「11月に関する本」を集めました
-
ノーベル賞
スウェーデンの科学者ノーベルの遺言により1895(明治28)年に創設され、1901(明治34)年11月27日にノーベル賞の第1回授賞式が行われました。現在、授賞式は毎年ノーベルの命日の12月10日に開催されています。今年の授賞式は新型コロナウイルスの影響を考慮し、規模を縮小して受賞者は出席せず、テレビ中継方式での開催となる見込みです。
- 『知っていそうで知らないノーベル賞の話』 北尾利夫
- 『村上春樹はノーベル賞をとれるのか?』 川村湊
-
みかん
「いいみっか」の語呂合わせで、旬の11月3日を記念日として全国果実生産出荷安定協議会と農林水産省が制定しました。みかんはその昔、紀州みかんが主要種でしたが、現在は温州みかんが各地で栽培されています。みかんはビタミンCを豊富に含んでおり、風邪予防や美肌効果、動脈硬化の予防など、さまざまな効果が期待できるといわれています。
- 『家庭でできるおいしい柑橘づくり12か月』 三輪正幸
- 『日本のおいしいみかんの秘密』 秋竹新吾
-
将棋
江戸幕府8代将軍徳川吉宗が、11月17日に「御城将棋」という年中行事を行っていたことから、日本将棋連盟が1975(昭和50)年に制定しました。史上最年少(14歳2か月)でプロ入りを果たし、その後も多くの記録を更新し続けている藤井聡太二冠のめざましい活躍もあり、今年は将棋界の話題がよく取り上げられていますね。
- 『将棋番組が10倍楽しくなる本』 アライコウ
- 『藤井聡太強さの本質』
-
ボタン
日本ボタン協会・全国ボタン工業連合会などが1987(昭和62)年11月22日に制定しました。1870(明治3)年のこの日、大政官布告によって日本海軍の制服が定められ、前面2行各9個、後面2行各3個の金地桜花のボタンを付けるようにに決められたことを記念しています。美しいボタンの世界に触れてみませんか?
- 『ボタンマニア ボタンを集める、ボタンで作る』
- 『糸ボタンの本』 ちくちくちどり
-
紅茶
ロシアに漂着し、帰国した最初の日本人である大黒屋光太夫が1791(寛政3)年11月1日の帰国の際、女帝エカテリーナ2世から紅茶を贈られた史実により、日本紅茶協会が1983(昭和58)年に制定しました。紅茶の成分には、インフルエンザウイルスを無力化する作用があるそうです。インフルエンザ予防を兼ねて、積極的に紅茶を取り入れてみては?
- 『しあわせ紅茶時間』 斉藤由美
- 『紅茶が動かした世界の話』 千野境子
-
カメラ
1977(昭和52)年11月30日にカメラメーカー小西六写真工業(コニカ)が世界初の自動焦点(オートフォーカス)カメラを販売したことからカメラの日といわれています。そのカメラは「コニカC35AF」で愛称は「ジャスピンコニカ」。2年間で100万台を生産したほどのヒット商品でした。カメラの歴史や撮影のコツなど、カメラに関する本を集めました。
- 『しあわせカメラ』 パパカメラ
- 『カメラとにっぽん』 日本カメラ博物館
-
漆
文徳天皇の第一皇子惟喬親王が京都・嵐山の法輪寺に参篭し、虚空蔵菩薩から漆の製法、漆器の製造法を伝授されたのがこの日であるとされていることから、1985(昭和60)年11月13日に日本漆工協会が制定しました。日本の伝統文化である漆の美しさを今一度見直して日本の心を呼び戻すことを目的にしています。
- 『ほんものの漆器 買い方と使い方』 荒川浩和
- 『繕うワザを磨く金継ぎ上達レッスン』 持永かおり
-
トイレ
「11(いい)10(ト)イレ」ということで、日本トイレ協会が1986(昭和61)年に制定しました。同協会はこの日に「トイレシンポジウム」を開催し、公衆トイレを対象とした「グッドトイレ10賞」や「トイレレポートコンクール」の表彰などを行っています。私たちの生活に欠かせないトイレについて、もっと知ってみませんか?
- 『今を映す「トイレ」』 彰国社
- 『何度でも行きたい世界のトイレ』 ロンリー・プラネット