開く本』(朝日新聞出版) (694.6/ス)

2019年02月14日(木)

唐突ですが、ゴリラって面白い生き物ですね。非常に興味深いです。
人間よりも何倍、何十倍と強い肉体ですが、実は臆病で繊細だとか。そして気が優しく、争いを避ける傾向にあります。これがギャップ萌えというやつですか?()

さて、本日はバレンタインデーでございますが、私は「アムール・デュ・ショコラ」に行ったことがありません。一般人のコミケと言われるほどたくさんの人が毎年タカシマヤに訪れていますが、私は人混みが本当に本当に嫌いなので、人がたくさん集まる場所にはできることなら行きたくありません。
しかし見付けてしまいました!そう、ゴンチャロフのアニマルショコラ!
名古屋港水族館の人気者、シャチのリンちゃんとのコラボ商品で、他にはカクレクマノミ、ペンギン、そしてアザラシ(!)を可愛らしくデフォルメしたチョコレートです。
シャチに対してなぜアザラシとペンギン、それにカクレクマノミが選ばれたのか分かりませんが、このチョコレート見た目がとっても可愛い!特にアザラシ!(アザラシ贔屓)
公式ホームページでも写真が見られますが、これはできることなら直接この目で見たい!……と思っても今日で終わりなんですよね……。うーん……もっと早くに知っておけばよかった……。来年こそは……。

バレンタインデーと言えばもう一つ。某ゲーム会社にキャラクター宛てにチョコレートを贈ると、ホワイトデーにそのキャラクターからお返しがくるそうです。それを知った去年の私は「来年こそは!」と思っていたのですが、面倒くさがり屋の性格が災いして(?)今年も贈れずに終わりました。来年こそは……!

来年は、来年は、ばかり言っていますけど、来年も同じことを言わないようにしたいです。(でも言ってそうな気がする)

『ゴリラが胸をたたくわけ』
『チョコレート・アンダーグラウンド』(DVDどちらも所蔵有り)
『ウソツキチョコレート』

2019年02月13日(水)

名古屋市科学館で開催されていた〈スイーツ展〉に行ってきました。
ちょうど月曜日までの開催だったので、こちらを先週の図書館だよりで書こうと思っていたのにもかかわらず、うっかり出掛けた順に、メリポピリターンズの話から書いてしまいました……
「先週書いてくれてたら行けたのに~」という方がいらっしゃったらすみません…orz

「なぜ科学館でスイーツ展?」と、私も友人から教えてもらったときに思いましたが、お砂糖にまつわる実物の展示(本物のサトウキビとテンサイ、精製方法等で変わるいろいろなお砂糖)などは科学館っぽかったです。

盛り盛りのスイーツデコも凄かったですが(特に「考える人」モチーフは笑ってしまいました笑)、一番見たかったのは〈Nunu’s house〉・田中智さんのミニチュアたち。
昨年、東京での個展の際に回ってきた画像を見て以来、「実物を見てみたい!」と思っていたので念願が叶いました。
手のひらサイズで精巧につくられたスイーツたち、ミニチュアサイズのキッチンスタジオやカフェワゴンもとっても可愛い! 持って帰りたい…!!
通常の展示を写真で撮ってもなかなかその小ささが伝わらないと思うのですが、最後のところでケースの下に手や指を当てて写真を撮ることができるようになっていましたよ。

1階から地下にある会場に向かって階段を降りていくにつれてあま~い香りが漂い、最後には本企画展限定のスイーツやグッズの物販コーナーもあり、最初から最後まであま~いスイーツ尽くしの楽しい企画展でした!
お菓子、ケーキをモチーフにした絵本はたくさんあり(スイーツ展会場にも図書室があって、絵本は読めるようになっていました)、スイーツをテーマにしたコーナーもいいなぁと思いました。

最後に今週も告知を。
いよいよ今週末、地域の昔ばなしをテーマにしたストーリーテリングのおはなし会が行なわれます。
「ばかされたタヌキ」ほか、津島の昔話を中心に語られます。ぜひご参加ください。

2/17(日)午後2時~ 児童室・おはなしのへやにて
地域のおはなし・ストーリーテリングのおはなし会(全4話予定)
5歳以上対象、小さなお子様は大人の方とご参加ください。

2019年02月12日(火)

私事ではございますが、咳が治まらなくて各所お騒がせしております……。
昨年末から全く咳が止まる気配がなく、(す)さんより呼吸器内科の受診を勧められて行ってみたところ「咳喘息じゃない?」という診断が下りました。
咳喘息とは慢性的に咳が続く気管支の病気。気道が狭くなり、刺激に対して過敏になって炎症や咳の発作が起こります……とのこと。アレルギーのある人に特に起こりやすいとか。
アレルギー……ですか……(頭の隅を過る花粉たち)

風邪に併発して起こることが多く、風邪をひいたあとに2~3週間以上咳が続くことがあれば、この病気の可能性があるとか。
咳喘息を放っておくと、本格的な喘息になることもある……という記述も見てしまいました。
やだ!呼吸器疾患は嫌だこわい!!:(;゚ω゚):

吸うタイプのお薬と、シロップを処方されて使ってはいるのですが、いまひとつ効いているのか実感がありません。吸うタイプのやつ、これで使い方あってるのかな?(;´・ω・)
効果が出るまではしばらくあるとのことでしたが、早く治まってほしいものです……。

『肺年齢を若くしてセキぜんそく・誤嚥性肺炎から守る』大谷義夫/監修 493.3ハ
『ウルトラ図解ぜんそく』足立満/監修 493.3ウ
『くすりをつくる研究者の仕事』京都大学大学院薬学研究科/編 499.3ク

2019年02月11日(月)

朝は空気が凍てついてとても寒いです。先日は東京で雪が降っていたそうで、こちらはまったく降っていないのにそういうニュースを目にすると、東京はやはり北国に入るんだなあと思います。

館内奥の展示コーナーで過去の新聞記事を紹介した掲示をしています。
年代は年代順に1979年(昭和54年)・1989年(昭和64年/平成元年)・1999年(平成11年)の3つで、中日・朝日・毎日・読売の4紙から海部・津島地方で話題になった記事を紹介しています。中でも今回は昭和から平成に入った1989年がおすすめです。

読売新聞は「昭和天皇に黙とう」と、津島高校の始業式で黙とうをささげる生徒の姿が写真付きであります。私の学校でも黙とうした記憶はあります。テレビではずっと昭和を振り返る番組ばかりで、カラーテレビなのに白黒映像が一日中流れていた記憶があります。

また、中日新聞の地元ネタでは「職場ウォッチング」という記事の中で、西柳原町にあったホームセンターの〝プラスワン〟の紹介がありました。私も子どもの頃行ったことがあります。ホームセンターというよりはディスカウントショップというイメージの方が強いですね。当時はヨシヅヤ以外で何でも売っている店は珍しかったという記憶がありますが、この店はいつの間にか無くなってしまいましたね。今ではあった場所すら思い出せません。

新聞記事は随時また更新していきますので、懐かしい記事を楽しみにしていてください。

2019年02月10日(日)

 ここのところ、雨の日が多いですね。気付けば立春も過ぎ、「春近し」といったところでしょうか。先日、子どもの頃から図書館に通って頂いている利用者の方から「高校、受かったよ!」と、声を掛けて頂きました。え、ちょっと前まで小学生だったよね・・・と、ビックリです。いやぁ、道理でこちらはババァとなるわけだ。ともあれ、図書館で働くことの醍醐味はこんなところにあるのかもしれません。「高校生になっても図書館へ来てね」、「うん、忙しくなるけど、息抜きにくるよー」と、子どもの頃のままの笑顔で答えてくれて、とても眩しく感じました。春はもう近くまで来ているのですね。まだまだ寒い日が続きますが、心温まる出来事でした。

 もう一つ、嬉しいご報告を。図書館玄関の企画展示「杉本健吉、津島を描く。」に、展示パネルを追加しました。一点は「下新田の藤」という作品のパネル。こちらは、市内在住の方に、画像提供を頂いたものをパネルとしたものです。そして、もう一点。こちらは、杉本美術館より画像提供頂いた「絵地図」のパネルです。

この絵地図、とっても凄いのです。少しだけ解説させて頂くと、この絵地図は2000年に95歳となった杉本画伯が少年時代を過ごした「津島」を思い起こして、絵日記に描いたものです。ちなみに画伯は生涯で200冊を越える絵日記を残しており、これらの絵日記については、『余生らくがき』『生きることは描くこと』の2冊に詳しく紹介されています。絵日記が収蔵されている書棚の写真は、圧倒的な迫力がありますので、是非本をご覧下さい(「ふじいろ文庫」にあります)。

追加展示では、津島駅が2つあることと、大正9年1月1日に発生した津島第三中学校(現在の津島高校)の大火について、ごく簡単に紹介していますが、いつもの如く展示スペースに限りがあるため、紹介できなかったことが沢山あります。「金明堂」、「まのや」、「ランカ堂」、「放牧牧舎(佐脇精牛舎を指すと思われます。可愛い牛のイラストが目印ですよ)」の書き込みを探しながらご覧頂くと、少年時代の画伯が歩いた津島を一緒に歩いているような気分になれるかと思います。それにしても、95歳の画伯の記憶力には脱帽です!観ているだけで心温まる「作品」画像をご提供頂いた杉本美術館には、改めてお礼申し上げます。有難うございました。

と、書いていたら今回もテーマ展示「コーナー7・9」について書くスペースがなくなってしまいました。それほどに画像を提供して下さったことが嬉しかったということで、ご容赦下さい。来週こそ、きちんと書きます!熱く語ります!!

2019年02月09日(土)

友人の誘いを受け、節分の豆まきに参加してきました。
しかもハシゴ(笑)
別件で稲沢に行く用事があったので矢合観音と、その後に津島神社へ行くというルートでした。
大人になってからは豆まきとは縁がなく、毎年津島神社の豆まきに参加しているという友人の壮絶?な豆争奪戦の話を聞いていたので、少々おののきながらも楽しみに向かいました。

まずは矢合観音へ。
境内に特設の小さな櫓が組まれ、住職さん(副住職さんだったかも)や、法被をきた市長さんなど男性5名が和紙に包まれた豆をまき、それをいただくというスタイル。
いやあ~、想像以上にすごかったです!
カラフルな和紙に包まれた豆が青空に舞ってキレイだなあ・・・と思うやいなや、豆をゲットしようとする人たちの手が四方八方から伸びてきてもみくちゃになり、かぶっていたニット帽はふっ飛び、耳につけていたアクセサリーが取れそうになり、人の爪が手の甲に当たり数カ所ひっかき傷ができるほどでした!
飛んできた豆をキャッチしようとのけぞる体勢になった前の人がそのまま倒れてきそうになり、自分もバランスを崩して倒れそうになったりとなかなかデンジャラス・・・。
今回は誰も大きな怪我をすることなく無事に済んでほっとしましたが、気をつけないと大変なことになりそう・・・。
しかし、小さなお子様連れの家族や高齢の方などが安心して楽しめるファミリーゾーンが設けられていたので、これはとてもいい工夫だなあと思いました。
かなりの数の豆をまいてくれたので、4つキャッチすることができ、帰ってからありがたくいただきました。
一日に3回豆まきが開催されたようなので、相当数の豆を用意するために豆を包む作業は大変だったろうなあ。本当にお疲れ様でした!

そして、午後からは津島神社へ。
境内に横長の大きな櫓が組まれ、厄年のお祓いを終えた男女20名ほどの方々が簡易的な羽織袴を着用してずらりと並び豆まきをするというスタイルで、豆だけでなく、お菓子もまかれていました。
矢合観音に比べて境内が広いのでよりたくさんの人が集まり、ファミリーゾーンなどはなかったのでなかなかのカオス具合でした。
だいたいは矢合観音の豆まきと同じような光景が繰り広げられたわけですが、小さな子どもさんが下に落ちる豆やお菓子をゲットしようと常にうずくまる体勢で両隣にいたため、人に押された拍子にその子どもさんにけつまずきそうになったり、踏みつけてしまいそうになって非常にこわかったです。
豆まきをする人数が多いので、矢合観音に比べると豆まきの時間はやや短かったように感じましたが、クッキーと飴を7つキャッチできました。
残念ながら袋入りの豆はゲットならずでしたが、豆と一緒にまかれたお菓子だからご利益があるよね・・・と思いながらありがたくお腹におさめました。

初めてこういった豆まきに参加してみて、少々危なげなできごともあってひるむ部分はありましたが、おおむね楽しかったです。

・帽子やアクセサリーを身に着けるのは厳禁。
・足元や周りに充分気をつけて、無理はしないこと。

次回はいつになるかわかりませんが、今回学んだことを思い出しながら、またご縁があったら参加してみたいです。

『日本人のしきたり 正月行事、豆まき、大安吉日、厄年…に込められた知恵と心』飯倉 晴武∥編著 青春出版社 385イ
『仏教行事歳時記 2月 節分』第一法規出版 186フ
『にほんのお福分け歳時記』 広田 千悦子∥著 主婦の友社 386.1フ

2019年02月08日(金)

いつぞやの(い)さんが書かれていたガチャガチャについて。
私もガチャ運はまったくありません!悲しいほどに!ひどいほどに!

どれほどかと申しますと

  1. まず欲しいものは1回で出ることはありません。5回以上は回すこと前提でお金を崩します。
  2. 被りも基本です。全種類が被ることを想定して回すと、1番被ってほしくないものが3つ出たりします。
  3. (す)は欲しいもの以外が出ても「これは2番目にほしかったものだからいいや!」と自分の心を守るため、全種類に順位を付けてから回すのですが、大体1番欲しくないものが1発で出ます。(心守れてない)
  4. 目当てのガチャが近所にない。または凄く遠い所にしかない。
  5. やりつくされてガチャガチャの中身がからっぽ。
  6. ガチャガチャ自体が撤去されている。

後半はもうガチャ運というか別の問題になってきていますね…。
もうガチャガチャに負けることがわかりきっているので、(す)はオンラインショップを利用したりしています。
制作会社さんによっては、ガチャガチャの中身を全種類1セットで通販購入できるようにしているところもあるのでそちらの方が多分、お金はかからない…。
まあ、ラインナップの半分以上を気に入った場合だけですけどね。

ちなみに、母と一緒にガチャガチャをする時は母も私同様ガチャ運がないので親子そろって惨敗します。
こういう所は似なくて良かったのに…

『日本懐かしガチャガチャ大全』(ワッキー貝山∥著) (759/ワ)

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