「1月に関する本」を集めました
-
あそび
親戚や友人、みんなで集まるお正月…というのは今年は難しいところもありますが、お正月と言えばみんなでわいわい楽しめる遊びが定番ですね。
かるたやすごろく、凧揚げ、羽根つきなど、お正月の定番遊び・伝承遊びに関する本を集めてみました。
次にみんなで集まる機会へ向けてひそかに特訓したり、親子で一緒にちょっと懐かしい遊びを楽しんでみませんか?- 『「百人一首」かるた大会で勝つための本』 カルチャーランド
- 『だるまちゃんと楽しむ日本の子どものあそび読本』 加古里子
-
おかゆ(七草)
1月7日は人日(じんじつ)の節句、いわゆる七草がゆの日です。
平安時代に中国からやってきて、江戸時代に庶民の間にも広がったとされています。
「病気をしない丈夫な身体をつくる」という願いを込めて、春の七草を入れたおかゆを食べる風習ですが、お正月に食べ過ぎ・飲み過ぎで弱った胃腸を休めるという意味合いもあります。
- 『毎日食べたい!お粥ごはん』 エダジュン
- 『おいしいおかゆ』 グリム
-
冬のスポーツ
スポーツと言えば夏、冬に見どころなスポーツと言えば、冬季五輪でもお馴染みのスキーやスケート(ウィンタースポーツ)くらいじゃない? なんて思っていましたが、それ以外でも1月には大きな大会がいろいろあります!
1日はサッカーの天皇杯、2・3日は箱根駅伝、3日はアメフトのライスボウルなど。
また、新シーズンに向けて野球選手たちがキャンプ地入りするのももうすぐですね。- 『箱根0区を駆ける者たち』 佐藤俊
- 『向かい風で飛べ!』 乾ルカ
-
点字
1月4日は「世界点字デー」。この日は世界標準となっている6点点字を完成させた、フランスのルイ・ブライユの誕生日です。
ブライユは5歳で完全に失明しましたが、家族や周りの協力もあって王立盲学校へ進学、卒業後は同校の教師となります。
まだ盲学校の生徒だった15歳頃には点字の基本形を完成させ、教師となってからも時間の許す限り点字の研究を続けましたが、肺結核のため43歳でこの世を去りました。
- 『6この点』 ジェン・ブライアント
- 『もっと知ろう!点字』 日本点字図書館
-
南極
1月14日は「愛と希望と勇気の日」。
あんぱん顔のヒーローを思い出す響きですがそうではなく、1959年のこの日、南極でタロとジロの2頭の生存が確認されたことにちなみます。
タロとジロは、前年2月に悪天候のためやむなく昭和基地に置き去りにされた樺太犬15頭のうちの2頭で、生存が絶望視されていた中での奇跡的な生存報告に、日本中が感動に包まれました。
- 『その犬の名を誰も知らない』 嘉悦洋
- 『ニッポン南極観測隊』 小野延雄
-
給食
戦後の食糧難から中止されていた学校給食が、物資の提供を受けて1947年1月20日に全国の都市で再開しました。
物資の贈呈式は前年12月24日、その日を「学校給食感謝の日」と定めましたが、その後、冬休みを避けた1ヶ月後の1月24日~30日を「全国学校給食週間」としました。
また、1982年1月22日には学校給食再開35周年を記念して、全国の小・中学校で一斉にカレーが提供され、同日は「カレーライスの日」となりました。- 『給食アンサンブル』 如月かずさ
- 『一度にたくさん作るからおいしいカレー』 ナカムラチズコ
-
ウイルス・感染症
国内で最初の新型コロナウイルス感染者が確認されてから1年。
再び、インフルエンザや風邪が流行する季節となりました。
これからも、手洗い・うがい・マスク着用・3密を避けるなど、誰でもできる対策を地道に続けたいですね。
また1月26日は、人類史上初めてにして唯一根絶に成功した人類に有害な感染症・天然痘に対する予防法を確立したジェンナーの命日でもあります。
- 『感染症はぼくらの社会をいかに変えてきたのか』 小田中直樹
- 『ビジュアルパンデミック・マップ』 サンドラ・ヘンペル
-
大河ドラマ
昨年の「麒麟がくる」はコロナによる収録の遅れもあり、最終回の放送が翌年2月7日に決まり、結末が年を越すことになりました。
2月14日放送開始となる今年の大河は、日本資本主義の父・渋沢栄一が主人公の「青天を衝け」。
本作で60作目となる大河ドラマですが、放送開始が1月でないのは94年4月スタートだった「花の乱」以来27年ぶり、4作目というレアケース。
放送開始が待ち遠しいですね。