尾張版の新聞記事一覧

2022年11月03日

秋の叙勲 社会のため 長年の歩み 

秋の叙勲が発表され、尾張地方からも各分野で社会に貢献してきた人たちが受章した。そのうち3人(瑞宝重光章・林道春さん(72)=一宮市、旭日双光章・長尾日出男さん(74)=津島市、瑞宝双光章・伊藤邦彦さん(70)=清須市)の喜びの声を聞き、これまでの歩みを振り返ってもらった : 津島市の長尾日出男さんは2019年まで4期16年間、津島市議を務め、議長も経験。議長を務めた15年には、東海北陸道を延伸する一宮西港道路の実現のため奔走した : 今回の受章に対し「1人だけではできない。共鳴してくれる仲間がいたからこそ務めることができた」と感謝を語った

2022年10月21日

巡りて楽し 六つのお寺 津島で23日 写経や座禅も

津島市の名鉄津島駅西側にある6カ所の寺が協力して御朱印巡りや手作り作品の販売などを楽しめる「津島でら寺巡り」が23日、各寺を会場に開かれる : 2カ月毎に開いてきたイベントだが、新型コロナの影響で2年間中止し、今年の2月から再開した。参加するのは蓮台寺、宝寿院、吉祥寺、照蓮坊、観音寺、龍渕寺。寺の関係者や市民有志も含めた「津島れんげの会」が主催する : 今回のイベントでは、照蓮坊で、新たに雑貨や陶器、駄菓子などの販売やキッチンカーも登場する「お寺でなんでもマーケット」が開かれる。このほか吉祥寺と蓮台寺では写経(お茶菓子付き)が、宝寿院では座禅(要予約)がそれぞれ体験できる : 照蓮坊の国保淳住職は「寺としても場所を提供して、まちおこしにつなげられればと思う。今後は、他のイベントとも連携した取り組みにしたい」と話す

津島中心街 カラス大群 夜の電線に数百羽 ふん害苦情も 電柱に撃退装置 収束なるか

津島市の名鉄津島駅東側の中心街で先週から、カラスの大群が電線に集まるようになった。大量のふんで道路が汚れる被害が出ており、関係機関が対応に追われている : 市によると、11日に海部総合庁舎付近の電線に「カラスがたくさん止まっていて怖い」という最初のカラスの苦情が寄せられた。その後17日にはふん害などについて2件の相談が寄せられ、18日には愛知県海部建設事務所の職員らが清掃にあたった : 駅に近い同市西柳原町の中日新聞津島通信局の周辺でも、夜になると、電線にカラスが数百羽ほど止まっているのが目撃された。周辺の商店の女性も「こんなことは40年以上ここにいて見たことがなかった」と憤慨している : 市は、中部電力パワーグリッド津島営業所に相談。カラスが嫌がるタカの声などを発する音声装置2台を電柱に設置したところ、19日夜になって駅前の電線に止まったカラスが多少減っているのが観察された。事態がこのまま収束に向かうか注目される

2022年10月12日

尾張の5商議所 地区の課題議論 稲沢で正副会頭会議

尾張5市商工会議所正副会頭会議が6日、稲沢市の豊田合成記念体育館(エントリオ)で開かれた : 一宮、津島、稲沢、犬山、江南の計5商議所の正副会頭ら31人が出席し、西尾張地区が抱える課題について意見交換した。コロナ禍の中小企業支援や交通インフラの整備促進など計39項目について、県商工会議所連合会会頭会議で要望することを確認し、各商議所の取り組みも報告し合った : 次回は来年4月、一宮市内で開催

「お月見灯路」津島の街を彩る 狐の嫁入り行列や映像投影

キツネのお面をつけた一行がちょうちんを手に練り歩く「狐の嫁入り道中行列」が10日夕方、津島市の中心街で行われた : 夜の津島の魅力を高めようと「尾張津島お月見灯路」と銘打ったイベントの一環。一行が市指定文化財の「渡邉家住宅」を出発すると、大勢の観光客が行列を一目見ようと津島神社までの道中に集まった : 嫁入り行列に夫婦役で出演したのは、稲沢市の新婚夫婦。「大勢の人出に驚いたが、結婚した年になかなかできない体験ができてよかった」とホッとした様子だった : 9日夜には清林館高校パソコン部によるプロジェクションマッピングが津島神社の楼門に映し出され、四季や海中に溢れる生命の躍動などを表現した : 制作に参加した久保聖弥さんは「映像の素材を探すのに苦労したが、出来栄えは百点。色にこだわって制作したが、楽しんでもらえてよかった」と話した

2022年09月29日

行政サービスなど拡充へ 尾張の自治体、来月から 津島市 18歳まで医療完全無料化へ

尾張地方の自治体が10月から、行政サービスの拡充や生活支援の強化に乗り出す。より手軽に証明書を受け取れたり、物価高を受けて買い物がお得にできるクーポン券を配ったりと、主な取り組みをまとめた : 津島市は10月1日の診療分から、子ども医療費を18歳まで完全無料化する。従来は中学3年生までは完全無料で、16~18歳は所得制限があったが、入院、通院ともに18歳まで無料化する。新たな対象者は1414人。保険年金課で申請し、子ども医療費受給者証が発行される

2022年04月05日

「有意義な学校生活に」 津島市立看護学校で入学式

津島市の市立看護専門学校で4日、入学式があり、新入生が看護師への道を一歩踏み出した : 今年の新入生は男女30人。牧野美樹校長の式辞や来賓による祝辞の後、新入生代表の竹田久玲奈さん(18)が「最後まであきらめず、互いに高め合って有意義な学校生活にしたい」と力強く決意を披露した

ワイングラスでおいしい日本酒 津島・鶴見酒造が金賞

東京都で3月上旬に開かれた「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2022」の審査会で、津島市の鶴見酒造の清酒が金賞を受賞した : プレミアム大吟醸部門で「大吟醸 我山」、メイン部門で「神鶴 紅 山廃本醸造」がそれぞれ受賞。同アワードは日本酒の新しい需要を掘り起こそうと始まり、鶴見酒造は初出品で高い評価を受けた : 醸造責任者の長谷川元輝さん(49)は「一般のお客さんの評価も入っており、受賞できたのはうれしい。さらに自信を持って提供していくことができる」と喜んだ

海部津島JC 60年祝う式典

海部津島青年会議所(JC)の創立60周年記念式典が3日、津島市の市文化会館であり、県内のJC関係者ら約220人が出席して祝った : 同JCは1963年に津島青年会議所として創立され、91年に海部津島青年会議所に名称を変更した。平野伸弥理事長は「明るい未来のため、この60周年という節目を機に、青年らしく全力で行動することを誓う」とあいさつした : 会場では、歴代のメンバーが取り組んだ資料や活動を記録した写真などが並べられ、来場者が見入る姿もあった

2014年08月12日

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