2024年11月02日
記者が振り返る衆院選(下)風の行方 9区 重要課題 演説で影潜め
今回の衆院選を新聞記者が振り返る : 愛知9区で自民党の長坂康正氏は期間中「政治改革の先頭に立つ」の言葉で支持を訴えていた。まず党内ではっきり発言し、活動を有権者にも届ける必要があると記者は分析した
アプリ「ロークル」緊急情報を強化 自治体などが発信
自治体、メディア、企業が発信する地域情報が集まるスマートフォンアプリ「Lorcle(ロークル)」では、避難情報や気象、地震情報などの緊急情報の発信を強化 : ロークルは新聞の地域ニュースと自治体・企業の情報を組み合わせて掲載する仕組み。利用者は居住地だけでなく、関心がある別の地域の情報も受け取れる : ロークルには津島市も参加している
日本画、洋画など191点 文化祭美術展始まる 津島
1日、「第68回津島市文化祭美術展」が同市文化会館で始まった。大ホールでは日本画、洋画、写真、書道、工芸など191点の作品が並んでいる。4日まで : 会場では市老人クラブの「趣味の作品展」も開かれており、手芸や工芸などが出品されている
2024年11月01日
記者が振り返る衆院選(上) 勝敗を分けたもの 9区 連合の強力支援 後押し
今回の衆院選を新聞記者が振り返る : 愛知9区では岡本充功氏が小選挙区で勝利した。立憲の岡本充功氏と共産の伊藤恵子氏が出馬したことで、自民批判票が割れてしまうことを懸念したが、共闘しなかったことで、連合から強力な支援をもらえ、国民支持層を取り込めたと記者は分析 : また自民の長坂康正氏は、政治資金不記載問題に関与しておらず、盛り返した時期もあったが、党本部から非公認候補の支部に2千万円が支給されたことが発覚し、一気に落ち込んだと分析した
2024年10月29日
激戦終えて 決意新た 衆院選9、10、16区から7人当選 9区立民・岡本さん 新聞見て振返り
28日未明に開票が終わった衆院選。厳しい戦いから一夜明けた当選者の表情を紹介 : 9区で当選した立民元職の岡本充功さん(53)は28日、稲沢市の事務所で新聞をめくって激戦を振返り「(支援者や投票してくれた人に)感謝の気持ちしかない」と語った。前回戦で落選して以降、地元の人たちの声を聞いて「国政を客観的に見られるようになった」と地域の大きな課題として防災対策に力を入れる考え : 比例代表での復活を決めた自民前職の長坂康正さん(67)は早朝からのお祝いの電話に津島市の事務所で対応。小選挙区で敗れたことには「県議、市議など皆さんから応援してもらいながら、それ以上の逆風があり、浸透していくことができなかった」と反省し、「5期目は議員としても一人前になったということ。政治改革の先頭に立って、だめなものはだめとはっきりと言っていく」と党の立て直しに取り組む姿勢を見せた
2024年10月25日
夜の津島で寺社巡ろう きょうから月見灯路
夜の津島市で寺社の御朱印巡りなどを楽しむ「第6回尾張津島お月見灯路」が、名鉄津島駅から津島神社までの中心街で開かれる。25日から27日まで : 同市の宝泉寺や観音寺など19の寺社が参加。午後5時半から8時までライトアップし、御朱印のほか一部でお菓子なども提供する : 26日午後6時から、津島神社の楼門を背景にした清林館高校生徒によるプロジェクションマッピングが、27日午後5時からは同市本町の渡辺家から津島神社まで「狐の嫁入り道中行列」が練り歩く ; 津島霊場会、NPO法人まちづくり津島共催
衆院選10.27あいち 9区陣営ルポ
愛知9区(津島市を含む)の立候補者紹介 : 長坂康正氏(67)=自民党=と岡本充功氏(53)=立憲民主党=、伊藤恵子氏(71)=共産党=が立候補 : それぞれの選挙活動について、終盤の状況を紹介する
自治体の名札変更 相次ぐ あま市は今月から ひらがな、名字のみ表記
あま市が10月から、職員の名札を「フルネーム表記」から「ひらがなの名字表記」に変更した。カスタマーハラスメントから職員を守るためとしている : 海部・津島地域では、津島市が9月から名字とローマ字の表記とし、SDGS(持続可能な開発目標)の目標に沿ったカラーも名札に配置した
2024年10月16日
第一声 舌戦熱く 9区 津島・稲沢・愛西・弥富・あま市、大治・蟹江町、飛島村
衆院選が15日公示され、尾張地域では愛知5区に5人、9区と10区に3人、新設の16区には4人が立候補した : 愛知9区の小選挙区では伊藤恵子氏(71)=共産党=と長坂康正氏(67)=自民党=、岡本充功氏(53)=立憲民主党=が立候補した : 伊藤氏は「賃上げと労働時間減」、長坂氏は「政治改革の先頭に立つ」、岡本氏は「生活密着の政策を実現」を訴える
2024年09月21日
議決経ず教員用教科書購入 尾張自治体で相次ぐ 条例の認識不足 デジタル化で価格⤴ 背景に複数要因
尾張地方の自治体で今夏、議会の議決が必要な金額を超えていたにもかかわらず、小中学校の教師向けの教科書や指導書を購入していたことが明らかになった : 各自治体では地方自治法に基づき、財産(動産)を取得する際、一定の予定価格を超える場合は議会の議決を求めている : 江南市は財産取得の際に予定価格が2千万円以上の場合は市条例により議会の議決が必要であったが、2020年4月と今年4月にそれぞれ契約金額が約2400万円を超えて教員用指導書などの購入契約をしたと明らかにした。市側は「条例で定める動産の買い入れに該当するとの認識が欠如していた」と説明 : 同様の問題は全国各地で相次ぎ、尾張地方でも江南のほかに津島、愛西、弥富、北名古屋、尾張旭、長久手の各市と大治、豊山、扶桑の各町で一斉に判明。蟹江町も調査を進めている : 児童・生徒には国から無償で教科書が配られるが、教員向けの教科書や指導書は自治体が購入する必要がある。ある教育委員会関係者は「子どもの教科書は無償だから、教員用も議会に諮るという考え方がなかった」と明かし、実際多くの自治体が同様の趣旨の説明をした : さらに教科書のデジタル化による指導書の価格上昇により、今までは議決不要だったが今年度は議決が必要な金額を超えてしまった事例もある : 各自治体は「再発防止に努める」と陳謝し、議会の9月定例会に追認を求める議案を提出している
2024年07月12日
「救助者にお礼が言いたい」 津島 交通事故 大けが負った福田さん 手がかりとなる情報求める
津島市内のコンビニエンスストア駐車場で1日に発生した交通事故で大けがを負い、救助された喫茶店店長、福田理恵さん(59)が当時、救出活動に協力してくれた人たちを探している : 福田さんは1日午前6時すぎ、同市高台寺町の喫茶店「大和珈琲津島店」を開店する前に、車でコンビニに行った。駐車場に到着して、エンジンを止めてドアを開け、車から身を乗り出した際に、車が後方に動き出し、ドアに押されて転倒。前輪が右肩に乗り上げる形となり、体が圧迫されて動けない状態に。福田さんが助けを呼ぶと、70代くらいの男性が店の人を呼びに駆け出し、別の女性が119番通報してくれた。さらに集まった人たちが車を持ち上げ助け出してくれた : 福田さんは救助されてすぐに救急車で運ばれたため、当時、助けてくれた人たちにお礼が言えなかったことが心残りだという : 「とにかく助けてくれた方々の情報があれば」と連絡を待っている
2024年03月12日
警察と消防 震災勉強会 津島 情報共有や救助訓練
津島署と津島市消防署による合同の震災勉強会が11日、同市消防本部であった : 両署員35人が参加し、情報共有や救助の訓練などを通じて大規模災害への対応を確認した : 訓練場では、両署員が倒壊した家屋から被災者を救助したり、がれきの中をくぐり抜けて被災現場に到着する訓練などに参加した : 津島警察署の貝吹彰則署長は「発生直後を想定すれば、連携して救助にあたることも考えられる。それぞれの得意、不得意を見極めて、被災者の対応に当たれるよう練度を上げていきたい」と話した
2024年01月30日
キッチンカー転業 感謝の3周年 コロナで喫茶店廃業 津島の西田さん 愛西・願蓮寺 来月4日 記念イベント
新型コロナウイルスの影響で喫茶店から移動販売のキッチンカーに転業した津島市の西田有子さんが2月4日、愛西市小津町の願蓮寺で転業3周年のイベントを開く : 西田さんは2020年6月末、13年間続けてきた喫茶店「ドラゴンカフェ」を廃業し、21年2月7日からキッチンカー「ドラゴンキッチン」を始めた。徐々に近所から場所を提供する声がかかるようになり、今回の会場となる願蓮寺も出店場所を貸してくれた。同じ時期にキッチンカーを始めた仲間とともに出店し、集まった子どものために菓子まきも行う : 当日は計6店が出店し、菓子まきは午前11時と午後1時に行う。各キッチンカーには能登半島地震被災地支援の募金箱を設置する
2023年12月03日
つなぐ 津島・日本最古の太鼓屋27代目 堀田新五郎さん(53) 900年の響き 理想求めて
津島市下新田町の「堀田新五郎商店」の27代目の堀田新五郎さん(53)は「求められる音は地域によって違う。理想の音により近づけるよう加減するのが難しい」と真剣な表情で調整を繰り返す : 伊勢神宮や永平寺に和太鼓を納めてきた堀田新五郎商店は「日本最古の太鼓屋」といわれ、当主は代々、名前を襲名してきた。先々代の時代に岐阜県内の神社から修理を依頼され、太鼓の胴を開くと、同社の屋号と永長元年(1096年)という制作年が記されているのが見つかり、少なくとも900年以上前の平安時代から続いてきたことが確認された : 堀田さんは高校を出ると、自然と和太鼓作りに携わるようになり、先輩職人から何も言われないようになるまで10年かかったという : こうした職人の技を受け継いでいくため、堀田新五郎商店では3年前に高校を出たばかりの男性を採用した。新人を迎えるのは二十数年ぶりで、堀田さんは「時間をかけてゆっくりと丁寧に取り組もう」と呼びかける : 小中学校や高校の見学も受け入れており、「未来の仕事として、和太鼓作りを目指す若者を探したい」と語る
2023年11月24日
「あいちウィーク」最初の休日 多彩なイベント 親子で楽しむ
今年から創設された「あいちウィーク」(21~27日)で最初の休日となった23日、親子連れで楽しめるイベントが、尾張、近郊、知多エリアの各地で開かれた。24日は「県民の日学校ホリデー」で多くの自治体で公立の小中学校などが休みになり、入場料の割引サービスを行う公共施設もある : 津島市も24日「県民の日ホリデー」を実施し、学校休業日となった。市内の津島児童科学館ではプラネタリウムの無料開放が行われる。午後10時半からと午後2時半からの2回で定員は各回約100人
2023年11月02日
公共の利益に尽力 秋の褒章
秋の褒章が2日付で発表された : 藍綬褒章を受章した尾張地方の3人の声を紹介 : 津島市内からは人権擁護功績で黒田剛司さん(71)が受賞 : 黒田さんは2002年から津島市で人権擁護委員を務め、24年目を迎えた。同和問題やいじめ、性差別など、時代の変化に伴い複雑化する人権問題に対し、「偏見を取り除き、皆が正しい知識を持てばなくせる」と信じ、市民向け講座の企画に取り組んでいる
2023年10月21日
録画中?光るシールが見貼ります 鍵の閉め忘れ防ぐ/不審者に警告 津島の石原さん、南小校区の住民ら開発
津島市のラジオパーソナリティー石原直美さんが、南小学校区コニュニティ推進協議会のメンバーと「光る防犯シール」を開発した。光を蓄え、暗い場所で光を放つ素材でできたシールを、鍵の閉め忘れや侵入盗の防止に活用する。7月に発明学会が主催した「身近なヒント発明展」に応募すると、全国から寄せられた1525点の上位100点にノミネートされ、11月の最終審査で入賞を目指す : 石原さんは「発明に興味を持ってもらい、身近な困りごとを解決できるということを知ってほしい」と話す
2023年09月21日
事件の無念 風化させない 100年前 大杉栄とともに殺された橘宗一少年 名古屋で墓前祭 あまの遺族ら参加
関東大震災直後の混乱の中、無政府主義の思想家大杉栄とともに憲兵隊に連行されて殺されたおいの橘宗一少年(当時6)の墓碑が保存されている名古屋市千種区の日泰寺で、保存会による墓前祭が命日の16日に行われた : あま市に住む遺族は墓碑を地元に移す意向を明らかにした。来年も何らかの形で墓前祭を開く予定 : 甘粕事件は関東大震災の15日後の1923年9月16日、東京で起きた。宗一は当日、大杉らと一緒におり、憲兵隊に連行されて殺害され、遺体は井戸に捨てられた。軍法会議では憲兵大尉の甘粕正彦が主犯とされているが、軍の組織的関与があったかなど謎も多い : 大杉栄は1885年(明治18年)、愛媛県那珂郡丸亀(現・香川県丸亀市)生まれ。父の大杉東(おおすぎ あずま)は、愛知県海東郡越治村(現津島市)出身。大正期の著名な革命家で中国やフランスに渡航し、海外でも活動した。
2023年09月20日
県内地価 3年連続上昇 住宅地2.1%、商業地3.4%
県が発表した基準地価(7月1日現在) : 県内の地価は住宅地、商業地とも3年連続で上昇 : 平均上昇率は前年同期比で住宅地2.1%、商業地3.4%。名古屋市近郊で需要が堅調で、名古屋市は16区全てで上昇した : 鉄道沿線別 駅周辺住宅地の平均価格で、名鉄津島線津島駅の基準値の平均価格は75(単位 = 千円/㎡)となっている
2023年06月14日
事件事故 道交法違反の疑い
13日、道交法違反(安全運転義務違反、危険防止措置義務違反、事故不申告)の疑いでトルコ国籍の津島市百島町、会社員の容疑者(38)を、犯人隠避の疑いで同国籍の蟹江町富吉1、自称会社員の容疑者(32)をそれぞれ逮捕、送検した : 逮捕容疑では、4月30日午前7時20分ごろ、津島市内の市道で容疑者(38)の乗用車が電柱に衝突したのに、事故を届け出ず、その後、代わりに容疑者(32)が警察官に対して事故の虚偽報告をした疑い : 署によると、目撃情報や車内の血液などから発覚した。両容疑者ともに容疑を認めている ; 津島警察書
ゼロ歳児家庭に育児グッズお届け 津島市事業 保健師ら訪問、悩み相談も
津島市は、保健師らがゼロ歳児のいる家庭を訪れ、おむつなどを届けるとともに、子育ての相談に乗る事業を始めた。県内では初めての試みで、母子に寄り添った支援を通じて、子育ての不安を解決する狙い : 家庭に届ける育児グッズは4種類から2つを選ぶことができ、訪問のタイミングは生後2ヶ月、6ヶ月、10ヶ月の計3回を予定している。12日からスタートし、年度内に500人余の世帯を訪れる : 13日に保健師や職員からおむつを受け取った2ヶ月の長女を育てる看護師の泉野美貴子さんは「必要なものを選択して、届けてもらえるのがありがたい。専門の職員と話せるので安心できる」と語った。市の担当者は「相談をしたくても、閉じこもりがちになってしまう親たちの子育てへの不安を取り除けるようにしたい」と話している
津島署、小中学校とタッグ 防犯授業にタブレット SNSトラブル、クイズで楽しく学ぶ
津島書が管内の小中学校とタッグを組み、児童らに配備されたタブレット端末を使ってインターネットの防犯知識を身に付けられる新しい授業を進めている : 愛西市市江小学校で5月24日、6年生約40人を対象に防犯授業が開かれた。女性警官を模したキャラクターが児童が陥りやすいネットトラブル例を説明し、参加者たちはその原因を考えてタブレットに書き込み、皆で共有した : 教材に使っている「クラウド型授業支援システム」は、国の「GIGAスクール構想」で配備されたタブレット用に愛知県警が作成。警察官による防犯講話とは異なり、ゲーム感覚で内容が進む。警察官がいなくても防犯の授業ができることから、署が管内の教育委員会に提供している : 署によると、県内ではここ5年間にSNSの利用がきっかけで、みだらな行為や児童ポルノ、誘拐などの被害に遭った未成年者が年120~150人ほどと高水準で推移しているという
2023年06月10日
新人対談(2) 津島・吉田建設工事部 大山夏林さん(22) 文系→技術職 早く現場へ
津島市中地町の吉田建設に勤める大山夏林さん(22)のインタビュー記事が掲載
いちい信金旧支店 まちづくり活用へ 津島市に寄贈
いちい信用金庫(一宮市)の旧天王通支店(津島市)が津島市に寄贈され、5月30日、市役所で贈呈式があった : 旧天王通支店は、鉄筋コンクリート3階建て、延べ床面積約800平方メートル。2021年4月に支店の統合に合わせて閉店していた。名鉄津島駅と津島神社の中間点に位置しており、市は同支店を含んだ周辺施設をまちづくりの新たな拠点として活用する : 市は旧天王通支店と、隣接する共同駐車場跡、いちい信金が津島信金時代に寄付した「市観光交流センター」に利用されている施設を合わせて、まちづくりに関わる人を増やすための事業に活用する考え。24年にはこれらの施設を一体的に運営する指定管理者の募集をする
2023年06月06日
津島の鶴見酒造が2年連続全国金賞 新酒鑑評会 自信深める
津島市の鶴見酒造が造った「大吟醸 我山」が、今年の全国新酒鑑評会で金賞を受賞した。2年連続の受賞で、品質の向上に自信を深めている : 同社は昨年、同じ「大吟醸 我山」で28年ぶりに金賞を受賞した。今年の4月にも愛知県新酒品評会で「純米大吟醸 我山」が最高賞の県知事賞を受賞し、昨年の世界酒蔵ランキングでは17位に選ばれた : 今回は昨秋に完成した新しい酒蔵で造った清酒で鑑評会に臨んだ
けいざい尾張 屋外の電子看板 全国に 津島の「長田広告」本格普及へ コスト抑え中小も利用しやすく
屋外看板広告の国内最大手、長田広告(津島市)が、屋外に設置する「デジタルサイネージ(電子看板)」を本格的に普及させる : 従来の屋外看板は1ヵ所で多くの企業をPRするのが難しかったが、同社が「LEDビジョン」と名付けた屋外の電子看板は、15社以上の広告を順に放映できる。従来の看板に比べて鮮明な画像や動画で企業をPRできるのが特徴。同社は2018年に津島市で屋外にLEDビジョンを実験的に設置し、19年には屋外型の電子看板事業をスタートさせた : 普及のネックになっていたのは看板に使用するLEDの価格の高さだったが、8年ほど前に比べて購入価格を10分の1程度に抑えられるようになり、同社がターゲットとする中小企業や個人事業主にも利用してもらえるレベルまで費用が下がったため普及のメドがついた : 電子看板を巡っては、同社はこれまで屋内に設置するタイプに注力してきた。今後は屋外型の電子看板に軸足を移し、年200基のペースでLEDビジョンの普及を進める
2023年05月27日
見守りシステム導入へ 津島市 通学路などにセンサー
津島市は26日、小学校の通学路などにセンサーを設置し、小学生や高齢者の安全を見守るシステムを導入すると発表した : 市全域で見守りシステムを導入するのは県内で初めて。市内の小学校8校と通学路の440箇所にセンサーを設置。近距離無線が出来る「BLEタグ」を呼ばれる装置を身につけた子どもが通過すると、日時などの情報を記録。西尾張シーエーティーヴィが設置する地域BWAアンテナで受信し、情報を蓄積する。子どもがいなくなった場合などに、市がセンサーを通過した記録を調べて保護者に伝える : 対象は小学校1~3年生と高齢者で、希望者にBLEタグを配る。併せて防犯カメラも小学校に設置し、来年2月をめどに利用を始める
「3年後、ミラノ五輪出たい」 津島の柳本さん 女子モーグル世界4位 市長に飛躍誓う 脳振とう、不調乗り越え
津島市在住の柳本理乃さん(愛知ダイハツ)が今季、フリースタイルスキー・女子モーグルの世界選手権で4位に入った : 柳本さんは津島市東小学校の1年時からモーグルを始め、藤浪中、清林館高、愛工大へ通いながら、東海フリースタイルスキークラブで力をつけ、ナショナルチーム入り。急成長した今季はW杯11選全てで10位以内に入り、最高は米国大会の4位 : 欧州や北米などで開かれた今季のW杯を終え、24日には日比一昭市長を表敬訪問した : 2年前に脳振とうを経験し、北京五輪の代表入りを逃した柳本さんは「3年後のミラノ五輪に出たい」と雪辱に意欲を燃やす
2023年04月22日
統一地方選あいち2023 終盤 声からし熱く訴え 5市議、1町議選 あす投開票
23日の投開票に向け、統一地方選後半戦は終盤に入った : 一宮、津島、江南、岩倉、あまの5市議選と大治町議選の候補者たちは懸命に地域を巡っている : 津島市議選は定数18に対し、現職12人、元職2人、新人5人の計19人が立候補している。街頭や駅前などで演説、自転車で政策を訴える姿も
2023年04月18日
統一地方選2023あいち 新人5人含め19人が立候補 津島市議選
統一地方選挙 : 市議選候補者数(顔写真つき) : 津島市の市議選では定数18に対し、現職12人、元職2人、新人5人の計9人が立候補者した : 党派別の内訳は無所属13人、公明2人、共産2人、維新1人、参政1人。
2023年02月10日
支援の輪 津島から トルコ地震 モスクで大規模礼拝
トルコ南部を震源にした大地震を受け、津島市のモスク「津島アヤソフィヤジャーミィ」で8日夜、大規模な礼拝があり、信者らが亡くなった人たちに祈りを捧げた : 海部・津島地域のトルコ人らが昨年秋に完成させた同モスクは、地震で壊滅的な被害を受けた母国の復興に向け支援を呼びかける場にもなっており、モスクの建設に奔走した解体業のセイタリオル・レカビさん(50)は義援金を募る考え : この日の礼拝には在名古屋総領事館のウムット・リュトフィ・オズテュルク総領事も駆けつけ、「これからどれほどの犠牲者が出るのかも分からない。日本からの支援も広がっているのでありがたい」と感謝の意を示した
2023年02月03日
けいざい尾張 七宝みそ餃子をご当地グルメに 名古屋・遠山産業×あま・佐藤醸造 若手社長が意気投合し開発
手作り餃子専門店を展開する遠山産業(名古屋市 遠山卓郎社長[41])と「七宝みそ」で知られる佐藤醸造(あま市 佐藤亮治社長[46])が連携し、みそをあんに練り込んだ「七宝みそ餃子」を開発した。遠山産業は津島市を発祥とする繊維専門商社で、両社はともに明治初期の創業。伝統ある老舗を率いる四十代の若い社長同士がアイデアを出し合い、「地域をPRするご当地グルメに」と意気込んでいる : 七宝みそ餃子は、天然醸造の無添加豆みそを、キャベツや豚肉などのあんに練り込んだもので、遠山社長は「上品な甘さのみそを感じられる味に仕上がった」と出来栄えについて自信を持つ。さらに「ご当地グルメのように地域で存在感を出していきたい」と語った
2022年12月23日
天文台 20年ぶりに復活 津島・南小 校長や中部大講師ら修理
津島市南小学校の校舎屋上にある天文台が修復作業を終え約20年ぶりに復活 : 同校の天文台は半世紀ほど前に設置されたとみられるが、老朽化で動かなくなっていた。そこで伊藤亮校長(59)や、同校で星空教室を開く中部大非常勤講師の伊藤敏彦さん(68)らが相談を重ね、2年前から修理に着手していた : 2年がかりの修復作業を終えた12月初め、天体観測会が開かれた。望遠鏡のレンズ越しに浮かび上がる星空に、子どもたちから歓声が上がる。中部大の伊藤さんは「復活できないかもしれないと思っていたが、よくここまで直すことができた」感慨深げ。伊藤校長も笑顔を見せた : 市内では8つある全ての小学校に天文台があるが、稼働できるか把握できていない学校もあるという
注意!!ニセ電話 窃盗未遂の疑い
21日、ニセ電話詐欺でキャッシュカードを盗もうとした窃盗未遂の疑いで一宮市の男子中学生(15)を逮捕 : 逮捕容疑では、21日午後2時半ごろ、あま市の無職女性(73)方に「警察で取り調べを受けている人がご主人のキャッシュカードを持っている。被害がないか確認を」などと電話し、女性宅に警察官を装って訪れ、カードをだまし取ろうとしたとされる : 午後3時ごろに警察官を名乗って男子中学生が現れ、不審に思った女性の夫が「警察手帳を見せて」などと問い詰めると動揺し、「協力いただかなくても結構です」と立ち去ったという
2022年12月13日
けいざい尾張 融資先の商品 自販機で販売 いちい信金尾西支店 販路開拓を支援
いちい信用金庫(一宮市)が12日にオープンした尾西支店に、融資先の中小企業の商品を販売する自販機コーナーがお目見えした : いちい信金が場所を提供して、市内の別会社が運営を担う形で営業する : 取引先の販路開拓をサポートする狙いで、16台の自販機を並べ、食料品や日用雑貨など約200点を扱う : 津島市の企業では、ホテルの料理人だった中川透さん(60)が6年前に創業した「イレブン」が参加。ネット販売のみだった鰹節と昆布からとった無添加のだしを自販機で販売している : 中川さんは「ネットが使えないお年寄りとも距離が縮まる。こだわりの商品を一度手に取ってもらえれば」と期待した
2022年11月20日
事件事故 更衣室で窃盗未遂の疑い
18日、建造物侵入と窃盗未遂の疑いで、あま市西今宿平割4、自営業男性容疑者(45)を現行犯逮捕 : 逮捕容疑では、同日午後10時50分ごろ、同市の会社敷地内の更衣室に侵入し、金品を盗もうとしたとされる。署によると、容疑を認めている : 更衣室は無施錠で、侵入に気づいた社員が110番した ; 津島警察署
2022年11月10日
マラソン よく知る3人で 稲沢走友会 水野さん、加藤さん、竹村さん ねんりんピック県代表「楽しんで走りたい」
稲沢市内で活動する市民ランナーのクラブ「稲沢走友会」の3人が13日、神奈川県で開かれる第34回全国健康福祉祭(ねんりんピック)のマラソン競技に出場する : 3人のうち1人は津島市金柳町の加藤則子さん(70)で、全員が2回目の出場 : 今年はコロナ禍の影響で選手を決める予選会が中止となり、推薦などで選ばれた : 3人は「良いプレゼントをもらった気持ち。楽しんで走りたい」と意気込んでいる
2022年11月03日
秋の叙勲 社会のため 長年の歩み
秋の叙勲が発表され、尾張地方からも各分野で社会に貢献してきた人たちが受章した。そのうち3人(瑞宝重光章・林道春さん(72)=一宮市、旭日双光章・長尾日出男さん(74)=津島市、瑞宝双光章・伊藤邦彦さん(70)=清須市)の喜びの声を聞き、これまでの歩みを振り返ってもらった : 津島市の長尾日出男さんは2019年まで4期16年間、津島市議を務め、議長も経験。議長を務めた15年には、東海北陸道を延伸する一宮西港道路の実現のため奔走した : 今回の受章に対し「1人だけではできない。共鳴してくれる仲間がいたからこそ務めることができた」と感謝を語った
2022年10月21日
巡りて楽し 六つのお寺 津島で23日 写経や座禅も
津島市の名鉄津島駅西側にある6カ所の寺が協力して御朱印巡りや手作り作品の販売などを楽しめる「津島でら寺巡り」が23日、各寺を会場に開かれる : 2カ月毎に開いてきたイベントだが、新型コロナの影響で2年間中止し、今年の2月から再開した。参加するのは蓮台寺、宝寿院、吉祥寺、照蓮坊、観音寺、龍渕寺。寺の関係者や市民有志も含めた「津島れんげの会」が主催する : 今回のイベントでは、照蓮坊で、新たに雑貨や陶器、駄菓子などの販売やキッチンカーも登場する「お寺でなんでもマーケット」が開かれる。このほか吉祥寺と蓮台寺では写経(お茶菓子付き)が、宝寿院では座禅(要予約)がそれぞれ体験できる : 照蓮坊の国保淳住職は「寺としても場所を提供して、まちおこしにつなげられればと思う。今後は、他のイベントとも連携した取り組みにしたい」と話す
津島中心街 カラス大群 夜の電線に数百羽 ふん害苦情も 電柱に撃退装置 収束なるか
津島市の名鉄津島駅東側の中心街で先週から、カラスの大群が電線に集まるようになった。大量のふんで道路が汚れる被害が出ており、関係機関が対応に追われている : 市によると、11日に海部総合庁舎付近の電線に「カラスがたくさん止まっていて怖い」という最初のカラスの苦情が寄せられた。その後17日にはふん害などについて2件の相談が寄せられ、18日には愛知県海部建設事務所の職員らが清掃にあたった : 駅に近い同市西柳原町の中日新聞津島通信局の周辺でも、夜になると、電線にカラスが数百羽ほど止まっているのが目撃された。周辺の商店の女性も「こんなことは40年以上ここにいて見たことがなかった」と憤慨している : 市は、中部電力パワーグリッド津島営業所に相談。カラスが嫌がるタカの声などを発する音声装置2台を電柱に設置したところ、19日夜になって駅前の電線に止まったカラスが多少減っているのが観察された。事態がこのまま収束に向かうか注目される
2022年10月12日
尾張の5商議所 地区の課題議論 稲沢で正副会頭会議
尾張5市商工会議所正副会頭会議が6日、稲沢市の豊田合成記念体育館(エントリオ)で開かれた : 一宮、津島、稲沢、犬山、江南の計5商議所の正副会頭ら31人が出席し、西尾張地区が抱える課題について意見交換した。コロナ禍の中小企業支援や交通インフラの整備促進など計39項目について、県商工会議所連合会会頭会議で要望することを確認し、各商議所の取り組みも報告し合った : 次回は来年4月、一宮市内で開催
「お月見灯路」津島の街を彩る 狐の嫁入り行列や映像投影
キツネのお面をつけた一行がちょうちんを手に練り歩く「狐の嫁入り道中行列」が10日夕方、津島市の中心街で行われた : 夜の津島の魅力を高めようと「尾張津島お月見灯路」と銘打ったイベントの一環。一行が市指定文化財の「渡邉家住宅」を出発すると、大勢の観光客が行列を一目見ようと津島神社までの道中に集まった : 嫁入り行列に夫婦役で出演したのは、稲沢市の新婚夫婦。「大勢の人出に驚いたが、結婚した年になかなかできない体験ができてよかった」とホッとした様子だった : 9日夜には清林館高校パソコン部によるプロジェクションマッピングが津島神社の楼門に映し出され、四季や海中に溢れる生命の躍動などを表現した : 制作に参加した久保聖弥さんは「映像の素材を探すのに苦労したが、出来栄えは百点。色にこだわって制作したが、楽しんでもらえてよかった」と話した
2022年09月29日
行政サービスなど拡充へ 尾張の自治体、来月から 津島市 18歳まで医療完全無料化へ
尾張地方の自治体が10月から、行政サービスの拡充や生活支援の強化に乗り出す。より手軽に証明書を受け取れたり、物価高を受けて買い物がお得にできるクーポン券を配ったりと、主な取り組みをまとめた : 津島市は10月1日の診療分から、子ども医療費を18歳まで完全無料化する。従来は中学3年生までは完全無料で、16~18歳は所得制限があったが、入院、通院ともに18歳まで無料化する。新たな対象者は1414人。保険年金課で申請し、子ども医療費受給者証が発行される
2022年04月05日
「有意義な学校生活に」 津島市立看護学校で入学式
津島市の市立看護専門学校で4日、入学式があり、新入生が看護師への道を一歩踏み出した : 今年の新入生は男女30人。牧野美樹校長の式辞や来賓による祝辞の後、新入生代表の竹田久玲奈さん(18)が「最後まであきらめず、互いに高め合って有意義な学校生活にしたい」と力強く決意を披露した
ワイングラスでおいしい日本酒 津島・鶴見酒造が金賞
東京都で3月上旬に開かれた「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2022」の審査会で、津島市の鶴見酒造の清酒が金賞を受賞した : プレミアム大吟醸部門で「大吟醸 我山」、メイン部門で「神鶴 紅 山廃本醸造」がそれぞれ受賞。同アワードは日本酒の新しい需要を掘り起こそうと始まり、鶴見酒造は初出品で高い評価を受けた : 醸造責任者の長谷川元輝さん(49)は「一般のお客さんの評価も入っており、受賞できたのはうれしい。さらに自信を持って提供していくことができる」と喜んだ
海部津島JC 60年祝う式典
海部津島青年会議所(JC)の創立60周年記念式典が3日、津島市の市文化会館であり、県内のJC関係者ら約220人が出席して祝った : 同JCは1963年に津島青年会議所として創立され、91年に海部津島青年会議所に名称を変更した。平野伸弥理事長は「明るい未来のため、この60周年という節目を機に、青年らしく全力で行動することを誓う」とあいさつした : 会場では、歴代のメンバーが取り組んだ資料や活動を記録した写真などが並べられ、来場者が見入る姿もあった
2014年08月12日
広告
下部はヨシヅヤ(本店は津島市北新開)大着物博の広告