「7月に関する本」を集めました
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半分
1年のちょうど真ん中の日は何月何日なのか?ふと疑問に思って調べてみると、2019年の真ん中は7月2日だと分かりました。もう半分、と思うか、まだ折り返し地点と思うかは人それぞれかと思いますが、ともあれ、2019年も残り半分。実り豊かな2019年となることを願いつつ、「半分」にちなんだ本をご紹介します。
- 『運動の半年』 銀色 夏生
- 『半分生きて、半分死んでいる』 養老 孟司
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冷たいオヤツ
「一匙(ひとさじ)の アイスクリームや 蘇る」。明治32年に正岡子規が詠んだ俳句ですが、思わずアイスクリームが食べたくなる句ですね。7月は、3日が「ソフトクリームの日」、さらに25日が「かき氷の日」と、「冷たいオヤツ」にちなんだ記念日がいっぱいです。図書館でも「冷たいオヤツ」を並べてみました。どうぞお召し上がり下さい。
- 『今日もかき氷』 蒼井 優
- 『ひんやりと、甘味』 阿川 佐和子
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ゆかた
7月7日の七夕は、「ゆかたの日」でもあります。七夕の日に、機織りが上手になるように祈った乞巧奠(きっこうでん)という行事に由来しています。今年は、7月27日(土)・ 28日(日)が尾張津島天王祭。天王祭は、ゆかた姿で出掛けてみてはいかがでしょうか。あわせて、着物が題材となって いるエッセイや小説もご紹介します。
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森鴎外
7月9日は、森鴎外の命日「鴎外忌」です。森鴎外という名前や、『舞姫』、『山椒大夫』といった作品名は聞いたことがある方が多いと思いますが、現在はあまり読まれていない作家といえそうです。・・・12歳で東大医学部入学、ドイツ留学と恋、子煩悩、饅頭茶漬け・・・全てが森鴎外にまつわるキーワードです。ちょっぴり興味が湧いてきませんか?
- 『鴎外の恋 舞姫エリスの真実』 六草 いちか
- 『明治二十一年六月三日 鴎外「ベルリン写真」の謎を解く』 山崎 光夫
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手紙
7月23日は「ふみの日」です。旧暦7月を「文月(ふみづき)」とよんでいたことと「23(ふみ)」の語呂合わせから制定されました。メールやSNSの普及により、手紙や葉書を書く機会は減っていますが、昭和生まれとしては、郵便受けを覗く楽しみは伝えていきたいもの。ということで、切手や封筒、さらにはポストにまつわる本もご紹介します。
- 『作家の手紙』 有栖川 有栖
- 『こどもたちへ まどさんからの手紙』 まど みちお
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幽霊
7月26日は「幽霊の日」です。その由来は、1825年7月26日、江戸の中村座で『東海道四谷怪談』が初演されたことに遡ります。夏といえば昔から怪談―。津島市立図書館では、7月20日(土)夜7時半から「真夏の夜のこわ~いおはなし会」が開催されます。5歳以上の子どもから大人まで楽しめるおはなし会、夕涼みとしていかが?
- 『愛知の怖い話』 福谷 修
- 『濱地健三郎の霊なる事件簿』 有栖川 有栖
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夏休み
今年も「夏休み」がやって来ます。7月下旬から8月いっぱいの40日間、図書館の主役は子ども達。たくさんの本が、みんなとの出会いを待っています。いっぱい読んで、楽しい夏休みにして下さいね。……すでに大人となった皆さんには、「夏休み」を懐かしく思い出す本をご紹介します。大人にとっても、子どもにとっても良い夏となりますように。
- 『十五の夏 1975』 上・下 佐藤 優
- 『フジコ・ヘミング14歳の夏休み絵日記』 フジコ ヘミング
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サラダ
「『この味がいいね』と君が言ったから七月六日はサラダ記念日」。1987年に発表された俵万智さんの第一歌集『サラダ記念日』に収録された短歌です。今から30年以上前に作られた短歌ですが、「何でもない日」が「特別な記念日」となる、そんな恋のときめきは今と同じでしょうか?夏に美味しいサラダの本も、あわせてご紹介します。
- 『俵万智 史上最強の三十一文字 総特集 『サラダ記念日』刊行30周年記念』
- 『サラダの歴史』 ジュディス ウェインラウブ