「7・8月に関する本」を集めました
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味噌
江戸時代から岡崎市八帖町(旧八丁村)で造り続けられている八丁味噌。約2メートルの木桶に大豆麹と塩を少ない水分で仕込み、重しを円錐状に約3トン積み上げ、二夏二冬(2年以上)天然醸造で熟成させる伝統製法により、酸味や渋みを含む独特な味わいが特徴です。そのおいしさ、奥深さを多くの人に知ってもらう目的で、「八(8)丁味(3)噌」の語呂合わせから8月3日が八丁味噌の日に制定されました。
- 『みそさえあれば。』 小島 喜和
- 『味噌大全』 渡邊 敦光
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水泳
1953年に制定された「国民皆泳の日」(8月14日)を引き継ぎ、日本水泳連盟が2014年に「水泳の日」と改称しました。記念日をきっかけに、水泳競技人口の裾野を広げて競技力の向上を目指すとともに、「命を守ることができるスポーツ」としての水泳を普及、発展させ、国民全員が泳げるようになることで水難事故を減らすのが目標です。
- 『大人の水泳』 笹原 辰夫
- 『なぜ人間は泳ぐのか?』 リン・シェール
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かばん
8月9日は「かばんの日」です。英語で「かばん」を意味する「バッグ」の語呂合わせから、日本かばん協会が制定しました。日本製のかばんの優れた品質、かばん作りの高い技術力、素材の良さ、安心感などを広く知ってもらうとともに、かばん産業の振興、発展を目的として制定されました。かばんの歴史、ハンドメイド、スーツケースの収納術など、かばんにまつわる本を集めました。
- 『バッグ作り教室』 水野 佳子
- 『旅行が200%楽しくなる!スーツケース収納術』 三田村 蕗子
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富士山
864(貞観6)年7月17日、富士山で大規模な噴火が起こりました。「貞観大噴火」とよばれ、富士山の噴火記録としては最大クラスです。山頂からの噴火ではなく、西北斜面に噴火口がいくつも開き、そこから溶岩が流れ出る噴火でした。北側には「剗(せ)の海」という大きな湖がありましたが、東京ドーム640杯分もの溶岩が流れ込み、ほぼ埋まってしまいました。2つに分かれて残ったのが、現在の西湖と精進湖です。
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宇宙
1994年7月8日、日本人女性初の宇宙飛行士、向井千秋氏が宇宙へ出発しました。搭乗したのは、アメリカのスペースシャトル「コロンビア」で、ケネディ宇宙センターから打ち上げられました。実験の数が多かったこともあり、当時の女性宇宙飛行士としては一番長い14日以上を宇宙で過ごしました。「金魚の宇宙酔い実験」を行ったほか、宇宙で生まれたメダカとともに帰還しました。
- 『宇宙から帰ってきた日本人』 稲泉 連
- 『はやぶさと日本人』 永山 悦子
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向田邦子
1981年8月22日、遠東(ファーイースタン)航空103便墜落事故により、搭乗していた作家の向田邦子氏が死去しました。『寺内貫太郎一家』 、『阿修羅のごとく』 をはじめとした数々のテレビドラマの脚本を執筆し、売れっ子脚本家として名を馳せていた向田氏。前年、『花の名前』を含む3つの短篇で直木賞を受賞し、作家としての活動にも注目を集めていた直後の事故でした。
- 『完本寺内貫太郎一家』 向田 邦子
- 『向田邦子の手料理』