※現在、図書館は臨時休館中です※
この間、小原玲さんの写真集『kiss!』を購入しました。
草原のイヌこと、プレーリードッグのキスとハグのシーンを主に収めた写真集です。
プレーリードッグのハグ&キスの、なんとも愛らしい姿に思わず頬が緩んでしまいます。
しかし、みなさん…。小原玲さんと言えば。そう…。
小原玲さんと言えば、アザラシ(の赤ちゃん)とシマエナガも忘れてはいけません。
なんと『kiss!』には、プレーリードッグだけではなく、アザラシとシマエナガの写真も載っているのです。
特に、アザラシの赤ちゃんが、お母さんアザラシと鼻先をちょん、とくっつけあう姿はとても微笑ましいです。
実は、アザラシは水中に適した目の構造をしているので、陸ではあまりよく見えていません。
そのため、鼻先をくっつけて、匂いで母子であることを確認するのだとか。
その様子が、まるでキスしているかのように見えるのですね。
そんな愛にあふれた写真集『kiss!』ですが、残念ながら当館では未所蔵です。
しかし図書館には『アザラシの赤ちゃん かわいいのヒミツ』があります。
こちらはタイトル通り、アザラシの赤ちゃんだけに絞った写真集です。
まるでぬいぐるみのように可愛らしいアザラシの赤ちゃんに、思わずキュンとしてしまいますよ。
『アザラシの赤ちゃん かわいいのヒミツ』 小原 玲/著 講談社
『kiss!』 小原 玲/著 小学館 (未所蔵)
※臨時休館が今月いっぱいまでに延長 となりました。
返却期限等、詳しくはこちら よりご確認ください。
5月も半ばですね。そろそろ天王川の藤も終わりでしょうか…。
今年は藤まつりが中止、メインの藤棚エリアも封鎖ということで、ゲームの中だけで観藤会です笑
この背景、とっても綺麗じゃないですか!?
しかも、藤の下の水辺とそこに張り出したかのような手すりが、天王川公園の藤を思い起こさせて、去年お披露目されたときにちょっとテンション上がったものです。
(ちなみに立っているのは津島神社所有の刀と同じ刀工の刀剣男士です)
それはさておき、有栖川有栖さんの新刊が出ました!
『濱地健三郎の幽(かくれ)たる事件簿』で、『濱地健三郎の霊(くしび)なる事件簿』 (いずれもKADOKAWA刊)に続く新シリーズ第2弾です。
本シリーズは連載の掲載誌が怪談専門誌ということで、「怪談でもミステリーでもなく、『両者の境界線において新鮮な面白さを探すこと』を目論んで書かれている」(あとがきより引用)、心霊探偵・濱地健三郎が主人公のシリーズです。
そこまで怖いものではなく、「世にも奇妙な物語」が好きな方にもおすすめです。
有栖川さんでもうひとつ。
先月の先生の誕生日に、ちょうど出勤日だったのでその件で投稿したところ、プチバズにも程遠いですが、当社比でたくさんの反応をいただきました!
やはり画像とタグの効果は大きいなぁと感心しつつ、記念としてここにも残しておきます笑↓
#本日も図書館休館中 です
#生涯学習センター・公民館を含めた全ての図書館の休館期間を5月31日(日) まで延長します。
#利用者の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。
(以上某SNS風のお知らせでした。)
最近は見ていた春ドラマが新型コロナによって放送中止になってしまい、再放送のドラマを見ています。
昨日は月9(本来ならSUITS~season2~を見ていましたが…)『鍵のかかった部屋』の再放送でした!!!(これはこれで嬉しい。)
ドラマの初回放送を見てから小説を読んだ当時の私はドラマよりも先に小説を読みきってしまうほどハマっていました。
もし、今回ドラマを見ていて小説が気になった方は、図書館が開館してから借りて読んでみて下さい。
『鍵のかかった部屋』
『狐火の家』
『ミステリークロック』 貴志 祐介∥著 角川書店
*現在臨時休館中です。ご迷惑をおかけして申し訳ございません。*
紹介図書『すごいぞ台湾』 アーク出版 509.2ス
今回のコロナ禍で世界各国の対応の仕方は様々です。そんな中、感染防止対策で早くから徹底した対応を取り、世界中から高く評価を得た台湾。台湾といえばグルメや観光といったイメージが強いですが、今回の一件で台湾は一体どんな場所なのだろうと思い少し調べてみました。まず、領土は36,000k㎡と九州の面積に近く、反対に、人口は約2337万人と1000万人ほど多く人口密度のかなり高い地域です。そんな日本よりも小さな所で現在イノベーションが盛り上がりを見せています。この本は現在注目されている台湾の企業とその技術を紹介した内容です。
台湾の企業は、意志決定のスピード、企業間との連携が強みとされ、それを駆使した最先端の技術をどんどん進めています。中でもIoT(Internet of Things)によって糖尿病患者の血糖値を管理するサービスや、学校でのあらゆるデジタル機器をつないだコントロールセンターで一括に管理するシステムなどが紹介されており、台湾のIT技術の高さがうかがい知れる一冊となっています。
~津島市立図書館は現在、臨時休館中です~
とってもお久しぶりの「図書館だより」は、臨時休館中の図書館で書いています。「臨時休館」については色々なことを思い、様々なことを考えますが、今回の「図書館だより」は最近読んだ本についてのみ書きたいと思います。
この職業に就いていて「今さら」なのですが、「人に本を薦めるのは難しいなぁ」といつも思っています。その半面、人から本を薦められるのは、とても嬉しかったりします。まぁまぁ長い年月にわたって本を読んでいると、やはり手に取る本の「範囲」が狭くなってしまうので、視野が広がりとても助かります。さらに、これはとても良くないことですが「読んでいないのに、読んだような気になっている」本も多々あります。
今回は、とある方にお薦め頂き、かつ「読んでいないのに、読んだような気になって」いた一冊、森鷗外『高瀬舟』ついて、ほんの少しですが書きたいと思います。
舞台は江戸時代。弟殺しの罪を犯した下人・喜助と、護送する同心・庄兵衛について描かれる、とても短い(文庫本で15ページほど)小説です。「安楽死」がテーマとなっていることでも知られています。無駄をそぎ落とした文体が美しい短い作品なので、自分でも文庫本を購入して繰り返し読んでいます。最近、再読していて気になったのが、「わたしが小さい時に二親が時疫でなくなりまして、弟と二人あとに残りました」と話していたこと。この作品も「時疫」が生んだ悲劇を描いていると考えさせられました。
「今読まれるべき小説」なのかもしれない、と思います。気になった方はとても短い話ですので、本編を読むことをオススメします。
『山椒大夫・高瀬舟 他四編』 森鷗外/作
※図書館は現在、臨時休館中です。
ご迷惑をお掛けしておりますが、どうぞご理解とご協力いただきますようお願いいたします。
みなさん、お久しぶりです!いかがお過ごしでしょうか?
私は家にいる時間が増えたので、断捨離と大掃除をするいい機会!と考えていたのですが、全くやる気スイッチが入らず・・・。
というわけで、毎日なにかしらお菓子や料理を作っています。
簡単なものばかりなのですが、新しいレシピや、作ったことがないお菓子や料理を試作するのが楽しくて、ちょっとハマっています。
そんな毎日で思い出したのが、『大っきいおかず小っちゃいおかず』 (ケンタロウ∥著 講談社
)です。
最初の出会いは図書館。
料理をはじめたばかりの頃で、借りて帰って家でいくつか作ってみたら、変わった材料を使ってないのに簡単でおいしくて感動し、自ら担当された器と料理のスタイリングも素敵で、ことあるごとに写真集のように眺めたりするほど気に入ったのでした。
あまりにも気に入り、自分でも本を購入して、当時はこの本を大活用させてもらっていました。
タイトルの「大っきいおかず」は主菜、「小っちゃいおかず」は副菜のことで、この他にも汁物やデザートなどのレシピも載っているので、これらを組み合わせて献立を決めたりしたこともありました。
「これならできる!家ごはんの1週間 買い物はまとめて週末にしよう!!」というコンセプトの章もあり、買い物に出掛ける日を減らすよう推奨されている今の時期には、特に参考になりそうです。
今回、本を紹介することになって、久しぶりにページをめくったら、ざらっとした画用紙のような紙質や、手にした時の軽さ、A4変型判のやや大きめのサイズ感、少し採光が暗めの写真の色合いやアングルも好きだったことを思い出しました。
紙の本には、紙の本ならではの魅力がありますね。
※津島市立図書館はただいま臨時休館となっております。ご理解とご協力をお願い致します。※
6日から「図書館だよりで本の紹介をせよ!」との事で。
読書は大好きですが、読書感想文などの「本の感想を第三者に伝える」という行為が大の苦手な(す)…。もう躓いています。
かっちりしっかりした感想ではなく、ゆるーい感じになってしまうと思うのですが、どうか生暖かい目で見てください…。
さて、早速ですが。
紹介する本が何も日本文学である必要はないのでは?と思ったので、私は『世界の夢の図書館』 という世界の図書館を紹介している本を紹介します。
簡単にいうと図書館の写真集です。
とっても色鮮やかで美しい世界各国の図書館がページをめくる度に現れて、もう眺めているだけで目の保養です!
なぜ海外の図書館はこうも造形美・建築美が凄まじいのか。
王宮では?というような図書館がまあたくさん!色や光の使い方が上手なのかなあ。
ただちょいちょい「ここの本どう取るねん」という高い本棚もあるのですが、背の高い外国人さんなら問題なく取れるのでしょうかね?
なかなかいいお値段の本ですので「手が出しにくいなあ」と思った方は、開館しましたらぜひうちへどうぞ!
所蔵しております!↓
『世界の夢の図書館』 (エクスナレッジ) (010.2/セ)
※図書館は現在、臨時休館中です。
ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけしておりますが、どうぞご理解とご協力いただきますようお願いいたします。※
みなさん、お久しぶりです。
さっそくですが、私が今回、紹介したい本はこちら。
『恐い間取り』(松原タニシ/著 二見書房)です。
残念ながら、こちらの本は当館には未所蔵の本ですが、今年の夏に映画が公開予定となっておりますし、
映画の公開前には2巻も発売されるとのことで、実は注目している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
さて、こちらの本は、事故物件住みます芸人として活動されている松原タニシさんが、
自身が事故物件に住んでいた時の体験や、事故物件に住んでいる人への取材などをまとめたものです。
今回紹介させていただくにあたって、久しぶりに読み返しましたが、なかなか怖くてゾッとします。
最近、気温が高い日が続いて、まだ春だというのに暑いですね。
映画公開前の予習をかねて、少し暑くなってきた今からこちらの本を読んで、涼んでみませんか。
再度の臨時休館からもうすぐ1ヶ月、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
Twitterではときどき呟いておりましたが、図書館だよりとしては久しぶりの更新です。
図書館はまだ臨時休館中 ですが(6日現在、15日までの予定)、まだまだ長くなりそうなおうち時間の本選びの参考にもしていただければと、本の紹介をメインに、今日からまた少しずつ更新を再開していきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
さて、臨時休館中は分散出勤ということで、おうち時間の初めに布マスクを作りました。
手縫いで作ると思った以上に時間がかかるのですが、その間は本も読めません。
ということで作業中は、ずっと見ようと思っていたアニメを流していました。
と言っても『舟を編む』、『風が強く吹いている』、『逆転裁判』、『のだめカンタービレ』…という図書館員っぽい? 無難なラインナップですみません笑
ですが、どれも丁寧に作られていてとても良かったです。機会がありましたらぜひ。
…前振りが長くなってしまいました。
本の紹介が本題ですが、どちらも有名な作品なのでご存知の方も多いでしょうから少しだけ……
『舟を編む』は辞書作りにかける編集者たちのお仕事小説。
お仕事小説は好きなジャンルですが、舞台が出版社、しかも辞書編、小説好きが嫌いなはずがない…!
本編とは直接の関係がありませんが、アニメ版で監修を務められた飯間浩明さんが書かれた児童書を、今年の学年別おすすめ本にする予定です。
『風が強く吹いている』は、メンバーの大半が長距離初心者のチームで箱根駅伝出場を目指す青春小説。
初心者がいきなり箱根に出られるのか…と読み始めたときは思ったのですが、ハイジさんの少しずつステップアップを目指す指導が巧みなのとその筆致で、最後までぐいぐい読んでしまいました。
『舟~』でもうすぐ10年、『風強』にいたっては来年で15年(!)と刊行から(初読から)年数が経っていますが、今でもときどき読み返そう、と思うくらい好きな作品です。
アニメ版は置いていませんが、実写版映画のDVDもありますので、よろしければ合わせてどうぞ。
『風が強く吹いている』三浦しをん(新潮社) ・同DVDはこちら
『舟を編む』三浦しをん(光文社) ・同DVDはこちら
『逆転裁判~時間旅行者の逆転』円居晩(早川書房)
(↑こちらは文庫オリジナルのノベライズです)
新型コロナウイルスによる感染拡大の状況を考慮し、4月11日(土)から休館いたします。
利用者の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。
<休館期間>
令和2年4月11日(土)~ 令和2年5月15日(金)
※感染状況によっては、休館期間を延長する場合があります。
<返却・予約取り置きについて>
臨時休館に伴い、返却期限および予約取り置き期限を延長します。
返却・予約取り置き期限は以下の通りです。
4月11日(土)~5月15日(金)に返却・予約取り置き期限をむかえる資料は、 5月28日(木)まで延長
*ただし、4月11日(土)~5月15日(金)に返却の相互貸借資料は、5月23日(土)まで延長
利用状況の確認はこちらから
臨時休館中の返却につきましては、返却ポストをご利用ください。
* 本(他都市の図書館から取り寄せた本は除く)や雑誌・紙芝居は、閉館時間中でも各図書館の返却ポストに返却できます。
*CD・ビデオ・DVDは、破損しやすいので返却ポストに入れず、開館してから図書館の窓口へお返しください。
詳しいお知らせはこちら → 臨時休館についてのお知らせ
再開から1週間が経過しました。
最初の1週間は、やはり新しく本を借りられたい利用者さんがたくさんいらっしゃいましたが、それもひと段落したようです。
普段から纏めて借りられる方ももちろんいらっしゃいますが、「また閉館になる可能性もありますよね…」と少しでもたくさん借りていこうという方もよく見受けられました。
津島市内の小中学校も、今日(4/8)から10日ほどの臨時休校が決まりました(19日まで)。
先日の週末から昨日にかけて、保護者の方といらっしゃる子どもさんも増えたように思います。
当館では来館にあたりマスクの着用を必須としてはいませんが、1日見ていて大人の方より子どものマスク不着用率が高いようなのがどうしても気になります……
あくまで個人の意見ですし、マスクそのものや手作りするにも材料が買えない現実もありますので、必着でとは言えないのですが、ハンカチ+輪ゴム(やヘアゴム)で作る「即席ハンカチマスク」という手もあるそうなので、出来る限りどうかマスク着用でご利用いただければ……と思います。
(私自身もそろそろ使い捨ての在庫が切れそうなので、捨てる前にゴムを取っておいて布マスクに使おうと思います……)
そしてくどいようで申し訳ありませんが、滞在は短時間で! できれば少人数で……どうぞよろしくお願いいたします。
お手元の携帯電話やパソコンから検索も出来ますのでご活用ください↓
パソコンからの方はこちら * スマートフォンからの方はこちら
以下は図書館より、ご利用にあたってお知らせとお願い (再掲)です。
・発熱等、体調不良のときは来館をご遠慮ください。
・できるだけマスクを着用するなどし、咳エチケットをお守りください。
・当面の間、貸出・返却に関わる業務のみ再開いたします。
資料の閲覧(新聞や雑誌の最新号を含む)、お席のご利用はできません。
短時間でのご利用をお願いします。
・調べもの室や読書・学習室等の各部屋は閉鎖させていただきます。
おはなしのへやも閉鎖しますが、おはなしのへやの絵本(乳幼児向けの絵本)は貸出できます。
・今後の状況により、対応が変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
また、その際は図書館ホームページやTwitter、Facebookでもお知らせいたします
その他、詳しいお知らせはこちら → 一部業務再開のお知らせ(4/11再休館のため掲載終了しました)
最後になりますが、臨時休館中に返却日を迎える資料について返却期限を延長させていただいた資料の返却期限は本日となっております。
来館が難しい、出来れば建物の中に入りたくない……という方は、返却ポストをご利用ください。
ただし、DVDやCDは破損の恐れがありますので、カウンターまでお持ちください。
どうしても無理……という場合は、プチプチなどの緩衝材でしっかりとくるんだうえでご投函ください。
合わせて延長していた予約取り置き期限も本日までとなっております。
期限を過ぎた資料はキャンセルとなりますのでご了承ください。
もしお引き取りが難しい場合は、期限が来る前でもご連絡をいただけると、次の予約の方へ(なければ棚へ)回せますのでご協力いただけますと幸いです。
気にはしていましたが、芸能人などのコロナウイルス感染で、更に気をつけようと思うようになりました。
なので、どういった特徴があるのか調べてみました。
感染している人の特徴として、嗅覚障害・味覚障害を訴える患者さんが多く、特に若年者、女性ではこれらの症状がみられる頻度が高いようです。ただの風邪や副鼻腔炎、花粉症が原因で嗅覚異常・味覚障害が起きることもあるので「嗅覚障害・味覚障害=新型コロナ」ではありませんが、だらだらと続く風邪症状に加えてこれらの症状があれば新型コロナの可能性は高くなるでしょう。
とのことです。私は花粉症だから嗅覚はあやしいな……。
参考に、厚生労働省のホームページの「新型コロナウイルス感染症について」 、「感染しない、広げないために」 、「新型コロナウイルス感染症の予防法」 、「相談窓口・Q&A」 を確認してみてください。
昨日の強風と寒さのせいか、気が付けば桜も少し散り始めて葉っぱが見え始めていました。
先月の話になりますが、家でラジオを聴いていると、イベント、催し物等の話題の後は「また落ち着いてから行きましょう…」という言葉で締めくくっているのを多く聴きました。
外に出れば菜の花や春の花がたくさん咲いているのに、街は賑わいが消えて人も普段より少ない様子で、静寂と重い空気が漂っている感じがしました。そんな様子を通勤中に見ながら早く図書館もいつもの日常に戻ればと思っていたりしていました。
何から何まで本当に予想していなかった事態でしたね。当館のホームページを見ると、私が担当した図書館だよりからピタッと再延長のお知らせまでの間、2週間止まってしまいました。それを見るたびに何か寂しい感じがしました。あの時は文章を書いている途中で臨時休館が決定したので、急遽内容を臨時休館のお知らせする文章に変更した経緯がありました。ひと言くらいは自分の言葉で書こうと思っていたのですが、当時はあれが精一杯な心境です。
先月の臨時休館から今日の担当回までひと月と数日が経過してしまいました。再開できたことが取りあえず嬉しくもあり、良かったです。現在、館内は貸出、返却、予約とマストな部分のみのサービスですが、また図書館に足を運んでいただければ幸いに思います。
久しぶりの「図書館だより」です。新型コロナウィルスの感染拡大が続いており、正直に申し上げると・・・とても心細い気持ちで毎日を過ごしています。とある事情のため、週半ばに消火器を持って図書館内を全力疾走していたので、そうは見えないかもしれませんが・・・やはり不安いっぱいです。
さて、津島市立図書館は4月1日(水)より貸出・返却・予約に限定した一部のサービスを再開しました。ただし、新聞・雑誌最新号の閲覧、学習室や「おはなしのへや」の利用・AV資料の館内視聴などは停止しています。利用者の皆さんには大変なご不便をお掛け致しますが、皆さんの「安全」を第一として図書館を開館しています。配慮や言葉が足らず、ご迷惑をお掛けすることもあるかもしれませんが、「安全」のためです。利用者の皆さんのご協力頂きますよう、心よりお願い申し上げます。
iPS細胞の研究で知られる山中伸弥先生のホームページ「山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信」に書かれていた言葉ですが、「桜は来年も帰ってきます。人の命は帰ってきません」。この言葉を心に留め、慎重な行動を心掛けましょう。新型コロナウイルスは、子どもの頃から笑いを届けてくれた喜劇王をあっという間に奪っていった恐ろしい存在です。私たち一人一人が、身近に新型コロナウイルスが存在する可能性があることを自覚して行動しなくてはならないと思います。
最後に少しだけ告知を。コーナー9「地球を読む。」の一部を使った小さなスペースではありますが、コーナー6にて「緊急特集・読む『新型コロナウィルス』~正しく向き合うために~」と題した特集コーナーを設置しました。毎日新聞3月18日の特集記事「対応分かれる図書館」に掲載されていた安城市図書情報館が設置している感染症に関するコーナーの紹介記事にあった「図書館には市民に正確な情報を提供する『使命』がある」という一節に刺激を受けて、気合いを入れて特集コーナーを作成しました。感染症やウィルスにまつわる本(新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の委員となっている先生の著作も少しだけ)や正しい情報収集に役立つ本、話題となっているカミュの『ペスト』をはじめとする「見えない敵」と戦う主人公が活躍する小説もご紹介しています。是非とも手に取って頂ければ、と思います。
・『パンデミックとたたかう』 押谷仁/著 ・瀬名秀明/著
・『火定』 澤田瞳子/著
・『志村流 金・ビジネス・人生の成功哲学』 志村けん/著
大変な世の中になってしまいましたね・・・。
不安なニュースばかりを目にする毎日で、心が落ち着かない日々を送っておられる方も多いと思います。
この状態がいつまで続くかわからないので、余計不安にかられますが、できることといったら、手洗い・うがいをこまめに行う、栄養・睡眠を充分に取る、外出を控えることぐらいですもんね・・・。
できる限りのウイルス感染防止に努めて、なんとか乗り越えたいですね。
当館では、3月3日~31日まで、臨時休館しておりましたが、4月1日より、貸出・返却に関わる業務のみ、利用を再開いたしました。
現段階では、すべてのサービスをご提供することができないため、ご不便をおかけしますが、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。