コーナー7「2月の本」

「2月に関する本」を集めました

「2月の本」コーナー
「2月の本」コーナーの本
「2月の本」コーナーの本
  • 節分

    豆には”魔を滅する”という意味の「魔滅」という漢字もあてられており、鬼(邪気)を追い払うものとして使用されるようになりました。本来は魔除けに使われていた小豆が使用されていましたが、高価で貴重な穀物でもあったため、手に入りやすい大豆が使われるようになったと言われています。そして、まいた豆から芽が出てしまうと縁起が悪いとされていたため、火で炒った”炒り豆”を使用するようになりました。

  • 手塚治虫

    手塚治虫は、戦争を体験したことで医学の道に進み医学博士になりましたが、後に自身が一番望んだ職業の漫画家になりました。また、ペンネームに「虫」を入れるほど昆虫をこよなく愛していたそうです。日本初の長編TVアニメ「鉄腕アトム」や、長編TVカラーアニメ「ジャングル大帝」など、これらの作品の愛すべきキャラクター達は、TVを通じて日本中を席巻し、アニメーションを大衆に深く浸透させ、国際的にも大きな評価を得ています。

  • 「ふ(2)く(9)」と読む語呂合わせから、衣類への関心を高め、服を着る楽しみを広げようと「服の日」が1991年に制定されました。ファッション業界のトレンドはインターカラー(国際流行色委員会)によって2年前から素材や形状が決められ、1年前には素材の試作品の展示会が開催、半年前には展示会や発表会が開催された後、大量生産が始まります。オシャレには時間がかかりますね。

  • 天気図

    2月16日を「天気図記念日」とするものがありますが、これは気象庁が定めたものではなく、1883年2月16日に東京気象台が試験的に手書きの天気図を作り始めたことをもって記念日としたものといわれています。(正式に発行し始めたのは同年の3月1日から。)各地域の気象機関は、必要なデータを使用して天気図を作成し、現在の気象の解析や今後の気象の予報に利用しています。

  • 冥王星

    冥王星は、1930年に発見され2006年までは太陽系第9惑星とされていました。「もっとも遠い惑星」とされたことから、太陽系の果ての象徴とされ、SFやスペースオペラなどに描かれることが多く、冥王星が登場する作品には『宇宙戦艦ヤマト』『銀河鉄道999』などがあります。「水金地火木土天海冥」や「My Very Educated Mother Just Served Us Nine Pizzas」などのように、9個の惑星の名前とその順番を語呂合わせで覚えていました。

  • 安倍晴明

    安倍晴明は、平安時代では最先端の学問(呪術・科学)であった「天文道」や占いなどを、体系としてまとめた思想としての陰陽道に関して、卓越した知識を持った陰陽師ともいわれています。当時の朝廷や貴族たちの信頼を受け、その事跡は神秘化されて数多くの伝説的逸話があります。小説や漫画、テレビドラマ、ゲームなど、主人公や登場人物として活躍する作品も数多くあります。

  • アリス

    ジョン・テニエルは、1820年2月28日生まれのイギリスのイラストレーターです。ルイス・キャロルの児童文学『不思議の国のアリス』および『鏡の国のアリス』の挿絵を手がけ、アリスの世界を見事に表現しました。 テニエルの挿絵は物語のイメージ形成に欠かせないものとみなされ、今日においてもよく親しまれていますが、後世の多くの挿絵画家がこの物語の挿絵に挑戦しつづけています。

  • 毎年1~3月ごろに、5枚の花弁のある1cmから3cmほどの花を葉に先立って咲かせ、色は白・淡紅・紅色など、500種以上の品種があるといわれています。果実は食用・薬用としても使われますが、青梅には青酸が含まれているので、「食べると死ぬ」という警告が日本では広く知られています。太宰府天満宮にある御神木の梅は、菅原道真公を慕い、都から一夜にして飛んできたと伝えられており、「飛梅」という名で人々に親しまれています。

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