2017年の図書館だより

2017年03月30日(木)

もうすぐ3月もおしまいですね。
いやあ、はやいはやい。
まだまだ先のことだと思っていたらあっという間ですね。
時の流れは本当におそろしい。
流れにのっかるのに精いっぱいです。

それにしても年々1年が短く感じます。
大学を卒業したのがつい先日のことのようです。
…いや、さすがにそれは言い過ぎか。

4月からは新年度。
気を引き締めてがんばります!!

では、今回はもうすぐ見ごろをむかえるであろう桜の本をご紹介します。
今年も見に行きたいなあ。(し)

『桜』(627.7/サ)
『サクラ・さくら・桜』(748/サ)
『日本一の桜』(479.7/マ)

2017年03月29日(水)

隠居生活がしたいです……

と言っても、何か偉業を成し遂げたわけでも、最後まで勤め上げたとも言えない今の年齢を考えると、単に引きこもりたいだけだろうと言われてしまいますね……

金銭的にも、無収入になるわけにはいかないので無理ですが。
タカラクジイットウアタラナイカナー

夢のまた夢です(´・ω・`)  (★)

『宝くじの文化史』・『おおあたりぃ~』(絵本)

2017年03月27日(月)

道の脇にツクシが沢山生えていました。まだ少し寒いですが、草木は春らしくなってきましたね。

今月末で期限が切れてしまう映画のチケットがありました。利用できる映画館が限定されていたので何を観ようか迷っていたのですが、たまたま名駅で見掛けたチラシがちょうど対象館の映画だったのでそれを観に行きました。
「天使のいる図書館」という映画で、何となくヤングアダルト層を感じさせるタイトルですが、実在する奈良県の図書館が舞台で司書のお話という事で観に行きました。

レファレンスサービスを通して知り合ったある女性と、謎の男性との交流を描いた心温まるお話なのですが、この主人公の女の子が痛々しく感じるような性格で、見ていて心配になってくるのですが、次第にその個性が立ってきて最後の方には馴染んできていました。
図書館の職場が題材として使われるのは珍しく、職員が業務しているシーンは他の図書館の職場環境を垣間見るようで、うちの館と比較しながら観てしまいました。  (伊)

2017年03月26日(日)

 お彼岸を過ぎ、暖かくなってきましたね。外に出かけたい、
・・・と思い立ち、先週の土曜日に久しぶりにサッカー観戦をし、
熱い声援を送ってきました。ギリギリの勝ち点3だ!
という、2対1の渋~い勝利でしたが、負けなくて良かったさ♪
と考えることも、長丁場のリーグ戦では大切・・・たぶん。
これからも温かく見守り、応援します。信じています、風間監督を。

 先週は代表戦もありましたね。そう、ロシアW杯最終予選っ!
日本対UAE。見事に勝ちましたね。深夜に起きて観るべきか、
かなり迷ったのですが、ここのところ疲れ・・・、
というか寝不足で断念し、ゆっくりと普通に眠って翌朝、
良い結果を知りました。嬉しいことです。神様!
次の試合も、よろしくお願いします。ところで、
疲れの原因は、ここのところのお出掛けのし過ぎですし、
そろそろ、家でのんびり一日過ごそうと思いました。

 最後にお知らせですが、中央コーナーを模様替えしました。題して「サラホン」。詳しくは来週にじっくりと書きたいと思います。前回コーナー「アラハンに学ぶ。」、たくさんの貸出を有難うございました。お礼申し上げます。先日、ニュース番組を観ていたら佐藤愛子さんが出演されていました。背筋の伸びた姿勢と、ユーモアあふれながらも美しい話し方。とても格好良かったです。数年前に亡くなった祖父は佐藤愛子さんと同じ年齢だったのですが、祖父もなかなか面白い人だったので、この世代の方々の朗からなユーモアの感覚はとても素敵だな、としみじみ思いました。(き)

2017年03月25日(土)

暖かい日が続いていたのでうっかり薄着で出掛けたら、風が強くて一日中肌寒く、完全に服装選びを失敗しました・・・。
この時期は何を着たらいいか悩みますね。
体が冷え切ってしまい、あやうく風邪を引くところでした。
年度替わりのこの時期は何かとバタバタするので、体調を崩さないように気をつけます!

3月は卒業のシーズン。
小学校の時の担任の先生が定年退職されるということで、同級生一同で祝宴をあげることになりました。
小学校を卒業してから四半世紀以上経つ今、こうして集まることができるのは本当にありがたいことだなあとつくづく思います。
これからもお互い元気でいたいものです。 (い)

『卒業式の歴史学』有本真紀/著 講談社 374.4ア
『卒業』重松清/著 新潮社 913.6シ
『定年ちょっといい話』石川恭三/著 集英社 159.7イ
『定年後を楽しく生きる100の知恵』日経BP社 367.7テ

2017年03月24日(金)

3月24日ということは梶井基次郎さんの檸檬忌ですね!
今年も多くの檸檬が丸善京都店に並んでいるのかな?

檸檬忌なので梶井さんの話でも…と思いましたが、(す)が知っている梶井さんの逸話といったらお酒に酔って「大人になりたい!(そっちの方面で)」と友人たちに駄々をこねた挙句、遊郭へ連れて行ってもらい、帰ってきた時に発した言葉が「俺は純粋というものがわからなくなった…」
という、ご本人の威厳を消してしまいそうな話しか出てこなかったのでやめておきます。(と言いつつちゃっかり書いている)

檸檬と言えば、(す)は唐揚げなどの揚げ物に檸檬をぶしゃっとかける派なのですが、皆さんはどうですか?

(す)は、檸檬を一絞りするだけで揚げ物がさっぱり爽やかになるのがたまらなくて、よく家族や友人に「それすっぱくない?」と言われるまでかけ続けてしまいます。
元々檸檬が好き、ということもかけすぎてしまう原因ですかね。

なんというか、こう、檸檬をかければなんでもさわやか!さっぱり!美味しくなる!と(す)は檸檬さんに絶大な信頼を寄せているのです。
I LOVE 檸檬さん。

ちなみに、檸檬をかけるときは皮の部分を下にして絞るといいんですよ!
果汁が皮を伝って、檸檬の香りが強くなって美味しくなるのだそうです。

ファミレスなどで両手に檸檬を持って揚げ物にぶしゃっ!!とかけている輩がいたら(す)です。
そっとしておいてあげてください。   (す)

『梶井基次郎全集 第1巻』(梶井 基次郎∥〔著〕) (918/カ/1)
『レモンの歴史』(トビー ゾンネマン∥著) (625.3/ソ)

2017年03月23日(木)

目がかゆい……。
こんにちは。すっかり日が長くなりましたね。
花粉との戦いに苦しむ(し)の更新です。

さて、今更ですが『流して焼くだけ簡単魔法のケーキ』(596.6/サ)
という「魔法のケーキ」の本をよみました。
「魔法のケーキ」は少し前から流行っているのかな?
簡単に説明すると一度焼くだけで3層にわかれるケーキのことだそうです。
ちなみに3層はスポンジとカスタードとフランの層だそうです。
…フランってなんだろう?
うん、今度調べてみるか。
ちなみに私はカスタードクリーム大好き人間なのでぜひ食べてみたいです。
(ホイップクリームより断然カスタードクリーム派です!)

それにしても本にのっているケーキはどれもおいしそう!!
食べたいなぁと思いながらケーキをじっくり眺め、そっと本をとじました。(し)

『流して焼くだけ簡単魔法のケーキ』(596.6/サ)
『魔法のケーキ』(596.6/オ)

2017年03月22日(水)

先日の(き)さんの図書館だよりを読んで、「ヤンソンさんの誘惑」のヤンソンさんは、トーベ・ヤンソン(ムーミンの作者)とはなんにも関係なかったんだ、と思った(★)ですこんにちは。

それはさておき、昨日の内田康夫さんの休筆宣言。
脳梗塞で倒れられたことも知らなかったので、突然のことにびっくりしました。
しかしそれ以上に、完結編を公募するということに驚きです。
ドラマ化も頻繁にされているシリーズなので、その辺りの権利関係のことも応募要項に盛り込まれていました。
どんな方が受賞するかも気になるところですが、著作権使用料相当がおいくらくらいなのかが気になります(やっぱり人気シリーズはすごいな~なのか、意外とそれくらいなのか、とかそういうレベルで^^;)。

連載分の単行本は5月の刊行だそうです。ファンの方はお楽しみに。  (★)

2017年03月20日(月)


春めいてきました。

 どんどん春が近づいていていますね。正午過ぎは風も暖かく、日差しも心地よかったです。

先月だったと思いますが、ニュースで食堂等でのタバコの喫煙が全面禁止になるかもしれないと言う話題がありました。
21世紀になって大きく変わった世相の一つにタバコ業界の縮小が挙げられます。以前はテレビでたくさんのタバコのCMを見ました。今はコンビニの広告ぐらいでしか見なくなり、街でも灰皿が撤去され、場所によって罰金が科せられる地域もあります。ショッピングモールや電車では分煙室といった場所が設けられていますね。喫煙する人は相当周りに気を配っているのではないでしょうか。

タバコは吸っている人に留まらず、本や映像からも喫煙描写は問題視され、以前アニメ映画『風立ちぬ』(778/カ)で喫煙描写が多いと指摘を受けた事がニュースになっていました。時代が時代ですので喫煙場面は確かに多いですが、昔はあれが普通の光景だったので私は特に変に思いません。喫煙の歴史が闇に葬られるのは寂しいですね。

と、書いていて何ですが、あんまり図書館の話題でタバコの話題は良くないですね。元喫煙者という事で一度は触れておきたい話題だったので、すいません。 (伊)

2017年03月19日(日)

 10日ほど前に、「DAVID BOWIE is:デヴィッド・ボウイ大回顧展」を観るために、品川まで行ってきました。感動を言葉であらわすことは、とても難しいことなので、「図書館だより」に書くのも、やはり難しいのですが、本当に観に行ってこられて良かったなぁ・・・と、しみじみと思っています。ボウイ展については、雑誌『Pen』2月1日号でも詳しく紹介されていますので、興味のある方は、是非ご一読を。

 さて、日帰りとはいえ、道中では幾つか面白い体験もありました。そのひとつが、生まれてはじめて「ヤンソンの誘惑」を会場近くのお店で食べたこと。数年前に、北欧の特集を組むにあたり、色々と調べていたところ、何とも変わった料理名を発見し、いつか機会があれば食べてみたいと思っていたのです。簡単に言うと、スウェーデンではポピュラーなポテトグラタン料理。ホワイトソースで作るのではなく、ニシンで作ったアンチョビとジャガイモで作るのがポイントだそうです。アンチョビが効いているので、ちょっと独特な味ですが、臭みは全くなくて美味しかったです。この面白い名前の由来は、19世紀に菜食主義者の宗教家エリク・ヤンソンが、あまりにも美味しそうな見た目と匂いに勝てずに、つい口にしてしまったこと。図書館所蔵の本では、『ムーミンママのお料理の本』(596/マ)で紹介されています。

 もうひとつは、完全な敗北感を抱いた体験。ちょうど夕食時にさしかかった帰りの新幹線。晩ご飯は、品川駅構内で買ったお弁当でした。2人掛けの座席で、おそらくは東京から乗った隣の席の若い女性も、お弁当を広げていました。私もおもむろに弁当を広げ、美味しく頂いて、ゴミを捨てようと席を立った時、何とその女性は、もう一つの弁当を広げて食べ始めたのです。しかも、小ぶりとかではない普通のサイズ!つまり弁当2個!!・・・こんな細身の若い女性のどこに消化されるのか・・・、人として完全に敗けた、と思った瞬間でした。胃の丈夫な人が本当に羨ましいです。(き)

2017年03月18日(土)

少し前に洋食屋さんで伊勢・志摩産の牡蠣フライを食べてきました。
サクサクの衣に包まれた大きなぷりっぷりの牡蠣がジューシーに揚がっていて、とってもおいしかったです!

牡蠣は大好物なので、鍋にする時はけっこうな頻度で入れるのですが、揚げ物を家でする習慣がないので、牡蠣フライはお店で食べるようにしています。
ずいぶん前に一度、牡蠣カキフライを家で揚げてみよう!と思い立ち、挑戦してみたことがあるのですが・・・。
それなりにおいしかったのですが、揚げている間つきっきりで様子を見ていなくてはならないし(あげくに油酔い・・・)、牡蠣にどの程度火を通したらいいのかいまいち判断に悩むし、工程や後片付けの労力を考えると、やっぱりお店で食べた方がいいな・・・という結論に達しました。

暖かくなってきて、牡蠣のシーズンも終わりに近づいてきましたね。
また来年もおいしい牡蠣が食べられますように♪ (い)

『日本料理 揚げもの・蒸しもの』大阪あべの辻調理師専門学校/〔ほか〕編 同朋舎出版 596ニ 
『貝料理あれもこれも』臼井一茂/編 創森社 596.3カ
『貝 その文化と美』H.スティックス/〔ほか著〕 朝倉書店 
『カキフライがないなら来なかった』せきしろ/著 又吉直樹/著 幻冬舎 911.3セ

2017年03月17日(金)

先週の(★)さんの図書館だよりを見て、がんこちゃんといえば、今年の1月に放送20周年を迎え、その記念エピソードが物凄いホラーだと話題になっていたのを思い出しました。
(※内容がっつり書いちゃうのでネタバレしたくない方はUターンでお願いします!)
簡単に説明すると

・学校の掃除をしていたら自分と人間の女の子が写った写真を見つける
・学校の古い時計で、タイムスリップする
・昔の両親に出会い仲良くなる
・そこから更に飛ぶ
・砂漠で砂の化け物を倒し、人間の兄妹を助ける
・仲良くなり、写真を撮ったり、サボテン料理を振る舞う(ここで冒頭の写真が出てくる)
・次の日「お兄ちゃんにサボテン料理を作ってあげたい」という妹と一緒に外へ出る
・帰ると兄のベッドに砂の山が
・「そういえばお母さんが死んだときにも砂が…」と言う妹の前でさっさとお掃除をするロボット。
・「もう帰らなくちゃ」とがんこちゃん(ここで帰れるがんこさんのメンタルの強さ)
・「また遊びに来てね」という妹と別れて現代へ
・戻ったがんこちゃんは「また会おうねー!」と夕日に向かって叫ぶ
・足元の砂がそれに答えるようにさらさら風に吹かれる
といった内容。

…子ども向けとは一体。
これ砂漠って、砂って、確実に……ですよね?

いや~、中々闇が深いですが、(す)個人としてはこういうの大好きです。大好物です!
言ってしまえば、使い古されたベタなどんでん返しものですが、うまく使えばお話のいいスパイスになりますしね。

しかし、新年一発目からこのお話を持ってくるとは、子ども向けと侮っていたらいけませんね…。   (す)

『がんこちゃんシリーズ』(末吉/暁子∥文) (K/913/ス)

2017年03月16日(木)

先日、金沢にでかけてきました。
兼六園にいってきましたが庭がきれいで感動しました。
特に松がすごかったです。
あと、21世紀美術館にもいきました。けれど展示が前衛的過ぎて私には
よくわからなかったです。
たぶん私の感覚は今のところ20世紀なんだろうな。

ちなみに21世紀博物館はリュックの持ち込みが禁止でした。
私はリュックを背負って観光していたので「しまった!」と大慌て。
コインロッカーはあるのですが、コインロッカーに貴重品を預けるのも嫌なので
友人のかばんに貴重品をいれてもらいました。

その後和菓子作り体験もしましたが、手先が不器用なせいで
見本とはだいぶ違う出来になってしまいました。
あんこを桜の形に整えるのですが、これがまあ桜にならない。
かろうじて花だということはわかるような感じにはなりましたが
いやしかし、こんなに難しいとは……。

という感じでいろいろありましたが、初めての金沢。
街並みがきれいでとっても楽しかったです!!
観光に向いているところだなーと思いました。(し)

『金沢の茶室』(521.8/カ)
『金沢』(291.4/カ)
『五木寛之の金沢さんぽ』(915.6/イ)

2017年03月15日(水)

最近では、CDの取り込みやデータの整理くらいにしか使っていなかったノートパソコン(WinVista)がとうとう壊れてしまいました。
ないならないで困るものなので、この機に気になっていたタブレットPCを買ってみました。
(CDの取り込みは外付けドライブで)

初めてみたときは「なんじゃこりゃ!」と思ったあのタイル状のメニュー? にも、スマホに慣れたことで拒否反応は無くなりましたが、それでもやはり勝手が違っているので、ちょっとずつ勉強しなければと思います。

メニュー以上にちょっと困ったことが、これまで使っていたノートやデスクトップとはピッチが全然違っていて、なかなか思ったように文字が打てず、スムーズに入力できないことにイライラ……
していても仕方ないので、頑張って慣れるしかないですね。  (★)

『できるゼロからはじめるWindowsタブレット超入門』
『できるWindowsタブレット』
『できるWindows 8 タッチPC&タブレット編』
(いずれもパソコンコーナーにあります)

2017年03月13日(月)

外に出ると、所々で梅の花が満開で、時おり大学の卒業式の帰りらしい袴姿の人も見受けられます。スーパーやコンビニでは、新人バイトさんが先輩からレジ打ちの指導を受けている姿や、電車に乗れば運転席に指導員の腕章をした人と新人運転手がいたりと、皆それぞれ新たなステージに向けて歩み始めている様子が垣間見えます。不安と希望では、不安の方が若干多いかも知れませんね。でもそれは誰もが感じている事で、今の季節、何かしら不安や、期待を持つのは当たり前かも知れません。

津島の短編小説コンテストの受賞作品を読んでいます。
『大きな金魚』はまだ読んでいる途中ですが、『だなもさん』と『天王通りの喫茶店が売られる日』は読み終えました。
2作品読むと、個々に津島の想像できる街並が変わってきますね。『だなもさん』のイメージだと東京でいう吉祥寺や下北沢界隈の居酒屋や木造アパートが建ち並ぶ街の雰囲気を感じましたし『天王通りの喫茶店が売られる日』ですと、今の天王通りのイメージに近いものがあります。
それだけ前者と後者の町に描写の細かさが違うというのもありますが、どうでしょうか。別れと出会いのあるこの時期に読むと、丁度そんな空気を漂わせる旬な小説だと思いました。 (伊)

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