コーナー7「4月の本」

新しい季節のスタートです。「4月に関する本」を集めました

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入口ゲート付近のコーナー7では、4月に関する本を集めた「4月の本」を展開しています。
今後、毎月ごと季節に合った本を紹介していく予定です。

  • 4月1日は「エイプリル・フール」です。「四月馬鹿」ともいい、この日は嘘をついてもいい日とされています。
    ただし、「エイプリル・フール」には、嘘をつく上でのルールがあります。それは、決して人を傷つけないこと。そして、後々まで害を残さないこと。最近では、企業でも特設のサイトを作ったり、画像を用意したりと手の込んだ嘘を仕込み、SNS上で反響を得て、顧客との交流のきっかけとすることも多いようです。
    昨年は、Google社が「キーボード入力に変わるデバイスとして『プチプチ』に対応する」というプレスリリースを行ったことや、パインアメを製造している会社がパインアメの穴成分を商品化した「パインアメのアナ」を発売すると発表したことなど、ユニークな「嘘」が話題となりました。はたして今年は?

  • 昔、桜には田の神が宿ると考えられていました。桜が満開になると、人々はお酒や食べものをお供えして、米や麦などの作物がたくさん収穫できるように祈ったそうです。
    桜が咲く時期が近づくと、各地の開花予想日が新聞などで発表されます。日本地図に線で表された予報が天気図の前線に似ていることから、「桜前線」と呼ばれています。今年は、3月下旬に暖かい日が続いたため、例年より早くソメイヨシノは満開を迎え、既にお花見を楽しまれた方も多いと思います。
    そしてソメイヨシノが咲き終わった後には、八重桜の季節がやって来ます。ソメイヨシノよりも開花期間が長い八重桜、今年はこちらも楽しんでみてはいかがでしょうか。津島市立図書館から近い天王川公園では、多くの八重桜とともに「鬱金桜(ウコンザクラ)」という、鬱金色に咲く八重桜も楽しむことができます。

  • イエス・キリストが金曜日に十字架にかけられて亡くなった後、三日目の日曜日に蘇ったことを祝う復活祭(イースター)。キリスト教ではクリスマスと並ぶ重要な日です。「春分の日の後の最初の満月から数えて最初の日曜日」と定められているため毎年日にちが変わり、今年は4月1日となります。
    イースターには、卵の殻に色や飾りつけをしたイースター・エッグを作ったり、カードを送りあったりします。卵を使うのは、キリストの復活を卵から雛が孵ることになぞらえたためとされています。
    津島市立図書館・児童室では、こどもの読書週間にあわせて「図書館deエッグハント」というイベントを行う予定です。こちらも、ふるってご参加下さい。

  • 巌流島の戦い

    宮本武蔵と佐々木小次郎による、天下一の剣の使い手を決める有名な決闘「巌流島の戦い」が行われたのは、1612年4月13日のこと。武蔵は諸国を修行中の武芸者、小次郎は細川家に仕えながら道場を開く身でした。
    決闘の日、武蔵は約束の時間から2時間近く遅れて現れます。苛立つ小次郎は、武蔵に刀を振り下ろしますが、船の櫂(かい)を削って作った武蔵の木剣(もっけん)にあえなく倒されるのでした。
    巌流島は、山口県下関市にある関門海峡に浮かぶ島で、正式な島の名前は「船島(ふなじま)」。現代では、ゴールデンウィークに開催される「しものせき海峡まつり」の「巌流島フェスティバル」のイベントとして、宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘の再現が行われ、人気を集めているそうです。

  • お弁当

    4月は、はじまりの季節。新生活のスタートに伴い、毎朝の「お弁当作り」がはじまった方も多いかと思います。
    「弁当」の「弁」の字が数字の「4」に似ていること、「当(とう)」=「10」の語呂合わせもよいことから、4月10日は「お弁当始めの日」と制定されたそうです。
    昨年、冷凍食品会社が実施したアンケートによると、日本で一年間に作られる手作り弁当の数はおよそ50億個。最もおかずの品数が多い都道府県は、平均5.78品で島根県だったそうです。
    お弁当は、作る側も食べる側も心躍るもの。特別なおかずがなくたって構いません。蓋を開ける時のトキメキ、味わってみませんか?

  • 昭和

    4月29日は、歴代で最も長く天皇の地位にあった昭和天皇の誕生日です。戦前は「天長節」と呼ばれ、戦後「天皇誕生日」として国民の祝日に定められたこの日は、平成になると「みどりの日」に変わりました。昭和天皇が植物学者として知識が多かったことが由来となっており、「自然に親しみながら、その恵みに感謝し、豊かな心を育む」ことを目的として定められましたが、2005年に改正祝日法が成立。2007年から「みどりの日」は現在の5月4日に変わり、4月29日は「昭和の日」として定められました。
    昭和の日には「激動の日々を重ねて、復興を遂げた昭和の時代を振り返り、国の将来に心を向ける」という意義があります。少し懐かしい「昭和」を振り返る本を集めました。

  • ダ・ヴィンチ

    1974年4月20日、東京・上野の東京国立博物館で「モナ・リザ展」が開かれ、レオナルド・ダ・ヴィンチの名画「モナ・リザ」が公開されました。
    この作品が描かれたのは1503~1506年頃のこと。謎の微笑みを一目見ようと多くの人が会場に詰めかけ身動きができないほどで、モナ・リザとの対面はほんの数秒だけという人も多かったそうです。この展示は6月10日まで行われ、入場者数は約151万人を記録しました。
    また、4月15日はダ・ヴィンチの誕生日でもあります。ルネサンスを代表する芸術家であると同時に、建築や解剖学の分野でも業績を残し「万能の天才」とよばれたダ・ヴィンチ。現代を生きる私たちを、今なお魅了し続ける存在といえるでしょう。

  • 聖徳太子

    604年4月3日、新しい国家づくりを進める聖徳太子は、前年の「冠位十二階」に続いて「憲法十七条」を制定しました。内容は役人の心構えを説いたもので、役人は天皇を中心にまとまり、国家づくりに努めるよう定められました。第一条の「和を以て貴(とうと)しとなす」という有名な書き出しは、豪族の争いが続く時代に人々の和の大切さを示すものでした。
    ところで、聖徳太子の肖像といえば、40代以上の方なら昔の一万円札を思い浮かべる方も多いでしょう。しかし、あの太子の肖像は「太子を描いたものではない」という説が有力となったため、現在の高校の教科書からは消えているそうです。さらには「聖徳太子はいなかった」という学説を唱える人もいるようで……。聖徳太子をめぐる謎は深まるばかりといえそうです。

  • 散歩

    春です。暖かい日が続くと、体を動かしてみたくなりますよね。
    ふと思い立ったら、ぶらりと散歩に出掛けてみてはいかがでしょうか?家族や友人、愛犬とだけではなく、一人でも、のんびりとした時間を過ごしながら散歩をする時間は、日頃のストレス解消や健康維持に役立つこと間違いなし。
    4月27日~30日には「津島・まちあそび」のイベントとして、ゆっくりお散歩しながら津島を楽しむ「つしまさんぽ・スタンプラリー」が開催されます。津島をもっと好きになれる4日間、参加してみてはいかがでしょう。

  • 椅子

    4月14日は、4と14で「良(4)い椅子(14)」と読む語呂合わせから「椅子の日」とされています。オフィス家具などを販売する会社が制定した日で、新入学、就職、転居などで新しいスタートを切る時期に当たることから、座り心地の良い椅子を贈る日となることを目指しているそうです。
    私たち人間が、生活の中で取る主な姿勢は「立つ」「座る」「寝る」の三つ。つまり、「座る」を支える「椅子」は、人生の三分の一を共に過ごす存在の家具です。座り心地の良い椅子、じっくりと探してみてはいかがでしょう?

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