読み聞かせにおすすめの本 3~5歳

幼稚園や保育園に入り、同世代の子どもたちと集団生活も経験するようになる頃。言葉の発達や人間関係の広がりにともなって、ストーリーのある絵本も理解できるようになってきます。子どもの興味・関心に合わせて、好奇心や想像力を育む絵本を手渡しましょう。

  • 『あめのひえんそく』
    まつお りかこ/作・絵 岩崎書店

    楽しみにしていた遠足の日。けれど雨で遠足は中止になってしまいました。悲しくて泣いていたモンタに、リュックを背負ったおかあさんが「えんそくにいくわよ」と言いました。まだ雨が降っているのに……と不思議に思いながら、モンタがおかあさんについていくと……。

  • 『おたまじゃくしのチャム』表紙

    『おたまじゃくしのチャム』
    竹中 マユミ/文・絵 偕成社

    生まれたばかりのおたまじゃくし・チャム。後ろ足がはえ、前足がはえ、少しずつかわっていく自分のすがたに、「おとなになった自分」の想像がふくらみます。

  • 『おなら』表紙

    『おなら』
    長 新太/作 福音館書店

    人もどうぶつもおならをします。おならはどうしてでるのだろう?くさいおなら、くさくないおなら。大きい一発のおなら。おならのひみつを、まじめにユーモラスな絵で描いた科学絵本です。

  • 『ぐりとぐら』表紙

    『ぐりとぐら』
    中川 李枝子/作 大村 百合子/絵 福音館書店

    「ぼくらのなまえはぐりとぐら このよでいちばんすきなのは おりょうりすることたべること」
    おおきなたまごでつくった、おおきなカステラは、いつの時代も子どもの心を惹きつけてやみません。夏には『ぐりとぐらのかいすいよく』、12月には『ぐりとぐらとおきゃくさま』 『ぐりとぐらのおおそうじ』など、他のシリーズ作品もおすすめです。

  • 『どんぐりむらのおまわりさん』表紙

    『どんぐりむらのおまわりさん』
    なかや みわ/作・絵 学研

    ここはどんぐりむら。マテバシイのまてばじいさん、どんぐりえんに通うならがしわのきょうだい・だいとかんななど、老若男女いろんなどんぐりたちが、今日もなかよく平和に暮らしています。
    おまわりさんのほかにも、ぼうしやさん、ぱんやさん、ほんやさんなど、いろんなおしごとのどんぐりたちが活躍するシリーズ作品もおすすめです。

  • 『わたしのワンピース』表紙

    『わたしのワンピース』
    にしまき かやこ/絵・文 こぐま社

    「まっしろなきれ わたしのワンピースをつくろうっと」
    「ラララン ロロロン わたしににあうかしら」
    お花ばたけを歩くと花もように、雨にあたれば水玉もようにかわる、ふしぎなワンピース。シンプルだけどカラフルな、おしゃれなロングセラー絵本です。

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