2018年も間もなく終わりです。今年も多くの方との別れがありました。遺された言葉に耳を澄ましてみましょう。 さようなら、そして有難う。
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星野仙一さん(1月4日逝去・プロ野球選手・監督)
迷ったら前へ。苦しかったら前に。つらかったら前に。後悔するのはそのあと、ずっと後でいい。
- 『夢 命を懸けたV達成への647日』 星野 仙一
- 『星野仙一決断のリーダー論』 島村 俊治
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石牟礼道子さん(2月10日逝去・作家)
人間の希望、最低の希望はわかり合う努力をすること。一番せつない。わかり合えないということが。
- 『苦海浄土 わが水俣病』 石牟礼 道子
- 『綾蝶(あやはびら)の記』 石牟礼 道子
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金子兜太さん(2月20日逝去・俳人)
もっと気軽にやらなきゃだめですよ。俳句という、素晴らしい詩の形があるのだから
- 『金子兜太の俳句塾』 金子 兜太
- 『他界』 金子 兜太
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内田康夫さん(3月13日逝去・作家)
同じ人物ばかり書いていては面白くないだろうという意見もある。でも僕はそんなことなかったですね。本当に面白かった。
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スティーブン・ホーキング(3月14日逝去・物理学者)
一つ、星を見上げること。二つ、仕事を決して諦めないこと。三つ、幸運にも愛を見つけることができたら、その存在を忘れず、投げ出さないこと
- 『宇宙に秘められた謎』ルーシー・ホーキング
- 『ホーキング、自らを語る』スティーヴン ホーキング
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高畑 勲さん(4月5日逝去・映画監督)
これは他の分野にも言えることだと思うけど、どれだけ好奇心を持って、自分で勝手に課題を立てて疑問を持てるかどうか、ですよね。
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かこさとしさん(5月2日逝去・絵本作家)
子どもであっても、自分の考えを持ち、行動できるようお手伝いするのが私の使命
- 『からすのパンやさん』 かこ さとし
- 『かこさとし 人と地球の不思議とともに』
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さくらももこさん(8月15日逝去・漫画家)
命にかかわること以外には、たいした問題はないぞ、というぐらいの気持ちでゆこうよ。
- 『ひとりずもう』 さくら ももこ
- 『憧れのまほうつかい』 さくら ももこ
たかしよいちさん
児童文学作家・恐竜の絵本が人気(1月7日逝去)
森山 京さん
児童文学作家・『きいろいばけつ』など(1月7日逝去)
ル=グウィン
作家・『ゲド戦記』が世界的な人気(1月22日逝去)
野中広務さん
政治家・官房長官などを歴任(1月26日逝去)
加藤 廣さん
作家・『信長の棺』などが話題に(4月7日逝去)
衣笠祥雄さん
プロ野球選手・2215試合連続出場を記録(4月23日逝去)
竹本住太夫さん
人形浄瑠璃文楽大夫・人間国宝(4月28日逝去)
古川 薫さん
作家・『漂泊者のアリア』で直木賞(5月5日逝去)
津本 陽さん
作家・代表作『下天は夢か』など(5月26日逝去)
辰巳 渚さん
『「捨てる!」技術』がベストセラー(6月26日逝去)
桂 歌丸さん
落語家・TV番組「笑点」でも活躍(7月2日逝去)
ウスペンスキー
「チェブラーシカ」シリーズ作者(8月14日逝去)
大塚勇三さん
児童文学作家・『スーホの白い馬』など(8月18日逝去)
樹木希林さん
個性派女優としてTVや映画で活躍(9月15日逝去)
下村 脩さん
2008年にノーベル化学賞受賞(10月19日逝去)