中日新聞の新聞記事一覧

2025年02月21日

事件事故 労災隠しの疑い

20日、労働安全衛生法違反(労災隠し)の疑いで、津島市の解体工事業「アカル工業」と同社の男性社長(52)を書類送検 : 昨年4月17日午後、名古屋市瑞穂区の住宅解体現場で、同社の男性従業員=当時(35)=が解体工事用の建設機械とブロック塀に挟まれ、腰の骨を折るなど約1カ月休業する労災事故が発生したが、同社は虚偽の報告をしたとされる。男性社長の認否は明らかにしていない ; 津島労働基準監督署

2025年02月20日

消防はしご車 共同購入、運用 津島、愛西両市 県内初

津島、愛西両市は、消防用のはしご車を共同で購入・運用するための費用を2025年度一般会計当初予算案に計上した。はしご車の共同運用は県内では初めて : 24年3月に連携協約を締結し、総事業費は2億2777万円。津島市消防本部によると、はしご車は配備が必要だが利用実績はほとんどなく、維持管理の負担を軽減するために共同運用を決めた。当面は1カ月ごとに各市に移動しながら運用する : 三重県などでも自治体が共同で購入し、運用する例がある

子育てや定住促進重点 津島市予算案 一般会計273億円超

津島市は19日、2025年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度当初比5.9%増の273億1千万円で、過去3番目の規模。名鉄津島駅前の整備などまちづくりや子育て支援、定住人口の創出などを重点に予算を配分した : まちづくり事業では津島駅西側ロータリーの再配置や公共広場整備などに1846万円を充て、名鉄と共同で計画作りに着手する。駅東側では、駅前広場の拡張工事や用地購入費などに1億6366万円を盛り込み具体的な工事に入る。また名鉄青塚駅を市の北の玄関口とした土地利用構想策定事業に597万円を計上した : 子育て支援では、幼稚園や認定こども園などの副食費を全額補助。18歳までの子ども医療費無料化や第2子以降の保育料無料化、小中学校の給食費無料化などと合わせて全国トップクラスの子育て支援を目指す : 定住促進事業では省エネ住宅の補助を導入、中古住宅のリフォーム補助区域を16カ所に広げる。同市百町では企業誘致区域として約30ヘクタールを対象に検討を進める : 2025年度津島市当初予算案 一般会計273億1000万円(5.9%増)、特別会計132億6200万円(0.6%減)、企業会計155億4600万円(0.7%減)、総額561億1800万円(2.4%増)

2025年02月19日

強盗想定し訓練 職員 冷静に対処 津島のJA支店

金融機関を対象にした防犯訓練が12日、津島市のJAあいち海部神守支店であり、職員らが強盗への対応などを確認した : 支店を変えて毎年実施しており、この日は津島署員が強盗役となり、神守支店や他の部署の職員ら43人が参加した : 同JA金融企画課の船橋寛課長は「コロナ禍で中止した時期もあったが、訓練をきっかけに意識を高めていきたい」と話した

公立高全日制入試 89人が志願先変更 愛知県公立高等学校入学者選抜における一般選抜等の志願者数

愛知県教育委員会は18日、今春に入学する生徒を対象にした公立高校入試(全日制)で、一般選抜の志願変更を締め切った。89人が変更した : 定時制、通信制の第2次選抜の募集人員も発表。定時制の昼間と夜間、通信制を合わせて32校37学科で計650人を募集する : 津島高校 普通科は、募集人員231のところ、第一志願276 第二志願323 志願総数599 最終倍率2.59、国際探究科は、募集人員26のところ、第一志願17 第二志願13 志願総数30 最終倍率1.15 : 津島北翔 普通科は、募集人員71 第一志願27 第二志願108 志願総数135 最終倍率1.90、地域・ITビジネス科は、募集人員62 第一志願81 第二志願71 志願総数152 最終倍率2.45、福祉課は、募集人員27 第一志願7 第二志願15 志願総数22 最終倍率0.81となっている。

2025年02月18日

全日制公立高一般入試 志願倍率1.85倍 愛知県公立高等学校入学者選抜における一般選抜等の志願者数

17日に愛知県教育委員会は、今春に入学する生徒を対象とした公立高校入試(全日制)で、一般選抜の願書受け付けを締め切り、志願状況を発表した。募集人員3万781人に対し、第1志望者は3万1825人。第2志望を含めた志願者の総数は5万6928人で、全体の倍率は1.85倍 : 公立高一般選抜等の志願者数 Aグループ 津島(尾張第1、2群共通)普通科募集人員231人、志願者総数600人、締切倍率2.60倍、国際探究科募集人員26人、志願者総数29人、締切倍率1.12倍 : 津島北翔(尾張第2群)普通科募集人員71人、志願者総数135人、締切倍率1.90倍、地域ビジネス・ITビジネス科募集人員62人、志願者総数152人、締切倍率2.45倍、福祉科募集人員27人、志願者総数22人、締切倍率0.81倍

2025年02月15日

悪鬼をはらえ 清めの矢 津島神社・奉射祭

13日、世の中の悪鬼をはらうという「奉射祭」が津島市の津島神社であった : 祈禱に続いて宮司が天と地に向かって矢を2本放って清めた後、津島弓道会の会員6人が鬼と書かれた千木がつけられた的を狙って3回ずつ矢を放った : 同市の林誠三郎さん(76)は「毎年来ているが、穏やかな年になるよう、何本でも的に当ててほしい」と神事を撮影していた

2025年02月14日

事件事故 あま市で火災

12日午後5時頃、あま市木折、アルバイト男性(65)方から出火し、2階建て住宅を焼いた。アルバイト男性が両手、両足などにやけどを負い、病院に搬送されたが重体。家族が119番通報し、津島署が出火原因を調べている ; 津島警察署

飾り付けたクッキー「家族で食べたい」 バレンタイン合わせ 津島で児童向け教室

11日に津島市の神守小学校区コミュニティセンターで、小学生向けの「バレンタインクッキー教室」が開かれ、チョコなどでデコレーションしたクッキー作りを楽しんだ : つしま子ども食堂のメンバー、服部伸子さんが講師を務め、地元の小学生23人が型抜きしたクッキー生地を焼いたり、色鮮やかなチョコやハート形のお菓子などでデコレーションしたりした : 6年の角田湊音さんは「うまくできたと思う。家族で味わいたい」と話した : 主催した神守地区小学校区コミュニティ推進協議会の浅野幸雄会長は「若い世代にもコミュニティー活動の大切さを知ってもらい、参加者を増やしていきたい」と期待していた

新作狂言 テーマは「認知症」 津島で公演 大きな抑揚付け 発声も練習

8日に津島市文化会館で、認知症をテーマにした新作狂言の公演などがあり、来場者が狂言師から声の出し方などを教わった : 津島市が主催し、脳科学と能楽で地域貢献を目指す「脳能プロジェクト」のメンバーが協力。同プロジェクト共同代表のやまかわさとみさんが作った新作狂言「閻魔返し」を、重要無形文化財総合認定を受けている狂言師の佐藤友彦さんらが上演した : 上演後、同じ共同代表の山本直人・海南病院名誉院長、やまかわさん、ボランティアなどとのトークセッションがあり、山本さんは「認知症に優しい地域づくりのため、地域全体の参加が必要」と指摘した : 狂言師による発声の講座では、参加者が「おはようございます」などと大きな抑揚を付けて声を出していた。市内の小島香苗さんは「日ごろ接することがなかったが、今日のような公演はなじみやすく、楽しかった」と話した

越津ねぎ 古知野高生アレンジ丼 規格外品使い「色もきれいに」調理工夫 手作りPOPも掲示 江南のスーパーで限定販売

古知野高校(江南市)の商業科と生活文化科の生徒たちが、「企画部」と「開発部」に分かれて、地元特産の「越津ねぎ」を使った丼メニュー9品を開発して完成させた。同市内のスーパーで15日から土日限定で販売される : 同校では昨年度、越津ねぎを使った総菜レシピ38品を開発。うち6品が同店で販売され、好評だったため、生産者や店から丼メニュー開発の要望があった : 1月20日に審査会が同校であり、越津ねぎの味や食感、色味などを生かした丼メニュー9品を生活文化科の生徒たちが調理した。試食した審査員は、「どれも大変おいしくて素晴らしい」「青い部分がきれいに生かされたメニューに感動。規格外のネギもこうした工夫で多くの人に届けば」「(店での販売には原価や調理工程などの制約があるが)できる限り再現できるようにアイデアを絞りたい」と話した : 越津ねぎは白ネギと青ネギの中間的な性質を持ち、柔らかく甘いのが特徴。江戸時代中期、津島市越津町周辺で栽培が始まった愛知の伝統野菜で、江南市も主要産地となっている

2025年02月13日

ジュニア版「津島の達人」熱戦 小学5・6年生31チーム参加

9日、津島市の歴史、文化への理解を深めてもらう「津島の達人 ジュニア選手権」が同市の津島児童科学館であった。市内の小学5・6年生の2人組31チームが参加し、本戦はクイズ形式で白熱した戦いを繰り広げた : 市教委や津島商工会議所などでつくる実行委員会が主催。大人向けのふるさと検定「信長の台所 歴史検定 津島の達人」を子ども向けにアレンジし、専用テキストには津島の歴史や祭り、郷土の偉人など街の温故知新が詰まっている : 〇✕形式や記述式問題で正答数を競う本戦では、予選を勝ち進んだ15チームがマニアックな問題にペアで相談しながら解答した : 優勝は蛭間小5年の小川詩乃さん(11)と阿部結香さん(11)のペア。小川さんは「毎日宿題の後、2人で問題を出し合って練習した」と話し、阿部さんは「津島は歴史が深くて難しい。2連覇を目指したい」と意気込んだ

ハラスメント防止条例案  津島市と議会が共同制作 市が公表 三役と議員も対象 県内初

津島市幹部(当時)による職員へのパワハラ問題で、12日に市は、市長や副市長ら三役と議員も対象としたハラスメント防止条例案を市議会と共同でつくり、公表した。条例案は市議会3月定例会に提出し、可決されれば4月1日から施行する。議員も対象とした条例案は県内初 : 条例案では、パワハラなどが認められた場合、市長ら三役は内容を公表し、議員は市議会調査案の決議をもって内容を公表する : 日比一昭市長は「条例を通じて市民に納得してもらい、風通しの良い職場環境を目指したい」と話した。垣見啓之議長は「議会単独での条例も考えたが、議員も高い倫理が求められるため、市側と一緒に条例案をつくった」と説明した

2025年02月09日

中日俳壇 高柳克弘選

投稿の中日俳壇 : 「高柳克弘選」に、津島市の浅井厚視さんの作品が掲載

2025年02月08日

趣味に活気!米寿の作品展 愛西・佐織中の同窓生 津島 写真や油絵など

愛西市佐織中学校を1953年に卒業し、米寿を迎える同窓生らの作品展が津島市のみゆきカメラで開かれている : 同窓生が3年前に最後の同窓会のつもりで開いた作品展がきっかけとなり、その後も呼びかけあって毎年開催されている。4回目の今回は、同窓生7人とその家族らの計10人が作品29点を出品した。25日まで : 恒川利雄さん(87)が「よくここまで続けることができた。撮りたいものはたくさんあるし、こうなったら90歳まで頑張りたい」と話すと、真野宏平さん(87)も「やらないかんね」と応じていた

2025年02月07日

津島で珠算大会 小学生77人競う

1月19日、海部・津島地域の小学生が競う「第59回津島珠算競技大会」が津島商工会議所で開かれた。77人の児童が参加し、小学生1部(1、2年生)、同2部(3、4年生)、同3部(5、6年生)に分かれて総合競技や読み上げ算などの種目に取り組んだ : 総合競技の優勝者を紙面に掲載 ; 津島商工会議所、日本珠算連盟津島支部主催

交通安全、防犯で貢献 津島市 10人に感謝状

津島市役所で5日、津島市の交通安全や防犯、コミュニティー活動推進などに貢献した市民への感謝状贈呈式があった : 感謝状を受けたのは、津島交通安全協会津島支部や市女性交通安全友の会、市防犯協会、各地区のコミュニティ推進協議会から推薦された10人。交通安全活動で表彰を受けた伊藤俊久さん(76)は「今まで努力してきたことが認められてうれしい。今後も体が続く限り頑張っていきたい」と話した : 表彰を受けた計10人を紙面に掲載

公立高定時制 倍率0.75倍

愛知県教育委員会は6日、今春に入学する生徒を対象にした公立高校入試の定時制選抜の志願者数を発表した。昼間が767人、夜間が762人で計1529人。募集人員2040人に対する倍率は0.75倍だった : 志願変更は7日に受け付ける。入学検査は13日、合格発表は18日。今回の入試で定員に満たなかった学校については3月に二次選抜を実施する : 津島高校(普通)では募集人員40に対し志願者数は25となっている

バスケットボール WNBAチームと山本キャンプ契約 日本代表ガード

米女子プロバスケットボールWNBAのウィングズが5日、パリ五輪日本代表でWリーグのトヨタ自動車に所属する山本麻衣選手とトレーニングキャンプ契約を結んだと発表 : ウィングズはテキサス州アーリントンに本拠地を置く。山本選手はインスタグラムに「このような機会をいただけたことに感謝して、未知の世界ですが楽しんできます」と投稿 : 山本選手は津島市立藤浪中学校でバスケ日本一を経験。2018年にトヨタ自動車へ入社し、2019年のワールドカップで日本人初の国際大会優勝を果たした。3人制バスケットボールでは東京五輪にも出場している

2025年02月06日

事件事故 津島市で死亡事故

5日午前6時20分頃、津島市寺前町3の県道を歩いて横断中の愛西市諏訪町、無職の男性(81)が乗用車にはねられ、病院に搬送されたが、死亡が確認された : 乗用車を運転していた愛西市の男性会社員(33)を自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで現行犯逮捕し、その後に釈放した。現場は横断歩道がない片側1車線の直線道路で、署によると容疑を認めている ; 津島警察署

豊田市社協がロークル参加 対象35市町村に

6日から、自治体、メディア、企業が発信する地域情報が集まるスマートフォンアプリ「Lorcle」(ロークル)の運用に豊田市社会福祉協議会が参加する。これに伴い、県内のサービスエリアは35市町村に拡大する : ロークルには、新聞の地域ニュースと自治体・企業・団体の情報を組み合わせて掲載される。アプリストアやQRコードからダウンロードでき、誰でも無料で利用できる。 : 県内のLorcleサービスエリアに津島市も参加

2025年02月05日

Sports愛知 尾張・知多

県高校新人体育弓道尾張支部予選(1月26日まで・津島市錬成館)の結果を紙面にて掲載

認知症 狂言で理解深めて 津島で8日 公演とトークセッション 「優しく対応できる街に」

8日、認知症をテーマにした新作狂言の公演と講演会「脳と身体を狂言でリフレッシュ!」が津島市文化会館で開かれる : 同市が初めて開催するイベントで、午後2時から。劇作家のやまかわさとみさんが2022年に作った新作狂言「閻魔返し」の公演や、認知症に優しい地域づくりをテーマにトークセッションが行われる。狂言には重要無形文化財総合認定を受けた狂言師、佐藤友彦さんらが出演し、来場者が狂言の所作を体験する時間もある : 講演会には、脳神経外科医で海南病院名誉院長の山本直人さんと、やまかわさんが共同代表を務める「脳能プロジェクト」が協力。同プロジェクトは20年に海部津島地域の医療や福祉関係者らが地域の高齢者の健康作りに貢献しようと立ち上げ、公演やDVD制作などをしている : やまかわさんは「閻魔返しは、家族の体験も生かされているが、認知症でも優しく対応していただける街になっていくよう理解を深めてもらえたら」と期待する。入場無料

2025年02月04日

浸水も考慮 新庁舎始動 弥富市と飛島村管轄 海部南部消防組合 消防指令業務 名古屋市に委託 尾張のセンター 連携強化、費用削減へ

1日、弥富市と飛島村を管轄する「海部南部消防組合」(同村大宝)の新庁舎の使用が始まった。海抜マイナス1.5メートルにあり、大災害時には庁舎の1階が浸水する恐れがあるため、消防車や自家発電設備、燃料タンクなどを高い場所に置くことができる造りとなっている : 津島市、愛西市、蟹江町、海部東部(あま市、大治町を管轄)と海部南部の両消防組合からなる「海部地方消防指令センター」は4月から、119番を受けて出動命令を出す消防指令センターの業務を名古屋市に事務委託する。1月下旬から試験運用をしており、4月から本格的に運用を始める : 海部南部消防の担当者によると、消防指令業務の広域化は各地で広まっており、指令を一元管理することで車両の出動状況を把握できるため、特に自治体の境での出動においていち早い現場への到着が見込まれるという

お菓子も受け取り開運祈願 津島神社

2日、津島市の津島神社で節分の豆まき行事があった。豆まきは午前と午後に計3回 : 午前中は雨天のため、ご祈禱を受けた厄年の男女が回廊で豆をまいた後、参拝客にお菓子を手渡した。市内の鈴木弥生さんは「取り合いにならずにいただけてうれしい。今年も健康で平和に過ごせたら」とお菓子を受け取った : 午後から天候が回復し、架台の上から豆やお菓子がまかれた

2025年02月02日

目標立て努力→箱根の走りに 神守中時代 陸上成績振るわず… 「山の神」神野さん 津島で講演

1日、「3代目山の神」として知られる津島市神守中学校出身の神野大地さん(31)の講演会が同市文化会館であり、「迷ったときに、挑戦的な選択をしてきた」と題して約170人を前に自分の意志で選択する重要性を伝えた : 神野さんは小学1年生から軟式野球を始め、中学生になると陸上部に所属。両親の反対もあったが、高いレベルの環境を求めて中京大中京高(名古屋市)に進学。中学時代は海部地区の3000メートルで9位と世代の上位選手と比べても遅かったと紹介し、思うような走りができないこともあったが「努力する才能はあった」と振り返った。青山学院大進学後はストレッチや食事などに注力したことに触れ、できそうな目標を立て達成していった積み重ねが箱根での走りに繋がったことを強調した : 今後については、実業団の選手兼監督として競技の普及に努めながら「箱根駅伝の監督をしたい」と伝えた

2025年02月01日

高齢者の健康を調査 津島 稲垣さんと加藤さん 卒業論文 市長に手渡す

1月30日、至学館大(大府市)健康科学部4年の稲垣夢心さんと加藤理子さんが津島市役所を訪れ、市内の高齢者を対象にした健康に関する調査結果をまとめた卒業論文を日比一昭市長に渡した : 至学館大と愛知学泉大学(岡崎市)、高知学園大(高知県)は、津島市老人クラブ連合会の協力で2022年春から23年夏まで、高齢者の口腔関係の機能と栄養状態などとの関連を調査。稲垣さんらは更に食事などと運動機能や認知機能との関連を調べ、卒論にまとめた : 稲垣さんは「検査ではわかりやすい説明を心がけたが、楽しそうに受けていただいた。皆さん仲がいいと思った」、加藤さんは「自炊している人も多く、元気な方が多いと感じた」と話していた

2025年01月31日

知る 深める 生き抜く 学ぶ 多彩な考え方 互いに刺激 全国高校生マイプロジェクトアワード 愛知県サミット

名古屋市東区の名城大名古屋ドーム前キャンパスで13日、高校生たちがそれぞれの興味関心、地域課題などをテーマに学びを深め、実践した取り組みを発表しあう「全国高校生マイプロジェクトアワード(マイプロ)」愛知県サミットが開催された : 愛知県サミットのコンセプトは「まだ見ぬ自分に出会える日」。参加者は6グループに分かれて10分間の発表を行い、さらに10分間のサポーターとの対話を行う。応募したチーム・個人の66プロジェクトのうち、書類選考を通過した42プロジェクト約130人が発表した : 制服の端材を使った商品開発で地元の毛織物産業を盛り上げる取り組み「Wasshoi!マイ・ウールタウン」を発表した県立津島高校2年の鵜飼萌衣さんと銭雅希さんは「同世代がそれぞれ異なるプロジェクトをやっていて、考え方も違う。新しい発見がたくさんあって、すっごい面白かった」「地道な作業を続けてきた軌跡とか、似たところもあった。アワードに向けてみんなに支えられ、楽しく活動できている自分に気がついた」と声を弾ませて大会を振り返った

事件事故 大麻所持の疑いでプロボクサー逮捕

30日、大麻取締法違反(所持)の疑いで、津島市橘町5、プロボクサー容疑者(21)を逮捕 : 昨年8月16日、岐阜県本巣市のショッピングモールで大麻草約0.34グラムを所持したとされる : 翌17日、モール内の通路に違法薬物と思われる落とし物があり、その後の調べで防犯カメラの映像などから容疑者が浮上。北方署によると、容疑を否認している ; 岐阜県警察署

米首席領事に祭り、名所紹介 津島・高台寺小で児童と交流会

30日、津島市高台寺小学校で在名古屋米国領事館の首席領事、アンナ・ワンさんを招いた交流会が開かれた : 津島市教育委員会が愛知県内の各国領事館関係者を招いて開く「領事館交流プロジェクト」のひとつで、6年生児童約30人が参加。互いに歴史や文化を紹介したり、クイズを出したりして楽しんだ : 交流会に参加した吉田実優さんは「食文化や家族旅行の違いなどについても知ることができた。将来、海外で活動する人のサポートができるよう、言語も学びたい」と話した

[読者投稿]発言 ~みんなの声~ 伊勢神宮参り 願い込め

津島市の大橋和子さん(83)の伊勢神宮参りの読者投稿を掲載

津島の産廃業者を県が許可取り消し

30日、愛知県は廃棄物処理法の欠格要件に該当したとして、津島市の産廃業者「ALKA」の収集運搬業の許可を取り消した : 同社の元役員が2022年2月に刑法の罪で懲役刑が確定しており、廃棄物処理法違反が定める許可の取り消し要件に該当

2025年01月29日

県内産イチゴ 出来映えは? 津島で品評会、新品種「愛きらり」も

28日、愛知県内で生産が盛んなイチゴの品評会が津島市のJAあいち海部本店で開かれた : 出荷量が全国4位という県内産イチゴの栽培技術向上などを目的に、県いちご品評会が主催。162点の出品があり、最高の農林水産大臣賞に鈴木栄滋さん(岡崎市)の紅ほっぺが選ばれたほか、県知事賞など21点が特別賞に選ばれた。イチゴは形や色合い、食味、糖度などで審査され、昨年から本格的な出荷が始まった県内の新品種「愛きらり」も初めて審査された : 出品されたイチゴは名古屋市熱田区のイオンモール熱田で販売された

ドクターイエロー 映える光景探して 名古屋 津島の上田さん写真展

津島市のグラフィックデザイナー上田賢次さん(68)が、東海道新幹線などの検査車両「ドクターイエロー」の写真展を開催。名古屋市瑞穂区岳見町の岳見町ぎゃらりぃで、30日まで : 1月にT4編成の車両が引退するのに合わせて開催。会場には桜の名所である清洲公園から撮影した写真や、雪が積もる伊吹山をバックに走る光景を写した写真など26点が並ぶ : 上田さんは「新幹線を安全に利用できたのはドクターイエローのおかげ。感謝の気持ちで見てもらえれば」と語る

2025年01月26日

救急対応 実演で流れ確認 津島で技術発表会 5消防本部が連携

25日、海部津島地域の5消防本部による「海部地区救急技術発表会」が津島市文化会館で行われ、消防職員や医師ら計約40人が参加した : 4月に名古屋市との消防指令センターの共同運用が始まるのを前に、各本部間で連携して救急事案に対応する流れを、実演方式で確認した

安心な避難所づくり 協力の重要性を強調 津島市防災講演会

25日、津島市防災講演会が市生涯学習センターで行われ、市民ら約100人が参加した : 講師を務めた名古屋大減災連携研究センター特任准教授の木作尚子さんは、避難所運営で最も大切なのは「災害関連死を出さないこと」だと強調。避難所では、静脈血栓塞栓症(エコノミークラス症候群)や脱水症状などの肉体的負担だけでなく、睡眠不足や不安からのうつ症状など、精神的負担にも対応が必要だと説明した : 講演会ではこのほか、防災功労者の表彰や、市の初動対応について説明する時間もあり、皆で防災意識を高めた

2025年01月25日

賀詞交歓会で 100人新年祝う 海部津島青年会議所

海部津島青年会議所の賀詞交歓会が22日、愛西市文化会館であり、メンバーや地元の首長ら約100人が新年を祝った : 所信表明で高木伸也理事長は「年月を経ても活動を続けていられているのは、先輩方の熱い思いが受け継がれてきたから。他の地域から見ても海部津島がきらめくまちとなるよう、託された思いを胸に1年間まい進していく」とあいさつした

バザー売上金5万円 JAが津島市に贈る 女性部「子育て支援に」

JAあいち海部の女性部は23日、昨年11月に開催したチャリティーバザーの売上金を津島市に贈った : 同女性部は昨年、同JAグリーンプラザで開かれた周年祭の会場で、チャリティーバザーのコーナーを設け、メンバーが持ち寄った食器や服、タオルなどを販売。5万1571円の売り上げがあり、全額を子育て支援に充ててもらう目的で日比一昭市長に託した : 同部神守支部長の日比富美子さんは「バザーは皆さんと一緒に楽しく参加できた。子育て世帯で大変な家庭もあると聞いているので、少しでも役立ててほしい」と話した

災害廃棄物処理で基本協定 あま・津島自治体などと「大栄環境」

海部・津島地域の自治体と海部地区環境事務組合は21日、廃棄物処理業の大栄環境(神戸市)と大規模災害時に発生する災害廃棄物の処理を円滑に行うための基本協定を締結した : 海部・津島地域の7市町村は同組合を通して共同でごみ処理をしており、今回の協定により、災害でごみ処理施設の能力を超えた場合などに大栄環境に協力を要請できる : 協定では同社に協力してもらう内容として廃棄物の撤去、運搬、処分、仮置き場の運営などが盛り込まれた : 組合管理者の村上浩司あま市長は「国内各地で災害が多発し、ごみ処理施設そのものが被害を受ける恐れもある。今回の協定で、地域住民30万人以上の安心にもつながる」と期待した

小6の涙 大人への宿題 県教委HPで合格発表 倍率10倍超も 中高一貫校初入試 県教育長 本紙取材に書面回答

4月に開校する県内初の県立中高一貫校4校の合格発表が24日あった : 津島の倍率は2.04倍だった : 紙面では愛知県教育委員会の飯田靖教育長が入試に関する質問に対する回答をしている

2025年01月24日

「津島の達人」上級3回合格 ご当地検定 千葉の関谷さん表彰

20日、津島商工会議所主催のご当地検定「信長の台所歴史検定 津島の達人」で、上級試験に3回合格した受験者の表彰式が津島市役所であり、千葉県船橋市の関谷智一さん(50)に表彰状が渡された : 関谷さんは全国のご当地検定を受検し、100ヶ所以上で合格している。「日本の歴史文化が大好き。津島市も寺社仏閣が多い街並みを気に入って受験した。表彰されてうれしい」と喜んだ : 今年の同検定は2月10日から3月9日までオンラインで実施。2月末まで申し込みを受け付けている

高架橋改修現場を公開 津島の東名阪道 27日から車線規制

中日本高速道路は22日、老朽化のためリニューアル工事を進めている東名阪自動車道の津島市内の高架橋の工事現場を公開した : 報道公開では道路幅を広げるための橋脚の改良状況などを担当者が説明。道路幅を広げつつ橋桁の上にかけるコンクリート製の床板を総取り換えする大規模工事で、27日から下り線(四日市方面)名古屋西インターチェンジ(IC)-弥富IC間で車線規制が始まる : 愛知、三重両県を結ぶ東名阪道の津島市を含む蟹江IC-桑名ICは今年50周年を迎え、コンクリート構造物などの劣化が進んでいる。蟹江IC-弥富IC間約4.8キロを2027年春までに改修する計画

2025年01月23日

沖縄菓子 ムーチー作り 津島 カフェでイベント来店客が参加

18日、津島市中野町の「お寺cafe結人」で沖縄県の伝統菓子「ムーチー」を作る行事があった。来店客約20人が参加し、参加者による三線の演奏もあった : 沖縄では主に旧暦12月8日に子どもの健康などを願って行われるといい、今年は1月7日が「ムーチーの日」 : 店主の小山初子さんは「子どもを大事にする気持ちが伝わってくる行事。こうした文化を多くの人に知ってほしい」と話した

津島天王祭 安全を祈願 当番車の引き継ぎ奉告祭も

17日、7月に津島市で開かれる「尾張津島天王祭」の安全などを願う神事が同市の津島神社であった : 神事後に行われた当番車の引き継ぎ奉告祭では、車の屋台に乗せる能人形を決めるくじ引きもあった : 今年の天王祭は7月26日が宵祭、27日が朝祭、当番車は米車となっている

2025年01月22日

病気乗り越え 24歳柳本、W杯表彰台に立つ スキー モーグル

フリースタイル女子モーグルの柳本理乃(愛知ダイハツ、津島市出身)は、病気による不調を乗り越え、昨年12月のワールドカップ(W杯)で今季初の表彰台に立った : ダイナミックなエア(空中技)が持ち味だが、2022年北京冬季五輪は惜しくも代表を逃した。昨季は3度2位に入り、女子の大黒柱に成長した一方で、体調不良に苦しんだ。昨年2月に脳振とうで戦線離脱した後の検査で「脳脊髄液減少症」と診断され、治療とリハビリに励んだ。病を機に「他の選手と比べるよりも、自分の滑りや気持ちにフォーカスするようになった」と意識も変わったという : 今季は開幕から着実に順位を上げ、昨年12月の第4戦デュアルモーグルで自己最高に並ぶ2位となり完全復調を印象づけた。今季、最重要視するのは3月の世界選手権(スイス)。「表彰台を目標にピークを合わせていきたい」と意気込みを口にした

2025年01月21日

事件事故 あま市で重体事故

20日午前7時25分頃、あま市金岩の県道で、横断歩道を自転車で渡っていた市内の女性(51)が、北名古屋市の男性会社員(46)のトラックにはねられた。女性は病院に運ばれたが意識不明の重体 : 津島署は、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで男性を現行犯逮捕し、同日中に釈放した。男性は容疑を認めているという

2025年01月20日

都道府県対抗男子駅伝 県代表 猛追22位

19日に開かれた第30回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会(7区間、48キロ)で、愛知県代表は2時間21分1秒で22位になった : 目標にしていた8位入賞には届かなかったが、エース不在の窮地にチーム一丸で走り切った : 1区は39位と出遅れたが、その後は順調にたすきをつなぎ猛追。2区では区間3位の好タイムで8人抜き。さらに4区の水野颯也選手(18)=津島東高=が9人抜きの好走を見せた : 服部光幸監督(57)は「高校生区間の底上げが今後の課題。大砲不在の中でよく追い上げてくれた」と話した

2025年01月18日

ランナー神野さん講演会 来月1日、津島市文化会館で

津島市教委は2月1日に市文化会館で、市広報大使を務めるプロランナー、神野大地さんの講演会を開く : 神野さんは、青山学院大時代の2015年に箱根駅伝で5区の区間新を記録するなど優勝に貢献し、「三代目山の神」と称された。現在は、ランニング指導やM&Aベストパートナーズ陸上部の選手兼監督を務める : 講演会は午前10時半からで、「迷ったときに、挑戦的な選択をしてきた」と題し、体験談などを交えて語ってもらう。参加費無料

2025年01月15日

津島で出初め式 放水8色鮮やか 市消防本部など

津島市の天王川公園で12日、市消防本部や消防団による出初め式があった : 式には約250人が参加。11台の消防車両が、丸池に向けて食用パウダーを使った8色の鮮やかな水を一斉に放水し、訪れた人たちはしきりにシャッターを切っていた : 消防活動に大きく貢献した人たちの表彰もあった

2025年01月13日

スマイル新聞 ハッピーな日 タイセツな夢 チャレンジ誓う 「責任と覚悟」 津島

13日の「成人の日」を前に、尾張地域の多くの自治体で12日、一足早い記念の式典が開かれた : 津島市文化会館でも「はたちの集い」が開かれ、508人が出席。20歳の代表者が「失敗を恐れず、自信を持ってさまざまなことに挑戦していきたい」「責任と覚悟を持って歩み続ける」と抱負を語った。同市藤浪中出身の清水優花さん(20)は「友達とゆっくり話せてよかった。どんな人の価値観も受け入れられる看護師になりたい」と話した : この世代は中学卒業直前に新型コロナ禍が始まったこともあり、式典後は写真撮影で賑わった

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