橋田壽賀子さんが2021年4月4日に95歳で亡くなられました。
心よりご冥福をお祈りいたします。
追悼といたしまして、現在展開中「春のお江戸まつり」内のコーナー6に、橋田壽賀子さんの著作を集めました。どうぞご覧ください。
橋田壽賀子
1925年、韓国・ソウル生まれ。日本女子大、早大を経て、松竹に入った後、フリーの脚本家になり、テレビドラマの脚本を書き始める。TBS系「ただいま11人」、NHK「となりの芝生」などが大ヒットし、人気脚本家に。明治から昭和を生き抜いたヒロインを通し、日本の歩みを問うたNHK連続テレビ小説「おしん」は最高視聴率60%以上を記録。社会現象となり、海外でもアジアを中心に数十カ国で放送された。「おんな太閤記」(81年)、「いのち」(86年)、「春日局」(89年)など、NHK大河ドラマでも女性を主人公に据え、日常生活に埋もれた女性の本音と力強さを浮き彫りにする独特のホームドラマを書き続けた。90年に始まった「渡る世間は鬼ばかり」(TBS系)は約30年にわたって放送される人気シリーズに。80歳を過ぎても旺盛な創作意欲は衰えなかった。2020年に文化勲章を受章。4月4日、95歳で死去。