そろそろ今年も終わりです。「12月に関する本」を集めました
-
お正月準備
12月は締めくくりの月。新しい年を迎えるための準備をする月です。昔から12月13日を「正月事始め」といい、正月準備を始める日とされています。新しい年を「迎える」と表現するのは、元旦に歳神様を家にお迎えするからです。何かと気忙しい年の暮れですが、楽しくお正月準備をするための本をご紹介します。
-
クリスマス
12月が近づくと、街中がキラキラとクリスマスの装飾で飾られます。クリスマスは世界中で行われるお祭りですが、日本でクリスマスを祝うようになったのは明治時代以降のこと。日本では、クリスマスの楽しみ方が時代の流れと共に移り変わっており、最近では家族や友人と自宅で楽しむのが人気となっているそうです。
-
奇術
「よーく見てください、1(ワン)2(ツー)3(スリー)、はい消えました!」という奇術の定番の掛け声から、日本奇術師協会が12月3日を「奇術(マジック)の日」と制定しました。
奇術には長い歴史があり、古代エジプトの壁画にも「カップ&ボール」という定番手品を披露する姿が描かれているそうです。 -
漢字
12月12日は「漢字の日」です。1(いい)2(じ)1(いち)2(じ)「いい字一字」の語呂合わせを日付の由来として、日本漢字能力検定協会が制定しました。また、この日は京都の清水寺で「今年の漢字」の発表と奉納が行われることでも知られています。
さて、今年はどんな漢字となるでしょうか?- 『漢字力が身につく熟語練習帳』 馬場 雄二
- 『政治家はなぜ「粛々」を好むのか』 円満字 二郎
-
忠臣蔵
1702(元禄15)年12月14日は、赤穂浪士が討ち入りをした日です。
年末の時代劇といえば「忠臣蔵」が定番ですが、「大石内蔵助」や「吉良上野介」、「浅野内匠頭」といった名前を知らない若い方も多いかと思います。多くの芝居や小説となっている「忠臣蔵」。長く日本人に愛される物語に触れてみませんか?- 『忠臣蔵夜咄』 池宮 彰一郎
- 『チュウは忠臣蔵のチュウ』 田中 啓文
-
平成
現在の天皇陛下(昭仁さま)は来年4月30日に退位されることになっているため、12月23日が天皇誕生日となるのは今年が最後です。
来年は皇太子徳仁さまが天皇として即位されるため、天皇誕生日も変更となります。皇太子徳仁さまの誕生日は2月23日。よって、2019年は天皇誕生日が存在しない一年となります。ビックリ! -
映画
1896(明治29)年12月1日は、神戸市において日本で初めて映画が一般公開された日です。映画といってもスクリーンに映写されるタイプではなく、エジソンが発明した一人ずつ覗き込む「キネトスコープ」と呼ばれるものでした。現在、この日は「映画の日」として、入場料割引サービスやイベント等が行われています。
- 『ぼくらの映画のつくりかた』 機本 伸司
- 『新・シネマで法学』
-
デパート
12月20日は「デパート開業の日」です。1904(明治37)年のこの日、東京・日本橋の三越呉服店が日本初のデパート形式での営業を開始しました。実際の営業開始日は21日でしたが、顧客に開業を告知した「デパートメントストア宣言」という文書を送付したのが20日だったので、この日を記念日としたそうです。
- 『デパートへ行こう!』 真保 裕一
- 『マルカン大食堂の奇跡』 北山 公路