2018年の図書館だより

2018年06月10日(日)

 いよいよ、6月14日のサッカーW杯開幕が近づいてきました。4年に1度の夢舞台がもうすぐやって来ます。さて、今回は先週の予告どおりサッカーについて、じっくり書きますね。

 日本がはじめてW杯に出場したのは、今から20年前の1998年。年齢がバレてしまう話ですが(もうとっくにバレてますけど・・・)、あの頃は学生でした。友人達と狭いアパートに集まって、大騒ぎしながらTV観戦したのをよく覚えています(ご近所の皆さん、ごめんなさい)。当時のエース・中田英寿選手は同い年で、私たちの世代のヒーローでした。―あれから、ずいぶん時間が経ちました。誰にとっても同じ長さの月日は流れて、時間だけはいっぱいあって暇を持て余していた無邪気な若者だった私たちも年齢を重ねました。徹夜でのTV観戦は「次の日のこと」を考えれば無理ですし、集中力も低下しているので1日に観られるのは1試合が精一杯です。しかし、こうしてW杯が近づくと、あの頃一緒に夢中になっていた友人たちと久しぶりに連絡を取り合い、お互いの近況を報告しがてら「代表」について語り合うのも、W杯の楽しみの一つです。

 さて、私のノスタルジーはともかく、23人の代表が決まりましたね。井手口選手、久保選手、浅野選手・・・、といった最終予選の“功労者”たちは揃って落選。代わって、3度目のW杯出場となる選手が多く選ばれました。色々と言われていますが、本番で点を取れば、全ての評価はひっくり返ります。気づけば半年も勝利から遠ざかっている日本代表ですが、2010年の南アフリカW杯の時のように「期待されていない時の代表は意外に強い」というジンクスに期待しましょう!

 また、今回も私が応援しているグランパス出身の選手が何人か選ばれており、入団会見の頃から成長を見守ってきた選手が世界の檜舞台で活躍することもW杯の楽しみの一つです。グランパス入団会見でスベリまくっていた吉田選手が、まさかイングランド・プレミアリーグでレギュラーとして活躍し、日本を代表するDFに成長するとは・・・。ところで、そのグランパスの調子は最近かなり悪くて悲しい日々を送っています。6月6日に行われた天皇杯2回戦では、アマチュアの奈良クラブにPK敗け・・・。これはヤバイ!W杯期間中に当然Jリーグは中断するので、この期間に名将・風間監督が立て直してくれることを祈るばかりです。

 最後におまけを。数年前に、お笑い芸人にして芥川賞作家の又吉さんが話していた「サッカーチームを文豪で作ったら」がツボだったので、W杯直前のこのタイミングで紹介してみたいと思います。

(FW)太宰治 芥川龍之介
(MF)夏目漱石 三島由紀夫 坂口安吾
(サイドMF)泉鏡花 坂口安吾
(DF)谷崎潤一郎 森鴎外 志賀直哉
(GK)井伏鱒二

さすが、高校時代にサッカーでインターハイにも出場したことのある又吉さん。納得の人選です!しかしこの話、本読む人で、かつサッカー好きの人にしか分からないだろうなぁ。

 さて、来週はサッカーW杯も関係する新しいコーナーについて書きたいと思います。というわけで、「維新八景」は間もなく終了します。長らくのご愛顧を感謝申し上げます。現在、新しいコーナーの原稿作りが佳境に入っています。スケジュールは相変わらず厳しいですが、少しでも良いものを作りたいと思います。

2018年06月09日(土)

東海地方も梅雨入りしましたね。
雨自体は嫌いではないですが、洗濯物がカラッと乾かなかったり、気圧の影響か頭が痛くなったりすることがあるので、ちょっとだけ憂鬱です。
でも、この季節ならではの良さもありますよね。
アジサイの花があちこちできれいに咲いているのを見るのは楽しいし、日焼けを気にしなくていいのはありがたいです。
そうそう、数カ月前にパンダ柄のビニール傘を買ったので、それを使うのも楽しみです。
数カ月寝かせてしまったのは、買って満足してしまうタイプなのと、大きなパンダさんが全面にプリントされている傘なので少々気恥ずかしさがあるといいますか・・・。
でも、とってもかわいい傘なので、満を持して近々デビューさせたいと思います。

雨ならではのものというと、レインシューズをずっと探しています。
1足持つのだとしたら、ロングタイプだと大雪の日でも使えていいかなあとか、でも気軽に履けるのはショートタイプだよね・・・とか、そこから悩んでいます。
まずは試着してみようとお店で試し履きするのですが、重さが気になったり、履き口が少し足首に当たって歩くとすれて痛くなるかな・・・とか思ったりして、なかなかこれ!という一足にめぐりあえません。
理想は、履き心地がよくて、機能性もあり、なおかつ履いていて楽しくなるようなデザインのレインシューズ。
気長にもう少し探してみようと思います。

『雨のことば辞典』倉嶋 厚ほか/編著 講談社 B451.6ア
『魅惑のアジサイ 名所と自生地を巡る』大友 三夫/著 家の光協会 627.7オ
『痛い靴がラクに歩ける靴になる』西村 泰紀/著 主婦の友社 589.2ニ

2018年06月08日(金)

当館にも所蔵しているDVD『シュガーラッシュ』(778/シ)の続編が発表されました!
その名も「シュガーラッシュオンライン」
ゲームの世界のキャラクターであるシュガーラッシュの住人が今度はネットの世界を探検!みたいな内容らしいです。

この前予告編が公開され、マーベルヒーローやピクサーやスターウォーズ等のロゴが確認され登場が決定しファンは大興奮!
中でも特に話題になったのは、ディズニープリンセス14人が総出演!

嬉しすぎてディズニープリンセスの大ファンである(す)は安らかに天国へと旅たちました。
日本で有名な7姫だけじゃなくちゃんと14人出すという所に本家の愛を感じます。

え?ディズニープリンセスって14人もいるの!?と思った方に解説しますと、現在アメリカの公式でディズニープリンセスと認定されているのは、白雪姫、シンデレラ、オーロラ姫、アリエル、ベル、ジャスミン、ポカホンタス、ムーラン、ティアナ、ラプンツェル、メリダの11人。
シュガーラッシュオンラインではここに、エルサ、アナ、モアナが加わり14人となります。
ムーランは正確に言えばプリンセスではないのですが、アメリカの公式でプリンセスなので問題ないです!はい!
一つの部屋に14人ものプリンセスが集まってお話したり、動物と戯れたり、髪を梳いたりしている姿は圧巻です。流石天下のディズニー。

映画の公開は12月。それまでに当館の『リトル・マーメイド』(788/リ)や『塔の上のラプンツェル』(788/ト)や『白雪姫』(788/シ)などを借りて予習してみてはいかがでしょうか?
DVDはすぐに借りられてしまうので予約を入れることをオススメします!

2018年06月07日(木)

この間、(★)さんに「100均でもポンポンメーカーが売ってる」と教えてもらったので、さっそくポンポンメーカーと毛糸を買いに100均まで行きました。

ポンポンとは、毛糸を使ったもので、丸くてふわふわしているアレのことです。
あのポンポンが100均に売っている材料で作れてしまうのです!
手順はとても簡単で、ざっくり説明しますと、ポンポンメーカーに毛糸をぐるぐる巻きつけていって、巻き終わったら裁ちばさみでジョキジョキと切っていくだけ。
あとは真ん中を結び、器具から取り外して形を整えれば完成。

思いのほか楽しかったのでその日は4個作ったのですが、作ったポンポンをどうするかまったく決めていません。
ポンポンをつなげてラグ(というよりクッション?)にしている人もいるみたいですが、いったいどれだけの量の毛糸を使うのか……。
うーん……。どうしよ。

あと動物ポンポンというものが可愛くて注目を集めているみたいなので、自分もいつか作れるようになりたいです( ˘ω˘ )
とりあえずアザラシを作れるようになりたいです。

『ポンポンで作るかわいいアニマル歳時記』594.9/ホ
『かわいいかたちのポンポンづくり』594.9/カ

2018年06月06日(水)

取り壊し工事中の清林館高校
撮影は今から1ヶ月ほど前、先月図書館だよりに載せた写真から2週間ほど後の様子です。
今はさらに工事が進み、円形校舎はほぼ跡形もない状態です…寂しい……(´・ω・`)
工事の様子は、追々図書館HPの「現在の津島写真」に掲載されるそうです。

あっという間に6月です。
今年も課題図書の貸出が始まりました。
7・8月は貸出期間が1週間となりますので、ご理解とご協力をお願いします。

過去の課題図書・図書館オリジナルの学年別おすすめ本を集めたコーナーは7月開始です。
こちらもどうぞご利用ください。
現在絶賛おすすめ本冊子準備中です(`・ω・´)

2018年06月05日(火)

昨夜はWWDC18基調講演がありましたね。
WWDCというのは、iPhoneでおなじみApple社の新作発表会のようなイベントです。
まあ、スタートが日本時間深夜2時だったので早々に寝てしまったんですけど……

今回こそiPhone SE2の発表があると思いきや、新ハードは無しだったとか。なんてことだ。待ってたのに (´・ω・`)
そろそろGoのiPhoneは電池の持ちが怪しいんです!4インチ端末の新しいやつを早く!
ベゼルの狭いやつだと嬉しいけど切り欠きがあるのはちょっと嫌です!(超個人的要望)
8だのXだのはGoには大きいんです……大型化はもういいんです……
何か前にも似たような話をしたような気がしますが、大きいやつは落とすんですよ……

一時は(といっても結構前ですけど)小型化が主流だった時もあったのに、最近は大型化が進んでますね。
身体の小さい者にとっては良いんだか悪いんだか、という心持ちです……
最近はレーザーを投影して手に表示するタイプの時計とか、入力もできるレーザータイプのキーボードもあるんですよね。
曲げられる液晶画面とかホログラムとか、手や指の動きで操作ができるリングとか、そういう技術を応用してスマートフォンもなんとかならないものでしょうか(´・ω・`)

『スマートフォンのお悩み・困ったズバリ解決!』694.6ス
『モノの仕組みがまるごとわかる!』504モ
『よくわかる光学とレーザーの基本と仕組み』潮 秀樹/著 425ウ

2018年06月04日(月)

小さな黄色い花
図書館の花壇にて。

だいぶ暑くなってきましたね。日差しが少しずつきつくなってきている感じがします。

雑誌『旅の手帖』6月号を読みました。その中の「歴史が見えるから楽しい 地図を歩く」という特集で、金山から熱田神宮周辺の地形についての記事が載っていました。

台地になっている土地がかつての港町だったという内容で、金山辺りから熱田までが半島の様な形になって周りが海だったという事が説明されていました。その地形を散歩しながら旅を楽しもうという趣旨で、熱田と金山の中間にある陸橋からの写真では、地形の段差がわかる海と陸地のポイントが紹介されていました。そういえば去年のブラタモリ(名古屋の回)で、名古屋城から熱田までが台地で周りが海だったという様な話を聞いた気がします。

この記事を読んで、あの辺りを歩いた時、急な坂道にたくさん出くわした事や、JR金山駅の手前「尾頭橋駅」は半島状になってた頃の頭の部分に当たるからそう呼んでいるのかもといった、思い当たる節や勝手な推測を読んだ後しばらく頭の中で巡らしていました。
 
津島もそうですが、過去と現在で地形が変わりすぎていると、当時の様子を想像するというのはなかなか難しいものですね。

2018年06月03日(日)

 ここのところ雨の日が多いと思っていたら、6月になりましたね。というわけで、コーナー7は「6月の本」になりました。

 日々の暮らしに役立てて頂きたい「梅しごと」の本や「衣替え」の本をはじめ、“ジューンブライド”にちなんだ「結婚式」の本、ハワイのキラウエア火山が噴火する前に原稿を書いていた「火山」の本、6月29日のビートルズ初来日にちなんだ「ビートルズ」の本などを紹介しています。硬軟織り交ぜて並べていますので、気軽に手に取って頂ければ幸いです。

 「6月の本」の原稿を書いていて、個人的にグッときたのが「特殊相対性理論」を発表した日=6月30日にちなんだ「アインシュタイン」の本。物理は全然理解出来なかった私ですが、アインシュタインの数々の名言はとても心に残りました。展示スペースに限りがあるため、2つの名言しか紹介できませんでしたが、他にも『怒りは、愚か者の心の中にだけ存在するものです』や『どうして、自分を責めるんですか?他人がちゃんと必要なときに責めてくれるんだから、いいじゃないですか』などの言葉はとても心に残りました。ちなみに、私のお気に入りは『6歳の子供に説明できなければ、理解したとは言えない』というもの。肝に銘じたいと思います。

 もうひとつ、コーナー7についてのお知らせを。先週、作家の津本陽さんが亡くなられました。コーナー7では「追悼・津本陽さん」を特集しています。代表作『下天は夢か』やお人柄が偲ばれるエッセイなどを紹介しています。こちらも手に取って頂ければ、と思います。改めて、謹んでお悔やみ申し上げます。

 さて、現在「維新八景」の後のコーナーの準備作業中です。次回コーナーは「スポーツ」をテーマにした特集を予定しており、6月のサッカーW杯に間に合わせようと準備しています。毎週のように書いているので恥ずかしい限りなのですが、スケジュールはなかなか厳しい状況です。しかし、私は本が好きで、サッカーも好きな人間なので、自分のことを好きなことを仕事にしている幸せな人間だなぁ、と思っています。目の下の「クマ」の色が少しずつ濃くなってきていますが・・・、しっかり集中してベストを尽くしたいと思います。

 来週は、ついに23人の代表が決定したサッカーW杯について書きたいと思っています。

2018年06月02日(土)

先月、ぶらりと郡上八幡に行ってきました。
まずは腹ごしらえ、ということでお蕎麦屋さんに入ると、客席からきれいな川を眺めることができ、しばし見とれてしまいました。
川底が透き通って見える澄んだ川を眺めながら冷たいざる蕎麦を頂いた後、郡上八幡城に登ってきました。
山の上に天守閣があるのですが、以前訪れた時は車でお城近くの駐車場に停めたことをすっかり忘れていて、この日は夏のような暑い日だったのに下から登るハメになってしまい、息はハアハア、足はガクガク、頂上に着く頃には汗だくの状態でした・・・。
しかし、汗を流した後に眺める天守閣からの絶景はまた格別でしたよ~!
登る途中の山道は木陰で涼しく、新緑もきれいで、束の間の森林浴もできました。
思わぬプチハイキング(というほどの距離ではありませんが)でしたが、普段全く体を動かすことをしないので、いい運動になってよかったです。

そして、郡上八幡城から次の目的地まで少し歩いてまた汗をかいた後に、今年初のかき氷を食べてきました。
郡上八幡の観光名所である宗祇水(そうぎすい)が目の前にある古民家をリノベーションした新しいカフェで、こちらのお店も客席から川が見えるロケーションで風情のある素敵なお店でした。
天空の山城と呼ばれる郡上八幡城をイメージしたかき氷は、その名の通り円錐形でボリュームたっぷり!
ボリューミー過ぎて食べ終わる頃には口の中が麻痺するほどでしたが、火照った体にかき氷の冷たさが染み渡り、汗がすーっと引いていくのを感じました。

郡上八幡城は、木造再建城としては日本最古だといわれ、続日本100名城にも選定されています。
いくつかの条件が揃わなければ見ることができない、朝霧の中にそびえる郡上八幡城をいつか見てみたいです。

『続日本100名城公式ガイドブック』日本城郭協会/監修 学研プラス 521.8ソ
『東海歩きたくなる城と城下町』ぴあ株式会社中部支社 291.5ト 
『今日もかき氷』蒼井 優/著 マガジンハウス 596.6ア
『お家でいただく、ごちそうかき氷』石附 浩太郎/著 メディアファクトリー 596.6イ

2018年06月01日(金)

徳川美術館さんへ「太刀 獅子王」を見に行ってきました。展示期間ぎりぎり!間に合った!
まあまあの込み具合ではありましたがじっくり見られたのでよかったです。
「獅子王」は平安時代に造られた刀で、お年寄りが持っても大丈夫なようにと太刀にしては細く軽いのが特徴で、その名の由来ははっきりとはわかっていない所が残念ではありますが、その鞘や拵えは黒漆で塗られていてとてもかっこいい刀なんですよ!

当時の天皇から妖怪の鵺を退治した褒美として源頼政へ贈られ、明治15年に頼政の子孫から明治天皇へ返還されて皇室へ戻り、現在は東京国立博物館(トーハク)所蔵となっています。
いやあ、獅子王がトーハクから出ることは滅多に無いので、流石徳川美術館さんの力だなあともう感謝感謝です。

今回の展示は皇室の品々も展示されていたので大変華やかでした。
晩餐会のドレスとボンボニエールがとっても可愛かったなあ…
特にドレスは見る人全員が「小さっ!」「細っ!!」とびっくりしてしまうほど小さくて、私の後ろで展示を見ていたおじさん情報では、肩幅32cmだそうで。え!?30cmの定規と変わらないの!?!とお口がぽかーん( ゚д゚)
燕尾服も展示されていたのですが「これ、中学生の男の子が着る服じゃないの?」と周りがざわざわ。
昔の人は小さかったとは言いますが、これほどとは。
でも、最近の小学生の子なんて私よりも大きい…あれ、日本人ちょっとずつ大きくなってきている??
外国人と肩を並べる日も近いかもしれませんね!

PS.この展示を観に皇太子様が愛知県へいらっしゃったそうですね!愛西市にも立ち寄ったとかで、お優しい皇太子様のお姿が愛西市立図書館のお知らせに載っていますので是非ご覧になって下さい!(ここぞとばかりに宣伝)

『皇室ゆかりの逸品《厳選47》』(鮫島 敦∥監修) (675.1/コ)
『皇室の饗宴とボンボニエール』(扇子/忠∥著) (756.3/セ)
『皇室ご愛用この店・この品』(毎日新聞社) (675/コ)

2018年05月31日(木)

この間、『友罪』(913.6/ヤ)の映画を見てきました。
原作とは少し設定とストーリーが違っているので、原作を読んだ方でも新鮮な気持ちで見られるのではないでしょうか。
ネタバレになるのであまり詳しいことは書けませんが、私は映画の結末で少しほっとしたような気持ちになりました。
益田と鈴木にはこれからも友達関係であってほしい……。
しかしあの少年院でイジメを受けている少年が気がかりです。
あの先生ならきちんと向き合ってくれるとは思いますけど、急用があるから仕方なくその場を去っていった先生の背中を見て「見捨てられた」と思っていますし……。
あの男の子が救われるといいんだけどなぁ……。

実は映画館で映画を見るのは久しぶりで、1年ぶりぐらいですかね。それぐらいずっと見ていなかったんです。
なのでピュレジュースとかいうオサレな飲み物が映画館にあるとは知りませんでした。
気になったので、早速それを買いました。中間層がソーダかカルピスのどちらかを選べるので、ソーダにしました。
ちなみにピュレというよりゼリーみたいな食感だったので、よくかき混ぜずにストローで吸って飲もうとすると、全く吸えません。
でもソーダの炭酸が弱くて飲みやすかったので、もし次また映画館に行ったら同じ物を飲もうと思います。

2018年05月30日(水)

遅ればせながら、先日初めての〈英語でたのしむおはなし会〉が終了しました。

学生時代の苦手科目は英語と数学。
高校時代は筆記ばかりでリスニングも喋ることもほとんど授業でしなかったですし、大学時代も私が通っていたころには必修科目は1つもなく(今は古典基礎と語学―英語ほか数カ国語から何か1つ―が必修になっているそうです)、ずっと英語を避けて生きてきたので、こうして目の前で英語を話すのを聴いたり、自分で声に出したりということは中学の授業以来でとても新鮮でした。

聴くだけで終わらず話すという経験もついてくるのは、英語のおはなし会ならではかなと思います。
難しいことはわからなくても、耳が慣れるということだけでも役に立つと思います。
実際、先ほども書いたように英語は苦手な私ですが、復唱したり絵を見ながら聴くことで、とても楽しく参加させていただきました。

〈英語でたのしむおはなし会〉は毎月第3土曜日―次回は6/16―の午後2時~(@おはなしのへや)の開催です。
どうぞご参加ください。

話は変わって。
発売頃にツイッターで紹介されているのを見かけて気になっていた本が入ってきたので借りてみました。
その名も『グッズ製作ガイドBOOK』
ノベルティなどのオリジナルグッズを作るにあたって、「どんなものが」「いくらくらいで」「いくつから」作ることができるのかを纏めたご本です。

定番の缶バッジから、有名ノートメーカーのオリジナルデザインノートなど「こんなのも作れるのか」というものまで。
グッズ好きには見ているだけでも楽しい♪
巻頭の「いろんな既製品に箔押ししてみよう」のコーナーも興味深かったです。
「箔押しと言えば、前にツイッターで見た箔押しマステと便せんすごかったな~(凝ったデザインもお値段も)」と思い出していたら、なんと同じ会社でした。
もったいなさ過ぎて使えないですが、ずっと眺めていられる素敵デザイン…やっぱり欲しかったなぁ……
興味のある方はぜひご覧ください。

『グッズ製作ガイドBOOK』
『ノベルティグラフィックス』
『続・これ,誰がデザインしたの?』
『なごやじまん』(ノベルティとは関係ありませんが、昔の松坂屋包装紙のカバーデザインが目を惹く名古屋本です)

2018年05月29日(火)

この図書館だよりでも何回か話題にしています、月曜22時放送のEテレ「グレーテルのかまど」。
この番組は過去に放送した内容も織り交ぜて放送されるのですが、昨晩は「からすのパンやさんのおやつパン」の回でした。
2015年1月に放送された内容でしたので、ご存命中のかこさんのインタビューや絵本を描いている姿の映像も盛り込まれていました。
子どもたちについて語られているかこさんの表情から「ああ、この人は本当に子どもが好きだったんだなぁ」というのがはっきりとわかって、なんだかじんときてしまいましたね……(´;ω;`)ウッ

肝心の番組のメイン、おやつパンももちろん美味しそう!
着色料でなく、カレー粉やココアパウダーで色付けされていて、味のバランスもよさそうです。可愛くておいしいパン、Goも作ってみたくなりました。

ちなみに、来週6月4日放送回は「いわさきちひろさんの苺ババロア」です。
ご興味ありましたらご覧になってみてください!

『絵本『からすのパンやさん』のパンをつくろう!』 596.6エ
『ちひろさんと過ごした時間』黒柳徹子/ほか著 726.6チ(神島田分室)
『作家のお菓子』910.2サ(神守分室)
『作家のおやつ』910.2サ(神島田分室)

2018年05月28日(月)

 今日の中日新聞地方総合面に来月のイベント紹介記事が載っていました。その中で福井県鯖江市の「めがねフェス2018」の記事と写真が載っており、“1分間に何個メガネをかけられるか競うメガネリンピック”の昨年の様子が写真で紹介されていました。その様子がとても面白く、メガネを競うのに一番良い争い方だなあと思いました。

帰宅時、田んぼを見ると田植えの水が張られ、鏡の様に夕焼けの景色を反射させて綺麗でした。今週の天気は曇りか雨の日が続くようですね。そのせいでしょうか、ツバメが朝から低い所を飛び交っていました。最近ではスズメやハトが木の枝をくわえている姿をよく見掛けます。巣作りでしょうか、鳥にとっては何かと忙しい時期みたいです。

この前『ナイトフライト』(911.1/イ)という句集を読みました。
日常のふと感じとった事を俳句にした句集です。毎日の生活は特別大きな変化は無いように思いますが、そのありふれた毎日を俳句として言葉に起こすと自分の気持ちがほんのわずかですが何かに動かされている事に気付かされます。
最初に読みたいと思ったきっかけは表紙のイラストでした。何となく大滝詠一のCDジャケットみたいと思い読んでみたのですが、巻末の紹介でそのジャケットを手掛けている本人だと知り驚きです。

2018年05月27日(日)

 先週、「SUKITA~刻まれたアーティストたちの一瞬~」という映画を観てきました。映画、といってもドキュメンタリー作品で、主役は写真家・鋤田正義さん。デヴィッド・ボウイの代表作「Heroes」のアルバムジャケットを撮影した写真家として有名な方です。

 鋤田正義さんは、ポートレート写真の名手として知られていますが、映画を観ていてつくづく考えさせられたのは「信頼すること」の大切さ。目の前の相手をリスペクトする心なくして、このような作品を生み出すことはできないのだと思いました。鋤田さんはもちろん作品も素晴らしいのですが、今年80才になられるとは思えない子どものようにキラキラと輝く黒い瞳が何よりも素敵で印象に残りました。ところで、映画にはカンヌ映画祭でパルムドールを獲得したばかりの是枝裕和監督や、主演したリリー・フランキーさんも登場していて、少し驚きました。こうやって世界はゆるやかに繋がっているのでしょうね、きっと。

 さて、少しは図書館についての話も。先々週の金曜、5月18日に放送されたNHK「ドキュメント72時間」は、松山市立図書館の移動図書館を取り上げた「島へ 山へ 走る図書館」でした。ご覧になった方も多いと思いますが、3000冊に近い本を積んで過疎化が進む山間部から、フェリーに乗って島へ渡り、本を届ける3日間に密着した内容です。私たち図書館員は、日頃多くの利用者の方に本を貸出していますが、利用者の方がどのような理由で図書館に足を運んで下さるのか、どんな本を読みたいと思っているのかを直接伺うことはできません。番組では、インタビューという形で移動図書館を利用されている方が紹介されており、自宅が火事になり大切なものを失ってしまった方、家族を亡くされた方、東日本大震災に遭われて転居して来られた方が出演されていました。放送を見て、改めて思ったのは「人には色々な事情がある」ということ。本は何のためにあるのか、そんな答えも見つからないまま図書館で働いていますが、少しでも人の気持ちに寄り添う本を紹介できれば、と思います。

 最後に、今週は久しぶりにサッカー界にとって嬉しいニュースが飛び込んできました。イニエスタ選手、ヴィッセル神戸入り―。サッカーが「うまい」とはどういうことなのか、「良い選手」とはどんな選手なのかを知りたかったら、イニエスタ選手のプレーを見ることです。・・・私もヴィッセル神戸の試合、生観戦したいなぁ。

さて、来週は日本代表戦、そしてロシアW杯日本代表23人の発表もあります。現状は、かなり厳しいスケジュールですが、W杯を目標に気合を入れて仕事に励みたいと思います。

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