先週の「図書館だより」には、暖かい日が続いていると書いたのですが、世界はくるりとひっくり返ってしまったようです。一昨日の夜、そして昨日の朝は雪となりました。(い)さんと同じく私も昨日は出勤日でした。早番なので内心とてもビビッていましたが、雪はちらついていたものの道路は凍結することなく、いつも通りに車を運転して出勤できたのでホッとしました。
さて、今回の「図書館だより」も告知オンリーとなります。今回は、先週の「追悼2021」に続いて、もうひとつのコーナー8「賞タイムへようこそ。」の裏話を。
「賞タイムへようこそ。」は簡単に説明すると、過去数年の文学賞受賞作品を集めたコーナーです。タイトルはこちらにも書きましたが、今年大活躍したメジャーリーガー・大谷翔平選手にあやかって命名をさせて頂きました。私は長年のサッカーファンですが、人に驚かれるレベルで野球については疎い人です。そんな私でも、名前も、活躍ぶりも知っている数少ない野球選手・・・ということは、大谷選手は真のスーパースターってことですね。ともあれ、気軽に本を手に取って頂ければ嬉しいかぎりです。
実は、私個人としては「〇〇賞を取った作品だから読む」という感覚は殆どないため、これまで自分が読むにあたっては文学賞というものを注目したことがありませんでした。しかし、今年の秋にNHK・BSプレミアムで放送されていた「決戦!タイムリミット 芥川賞・直木賞の舞台裏」を観てみたら、とても面白かったのです。ノミネート作が発表されてから受賞作発表までの1か月間の出版社、作家、印刷会社、製本会社、書店の皆さんが本にかける熱い思いが伝わり、グッときてしまったのです。そこで、「んー、そういや文学賞ってコーナーでは特集したことがないかも?」と思い立ち、(さらに他の文学賞作品も追加して)今回のコーナー完成と相成りました(パチパチパチパチ)。
そういえば、数日前に第166回芥川賞・直木賞候補作の発表がありましたね。1月19日の発表前に過去受賞作を読んでみるのも面白いかもしれません。ただ、ひとつお断りがありまして・・・過去の受賞作のうち予約件数が多いものについては(おそらくコーナーが終了する2月末まで、貸出可能となることはないかと思いましたので)、コーナーには入れていません。予めご了承ください。「予約本の順番がまわってくるまではまだまだ時間がかかるなぁ~」とお嘆きの方も、コーナーを覗いて頂ければ、思いがけない傑作との出会いがあるかもしれません・・・と、なぜ今回こんなにも私が珍しく宣伝に熱心なのかというと・・・(ここからが本当の裏話となりますが)実はボーっとしていたら、うっかり本を集め過ぎてしまい(過去5年分を集めたつもりだったのに、6年分集めてしまったのです)、コーナーに並びきらないほどストック本がたっぷりとあるのです。というわけで、どんどん借りて頂けると助かります!!ちなみに今なら年末年始のお休みを挟むので、3週間借りられますよ~。
来週の「図書館だより」は年内ラストとなりますね。まだ年賀状一枚も書いていないのに・・・。
先週は12月とは思えない暖かな日が続きましたね。さて、今週と来週の「図書館だより」は、髪を切ったことも、車を買い替えたことも、津島市出身のブックディレクター幅允孝さんが出演されていたNHK・Eテレ「理想本箱」の感想も飛ばして、告知オンリーの内容となります(これらの内容、特に「理想本箱」については再来週以降に書きたいなと考えています)。
12月10日、先週の金曜日にコーナー9「家モノガタリ」を終了し、コーナー8「追悼2021」、「賞タイムへようこそ。」がスタートしました。詳しい内容についてはこちらとこちらをご覧頂ければ・・・と思います(Oさん、いつも有難うございます)。この「図書館だより」では、2週にわたってコーナー作成の裏話を書いてみます。
今週は、まず「追悼2021」について。追悼特集は毎年組んでいるので、何度も「図書館だより」に書いているような気もしますが、2021年の年明けと同時に準備はスタートします。といっても、具体的に何か作業を進めるというわけではなくて、新聞の訃報欄をストックしておくだけ。ただ、この「だけ」をサボってしまうと、あとでエライ目に遭うことになります。
実際に、コーナー作成の作業がスタートするのが毎年10月頃。ストックしておいた新聞をもとに人物リストをまず作成します。ここで、図書館で追悼特集を組むにあたっての悩みが毎年ありまして・・・そう、図書館で本を所蔵していない方の追悼特集は組めない・・・ということです。今年も田村正和さんをはじめとする方たちは、図書館に本がないため追悼特集に入れることが出来ませんでした。うーん、毎年のことながら「図書館の壁」です。
続いて、人物リストを元にブックリストを作成し、集本作業へと移ります(こちらはYさんにいつも助けて頂いております・・・有難うございます)。集めて頂いた本を実際に確認してみると、本のコンディションが良くないことが多々あります。うーん、またしても「図書館の壁」です。さすがにこの状態の本をコーナーに出すのは厳しいので出せない・・・という判断を下すこともありまして・・・うーん、代表作なのにコーナーに出せないとは!こちらも毎回のことながらツライものです。
次に、コーナーに設置する展示POPを作成するのですが、ここでストックしておいた新聞の出番となります。追悼特集を組むにあたっては、毎回亡くなられた方の簡単な略歴も紹介しているのですが、ここでストックしておいた新聞の訃報欄がとても役立ちます。もちろんネットも参考にしますが、やはり正確な情報ということでは新聞が一番かな、と思います。また、何名の方かの展示POPでは「その人」をあらわすような言葉を図書館で所蔵している本の中から紹介するのですが、これは毎回なかなか大変な作業。本を読むだけでなくネットでも探しまくるので、めちゃくちゃ時間が掛かってしまいます。ただ不思議なことに、毎回必ず自分でもグッとくる言葉に出会うことが出来るんですよね・・・。今回も展示POPのサイズには収まりきらなかったので紹介することが出来ませんでしたが・・・以下は、篠田桃紅さんの言葉です。
素人なら、きょうは気分が向かないからとか言うこともあるでしょう。玄人はそんなことを言っていたら始まりません。それを表現したものをつくるということが、生きているということなんだから。
我が身が情けなく思われて自己嫌悪に陥ってしまった時、そういうのもまた自分なのだから、それを表現しなくちゃ。仕事なんだから。歯が痛けりゃ、歯が痛い時の作品を描くべきでしょう。それをもって世に生きてきた以上はね。
いやぁ、参りました・・・至言ですね、本当に。
実は、12月末に「追悼2021」は少しだけ内容を変更する予定です(「変更」というよりも「更新」とする方が正しいかもしれません)。現在、コーナー6で展開している「追悼・瀬戸内寂聴さん」をコーナー8に組み込み、そしてコーナー作成後に亡くなられた方の特集を追加する予定です。こちらは現在、鋭意制作中!2月末までは持たせるコーナーとなるようにしたい考えています。篠田桃紅先生のプロ魂を見習って、気合いを入れなくては!
次週の「図書館だより」は、もうひとつのコーナー8「賞タイムへようこそ。」についてとなります。こちらは、もう少し簡単に書きたいと思っています。
12月になりましたね。師走の慌ただしい季節です。朝晩はめっきり冷え込む季節になりました・・・と油断していたら、先週のとある夜の就寝中に「おでこ」を2箇所も蚊に食われてしまいました。なぜ、「おでこ」よっ!?・・・と思ったのですが、私は寝返りを一度も打たないほどの爆睡体質なので、布団から腕や足を出すことはまずありません。さらに、寝る時にはいつも手袋と靴下を装着し(夏も、です)、冬は喉を守るためにマスクもしています。そうなると、蚊が狙う場所は「おでこ」くらいでしょうね。ちなみに、その「おでこ」は今もうっすら赤く腫れており、とても恥ずかしいので今日は前髪をおろして働いていますが、今は次の休みに美容院を予約しているレベルで髪が伸び放題。当然ながら前髪も長いので髪が目に入ってしまい、自然と目つきがとても悪くなっております・・・スイマセン、怒っているわけではないのです。書いているうちに長い前書きとなってしまいました。さて、今週は、先週の「図書館だより」で「来週書こうかな」と書いていた、特別整理休館中に行われたサッカーのW杯予選2試合について書きます。
・・・と書いたものの、あっという間に月日は流れ、同時に記憶も見事に流れてしまいまして、ずいぶんと昔のことのように思えます。ともあれ、11月のアウェイ2連戦は見事に2連勝!どちらも0-1の渋いスコアながらも、日本はめでたくW杯出場圏内となる2位に浮上しました。パチパチパチパチ(拍手)。やはり、三苫選手のキレッキレッのドリブルが印象に残りました。これからも、活躍を期待しています。それにしても・・・もうこの話は何度もここで書いていますが、日本代表アウェイ戦は今や有料配信のみ。何だかなぁ・・・放映権料が爆上がりしているのは十分に理解していますが、それでもやっぱりお金を払わずに、テレビで誰もが観戦できるようになってほしいなー、と切に願っています。
さて、早いものでJリーグも昨日が最終節でしたね。この「図書館だより」を書いている時点では最終順位がまだわかりませんが、ずーーっと応援している名古屋グランパスはおそらくは4位か5位かな、というところ。来季のACL出場は厳しいようですが、今シーズンは久しぶりにタイトルも獲れたし、何より選手の熱い気持ちが伝わる試合が多くて、良いシーズンだったな、と思います。そして、もちろん来季こそは!・・・と期待しています。あー、それにしても来年、2022年シーズンこそはコロナ禍がめでたく収束し、スタジアムで生観戦ができますように・・・と祈るばかりです。何だか、願ったり、祈ったりばかりしていますね、私。ま、みなさんも同じかな、とも思いますが・・・。
最後になりますが、大久保嘉人選手、阿部勇樹選手、お疲れ様でした!
・『スタジアムの宙にしあわせの歌が響く街』天野 春果/著・・・11月の代表戦で大活躍した三苫選手が8月まで所属していた川崎フロンターが舞台となっているビジネス書としても読める一冊です。そういえば、大久保選手も川崎時代に史上初の3年連続得点王となっていますね。やっぱり、フロンターレは凄いチームですわ。
・『人を束ねる 名古屋グランパスの常勝マネジメント』久米 一正/著・・・こちらはグランパスGMだった久米さんが書かれた本です。プロサッカーチームの経営舞台裏が覗けて、(読んだのはだいぶ前ですが)なかなか面白い本でした。残念ながら、久米さんは2018年に他界されました。早逝が惜しまれます。
2週間のご無沙汰となります。蔵書点検も無事に終わり、図書館も通常通りの開館となりました。休館中は利用者の方にご不便をお掛け致しました。開館日に返却された新着本を棚に戻していたら、よくご来館頂く利用者の方から「待ち望んでおりました」とお声掛けを頂きました。有難いことです・・・これからもより良い図書館となるように気を引き締めて頑張りたいと思っております。
さて、この特別整理休館中にあった大きな出来事といえば、作家の瀬戸内寂聴さんが亡くなられたこと。間もなく満100歳を迎えられる年齢とは信じられないほど、元気で溌剌としたコラムを新聞で連載されていたこともあり、現役バリバリというイメージだったため、「突然の訃報」のように感じられて大変に驚きました。。
通常通りに図書館が開館しているのであれば、急いで追悼コーナーの準備に取り掛かるところなのですが、残念ながら特別整理休館中の訃報です。いつも図書館をご利用いただいている方に「今、読みたい」と思われている(であろう)本を差し出すことが出来ず、担当者としてはとても残念でした。むむむ・・・。
せめて・・・という思いで、開館日にあたる24日(水)に間に合うようコーナー6「追悼・瀬戸内寂聴さん」を設置しました。コーナーの内容についてはこちらをご覧頂ければ、と思います(Oさん、いつも有難うございます!)。少し遅れての追悼コーナーとなりましたが、多くの方に手に取って頂いており、あらためて「寂聴さん(「先生」とお呼びするよりも、こちらの方がしっくりくるような気がします)」の人気の高さに驚かされました。僧侶となられている方に申し上げるのは不遜なのかもしれませんが、あらためてご冥福をお祈り申し上げます。そして、たくさんの笑顔と物語を有難うございました。
次週の「図書館だより」は、特別整理休館中に行われたサッカーのW杯予選2試合について書こうかな、と思っております。
・『愛に始まり、愛に終わる 瀬戸内寂聴108の言葉』瀬戸内寂聴/著・・・この図書館で所蔵する寂聴さんの最新刊となります。ちなみに、この図書館で所蔵する本を「著者名:瀬戸内寂聴」で検索すると(法話集などのCDも含めて)346件、「著者名:瀬戸内晴美」で検索すると98件ヒットします。書いて書いて書き続けた生涯だったのだと思います。私たちも、読んで読んで読みまくりましょう!
11月とは思えないほど、暖かくて過ごしやすい日が続いていますね。寒いのは苦手なので有難いなぁ~と思いつつも、さて地球は大丈夫なのかな?・・・と気になったりもしています。先週は「COP26(正式名称は「第26回国連気候変動枠組条約締結国会議」というそうです・・・長っ!)」のニュースがよく取り上げられたこともあり、地球温暖化が少し心配になってきました。ちなみに今日は二十四節気の「立冬」にあたりますが、週間天気予報によると7日の予想最高気温は21度です。ね、ちょっとコワイかも?
さて、名古屋グランパスが11年ぶりのタイトルを獲得した先週土曜日の夜のこと。私は久しぶりに「食あたり」になってしまいました。原因は「Sバ(イニシャルにする意味もないのですが、まぁ一応)」です。「Sバ」をはじめとする青魚には実は何度もあたっているので、気を付けなくてならないことはよくよく分かっていたのに・・・一日働いた疲れと空腹感、そして何よりも「Sバ」の美味しさに目がくらんで、勢いよく食べてしまった私が悪いのです。夜中に胃がギューッと締め付けられるような痛みで目が覚め、そりゃもう「図書館だより」に書けないほどの酷い目にあってしまいました(ちなみに一緒に食べた母も)。
また、ほぼ一週間経った現在も胃はキリキリと痛み、何かの拍子に気持ち悪くなって吐きそうになったりしています。むむむ・・・体力勝負の蔵書点検前だというのに冴えない話です。それにしても反省するべきは、何度も「Sバ」では食あたりになっているのに「またやってしまった」こと。私たち、江戸時代の人だったらフグ食べて死んでいるよね・・・とさすがに猛反省し、もう二度と!「Sバ」は食べないっ!!・・・と固く誓いました。負け惜しみみたいですが、土曜日に食べた「Sバ」は本当に美味しい「Sバ」でしたよ、ふんっ。
さて、津島市立図書館は、明日11月8日から蔵書点検のため特別整理休館となります。特別整理休館に伴い、「図書館だより」もお休みを頂くことになりますので、愛読者(?)の皆さまのご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。次に私が「図書館だより」を書くのは11月28日(日)の予定です。早くも月末ですね。蔵書点検のある11月は、サッカーのW杯予選がある11月というだけでなく、他にもやること目白押しの11月です。今回の「食あたり」を教訓として、健康管理に一層気を付けて11月を乗りこなしていきたいと思っています・・・と書くと、大変堅苦しくなってしまいますね。しばらく図書館はお休みを頂きますが、図書館利用者の皆さんと元気な顔でまたお会いできますことを職員一同楽しみにしております。では!
・『地球温暖化を解決したい エネルギーをどう選ぶ?』・・・中学生を対象に今年創刊された岩波ジュニアスタートブックスの記念すべき創刊4点の1冊。地球温暖化を抑えるエネルギーの選び方について分かりやすく解説しています。
・『Jリーグ・ファン・ガイドブック 名古屋グランパスエイト』・・・この本が出版された1993年はJリーグが開幕した年です。Jリーグ発足当時の10チームは「オリジナル10」と呼ばれて、(一応かも?)リスペクトされています。今季も圧倒的な強さで2連覇を果たした川崎フロンターレは当時「富士通サッカー部」というチーム名でJFLを戦っていました・・・隔世の感!
・『サバが好き! 旨すぎる国民的青魚のすべて』・・・「Sバ」て、つまり「サバ」なんですけど、こんな本もあるんですね。そう、「旨すぎる」のがサバの罪ですね、本当に。
・『あくたれラルフおなかをこわす』・・・「おなかをこわす」で検索したらこんな本がありました。ゴミばけつの中をあさってお腹が痛くなったネコ「ラルフ」が主人公の児童書です。
今週は少し前に比べると暖かい日が続き、過ごしやすい一週間でしたね。今週は特に大きな出来事はありませんでしたので、小ネタをいくつか書いてみようかな、と思います。
1.先週の土曜日の夜、夕食後にウォーキングをしていたら、とても大きな花火が見えました。この地域で花火が上がる場所は、長島か名古屋港のどちらかであることが殆ど。今回は方角から考えれば・・・港だ!・・・と思っていたら、次の日の中日新聞朝刊に少しだけ「名古屋港の打ち上げ花火」の記事が掲載されていました。次の日(つまり日曜日)に美容院へ行ったら、昨日の花火の話になり、美容師さんは音しか聞こえなかった、と話していました。皆さんは気づいたでしょうか?私は、ほぼ正面でとてもキレイに見えました。久しぶりの花火・・・キレイだったなぁ。
2.少し前のこと。自宅のお仏壇へお供えの和菓子を買いにいかなくてはならないということになり、いつもは隣の市の「M」や、隣の隣の市の「U」まで出掛けるのですが、この日は予定が詰まっていて近場で買おうということになり、はるか昔に先輩から教えてもらった和菓子屋さん「M(「M」ばかりでややこしいくてスイマセン)」に行くことにしました。このお店は「いちご大福」がとても美味しいと先輩から聞いていたのですが、今はイチゴの季節ではありません。むむむ・・・と思い、お店のHPを眺めていると「栗おはぎ」の文字が目に入りました。栗・・・大好きですわ、自分。・・・ということで、何を買うかは即決したのですが、HPによると「季節のお菓子」は予約しておくのがオススメとのこと。ということで電話予約することにしたのですが「2つだけ注文するのは恥ずかしいかも」と思い、4つ注文することにしました。食べてみると、「おはぎ」の「もち米」の部分が栗ご飯となっているだけでなく、「栗あん」の部分が「栗きんとん」になっているなど、とても手が込んでいて本当に美味しかったです。ただ、2日目に残しておいた「栗おはぎ」を食べたら、少し硬くなってしまっていたので、次回からは見栄を張らずに必要な分だけを注文しよう、と反省しました。教えてくださったH先輩、ありがとうございます。
3.今日は衆議院選挙の投票日ですね。私は少し前に期日前投票に行き、投票を済ませてきました。「エライ!」とか、「真面目」とかではなくて、先人(と書くと堅苦しいので「先輩」とでも書きましょうか)が努力してようやく得ることができた大切な権利だと気づいた時から、選挙は必ず投票するようにしています。あれこれ文句を言っていますが、私はつまるところ「社会」というものを根本的に信じているだろうな、と思います。今回の衆議院選挙では、俳優さんやミュージシャンの方達が投票を呼びかけるポジティブなメッセージを発信していて、大変好感を抱きました。「小さな声」かもしれませんが、きちんと声を上げ続けることが大切だと思います。清き一票を!
4.(や)さんや、(い)さんがすでに「図書館だより」には書かれていますが、来月8日(月)から23日(火)まで、図書館は特別整理休館となります。年に一度の「蔵書点検」の季節が今年もやって来ます!これでも一応鍛えているのですが、やはり年々体力は落ちてきているので、少し体力面で心配もしています・・・ま、ここに書くことでもないんですけど・・・来月は個人的に色々と忙しくて、多くの予定や課題が(全てオンラインだったりするのですが)蔵書点検のスケジュールに被ってきている状況となっています。ここのところ4時起きで何とか予定をこなしていますが、蔵書点検がスタートしたら4時に起きる自信はまるでない!・・・そういや、去年の「図書館だより」でオンラインかリアルか、選べる状況になれば良いのに・・・みたいなことを書きましたが、オンライン化が進んだ結果、これほど眠れなくなるとは思わなかった!・・・今だって眠い。
・『花火』NHK「美の壺」制作班/編・・・日本の花火の美しさが伝わる一冊。そういや、私が好きなお店で今年はとても高級な「手作り線香花火」が売られていました。どのくらい高級なのかというと・・・自分用には買えないお値段でした。
・『東京あんこ巡り』川田 裕美/著・・・すいません、未読ですが「あんこ巡り」って素敵な言葉ですね。お茶を楽しむ文化の残る津島は、実は小さな和菓子屋さんがたくさんある町だったりします(母曰く、母が津島に越してきた頃はとても多かったそうです・・・最近は少しずつ減ってしまいましたが)。コロナ禍が収まったら、あちこちの町で「あんこ巡り」してみたいなぁ。
・『忙しい日でも、おなかは空く。』平松 洋子/著・・・うん、その通りですね。蔵書点検は体力勝負です。きちんとご飯を食べて、一日一日を乗り切りたいと思います。
急に寒くなりましたね。ついこの前まで半袖を着ていたのに、一気に厚手のセーターまで季節が進んでしまいました。風邪ひかないように気を付けなくては・・・。
さて、このところの「図書館だより」でよく話題となっている健康診断ですが、私は先日受診してきました。
毎年のこととはいえ、前日の夜9時以降の絶飲絶食や問診票の記入など、諸々の面倒をクリアして、ようやく最後の関門「バリウム検査」の待合室にたどり着いた時のことです。
「(き)さ~ん、お久しぶりですっ!!」と私を呼ぶ懐かしい声・・・。
臨床検査技師の制服を着たその女性は、よく見ると数年前まで図書館でアルバイトしてくれていた学生さん。「うわぁー、久しぶり!元気そうで・・・」と話しかけようとしたその瞬間、「飛沫防止のためお喋りはお控え下さい」の貼り紙が目に入りました。
そうでした、そうでした、危ないところでした・・・!!コロナ禍でなければ、少しは近況もお話できたかと思うと残念でしたが、図書館でアルバイトしてくれていた頃と同じく、いやそれ以上にキビキビと働いている姿がとても眩しかったです。立派な社会人として医療機関で頑張っている姿に、こちらも背筋が伸びる思いがしました。とりあえず、学生さんだった頃からオシャレだった彼女を見習い、今日は赤い目立つ靴下を履いてみました(笑)。
最後になりますが、先週の火曜日19日に作家の山本文緒さんが亡くなられたという報道がありました。津島市立図書館では、急遽コーナー6に「追悼 山本文緒さん」を設置しました。詳しい内容はこちらを見て頂ければと思いますが、58歳という早すぎる別れに大変驚きました。「王子(山本さんのエッセイにも登場する旦那さまのあだ名です)」のお気持ちを思うと、言葉もありません。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
・『最新健康診断と検査がすべてわかる本』・・・私、あまりこの手の本は読まないのですが、一度チェックしておいた方が良いのかもしれませんね。
・『臨床検査技士の一日』・・・臨床検査技師さんの仕事ってどんなお仕事なの?・・・という疑問に答える一冊。児童書なので、とても分かりやすく丁寧に説明されています。
・『再婚生活』山本文緒/著・・・「うつ病闘病記」とよく紹介されていますが、お仕事や「王子」との暮らしについてなども書かれた日記です。そういえば、作品の中で山本さんも健康診断を受けていましたね。
気が付けば、10月も半分が過ぎていました。は、早っ!今年の10月は記録的な暑さが続いているので、9月みたいな気分で過ごしていましたが、そろそろ(いや、いくら何でも)寒くなってくるそうです。衣替えをしなくては・・・。
10月といえば、「相棒」の新シーズンが始まった(や)さんほどではありませんが、とても嬉しいことがありました。これまでまさかの北海道ローカル番組で聴くことができなかった好きなミュージシャンが出演しているラジオ番組が、この10月から愛知県でも放送されることになったのです!・・・いやー、もう毎月385円をradikoに払って、エリアフリーにしてみようかとも思っていたのですが・・・本当に有難いかぎりです。
さて、先週の図書館だよりに「3勝2敗って・・・やばいじゃん」と書いたサッカー日本代表ですが、12日(火)に行われたホームでのオーストラリア戦は2対1で見事に勝利!やったぜー!!・・・と浮かれたいところですが、現実は甘くないもので現在のグループBでの順位は4位。このままでは、自力でのW杯出場はもちろんプレーオフ進出すら不可能な順位となっています。今回のオーストラリア戦の勝利で、キャプテンの吉田選手の言葉どおり「#首の皮一枚」つながったことになりますが・・・日本代表の「首の皮」がとても分厚いことを祈るばかりです。来月のアウェイ2連戦が良い結果となりますように・・・。
最後になりますが、落語家の柳家小三治さんが7日に亡くなられました。テレビ東京系で放送された「新・美の巨人たち」の「新宿・末広亭」の回に先月末に出演されていたばかりだったので、とても驚きました。ここ数年は出演されるテレビ番組を追っかけて観ており、毎回楽しませてもらっていました。有難うございました。心よりご冥福をお祈りいたします。
・『BRUTUS 2021年3月15日号』・・・この号の特集は「なにしろラジオ好きなもので3」。コロナ禍以降、本当に自宅でラジオをよく聴くようになりました。聴きながら家事などの作業ができることと、出演されている方との距離が近く感じることができることが、テレビよりも優れているかなと思います。
・『ゆだねて束ねる ザッケローニの仕事』・・・少し懐かしい「ザック・ジャパン」のおはなし。2014年ブラジルW杯本番は残念ながら予選敗退となりましたが、この時期の代表は私の中ではベスト3に入る好きなチームです。
・『どこからお話ししましょうか 柳家小三治自伝』・・・2019年に出版された自伝。落語についての話はもちろん、趣味のオートバイの話などもとても面白くて、飾らない人柄が伝わる一冊です。
お、今日は昔でいうところの「体育の日」ですね。最近、かつての祝日にノスタルジーを感じます。「ハッピーマンデー」や「シルバーウイーク」が存在しなかった時代の祝日って、なぜか今でもきちんと記憶しているんですよね~。ま、私のノスタルジーはともかく、今回こそ「私に起こった痛いアクシデント」の話を書きます。
少し前のある休日のこと。それは前日の大雨が嘘のような、よく晴れた日でした。その日は、お隣の県(といっても車で30~40分といった近場ですが)の森へ出掛けていました。だいぶ前の「図書館だより」にも書いたことがあるかと思いますが、コロナ禍以降は公共交通機関を利用した外出を控えており、体力作りとストレス解消を兼ねて、休日はこの森でよく母とウォーキングしているのです。
この日は雨上がりの晴天。予想していたよりも蒸し暑かったものの3時間程のウォーキングを楽しんだ私たちは、最初に農産物の直売所に寄ってから、あちこち買い物をして家に帰るという予定を立てていました。まず直売所の駐車場に車を停め、お店で買い物をしていたところ、母が「あんた背中が血まみれだよ」と一言。えぇっ!・・・と思い、お店の鏡を見てみると、たしかにシャツの背中に血がベットリ!!
と、まぁここで普通なら悲鳴とか上げる場面になるのですが、元々私がそんなに慌てる性格ではないことと、何故こうなったのか予測がついていたので、淡々と「じゃ、面倒だけど、買い物に行く前に家に寄って着替えるか」ということになりました。このまま買い物を続けると、背中を刺された人が歩いていると間違えられそうなので。
ちなみに、背中が血まみれになっていた原因は「ヤマビル」に血を吸われたから。雨が多くて湿度が高い時期、この森では「ヤマビル」が大量発生するのです。前日が大雨だったので、足元からの侵入対策は万全に取っていたのですが、今回はおそらく木に付いていた「ヤマビル」にやられてしまったようです。
ところで、皆さんは「ヤマビル」ってご存知ですかね?ネットなどで拾ってきた簡単な情報ですが・・・体長は1.5~8cmほどで(私は2cmくらいまでのモノしか見たことはありませんが)、ミミズやゴカイの仲間。動きは俊敏で、のこぎり歯のような歯を持っていて、この鋭い歯で皮膚を切り裂き、鹿などの動物や人間の血を吸います。このとき、歯と歯のあいだから、「ヒルジン」という痛みをなくし、血が固まるのを防ぐ物質を出していて、気付かれなければ1時間以上も血を吸うことができるそうです。ヤマビルは肌に付いて血を吸うだけではなく、衣服は血まみれになり、吸われた跡はかゆくなります。私も、2週間いや気づけば1ヶ月近く経つのですが、まだかゆい・・・あ、冒頭に「痛いアクシデント」と書いていましたが、本当は全く痛くありません。痛いのは見た目だけですが、これはこれで逆に怖いような気もします。ちなみに、血を吸われた跡はバッチリ残ります。
あ、今週はサッカーのW杯最終予選もあったのですが、ここのところ忙しくて、まだ配信を視聴できていないので、来週のオーストラリア戦とあわせて書こうかな、と思っています。しかし、アウェーとはいえサウジにも負けるとはね。3戦で2敗って・・・や、やばいじゃん。
・『ヒルは木から落ちてこない。 ぼくらのヤマビル研究記』樋口大良・子どもヤマビル研究会/著・・・残念ながら当館では所蔵していない本ですが、「子どもヤマビル研究会」、通称「ヒル研」の熱い活動はブログでも見ることができます。
・『ずかん落ち葉の下の生きものとそのなかま』・・・こちらは当館で所蔵している児童書です。「ヤマビル」の項には「ヤマビルは1年に1回血を吸うだけで、2年の間何も食べなくても生きのびることができると考えられています」という凄い説明がありました。「ヤマビル」の持つポテンシャルを何かに活かすことが出来ればいいのにな、と考えてしまいます。
少し前のある休日のこと。
それは前日の大雨が嘘のような、よく晴れた日でした。その日は・・・と、先週の図書館だよりで書く予定だった「私に起こった痛いアクシデント」の話を書き始めたのですが、うまくまとまらなかったので、来週きちんと書くことにします。いや、それほど大した話でもないのですけれどね。スイマセン。
代わりに、といっては何ですが・・・。少し前のNHKEテレの「スイッチインタビュー」にみうらじゅんさんが出演されていましたね。今回のテーマは怪獣。残念ながら、私は怪獣には全く詳しくないので、分からないことも多かったのですが、「好きな人」が「大好きなこと」を話しているのを見るのは、それだけで幸せなことだなぁ・・・としみじみ思ってしまいました(笑)。
・『マイ遺品セレクション』みうら じゅん/著・・・今冬には京都で「みうらじゅん マイ遺品展」が開催されるんですよね・・・あぁ行きたいなぁ。
オリンピック、パラリンピックは終わりましたが、個人的にはまだまだスポーツ観戦ブームが続いていて、現在はJリーグ観戦で盛り上がっています。
その理由としては・・・
1.応援しているグランパスが好調である。
2.「出戻り(よく考えたら失礼なコトバですね)Jリーガー」の増加。
3.「D」に入ったため、全試合ライブ&見逃し配信の視聴が可能となった。
・・・の3つが挙げられます。
詳しく書いてみると・・・
1.この「図書館だより」を書いている時点で、グランパスは3位。今夏に加入した現役ポーランド代表FWシュヴィルツォク選手、素晴らしいですね!残念ながら、噛まずに名前を言えたことはありませんが、良い選手です。守備の堅さは健在ですし、さらなる上位進出も狙えるのでは・・・と密かに期待しています。
2.今夏は、長友選手、大迫選手、酒井(宏)選手、乾選手・・・と海外リーグで結果を残した現役日本代表クラスの選手が数多くJリーグに復帰しました。来年のカタールW杯に向けてコンスタントに出場機会を得ること、コロナ禍が続く中で家族と(特にお子さんがいると)外国に滞在することの苦労等、色々な理由があるかと思いますが、未だ全盛期の選手たちをJで観ることができるのは有難いかぎりです。
3.というわけで、自宅ではiPadが手放せない日が続いています。視力を落とさないように気を付けなくては。
・・・と、サッカー観戦を楽しんでいますが、コロナ禍が長引きスタジアムで生観戦できないことは、やはりとっても辛くて寂しいものです。さて、次週は私に起こった痛いアクシデントについて書こうかな、と思っています。
・『スポーツグラフィックナンバー 2021年10月7日号』・・・日本サッカー協会100周年記念号ですが、最新号のため貸出はできません。館内でご覧下さい。表紙を飾るのは久保建英選手ですが、残念ながら怪我のため10月の代表戦は欠場となりそうです。うーん、心配。
・『ディス・イズ・ザ・デイ』津村記久子/著・・・第6回サッカー本大賞受賞作。架空のサッカー2部リーグのサポーターが主人公の連作小説。スタジアムで生観戦する気持ちを忘れないために、このコロナ禍で何度も読み返しています。津村さん、といえばデビュー作の『君は永遠にそいつらより若い』が映画化され、現在公開中ですね。当館では残念ながら所蔵していませんが、こちらもまぁ凄い小説です。本のタイトルも格好良いですよね。
先週の(い)さんの図書館だよりに「いちじく」の話が出ていたので、私も秋の味覚の話を書いてみようかと思います。
先週の土曜日のこと。仕事を終えて帰宅したら、母が「O(オー)さん(ご近所さん、かつ母の友人)が、すごく立派な栗をくれた」と、とても喜んでいました。「ほう、どれどれ・・・」と見てみると、たしかに「すごく立派」としか表現のしようのないほどの見事な栗。
母:「それでね、Oさんに訊かれたんだけどね・・・」
私:「え、何を?」
母:「『あんたよぉ、栗を簡単に剥く方法知らんきゃ??(Oさんは見事な尾張弁で話します)』って。」
私:「あるの、そんなの?」
母:「ないよ。だから『ただひたすら美味しい栗を食べたい、という執念で剥くだけだ』って言ったんだよ」
私:「・・・執念って。」
そんな母のよくわからない執念が実り、先週のとある日の晩ご飯にとても美味しい「栗ご飯」を頂くことができました。基本的に、晩ご飯ではあまり「ご飯」を食べないようにしているのですが(一応、体型を気にしているのです)、「栗ご飯」や「筍ご飯」、「キノコ炊き込みご飯」などが出ると、つい「おかわり」してしまいます。食欲の秋なので気を付けなくては。
ちなみに、一晩水に漬けるなど、栗を剥きやすくする方法は幾つかあるみたいですが、私はやっぱり「執念で剥く」のが一番のように思います。栗専用の皮剥きカッターやはさみも市販されていますが・・・母曰く、包丁で剥くのと手間は同じだそうです。
・『くりくりくりひろい』澤口たまみ/ぶん・サイトウ マサミツ/え・・・私と同じく「くりごはん」が大好きな男の子がはじめての栗拾いに出かける絵本。そういえば、数年前に友人と栗拾いに出掛けて、帰りのバスに乗り遅れてしまい、タクシー代をむっちゃ払ったことがありました。懐かしい~。
・『栗の文化史 日本人と栗の寄り添う姿』有岡利幸・・・副題の「寄り添う」って言葉に著者の栗への思いを感じるのは、私だけでしょうか?
今から1週間前のこと。ここのところの雨続きの影響か、湿度が高くなると髪がモコっと広がることに嫌気がさしたので、美容院で髪をカットすることにしました。
たぶん、もう何回もこの「図書館だより」に書いたことがあるような気がしますが、私が通っているのは子どもの頃から変わらないずっと同じ美容院です。何せ、子どもの頃から・・・なので、すっかりお馴染み。髪を切ってもらっている間はヒマ新しくできたお店や、美味しい食べ物屋さんなど、基本的に地元の話をよく喋っています。
さて、先週の日曜はパラリンピック最終日。マラソンの中継を観ていたのですが、美容院の予約した時間が近づいたので、テレビ観戦を諦めて自宅を出発。うーん、今頃どうなっているんだろう・・・とヤキモキしながら、美容院に向かいました(結果、道下選手が見事に金メダルを獲得しました・・・み、見逃した!)。
で、到着した美容院でそんな話をしていたら、話の流れは自然と津島市出身でバドミントンの男子シングルス代表としてパラリンピックに出場した今井大湧選手の話題となりました。私も新聞やネットで基本的な情報(予選リーグ1勝2敗、5位入賞)は仕入れていましたが、美容師さんはさらに上を行く事情通・・・地域情報ネットワーク(口コミ、ともいいます)を駆使した情報にはいつも驚かされます。
なかでも、パラリンピック開会式で日本国旗を運ぶ「ベアラー」を今井選手が務めていた、という話にはビックリしました(みんなが知っている有名な話なのかもしれませんが・・・)。開会式はちゃんと録画してあったので、帰宅してから確認してみると辻井伸行さんのピアノが厳かに流れる中、伊調馨さんやパラ・レジェンドアスリートら6人で国旗を運んでいました・・・す、凄っ!今大会は残念ながら予選リーグ敗退となりましたが、今井選手はまだ23歳。3年後のパリ、そしてその先も楽しみに応援したいと思います。
あ、サッカーの代表戦、今度は勝ちましたね!1-0のスコア以上に良い内容だったと思います(特に前半)。次は10月の2連戦ですね。厳しい戦いが続きますが、しっかりと連勝して、W杯出場切符の獲得に近づいてもらいたいです。本日、9月12日は女子サッカーWEリーグがついに開幕しますし、ここのところ他の競技の人気に押されまくっていますが、もう一度サッカーが盛り上がってほしいな、と思います。
・『パラリンピックは世界をかえる ルートヴィヒ・グットマンの物語』・・・「失われたものを数えるな。残っているものを最大限に生かせ」の言葉で知られるルートヴィヒ・グットマンの伝記。イラストと写真が豊富に掲載されている児童書なので、とてもわかりやすい内容です。
・『日本の国旗、知らない話 知っているようで知らない日の丸のいろいろ』・・・日本国旗のトリビア本。著者の吹浦忠正さんは、1964年の東京大会で大学2年生で国旗担当者に選ばれ、その話が大河ドラマ「いだてん」でも描かれた方。今回のオリンピック・パラリンピックでは4回目の国旗担当を務められたそうです。
・『食文化・郷土料理がわかる世界の国旗弁当』・・・「国旗」という言葉で検索をかけたら、こんな本もありました。
・『サッカー「戦後70年史」 1945-2015』・・・9月10日は、日本サッカー協会創立100周年のメモリアルデーでした。この先の100年も、サッカー界にとって実りある100年となりますように。
9月になりましたね。だいぶ前から思っていたのですが、9月、英語でSeptemberって邦楽、洋楽問わずに曲のタイトルによく使われますね。これって、何故なんでしょうか?・・・9月は多くの外国で新学期にあたり出会いの季節だから?秋に向かって少しずつ涼しくなる空気が淋しい感情を表現する歌詞にハマるから?語尾の「バァァーー」と伸ばす音の響きが楽曲に乗せやすいから??・・・と色々考えてみましたが、結局はよくわかりません。いずれにせよ、邦楽、洋楽問わず9月ソングは名曲揃いのように思います。私が好きなバンドにも「セプテンバー」という曲があり、このところよく聴いているので、ふとそんなことを思いました。
さて、今回はパラリンピックについて書きます。じっくりとパラリンピックを観戦したのは実ははじめてだったのですが、こんなに面白いものだったとは!・・・ボールに磁石が付いているんじゃないか、と思ってしまうほどに正確な投球と選手同士の心理戦が見応えたっぷりのボッチャや、男女混合で車いすを激しくぶつけ合う迫力いっぱいの車いすラグビーは、録画してじっくりと観戦しました。車いすラグビーには、車いすはパンクしたら修理すればいいし、派手に転んでもまたエイと立ち上がればいいという、とてもシンプルなことを教えられたように思います。
また、一昨日の3日(金)に行われた男子100mバタフライで見事に金・銀メダルのワンツーフィニッシュを達成した木村敬一選手と冨田宇宙選手には、少し前に二人が出演したテレビのドキュメンタリー番組を観ていたこともあり、グッとくるものがありました。5年前のリオパラリンピックで金メダルを取ることができず、号泣していた木村選手が歩んできたこの5年の道のりと、冨田選手との友情はマンガにしたいくらい感動の物語。心から「おめでとうございます!」とお伝えしたいです。余談ですが、実は私も昔少しだけ水泳をやっていて、100mバタフライが得意種目でした。今でもストレスが溜まってくると、バタフライを泳ぎたくなります。このコロナ禍で、しばらくプールには行けていませんが、あぁ私もたくさん泳ぎたいっ!!
最後に、NHKのパラリンピック中継で解説をされている方たちが、本当に皆さん揃ってよく勉強されていて、かつ丁寧な言葉で話されていて、とても好感を持ちました。アスリートへのリスペクトを感じる言葉が多く、ポジティブで清々しい気分になりました。今日は早くも閉会式なので、もう皆さんのお話を聞くことができないのかと思うと残念です。またの機会を楽しみにしています。
ところで、今週は男子サッカーの代表戦もあったのですが・・・オイコラ、親善試合みたいな試合をしてんじゃねぇぞ!W杯最終予選なんだぞ!!・・・と、さっきまで「アスリートへのリスペクト」とか書いていた人とは思えないほど、口が悪くなってしまうので、今週はやめときましょう。先週の「図書館だより」に書いた有料配信「D」にも加入したので、次のアウェイでの中国戦はしっかりと頑張ってもらいたいものです、全く・・・。
・『グレイテスト・ヒッツ(CD)』アース・ウインド&ファイアー・・・Septemberと聞いて最初に思い出す「あの曲」も収録されています。こちらの9月ソングはとても陽気な曲です。
・『seasons colours〔2〕(CD)』松任谷由実・・・「9月には帰らない」、「9月の蝉しぐれ」と9月ソングが2曲収録されています。こちらは日本の秋を思わせる落ち着いた曲となっています。
・『WHO I AM パラリンピアンたちの肖像』・・・民放衛星放送局「W」とIPCが共同で展開する、パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ「WHO I AM」を書籍化したもの。「WHO I AM」は「W」に加入していた頃によく観ていました。
・『アイ・コンタクト もう一つのなでしこジャパン』・・・パラリンピックではなく、ろう者(聴覚障がい者)の五輪「デフリンピック」に臨んだ女子サッカー代表の記録。2010年に映画化され、話題となった作品です。今回のパラリンピックでは、視覚障がい者が戦う「ブラインドサッカー」が初出場で、見事5位に入賞しました。おめでとうございます!
・『みえるとかみえないとか』ヨシタケ シンスケ/さく・伊藤 亜紗/そうだん・・・いろんな人がいることの豊かさを楽しく表現した絵本です。東京パラリンピックが一過性のブームで終わず、多様な生き方が尊重される社会が続くことを心から願っています。
「雨が続きますね」と先週の「図書館だより」に書いたのですが、今週半ばから再び猛暑となりました。洗濯物がよく乾いて有難いのですが、うーん・・・やっぱり暑い!戻ってきた暑さは身体にこたえます。熱中症にならないように気を付けなくては。
さて、お知らせを。先週の火曜日24日(この日の図書館は休館日でしたが・・・)に、コーナー9「家モノがたり」がスタートしました。コーナーの詳しい内容についてはこちらをご覧頂くのが一番かと思いますので、「図書館だより」では、少しだけ舞台裏を書いてみようかと思います。
毎回のことなのですが、コーナーを作成する時にはテーマをザックリと決めて、ブックリストを作成することからスタートします。目標は150~200冊。また、他の図書館で同じような内容の特集コーナーがあった場合は、ブックリスト作りの参考にさせて頂くことも勿論あります。私個人の実感では、ブックリスト作りがコーナー作成にあたっては一番大事な作業かな、と思っています。思いつく限りのキーワードを入れ、ひたすらテーマに沿った本を探していきますが、実際に本を確認してみると、内容が思っていたものと違ったり、本が傷んでいたり・・・ということもあり、コーナーに入れることができないこともあります。
その後の作業は、展示POP作成、コーナータイトル命名、ポスター作成等々・・・と続きますが、話が長くなりますので、これはまたの機会に。ちなみに、今回のポスターのデザイン(特に配色について)は、ピエト・モンドリアンの作品「コンポジション」からヒントを頂きました(現在、豊田市美術館で「モンドリアン展」をやっていますね!・・・むむ、コロナ禍のため観に行けないのがとっても悔しいです)。また、こちらも毎回のことですが色々なところからヒントを頂くばかりではなく、多くの方のお力添えがあって、コーナーは完成しています。いつも助けて下さる同僚に、この場を借りて心よりお礼申し上げます。
来週から9月ですね。東京五輪が終わったばかりのような気もしますが、早くも来週2日から2022年サッカー男子のカタールW杯最終予選が始まります。東京五輪でメダルを逃した無念を晴らす真剣勝負の場。むっちゃ楽しみ・・・なのですが、今回の最終予選はまさかのアウェイ戦が「D」の有料配信のみ・・・地上波のテレビでは見られません!時代の流れ、ということなんでしょうかね・・・。ということで、「D」に加入するしかないのでしょうが、きっと私のことだから「D」に加入したら、ずーっと「D」ばかり観てしまい、遊んでしまうだろうな、と思います・・・うーん、それはそれで、まぁいいか。「スポーツの秋」ではなく「スポーツ観戦の秋」になってしまいそうです。来週は、ここのところハマりまくってよく観ているパラリンピックについて書こうかな、と思っています。
最後になりますが、8月27日(金)から愛知県にも緊急事態宣言が発令され、当館では2階学習室・テラスの利用休止させて頂いております。例年、夏休みの終わりにあたるこの時期は、学習目的で利用される学生さんに多くご利用頂いておりましたので、残念に思われる方も多いかと思いますが、ご理解ご協力をお願い申し上げます。学習室を停止しているため、館内の椅子も少なくなっています。利用者の皆様には、譲り合いの心でご利用頂きますよう、こちらも重ねてお願い申し上げます。
・『熱中症対策マニュアル』稲葉裕/監修・・・もう本当にお互い気をつけましょう!・・・ということです。
・『10代のための読書地図』本の雑誌編集部/編・・・最近読んだ本でとても面白かった本です。10代じゃなくても参考になりました。少しはコーナー作りに活かせるといいな、と思ったりもします。
・『スポーツ観戦を楽しむ本 図解でわかりやすい!』・・・こちらは未読ですが、人気の68競技の基本ルールなどが分かりやすく書かれているそうです。ま、ルールを知らなくても、スポーツ観戦は十分に楽しめると思いますが(ちゃんと解説もしてくれるし)・・・。
・『臨床の砦』夏川草介/著・・・コロナ診療の最前線に立つ病院が舞台となっている小説です。「砦」で戦う医療従事者の皆さんに改めて感謝をお伝え申し上げます。
あれ、今年2回目の梅雨が来たのか?・・・と、思うほど長い雨が続きますね。先日新聞を読んでいたら、雨による順延が続く高校野球では球児たちも宿舎生活が長引いて大変だという記事が掲載されていました。そもそも新型コロナ感染対策のため宿舎から出られない中での順延続きで、感染対策のため貸し切りにしたホテルの地下駐車場で素振りをしたり、個室で過ごす球児たちに少しでも気分転換してほしいと監督が入浴剤を配ったり、とリフレッシュの工夫をしているそうです。来週の後半は晴れて再び暑くなるそうですが、一日も早く青空の下で野球ができるといいですね。
さて、少し前のお盆の頃に「そろそろ寝ようかな・・・」と思いつつ、テレビを眺めていたら懐かしい訛りを耳にしました。出演されていたのは写真家の梅佳代さん。ご出身は私の母のふるさとと同じ石川県です。
私が子どもの頃、お盆の時期は母のふるさと石川県、もしくは父のふるさと高知県に帰省していました。母のふるさとは冬には雪が2メートル積もる豪雪地帯で、子どもの頃は真夏でも夜には毛布が必要となるほど涼しかったのですが、今はエアコンを点けなくては過ごすことができない暑さです。昔は扇風機を点けっぱなしにしていると寒いくらいだったのに・・・。地球温暖化の影響は母のふるさとにも及んでいるようです。今年、そして去年のお盆はコロナ禍のため帰省できずに過ごした方も多いかと思います。私も、高齢の祖母のお見舞いに行けず気掛かりのまま過ごしいるので、テレビを見て石川県の母のふるさと、そして祖母のことを思い出してしまいました。
さて、8月8日から愛知県で適用されている「まん延防止等重点措置」の重点措置ですが、昨日(8月21日)から津島市も重点措置の対象区域となりました。皆さまもご存知のことと思いますが、愛知県、そして津島市および近隣地域でも新規感染者数が増加しているだけでなく、病床使用率も急激に増加しています。もう何回も「図書館だより」に書いていますが、図書館へご来館頂く際には必ずマスクを着用してご来館頂きますよう、ご協力をお願い申し上げます。
今日、8月22日は作家・脚本家の向田邦子さんの40回目の命日ですね。実は私、中学生だった頃に国語の教科書に掲載されていた「字のないはがき」を読んで以来、全作品を読み、ドラマの再放送を繰り返し何度も見てきたファンの一人です。航空事故に遭われて亡くなられたことは知識として知っていますが、リアルタイムの記憶には残っていません。ただ、もしあの航空事故がなければ、この世にどんな作品が生まれていたのだろうか・・・とつい考えてしまいます。没後40年にあたる今夏は、関連本が出版されるほか、展示やイベントも開催されるそうです。私も少し財布のヒモを緩めて、大好きな作家さんを偲びたいと思っています。あぁ、大人になってから「ままや」に一度行きたかったなぁ・・・。
・『あの夏の正解』早見和真/著・・・昨年の「甲子園のない夏」が題材となっている本。今年の「Yahoo!ニュース・ノンフィクション本大賞」にノミネートされたそうです。
・『暑さで人の死ぬ時代 いま、名古屋があぶない』・・・もちろん名古屋だけでなく、母のふるさとも、さらには地球全体が「あぶない」のでしょう。来週後半は再び猛暑となるそうなので、用心しなくては!
・『感染症時代のマスクの教科書』・・・マスクの知識や正しい付け方、さらには感染症の知識もわかりやすく説明されています。今一度、手に取って頂きたい本です。
・『向田邦子ベスト・エッセイ』・・・妹の和子さんが編集を担当されており、入門書としてはオススメの一冊です。
雨の日が続きますね。九州・中国地方では記録的豪雨が続き、朝からテレビでは「命を守る行動を」と呼び掛けられています。コロナ禍が続く中での避難生活は、想像もつかないご苦労があるかと思います。豪雨被害にあわれた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
このコロナ禍がはじまって以降、公共交通機関の利用を避けており、あまり好きではなかった車の運転をする機会が増えました。「あまり好きではない」には理由がありまして、車の運転がとても下手なのです。「永遠の初心者」もいいところ。慣れた道を運転するには一応問題ないのですが、知らない目的地を目指す時は一人で運転するのは恐ろしい。誰でもいいから横に座っていてくれ・・・状態になってしまいます。
愛車は「自分は運転が下手である」ということを、よくよく認識した上で購入した車なので、「バックモニター」のみならず「パノラマモニター(上から見下ろした画像が見られます)」も装備。なのに、なぜか車庫入れは「おぉ、入った!」と成功する度に驚くレベル。
ナビも「便利だなぁ」と思いながらも、「このルートは運転ムズイっすよ」とか教えてくれないかな、と日々考えてしまいます。・・・ま、とか何とか書いていますが、大好きな音楽を聴きながら運転するのは、コロナ禍が続く中での大切なストレス解消となっています。少し前までは「あまり好きではない」運転でしたが、今は「下手の横好き」といったところ。それにしても乗っている時間は結構長いのに、うまくなる気配すらないとは不思議なものです。
・『自然災害から身を守る知恵 気象災害と地震に備える』・・・災害は忘れた頃にやって来る、といったのは、もはや過去のことかもしれません。近年の災害は、忘れる間もなくやって来るように思われます。自分の身を守るヒントを図書館で探してみてはいかがでしょうか?
・『感染しないひなん所生活』・・・著者は感染症対策のスペシャリスト・岡田晴恵先生。児童書ですが、大人の方にも参考になる一冊です。
・『あなたの“不安”をスッキリ解消!クルマの運転術』・・・そんなわけで、実はこの手の本は何冊か読んだのですが、結論から言ってしまえば・・・本を読むだけでは運転はうまくなりませんっ!
東京オリンピックも今日が閉会式ですね。予想されていたとはいえ、1年で最も暑い季節の開催。酷暑とも戦う選手・関係者の皆さんはさぞ大変だったかと思います。
さて、今回は先週書けなかったサッカーについて書きますね。
まずは女子。なでしこ、決勝トーナメント1回戦での敗退・・・残念でしたね。10代の頃から知っている岩渕選手の涙にはグッとくるものがありましたが、実力には正直かなりの差があったように思いました。2011年7月のドイツ・ワールドカップで世界を制してから早くも10年が経ちました。10年という歳月はあっという間に過ぎ、気付けば「追われる立場」から「追う立場」へ立ち位置は大きく変化しました。近年のなでしこは「うまい選手」が多いなぁと思うものの、「強い選手」が少ないように思います。もっと思い切ってやってもいいんじゃないかなー、と思いながら応援しています。ところで、なでしこが決勝トーナメント1回戦で対戦したスウェーデン代表は何と・・・ユニ〇ロのユニフォームでした。いやぁ、ユニ〇ロもすっかりグローバル・カンパニーだとビックリしてしまいました。
続いて男子を。
まずは、準決勝スペイン戦。延長120分の激闘の末、アセンシオ選手の劇的ゴールで惜敗・・・といった感じの報道が多かったようですが、ぶっちゃけ・・・実力差はかなりあったかな、と思います。あくまで私個人の実感ですが、実力が結果に最も反映されないスポーツがサッカーだと思います。前評判が高いチームが優勝するのが最も難しいスポーツがサッカーだといえるかもしれません。だからこそ、あと少し頑張ることができれば・・・と思いました。それにしても延長120分をニュージーランド戦と続けて2試合連続で観戦するのは、観る方も大変でした。
さて、一昨日行われた3位決定戦は、グループリーグでは勝っていたメキシコ戦でしたが、結果はご存知のとおり1-3で負けてしまいましたぁー。1968年メキシコオリンピックの銅メダルを超えることは、またしても出来ませんでした・・・うぅ、これはさすがに悔しいっ!試合後に、子どものように泣きじゃくった久保選手と、円陣の真ん中で「胸を張って帰ろう」と呼びかけたキャプテン・吉田選手の姿は、きっとこれからも日本サッカー界の歴史に残る瞬間だと思います。
吉田選手も話していましたが、9月には来年のカタールW杯最終予選がはじまります。代表外、つまりクラブでも、メッシ選手のバルサ退団がついに決定したようですし、今夏の移籍市場はかなり活発となりそうです。久保選手もどこのチームに所属するのかも気になるところですし・・・。そう、サッカーファンはいつだって大忙しなのです。それにしても自国開催は時差がなくて楽でした。カタールもパリも時差は結構ありそうですね・・・。
・『なでしこのおしえ』早草紀子/写真と文・・・ドイツ・ワールドカップで優勝した後に数多く出版された「なでしこ本」の中で私が一番気に入っている本。「出来ないのを環境のせいにしない」等の名言が詰まっています。
・『ユニクロ思考術』柳井正/監修・・・「ユニクロ」を中心とした企業グループファーストリテイリング代表取締役社長監修。
・『ラ・ロハ スペイン代表の秘密』ミゲル・アンヘル・ディアス/著・・・2010年南アフリカW杯を制し、「無敵艦隊」と呼ばれたスペイン代表を密着取材した本。スペインという国にとってサッカーがどのようなスポーツなのか、よく分かります。
・『ワールドサッカーユニフォーム1000』・・・2014年に出版された本なので、少しデータは古いですが、これほどのサッカーのユニフォームがこの世にあるのかと驚かされます。
先日、マスクをしているから今年の夏も暑いよねー、という話を美容院でしていたら、話の流れで頭のサイドを少し刈り上げることになりました。ふだんはサイドの髪を降ろしているため全然目立たないのですが、いわゆる「ツーブロック」にしてみました。感想は・・・す、涼しい~。というわけで、当面このスタイルをキープしてみようかな、と思っています。
東京オリンピックも、そろそろ折り返し地点でしょうか?私もいつもはサッカーしか観ていないのですが、さすがにオリンピックともなると普段は観ないスポーツを観戦する機会が増えますね。市内の中学を卒業した山本選手が出場していた新種目「バスケットボール・3X3(「スリー・エックス・スリー」と呼ぶそうです・・・初耳!)」は1試合10分(もしくは、どちらかのチームが21点以上得点すれば試合終了)の短い時間で勝負が決まる展開の速さや、小柄な山本選手が小気味よく相手を抜いてシュートを決める場面が格好良くて、テレビやネットで観戦していました。
オリンピックの楽しみのひとつは、普段全然観ないスポーツを観ることにある・・・と書いていて思い出したのですが、私が通っていた大学では1年生と2年生で半年ずつ体育の単位を取得するのが必修科目となっていました。1年生の時は得意な水泳を迷わず選択したのですが、さて2年生はどうしようかな?・・・と迷った時、北村薫さんの『空飛ぶ馬』シリーズの主人公が、大学の体育でトランポリンをやっていたことを思い出し、「そうだなぁ~、この先きっともう2度とやる機会がないスポーツをやってみるのも良いかも・・・」と、アーチェリーを選択。デニムを履いていた男子学生もいたくらい(さすがにこれは注意されていましたが)、出席すれば単位が確実に貰えるゆる~い授業でしたが、とても楽しかった思い出があります。というわけで、アーチェリー男子団体の銅メダル、おめでとうございます!今回はもうサッカーの話を書くスペースはないので、こちらはまた次回以降に。
さて、東京オリンピックと何度目かのコロナ感染拡大に気を取られていたら、7月は昨日で終わり。今日から8月です。おかしいなぁ、つい最近7月になったばかりのような気がするのに・・・。そろそろビシバシと進めなくてはならない仕事もあるので、刈り上げた髪の毛ぶんくらい(つまり、ちょっぴりか??)は気合いを入れて、集中して頑張ろうと思います。
・『マイケル・ジョーダン バスケの神様の少年時代』デロリス・ジョーダン∥作・ロスリン・M.ジョーダン∥作・・・ご存知、バスケの神様が主人公の絵本。作者はジョーダンのお母さんと妹さんです。
・『秋の花』北村薫∥著・・・主人公が大学の体育でトランポリンをするのがこの『秋の花』。ちょっと痛そうな場面もあります。
・『放課後』東野圭吾∥著・・・アーチェリー部が舞台となるミステリ。1985年、第31回江戸川乱歩賞受賞作。今読んでも面白いですよ。
・『集中力はいらない』森博嗣∥著・・・「集中」という言葉で検索したら、こんな本を見つけてしまいました。こちらもミステリ作家の書かれた本ですね。
ついに東京オリンピックが開幕しましたね・・・と書いたものの、開会式の前から男女サッカーの試合があったため、「いよいよ!」という感覚が私には全くありません。開会式直前まで色々なことがあった東京オリンピックですが、何とか閉会式の日を無事に迎えられることを心より願っています。
さて、少し前のことになるのですがiPadを購入しました。PCの起動に時間がかかることが面倒くさくなってきたこと、ソファーでダラダラしながら動画配信を観るにはPCは重くて腕が疲れること、母の職場で間もなくiPadが導入されることになり、自宅でも練習した方がいいのかな?・・・と訊かれたこと、など色々な理由があるのですが、えぇい、思い切って買ってしまえ!・・・と思い立ち、注文してみたのです。
iPad、便利ですねー。一番驚いたのは、iPadとiPhoneを近づけるだけでほとんどのデータがすんなり移行できたこと(「クイックスタート」というそうです)!・・・え、当たり前なのですかね??私、むちゃくちゃ疎い人なのでビックリしてしまいました。というわけで、今はiPadのない生活は考えられないほど愛用しています。動画視聴も楽しいですが、もう少しクリエイティブな活用が出来ないものだろうか・・・と、ソファーでダラダラしながら考えています。
・『作家たちのオリンピック 五輪小説傑作選』・・・「観るオリンピック」だけではなく、「読むオリンピック」もいかがでしょう?
・『パラリンピックは世界をかえる ルートヴィヒ・グットマンの物語』・・・パラリンピックの生みの親であるルートヴィヒ・グットマンの伝記。児童書ということもあり、豊富な写真とイラストでとても読みやすい本です。
・『iPad丸わかり活用ガイド』・・・今年出版されたものなので、最新の情報がわかる一冊です。
7月も気が付けば半ばが過ぎました。先週は、梅雨の終わりを告げるような大雨や雷の日が続きましたね。この「図書館だより」を書いている時点ではよく分かりませんが、そろそろ「梅雨明け」が宣言されているのでしょうか?
さて、先週の「図書館だより」で予告したとおり「EURO 2020」の話を書きます。決勝のイングランド対イタリアは120分の激闘+PK戦の末、イタリアの優勝となりました。ほぼ満員のウェンブリーが静まり返った瞬間は忘れがたいものがありましたが・・・PKを失敗したイングランド代表の選手に対して、心ない非難の声が上がり、その一部は人種差別的な中傷であったと聞くと、非常に残念な気持ちになりました。
サッカー界では、PKにまつわる名言がいくつか残されています。最も有名な名言は、往年の名選手ロベルト・バッジョの「PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気を持つ者だけだ」というもの。1994年アメリカW杯決勝でPKを外した経験を持つバッジョの言葉かと思うと、感慨深い言葉です。また、かの名将イビチャ・オシム監督の言葉には「PK戦はクジ引きのようなものだ」という言葉や「PK戦はサッカーではない」という言葉があります。いずれも、PKを失敗した選手を責める風潮を咎める、選手への愛情が溢れた言葉です。120分間を全力で戦った選手へのリスペクトを欠いた今回の騒動には、サッカーファンの一人としてガッカリしています。PK戦は誰かが失敗するまで続きます。どうか、選手には温かな声を・・・と願わずにはいられません。
お、そういえば地球の裏側、ブラジルで開催されていた「コパ・アメリカ(南米選手権)」はアルゼンチンが優勝!メッシは、ようやく故郷アルゼンチンにタイトルをもたらすことが出来ましたね。報道ではあまり取り上げられませんでしたが、涙の初タイトルにはグッとくるものがありました。
さて、実感は殆どありませんが、間もなく東京五輪ですね。色々と思うところはありますが、出場する選手に敬意を持って応援したいと思っています。グランパスゆかりの選手が2人選ばれている男子サッカーに、やはり一番注目しています。本当は観に行く予定だったので、フクザツだったりもするのですが・・・。
・『悪魔のパス天使のゴール』村上龍/著・・・イタリアのプロサッカーリーグ・セリエAが舞台の小説。出版された2002年はセリエA黄金期といえる時代です。
・『オシムの言葉 フィールドの向こうに人生が見える』・・・今から15年前、2006年に出版された本ですが、少しも古くない内容です。何と!この年の課題図書にも選ばれており、サッカーファンならずともオススメの一冊です。・
・『ディエゴ・マラドーナ(Sports Graphic Number PLUS)』・・・昨年11月に他界したアルゼンチンの英雄マラドーナの追悼特集本。メッシは師であるマラドーナに今回の優勝を捧げることができた、というわけです…うぅ、泣ける~。
先週の「図書館だより」の最後に「次回はEURO 2020について書きます」と書いたのですが、うっかりしていまして・・・、決勝は日本時間7月12日(月)、つまり明日の早朝でした!・・・というわけで「EURO 2020」の話は次週に書くことにします。それにしても、聖地・ウェンブリーで「イングランド対イタリア」の決勝とは!!イギリスはどんな騒ぎになることやら・・・。スタジアム収容人数の75%、つまり6万人以上の観客を入れると聞くと・・・だ、大丈夫なのか、と思わずにはいられません。とはいえ、ベッカムとエド・シーランが並んで観戦しているのがテレビに映ると、私もなんだかんだ言ってミーハーなので「お!」と嬉しくなったりもするのですが。
さて、先週の水曜日7月7日、今夏に予定されていた日本最大級の音楽フェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021」の中止が発表されました。コロナ禍以前から真夏の野外フェスに行くのはさすがに体力的に厳しく、屋内かつ指定席に限定したものとなりあが、ライブに出掛けるのは私にとって大きな楽しみのひとつです。フェス開催まで1ヶ月を切った時点での中止発表は、主催者にとっても音楽ファンにとっても、難しい決断だったと思います。
東京五輪が「開催ありき」で今まさに突き進んでいるのに対して、音楽ファンは「我慢ありき」なの?・・・と思うのは、私だけではないと思います。もちろん、五輪に向けて努力を重ねる選手の皆さんに対して何かが言いたいのではありません(私はこの状況下で努力を重ねる選手の皆さんを心から応援しています)。選手やファンではなく、スポンサーそしてIOCの顔色を窺って物事が進むのはいかがなものか?・・・ということです。「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021」のホームページに掲載された「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021の中止に関して、皆さんにお伝えしたいこと」と題された渋谷陽一さんの文章は、音楽を愛する者ならば誰もがグッとくる文章でした。先日の「緊急事態宣言」を受けての総理会見での言葉の薄さとは全く異なる、誠意の伝わる文章だと思いました。来年以降、さらにこれから先の未来に、誰もが笑顔でフェスやライブを心から楽しむことができるよう、フェス・ライブ文化、さらには音楽文化を私たち音楽ファンが支える方法はないのでしょうか?私が思いつくのは、とりあえずネット通販でグッズを買うくらいですが・・・。今回いつも以上に熱くなっていますが、意見には個人差もあります(@さだまさし)ので、ひとまずこの辺で。
最後に楽しい話を。本日、7月11日(日)9時から(見逃した方は来週に再放送もあるはずです)NHK・Eテレ「日曜美術館」は「わたしとイサム・ノグチ」。出演は何と!サカナクションの山口一郎さん(私、大ファンなのです)。東京都美術館で開催されている「イサム・ノグチ 発見への道」展でサウンドツアーをしているほか、イサム・ノグチの「AKARI」をライブの演出に使うなど、かねてよりイサム・ノグチファンを公言している一郎さんがどんな話をするのか、今から楽しみです。津島市出身の詩人・野口米次郎を父に持つイサム・ノグチの本は、当館の「ふじいろ文庫」でも紹介しています。興味のある方はこちらも覗いて下さいね。さらに今夜は、みうらさんと安齋さんの「笑う洋楽展」の新作「東京での出来事」もオンエアされるということで、こちらも楽しみ、楽しみ。
・『英国フットボール案内』島田佳代子/著・・・2010年、つまり今から10年以上前に出版された本ですが、サッカーの母国・英国ではフットボールがどのようなものなのかを教えてくれる一冊です。
・『レコード・ブック』渋谷陽一/著・吉田弘和/編集・・・1974年に出版された本です。出版元の「新興楽譜出版社」は現在の「シンコーミュージック・エンタテインメント」のこと。少し前に休刊となってしまった雑誌「CROSS BEAT」は私もよく買っていました。
・『イサム・ノグチ 宿命の越境者 上 』、『イサム・ノグチ 宿命の越境者 下』ドウス・昌代/著・・・「ふじいろ文庫」に並んでいるイサム・ノグチの本では個人的にはこれがオススメ。上・下巻の重厚なノンフィクションなので、読みごたえもたっぷりです。
・『大人に質問!「大人ってどのくらい大変なんですか?」』みうらじゅん/答える人・・・質問する人は児童館の子どもたち。こちらは肩の力を抜いて気軽に読んで頂きたい一冊です。
7月になりましたね。7月は誕生日もあるし(「めでたい」とばかりも言えないような年齢ですが)、お祭りもあるし(新型コロナウイルス感染症の影響のため尾張津島天王祭の祭事・イベントは今年も中止となっていますが)・・・で、好きな月なのですが、何だか今年は今のところ盛り上がってきません。あ、でも今夜と来週日曜の夜に久しぶりに「笑う洋楽展」の新作オンエアがあります。テレビで(地上波ではなくBSですが)みうらさんを見るのは久しぶりなので、めちゃめちゃ楽しみです。
さて、先月は仕事とは全く関係のない、私個人としての役所関係の申請が続き、何だかバタバタしていました。
ひとつめの申請は、まず病院で診断書を書いてもらい(診断書の作成に3週間かかるので、かなり余裕をもって病院に依頼しなくてはならない。もちろん有料)、市役所へ住民票の写しを取りに行き(「世帯全員」が記載されているものという決まりがある。以前に証明が必要となる私一人だけが記載されたものを提出し、受理されなかったことがあるので要注意。もちろんこちらも有料)、所得を証明する書類、同意書・・・、と申請に必要となる書類をかき集め、保健所に提出して申請は完了(一年毎で更新が必要なので、毎年申請手続きをしているのです。あ、去年はコロナ禍で有効期限が1年間延長となり、更新手続きは不要でした)。ま、私は保健所まで車で5分くらいのところに住んでいるので、書類に不備があり「もう一度」となっても殆ど苦にはなりませんが、保健所管内とはいえ弥冨市や飛島村、あま市の方は大変だろうなぁと思います。そもそも、平日の昼間に時間を作ることが難しい人も多いでしょうし。
もうひとつの申請は、まず申請の受付がスタートしたことを市役所HPで確認し、申請用紙をダウンロードして印刷、本人確認書類をコピーして申請用紙に糊で貼り付けて郵送で申込・・・と、まぁひとつめの申請よりはうんと楽なのですが、デジタルとアナログが微妙に入り組んでいて、正直に言えば面倒だなぁと思います。
コロナ禍が長引く中で、先週は「初診からオンライン診療恒久化へ秋にも指針改定」というニュースもありました。個人情報保護やセキュリティなど、難しい課題もあるかと思いますが、役所への申請などの手続きは、オンライン申請も選択肢の一つにならないかなぁ、と思います。まだまだ先が見えない状況ですので、「アフターコロナ」を語るのは時期尚早ですが、面倒なことはオンライン(を選ぶことができ、かつ苦手な方のためにオフラインも選ぶことができる)で、楽しいことはオフライン、つまりリアルで・・・な世の中になればいいのになぁ、と思います。ま、某省庁の「デジタル化推進本部」の会議で、紙書類が山積みになったことが話題だと聞くと、こりゃあまだまだ無理かな、とも思いますが・・・。
結局はリアルを超える感動ってないんだな・・・と気付いてしまっているのに、コロナ禍で行動を自制・自粛している私はリアルな感動体験に参加することができず、自分だけ置いてけぼりになっているような気分になってしまい、ここのところメンタルが甚だしく落ちているな、と思います。ま、夜明け前が一番暗いうそうなので・・・ライブ行きたい、サッカー観たい、美術館で大きい絵を観たい、大きな露天風呂でダラダラしたい、一人旅に出たい・・・という欲を忘れずに、コロナ禍が収束する日を待つほかないのでしょうね。それにしても、何をもって「収束」といえるのでしょうか??ゴールが見えないまま時間だけが経っているようで歯がゆい毎日です。
ま、こんな「落ちている日」は、みうらさんの本でものんびりと読むことにしようっと。今回は愚痴っぽい話になっていますね。次回は「EURO 2020」について書きます。
・『ムダ足しない役所利用術』関名ひろい/編
・『なぜデジタル政府は失敗し続けるのか』日経コンピュータ/著
・『「ない仕事」の作り方』みうらじゅん/著・・・遅ればせながら、ですが、本屋大賞・発掘部門「超発掘本!」おめでとうございます。私にとっては「定番」の一冊なので、「発掘」という言葉には違和感も感じるのですが・・・。
6月も残すところあと数日となりました。ということは、2021年は早くも半分が終わったということになります・・・は、早っ!!先日、いつもお世話になっているお店のブログを見ていたら、茨木のり子さんの「六月」という詩が紹介されていました。とても素敵だったので、私も紹介してみましょう。
六月
どこかに美しい村はないか
一日の仕事の終りには一杯の黒麦酒
鍬を立てかけ 籠を置き
男も女も大きなジョッキをかたむける
どこかに美しい街はないか
食べられる実をつけた街路樹が
どこまでも続き すみれいろした夕暮は
若者のやさしいさざめきで満ち満ちる
どこかに美しい人と人との力はないか
同じ時代をともに生きる
したしさとおかしさとそうして怒りが
鋭い力となって たちあらわれる
詩集『見えない配達夫』に収録されていますので(66ページにこの作品が載っているのは、偶然ではないかもしれませんね)、気になった方は是非ご覧下さい。茨木のり子さんといえば『別冊太陽 茨木のり子 自分の感受性くらい』には、1962年に行われた津島市出身の詩人・金子光晴との対談や、「氷雨のふる日に 金子光晴氏は初めて我が家を訪ねた・・・」からはじまる詩「トラの子」が掲載されています。金子光晴・茨木のり子・谷川俊太郎(とても若いのでビックリしました!)という豪華な3ショット写真も載っていますので、こちらも興味をお持ちの方はご確認ください。
まだまだコロナ禍で先の見えない状況が続きますが、「どこかに・・・はないか」と繰り返される言葉に、厳しい状況の中であっても希望を見出す強さを感じました。美しい村、美しい街、美しい人・・・が、確かにこの世に存在することを信じたいと思います。
さて、少しだけお知らせを。先日、ジャーナリストの立花隆さんが亡くなられました。私が若いころ、ニュース番組で筑紫哲也さんとよく出演されていたことを覚えています。図書館では、コーナー6「追悼 立花隆さん」を作成しました。詳しい内容はこちらをご覧頂ければ、と思います。場所はメインカウンターのすぐ隣ですが、スペースの問題もあり並べきれない本も沢山あります。コーナー6に並んでいない本でお探しの本がありましたら、図書館職員にお声掛け下さい。コロナ禍、赤木ファイル開示、ミャンマー問題、リンゴ日報廃刊・・・と、今週のニュースを並べるだけでも立花隆さんなら何と仰ったかなぁ、と思います。ずいぶん前のこととなりますが、妹尾河童さんのイラストエッセイ『河童のスケッチブック』を読んだ時に、立花隆さんの仕事場を描いた「河童が覗いた『ネコビル』の中」がとても面白かったことを思い出しました。あらためて、立花隆さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
先日、夕食を食べていると「ピンポーン」と玄関のチャイムが鳴りました。「はい、はい~」と玄関に出てみると、ご近所のAさんが満面のスマイルで「びわ、食べる??」と枝がついたままのびわをたくさん持ってきてくれました。「わぁ、食べる、食べる~!」・・・というわけで、現在わが家の冷蔵庫では美味しいびわがたくさん冷えています。嬉しい~。Aさんは、春にはイチゴ、秋には柿・・・、と果物好きのわが家のツボを心得たものをいつも持ってきてくれる良きご近所さん。とても可愛い赤毛のワンコ(美濃柴犬かな?)を飼っていて、日課のウォーキング中にワンコのお散歩をしているAさんとすれ違うと、ワンコともども挨拶をしてくれます。まだまだ仔犬の面影が残る甘えん坊のワンコとの触れ合いは、コロナ禍でささくれた毎日を送る私たちの数少ない癒し・・・Aさん、いつも有難うございます。
さて、今日は「父の日」ですね。気付けば、父が亡くなってからもう20年以上が過ぎ、(私の年齢がバレてしまいますが)あと数年で、私の人生の半分が「父のいない人生」となります。うーん、とっても不思議な気分・・・。毎年、「父の日」にはお仏壇に父の好きだった「〇リン・ラガービール」の大瓶と、びわ(ちょうど季節も合っているので)をお供えして手を合わせています。
日々は慌ただしく過ぎていき、昔のことも、そして少し前のことすら振り返る余裕を持つことがなかなかできませんが、ここのところ毎週楽しみに観ているTVドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」の中で、(完コピを目指しましたが、間違っている箇所があったらゴメンなさい)「人生って、小説や映画じゃない。幸せな結末も、悲しい結末も、やり残したこともない。あるのは、その人がどういう人だったかということだけです。だから、人生にはふたつルールがある。亡くなった人を、不幸だと思ってはならない。生きている人は、幸せを目指さなければならない。人は時々寂しくなるけど、人生を楽しめる。楽しんでいいに決まっている。」というセリフを聞いて、父や早世した同い年の従姉妹のことを久しぶりに思い出しました。会えないけれど、今も近くにいるような「大切な人たち」が、私の目の前でたしかに笑っていたことを忘れないようにしなくては、としみじみ思う今年の「父の日」です。
ちょっと、いやだいぶ長くなってしまいますが、登場順に紹介すると・・・
・『ビワの絵本』なかいしげお∥へん・あかいけかえこ∥え
農山漁村文化協会から出版されている「そだててあそぼう」シリーズ、この図書館では105冊所蔵しています。『ビワの絵本』のほかにも、『コンニャクの絵本』や『にんにくの絵本』など、幅広いテーマが取り上げられています。この地域の特産である『レンコン〈ハス〉の絵本』は小学生の調べ学習での問い合わせでよく紹介する本です。
・『赤毛の文化史』ジャッキー・コリス・ハーヴィー∥著
未読ですが、副題に「マグダラのマリア、赤毛のアンからカンバーバッチまで」とありますね。カンバーバッチといえば、イギリス人俳優ベネディクト・カンバーバッチのことでしょうか?この図書館では彼の代表作、DVD『シャーロック』シリーズをシーズン1~3まで所蔵しています。私も大ファンでったのですが、ワトソンが結婚したあたりから、あまり話に追いつけていません。
・『しばいぬ 世界一かわいいニッポンの犬』岩合光昭∥写真
「猫」のイメージが強い岩合光昭さんですが、岩合さんの肩書は「動物写真家」。もちろん、犬の写真も素敵です。私は岩合さんのサイン入り写真集を実は何冊か持っています。
・『ビール アンソロジー』 赤塚 不二夫∥〔ほか〕
ビールにまつわるアンソロジー集。阿川佐和子さんや川上弘美さん、東海林さだおさんらのビールにまつわるエッセイを収録しています。これからの季節におすすめの一冊。
・『沢村貞子の献立 料理・飯島奈美 〔1〕』飯島奈美∥著
TVドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」に出てくる料理はやたらと美味しそうだなぁ・・・と思っていたら、料理監修はやっぱりこの方でした。
・『脚本家坂元裕二』坂元裕二∥著
坂元さん自身による全作品解説やロングインタビューを収録。椎名林檎さんとの往復書簡や宮藤官九郎さんらとの対談もとても面白いです。
・『往復書簡 初恋と不倫』坂元裕二∥著
この図書館にいくつかある坂元さんの作品の中で、私が一番好きな作品はこれ。タイトルのとおり「手紙」形式で物語が進むのですが、ドキリ、そしてヒヤリとする場面が続きます。
「梅雨はどこへ行った?」という天気が続きますね。私は洗濯大好きなので、晴天続きは嬉しいのですが、正直・・・まぁまぁ暑いです。マスクには熱が籠るので、水分をしっかり取って、熱中症にならないように気を付けなくては。
少し前になりますが、5月31日(月)深夜に放送された「月曜から夜ふかし」を録画しておいたものをボーっと観ていたら、津島市内の「くつろぎ天然温泉・湯楽」が映り、とてもビックリしました。内容は「視聴者からの調査依頼に応えてみた件」のひとつで、強烈過ぎるスーパー銭湯の「打たせ湯」を調査した、というもの。オーナーが日本最強と豪語する「打たせ湯」の威力はゴーヤをへし折り、傘に穴を空けるレベル。「打たせ湯」の威力が強すぎて苦情も寄せられているそうですが、設備が古すぎて、現在の(法律の?)基準に満たないため改良もできず、そのままになっているそうです。番組には、「打たせ湯」の刺激が頭髪に良いと信じているお年寄りの男性も登場していました。ごく近くにあるにも関わらず、かれこれもう何年も「湯楽」には行っていませんが・・・あぁー、コロナ禍が落ち着いたら温泉でのんびりしたいっっ!!
さて、少しだけ告知を。5月の終わりにコーナー9「春のお江戸まつり」が終了し、コーナー8「SDGsを読もう。」がスタートしました。コーナーの詳しい内容については、こちらをご覧下さい。8月末までの予定です。というわけで、現在は9月スタート予定の次回コーナーの構想を練っているところです。今回の「SDGsを読もう。」では小説を全然紹介できなかったので、次回は小説をたくさん紹介できるテーマにしようかな、とか、秋なのでエモーショナルなものにしようかな、とか、漠然と考えています。さて、どうなることやら。
コーナー8「SDGsを読もう。」の作成にあたっては、『ソトコト 2019年6月号(特集「SDGs入門」)』、『ソトコト 2020年6月号(特集「続・SDGs入門」)』、『ソトコト 2020年11月号(特集「未来をつくる本」)の3冊に多くのヒントを頂きました。皆さんも宜しかったらご覧下さい。
「月曜から夜ふかし」といえば、図書館では『なぜ、マツコ・デラックスは言いたい放題でも人に好かれるのか?』という本を所蔵しています。個人的には、盟友・中村うさぎさんとの、ヒリヒリするようなやり取りが刺激的な『うさぎとマツコの往復書簡』もオススメです。
先週、5月30日(日)はサッカーのチャンピオンズリーグ(CL)決勝がありました。私も午前4時開始の生中継を観戦(オンデマンド観戦だった方は大変だったそうですね・・・)。応援していたシティは残念ながら負けてしまいましたが、デブライネ選手の涙の負傷退場はグッとくるものがありました。顔、むっちゃ痛そう・・・。また、敵ながらチェルシーの一列に揃った美しいDFラインと、カンテ選手の働きは「さすが」の一言でした。少し悔しくもありますが、チェルシーF.C.そしてサポーターの皆さん、優勝おめでとうございます。ただ、とても気になったのですが・・・スタジアムの入場人数の上限33%にあたる1万6000人の観客が「まぁまぁ密」の状態で、チャントを歌い、もちろんヤジも飛ばしまくっていたこと(ほとんどの人がマスクせず)。だ、大丈夫だったのか、これは??
さて、まだサッカーネタが続きます。6月3日(木)はサッカーファンにとって、ある意味で「夢の試合」が開催されました。それは「日本代表対U24日本代表」。妄想、もしくはマンガでしか成立しないと思っていた「兄弟対決」、田嶋会長も自ら「タブー視されている」と語る史上初の対戦でした。
そもそも、この対戦はなぜ実現したかというと・・・本来であれば、6月3日(木)は「日本代表対ジャマイカ代表」の国際親善試合が行われる予定でした。ジャマイカ代表は二手に分かれて来日する予定となっており、母国などでプレーする10選手とチームスタッフは米国経由で5月31日に日本に無事到着。一方、イングランドなどでプレーする10選手のうち8人の新型コロナウイルスの陰性証明書に不備があったため、オランダの空港から飛び立つことが出来なかった・・・つまり、このコロナ禍がなければ実現しなかった試合ということになります(6月12日に予定されている「U24日本代表対U24ジャマイカ代表」の試合は、来日できていない10選手が改めてPCR検査を受けて、来日する見込み)。ちなみに史上初となったこの「兄弟対決」の結果は、「兄」にあたるフル代表の圧勝でした・・・んん、ちょっと意外だったかも・・・。
6月はサッカーの各国代表活動シーズン。日本代表は、U24日本代表、女子代表も含めると5月28日からの19日間で9試合が行われます。海の向こうでは「EURO2020」、そして「南米選手権」も開催されますね。「EURO2020」は私にとっては再び時差との戦いになりますが、可能なかぎりはリアルタイムで観戦したいと思っています。楽しみ~!さらに、この先に東京オリンピックが控えているのか、いないのかは正直よく分かりませんが・・・選手の皆さん、そしてオリンピックにかかわる全ての人たち、さらに日本で暮らす私たちの健康が大切にされることを心から願っています。
来週こそは、コーナー替えについてきちんと書きます。
・『スポーツグラフィックナンバー 2021年6月17日号』・・・特集は「レジェンドが語る欧州選手権ベストマッチ・EURO1988-2020」。最新号のため貸出はできません。館内でご覧下さい。CL決勝で負傷退場したデブライネ選手のインタビューも掲載されています。
早くも5月が終わろうとしています。梅雨入りしたり、急に暑くなったり、かと思えばやたらと寒かったり、と今年の5月はあまり爽やかでもなく、過ごしやすくもなかったように思います。
さて、先週26日(水)の夜は、私と同じように夜空を見上げて「く、曇ってる!!」とガッカリした人が多いかもしれません。そう、今年最大の満月「スーパームーン」が地球の影に隠れる約3年ぶりの皆既月食・・・とても楽しみにしていましたが、残念ながらこの地域は曇り。赤銅色に輝く月を見ることはできませんでした。
国立天文台によると、今年は11月に月の98%が欠ける「ほぼ皆既」な部分月食があるそうですが、うーん「ほぼ」かぁ・・・。モノマネタレントのライブを観に行くみたいな気がして、今ひとつ興味がないかも。
ちなみに、次に国内で皆既月食が見られるのは2022年11月。さらに、次に「スーパームーン」と皆既月食が重なるのは2033年10月8日。うーん、ほぼ12年後か・・・はたして、その頃私は何をしているのでしょうかね?ま、たまには夜空を見上げて果てしない想像の時間を持つのも良いことかもしれません。
今週はサッカー代表戦や、お世話になった杉本美術館閉館のニュースなど、書くこと、そして書かなくてはならないはたくさんあるのですが、これらは次回以降に。あ、先週金曜に「春のお江戸まつり」から「SDGsを読もう。」へとコーナー替えをしました。この話も次回以降にきちんと書きますので、どうぞよろしくお願い致します。
・『日食と月食 日食と月食から、太陽・月・地球の動きがわかる』藤井旭/監修 ・写真・・・日食と月食について、とてもわかりやすく解説されている児童書です。
・『ほしにむすばれて』谷川俊太郎/文・えびなみつる/絵・・・星が大好きだったおじいちゃんの残してくれた天体望遠鏡にまつわる絵本。
ここのところ雨の日が多いと思っていたら、先週の日曜日16日に東海地方が梅雨入りしたという発表がありました。平年よりも21日早い、統計史上2番目に早い梅雨入りとのこと。来週26日(水)の夜は約3年ぶりの皆既月食、しかも今年最大の満月「スーパームーン」と重なると先日の新聞に載っていました。当日、夜空を見上げるのを楽しみにしていたのですが・・・。どうか「梅雨の晴れ間」となりますように。
先週、俳優の田村正和さんが4月に亡くなられていたという報道がありました。田村正和さんといえば私にとっては「古畑任三郎」、その人です。
私は、1994年に放送がスタートした1stシーズン(当時は「警部補・古畑任三郎」というタイトルで、古畑は黒以外のシャツも着ていました!)から2006年に迎えたFINALまで、全ての回を何度も観ている大ファンです。
印象に残っている回はたくさんありますが、若かりし頃のSMAPや現役メジャーリーガーだったイチロー、そして今は亡き緒形拳さんや菅原文太さん、加藤治子さんら、名優たちが犯人役としてズラリと並ぶキャストは、今ではもう作ることのできないドラマだと思います。リアルタイムで楽しむことができて幸せでした。
今でもセリーヌの自転車に乗ってフラリと現れる姿を懐かしく思い出します。「イケメン」というよりも「二枚目」という言葉がしっくりとくる俳優さんでした。心よりお悔やみ申し上げます。たくさんの楽しい時間を有難うございました。
・『三谷幸喜創作を語る』三谷幸喜∥著・松野大介∥著・・・「古畑」の裏話も書かれている一冊です。
・『三谷幸喜のありふれた生活』三谷幸喜∥著・・・現時点で16巻までつづくシリーズ。三谷さんも第1巻では若いっっ!
今日は天気予報によると雨の日です。私は皮膚が弱く(アルコールかぶれを起こすため、カウンターでも手袋をしています)、強い陽射しが苦手なので、落ち着いた雨の日はわりと好きです。
それにしても、この時期のカエルは元気ですね。換気のため窓をあちこち開けていることもあり、図書館でもカエルの鳴き声がたまに聞こえます。昔読んだ本に、カエルは田んぼを中心とした生態系を支える大切な存在なので、カエルが生息する地域は自然が豊かな地域だ、というようなことが書いてありました。ということは、これだけカエルがゲコゲコ鳴いている津島市は恵まれた環境といえるのかもしれません。正直、眠い時に鳴かれると「うー、うるさいわっ!」と思うことも多かったりするのですが・・・。
そういえば、「しょっくん」って知っていますか?共通語では「ウシガエル」。通称「食用ガエル」が転じて「しょっくん」。この地域の方言かと思ったら、関西方面ではわりとこう呼ぶそうですね。「ウシガエル」の名前のとおり、牛のように「うもぅー、うもぅーー」と、とても大きな声で鳴きます。私が子どもの頃は、鳴き声がよく聞こえただけでなく、車に轢かれてしまった哀れな姿をしばしば目撃しました。そんな「しょっくん」の哀れな姿を見つけると、母に「車に気を付けないと、こうなっちゃうんだよ」と交通ルールを厳しく躾けられました・・・な、懐かしい。
わりと最近、新聞で読んだのですが、実はカエルはカメムシをはじめとする害虫を食べてくれる有難い存在だそうです。カメムシといえば、ウン10年前に当時外国に住んでいた叔母宛に田舎から小包みを送ったら、その中に何と!・・・カメムシが入ってしまい、叔母が大パニックになった、という伝説があります。想像するだけで恐ろしい・・・。ちなみに、カメムシのことを母の田舎では「ヘクサンボ」という、身も蓋もないスゴイ名前で呼んでおり、見つけると外へ捨てに行くのが面倒なので、インスタントコーヒーの瓶にどんどん入れて蓋をする、つまり酸欠にしてどんどん殺すという、とても残酷なことをしています。ゴメンね、書いちゃった。
・『ふたりはともだち』アーノルド・ローベル∥作・・・カエルが主人公といえば・・・これですね。
・『ときめくカエル図鑑』高山 ビッキ∥文・松橋 利光∥写真・・・私はこれまで特にカエルに対してときめいたことはありません。
・『わたしたちのカメムシずかん やっかいものが宝ものになった話』鈴木 海花∥文・はた こうしろう∥絵・・・カメムシの魅力が詰まった小説とかではなく、カメムシについて調べた岩手県の小学校が舞台の児童書です。今年の課題図書のため、6月からの貸出となります。また6月~8月は1週間の貸出となりますので、ご注意下さい。
季節の変わり目ということもあり、寒暖差の激しい季節ですね。私の勝手なイメージでは・・・この時期は毎日「寒」と「暖」がバシバシ戦っていて、気付けば「暖」の勝つ日が増えていき、暑くなっているように思います。まだまだ身体が暑さに慣れていません。熱中症にも気を付けなくては。
さて、ここから先はサッカーに興味がない人にとっては、どうでも良い話となります。
先週はヨーロッパCL準決勝第2戦が2試合あり、5月29日にイスタンブールで開催される決勝は、マンCとチェルシーのイングランド勢同士の対戦となることが決定しました。私は2試合ともリアルタイムでテレビ観戦したのですが、うぅ・・・やっぱりサッカーは面白いです。
特に心に残ったのは、マンC対PSG。5月だというのに雪が降るマンチェスターで、得点が入った瞬間、よく見ればタトゥーも入っている髭面で強面の選手たちが、子どものように、いや仔犬のように抱き合って大喜びする姿・・・う、感動です。そして、2-0の勝利が決定した後、無観客のエティハドスタジアムでOasis(大ファンなのです)の「Wonderwall」が鳴り響いた瞬間の美しさ・・・。とても長い間、同じ街のライバルチーム・マンUに大きく差をつけられ、1部と2部を行ったり来たりの「エレベータークラブ」とよばれていた頃からマンCへの一途な愛を貫いているOasisのノエル&リアム兄弟の気持ちを思うと、グッときてしまいました。
ということで、先週は早朝からのサッカー観戦、プラス、好きなアーティストが「緊急事態宣言」を受けて、ゴールデンウィークに巣ごもりするファンへのサービスとして、過去のライブ映像のYouTube配信がほぼ一日おきであったこともあり、ものすごい寝不足の毎日でしたが何だか幸せな一週間でした。
さて、愛知県も12日から緊急事態宣言の対象地域として追加されることが決まりましたね。先の見えないコロナ禍の中で、つい暗闇にばかり目を向けてしまいそうになりますが、微かなものであっても身近な場所に光があることに、ちゃんと気付くことができる人でいられますように。
あ、そういえば今日は「母の日」でしたね。子どもの頃に「母の日、おめでとう」と言ったら、「それは違う」と言われ、どういう理由で間違っているのかを懇々と説明されたことを思い出し、先日その話となりました。母曰く「外でそれを言ったら、恥をかくからきちんと教えようと思った」とのこと。昔から、相手が誰であっても態度が変わらない、「子ども」を「子ども扱い」しない人だったんだなぁと思いました。コロナ禍でプレゼントも買いに行けない「母の日」ですが、いつも有難う。心から感謝しております。今夜は、美味しいものをいっぱい食べましょう。
・『ダービー!! フットボール28都市の熱狂』・・・フットボールにおけるライバルとはどんな存在かがよくわかりますが、マンUとマンCの話はなかったかもしれません。
・『フジロック20thアニバーサリー・ブック』・・・フジロックといえばOasis!
・『ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ』ヤマザキ マリ/著・・・「母」を描いた本の中で、とても好きな一冊です。
5月になりましたね。この時期、図書館のカウンターでは毎年ほぼ同じ質問を頂きます。
それは・・・「ゴールデンウィークのお休みはいつですか?」という質問。
この「図書館だより」を読んでいる、コアな図書館利用者の方は既にご存知かと思いますが、津島市立図書館(本館)は11月の特別整理期間と年末年始を除けば、毎月第4火曜日以外はお盆もゴールデンウィークも、全く関係なく開館しております。5月に入り少しずつ気温も高くなってきていますが、マスクを着用してご来館頂きますよう、お願い申し上げます。
さて、お知らせです。メインカウンター横の返却本が並んでいるブックトラックに併設されている今月のミニコーナーを今月は担当しています。タイトルは「おしゃべりしましょ。」。超シンプル(!)なPOPと、紹介している本の一部についてはこちらをご覧ください。
「おしゃべりしましょ。」で取り上げている本は、ずばり対談集です。コロナ禍が1年以上にわたって続き(しかも、まだまだ続きそう・・・)、「おしゃべり」することが減っている方も多いかと思います。かく言う私も、家族や同僚以外と「おしゃべり」する機会は激減しています。うぅ、寂しい!・・・ということで、せめて本の中では賑やかな「おしゃべり」を楽しんで頂ければと思い、特集してみました。今月いっぱい、どうぞ宜しくお願い致します。
昨日の新聞に、7月24日・25日に予定されていた尾張津島天王祭の中止が決定した、という記事が掲載されていました。台風、台風、コロナ、コロナ・・・と、4年連続の中止を津島市民として、とても残念に思います。もはや、4年に一度のオリンピックよりレアなお祭りとなってしまうわけですが、来年こそはコロナ禍が収まり、めでたく開催となりますことを心より願っています。
先週は急に暑くなりましたね。まだ半袖を用意していないこともあり、25℃を超えると暑さがこたえます。そっかー、そういえばマスクしていると暑いんだった・・・と去年の夏を思い出しました。この暑さのせいか、図書館でも「あごマスク」となっている方をチラホラお見かけします。みなさん、せっかくのマスクもあごに着けていては何の役にも立ちません。図書館にご来館いただく際は、正しくマスクを着用してお越し頂きますよう、ご協力をお願い申し上げます。
さて、少し前(いや、だいぶ前か?)のことになりますが、ライブBlu-rayを購入しました。昨年の真夏に開催されたオンラインライブがめでたくBlu-ray化されたもので、嬉々として予約注文して購入し、ほぼ毎晩楽しく観ています。また、当日のオンラインライブでは演出上取りやめとなった、歌詞の字幕入りorなしをBlu-rayでは選択することができるため、これまで今ひとつ正しくわかっていなかった歌詞を確認することができるのも嬉しいところ。そういえば、昔はCDに付いていた歌詞カードを手元に置いてじっくりと音楽を聴いたものですが、最近は運転中や移動中(最近は全然「移動」していませんが・・・)にしか音楽を聴く時間がないので、歌詞は「だいたい」の理解に留まっていたのです。そうか、こういう歌詞だったのね・・・と、今さらながらグッときています。
そういえば、昨年から個人的に流行っている、というか頑張っているのが、ライブDVD、もしくはBlu-rayを流しつつの家ヨガと腹筋。腹筋は「この曲が終わるまでは続ける!」と決意して、1曲が終わるまでひたすら腹筋or足上げをするという、傍から見るとアホみたいな所業です。あっという間に終わってしまうように感じる大好きな曲であっても「い、い、・・・いつまで歌っとるんだぁ!」と叫ばずにはいられない厳しさがあります。おまけに、曲がライブ用に編曲されていると・・・「い、い、・・・いつになったらこの曲終わるんじゃぁぁ!」ということも。ともあれ、暑くなりかけたこの季節にしっかり運動して汗をかくことが、真夏に夏バテしないためには大切です。ということで、「しんどい」と言いながらも、ここのところ地味に頑張っています。
ちなみに、ヨガについては、本来は静寂の中で行うのが良い、といわれていますので、私のようにライブは流さずにするのがオススメだったりします・・・。
・『よくわかる最新音楽の仕組みと科学 音楽の存在を正面から体系的に解き明かす』岩宮眞一郎∥著
・『60分でわかる!サブスクリプション 既存の業界ルールを破壊する新しいビジネスモデルのすべて』リンクアップ∥著 宮崎琢磨∥監修
・『いちばんやさしい自宅トレBOOK 運動不足でヤバい!と思った人のための』中野・ジェームズ修一∥著
油断大敵です。先週の少し暖かい夜にぐっすりと眠っていたら、頬っぺたと左耳を蚊に刺されてしまいました。私は乾燥防止のためマスクをして寝ているので(ちなみに手袋も着用して、靴下も履いて一年中寝ています)、蚊が刺すことができる場所はこの2箇所に絞られます。うーん、さすが津島の蚊!・・・と感心している場合ではありません。幸いにして、この日はお休みだったのでセーフでしたが、頬っぺたは見事に赤く腫れてしまいました。経験から語ると、津島の蚊は最高気温が20℃を超えると活動的になります。天気予報によると、来週は最高気温が25℃近くになる日もあるそうなので、蚊にも熱中症にも気を付けなくては。
さて、やりましたよ!先週の日曜日、4月11日に名古屋グランパスが「8試合連続無失点」というJ1記録を達成しました(その後、14日に「9試合連続無失点」に更新されました)!!「点を取られなければ負けることはない」というイタリア人監督らしい美学を魅せてくれたように思います。ただ、現在コロナ禍のためスタジアムへサッカー観戦に行けない状況が続いている中でチームが好調というのは個人的には厳しいです。この感覚はどこかで感じたことがあると思ったら・・・90年代後半に私が大学進学のため、この地域を離れていた頃(年齢バレてしまいますね)、ベンゲル監督時代のグランパスが強かったのに「あぁー、今グランパス強いのにホームスタジアムで観戦できない!」・・・と苦しんでいた頃がありました。それでも当時は、京阪神エリアで開催されるアウェイゲームを観に行くことができたのですが、今はテレビ観戦のみ。うぅ、何とかグランパスが好調の内にコロナ禍が収まってほしいものです。
もうひとつサッカーの話を。先週はCLの準々決勝2nd-LEGが開催されましたね。サッカーファンにとって永遠の悩みといえば「時差」でしょうが、今回も厳しかった、というより、年々厳しさが増している気もします。結果は、シティ、レアル、PSG、チェルシーがベスト4進出決定。予想通りだったようにも思いますが、面白い試合ばかりでした。個人的な感覚ですが、ビッグタイトルが懸かったトーナメント戦は、準々決勝が一番面白いように感じます。準決勝、決勝となると、「負けたくない」気持ちが強く出るせいか、堅い試合運びが多くなってしまい、チームの良さ、そしてゲームの面白さが減ってしまうように感じます。CL決勝が終わったら有料放送を解約しようかなぁと思っているので、それまでは世界最高峰のサッカーを堪能しようと思います。
世界最高峰といえば、ゴルフの松山英樹選手がアジア人としてはじめてマスターズ・トーナメントで優勝しましたね。マスターズ最終日の朝、私はたまたま休日だったのでテレビ中継を観ていたのですが・・・残念ながらゴルフにはとても疎いので、どうやら優勝したようだ、くらいしか分からなかったです。すいません。しかし、帽子を取った松山選手の日焼け跡がくっきり残った「おでこ」に、あんなに日焼け跡が残るくらい練習したんだなぁと思うと、日々の努力が感じられてグッときてしまいました。実況の小笠原アナと解説の中嶋常幸プロの号泣にも、それはもう驚かされましたが・・・。ともあれ、松山選手おめでとうございます。
・『ディス・イズ・ザ・デイ』 津村記久子/著
・『一生に一度旅してみたいゴルフコース 世界の名門22コース』伊集院静/著
・当館では所蔵していませんが、『「能町みね子のときめきサッカーうどんサポーター」、略して能サポ』能町みね子/著も、サッカー観戦記としてはオススメです。ちなみに、2017年サッカー本大賞(サッカー界にはこんな賞もあります)受賞作。
寒の戻り、という言葉を忘れかけていた今年の春ですが、先週末頃から少し肌寒いですね。シャツ1枚で働いていると、寒さに強い私でもうっすら寒いくらいです。風邪をひかないように気を付けなくては・・・。
さて、脚本家の橋田壽賀子さんがちょうど1週間前の4月4日、95歳で亡くなられました。津島市立図書館ではコーナー6で「追悼・橋田壽賀子さん」と題した追悼コーナーを作成しました。詳しくはこちらをご覧下さい。
私の世代だと、かの名作「おしん」が国際的な大ブームとなっていた頃はまだ子ども。母が「おしんは面白い」と喋っていた記憶がうっすらとある程度です。再放送、再々放送を観ようかなぁと思いつつも、週5回×15分の時間を捻出するのは大人になってしまうとなかなか難しくて、残念ながら観ていません。
しかし、「渡る世間は鬼ばかり」は毎週木曜日に家族で観ていた記憶があります。私が観ていたのは、何年か前に他界された藤岡琢也さんと山岡久乃さんが出演されていた頃。山岡さんの端正な台詞回しと、フジタクさんのこれぞ昭和の父親、という雰囲気は今でも懐かしく思い出されます。
以前、テレビのインタビュー番組で伺った記憶と思うのですが、橋田先生の脚本に長セリフが多い理由は、忙しい主婦が画面に集中せず、他の家事をしながらドラマを観ていても内容がわかるよう、全てをセリフで説明する脚本を書いていたから、だそうです。徹底的に視聴者を第一に作品を書き続けた「真のプロフェッショナル」だなぁ、と思います。最晩年まで作品を書き続けた姿は、働く女性の先輩としても学ばせていただくことが多い方でした。橋田先生、お疲れ様でした。そして、有難うございました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
・『人生ムダなことはひとつもなかった』橋田壽賀子∥著
・『渡る老後に鬼はなし スッキリ旅立つ10の心得』橋田壽賀子∥著
ここのところ、不思議なことに日曜日になると雨が降りますね。とはいえ、雨はイヤだなぁ・・・とはあまり思いません。逆に、春のよく晴れた日は陽射しが強くて疲れるし、ここ数年は黄砂もひどいので、雨の日は空気も気温も、そして心も落ち着くように思います。(おそらく)今日も雨の日曜日です。この雨で、図書館のソメイヨシノもいよいよ散ってしまいそうですね。
それでは、先週書けなかったサッカーの話を。この2週間ほどは「国際Aマッチデー」となっており、日本代表もフル代表とU―24代表で各2試合、合計4試合が開催されました。
まずは、U―24代表の話を。こちらは、どちらも強豪アルゼンチン戦。初戦は惜しい負け方をしましたが、2戦目では見事な「3-0」での勝利。試合後の久保選手のコメント「ホームで、同じ相手にまた負けるなんてあり得ないと思っていた」がとても頼もしく、そして格好良かったです。一応簡単に書いておくと、U―24代表は今夏に開催される(予定の)東京オリンピック代表となる世代です(オーバーエイジ3人は除きます)。男子サッカーは、オリンピックに出場する選手に年齢制限がある唯一の種目です。何故か?・・・実はこれ、まぁまぁややこしい話なのですが、〇コちゃんのように答えると「それは、男子サッカーはワールドカップが世界一を決める唯一の大会だから!」ということになり、少し大人の説明をすると「FIFAとIOC間の妥協の結果」となります。んんー、これではサッカーファンにも難しい話ですね。ま、スポーツの世界も色々な事情があるのです。
続いて、年齢制限のないフル代表の話を。気付けば、カタールワールドカップも一年後です。コロナ禍のため中断していたW杯2次予選も1年4ヵ月ぶりの再開となり、1戦目の韓国戦も2戦目のモンゴル戦も選手の気合いが画面から伝わってくるような試合でした。それにしても14得点とは・・・まぁ、ビックリ!
今年2月に放送された番組なので少し古い話題となりますが「NHKスペシャル・パンデミック激動の世界(8)音楽&スポーツ 熱狂なき空間」の中で、ドイツ・ブンデスリーガ・フランクフルトに所属する長谷部誠選手が、無観客で実施しているブンデスリーガで戦い続けることへの葛藤や迷いを正直に語っていて、とても心に残りました。ぶっちゃけ・・・無観客で入場料収入がゼロであっても、試合を実施して放送、もしくは配信すればかなりの金額の放映権料収入が入ります。しかし、果たしてそれは私たちが好きな「サッカー」といえるのでしょうか?選手は何のために戦い、そして私たちは何を応援しているのでしょうか?
コロナ禍以来、今まで以上に多くのことを深く考える機会が増えたように個人的には思っています。あなたが好きなものは何ですか?そして、それのどんな所が好きなのですか?・・・そんなシンプルな問いに、私は何と答えたらよいのでしょうか。
・『オリンピック秘史 120年の覇権と利権』ジュールズ・ボイコフ∥著
・『儲かる五輪 訪れる巨大なビジネスチャンス』高橋洋一∥著
・『FIFA腐敗の全内幕』アンドリュー・ジェニングス∥著
何と、グランパスが開幕6連勝となりました!今週は代表戦もあったので、サッカーネタはたくさんあるのですが、代表戦は来週もあるのでサッカーの話は次週に。
さて、先週の火曜日23日にコーナー8「東日本大震災から10年」が終了し、コーナー9「春のお江戸まつり」がスタートしました。コーナーの詳しい内容については、こちらを見て頂くのが一番かと思いますので、この「図書館だより」では少しだけ裏話を書きます。
今回のコーナー作成にあたって、一番苦労したのが実はタイトルです。いつも特にこれというきっかけもなく、「お、これにしようっと」というタイトルが浮かぶ(ん、下りる、が近いかな?)のですが、今回はさっぱり・・・うーん、う、浮かばないっ!どうしようっ・・・と、さんざん悩んだ結果、えーい、わかりやすいタイトルにしてしまおう!・・・と、某製パンメーカー・〇マザキ「春の〇ンまつり」から、少しだけ(いや、ほとんどか?)お名前を頂き、「春のお江戸まつり」と命名させて頂きました。〇マザキさん、スイマセン!
コーナーのタイトルがパクリっぽくなってしまったので、ポスターは少し凝ってみようと思い、「花筏」をイメージしたデザインで作成して頂きました。お花見の季節が終わる頃、散った桜の花びらが川の水面を流れていく・・・。「花筏」はとても綺麗ですが、季節が過ぎ行く寂しさも感じる眺めですね。
しかし、コーナーの内容は寂しさの欠片もない、みなさんに楽しんで頂ける内容となっていますので、気軽に本を手に取って頂ければ有難いです。私も実は時代小説大好きなので、とても楽しいコーナー作りでした。銀行で働く人がお金を好きかどうかはよく分からないですが、図書館で働く人は本が好きな人がほとんどかと思います。そして、銀行で働く人はお金を自分のものにはできませんが、図書館で働く人は「本を読む」という行為を通じて本を自分のものにすることができる、と思っています。好きなことを仕事にすることは大変なことも多いのですが、やはり幸せなことです。そんなわけで、「時代小説好き」を今回のように仕事で活かせることはとても有難いことです。ちなみに、「時代小説」でネットなどの検索をかけると戦国時代や中世が舞台となっている小説まで拾ってしまうので、江戸時代が舞台の時代小説だけを拾ってくるのはこれまでの読書経験が少しは役に立ったといえるかもしれません。ま、毎回ふだんの読書が役立つかというと、そうはいかないところなのですが(笑)。
最後になりましたが、コーナー作成にあたっては、集本やポスター作成、ホームページ掲載などの多くの業務にあたって、多くの同僚職員の協力を頂いております。普段はなかなか言えないので、この場を借りて心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。そして、また次回もどうぞ宜しくお願いします。
今年はあっという間に桜が咲き始め、早くも満開を迎えそうです。来週は最高気温も20℃を超える予報となっており、いよいよ衣替えをしなくては・・・と思っています。ぐんぐんと進んでいく季節に置いてかれないように、心身ともに健やかで過ごしたいですね。さて、次のコーナー替えは5月下旬・・・初夏ですね。「初夏の〇〇まつり」以外のネタを提供できるように頑張りますので、まずは「春のお江戸まつり」をどうぞ宜しくお願い致します。
最近食べておいしかったもの・・・うーん、「菜の花とアサリのサッと煮」ですかね。作り方はとっても簡単。1.殻ごとのアサリを醤油などで味付けした煮汁でサッと煮る2.貝の口が開いたらアサリをいったん取り出す3.その煮汁に菜の花を生のまま入れ、サッと煮る4.菜の花がいい感じになったらアサリを鍋に戻して少しだけ火を通す、で完成です。ポイントはアサリをいったん取り出すこと(火を通し過ぎると貝は身が硬くなりますので)。貝が美味しい春にオススメのおかずですので、宜しかったらお試し下さい。
そういえば、昨日は春分の日、つまりお彼岸の中日でした。昔から「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、確かにここのところ暖かくて過ごしやすいです。しかし、週間天気予報を見ると、来週の火曜はふたたび最低気温が5℃以下・・・うぅ、油断できないですね。ともあれ、風邪を引かずに元気で4月を迎えたいものです。
さて、今回は久しぶりに(でもないか?)サッカーの話を。
何と!グランパス、クラブ新記録の開幕5連勝です。何十年も応援している者として失礼な発言かもしれませんが、正直こんなに今年のグランパスが強いとは・・・うぅ、予想外でした。クラブの好成績を反映し、DF中谷選手が初のフル代表選出、相馬選手がU-24代表選出という嬉しいニュースもありましたね。リーグで頑張ることこそが、代表への道です!次は更なる目標、代表定着に向けて頑張って下さい。
そう、先ほどから「代表」、「代表」と書いていますが、今月25日と30日にフル代表戦、26日と29日にはU-24代表戦があります。久しぶりの代表戦、むっちゃ楽しみです~。ちなみに、この4試合は新型コロナウイルス対策として、練習と試合会場以外は外出できず、宿泊も各チームでフロアを貸し切り、公共交通機関も使わない・・・つまり、選手を外部と接触させないことを徹底する「バブル方式」で開催するそうです。選手、関係者の皆さんは気の抜けない日々となりそうですが、東京オリンピックに向けてのチャレンジにもなるかと思いますので、無事に4試合を終えてほしいものです。
少し前にCLもベスト8が出揃い、準々決勝の対戦カードも決まりました。バイエルン対PSGも、レアル・マドリード対リヴァプールも面白そうですが、個人的にはマンC対ドルトムントを一番楽しみにしています。
そんなわけで、暫くはサッカー観戦を生活のメインに据えて暮らしていこうと思います。いやぁ、楽しみ楽しみ。
先週の木曜日、3月11日は朝起きて窓の外を見ると雲ひとつない青空が広がっていました。東日本大震災から10年を迎えたこの日は、全国的におだやかな晴天だったようです。これほど暖かくて穏やかな天気は、3月では珍しいことのように思います。
先週は、テレビや新聞で東日本大震災の特集を目にする機会が多く、またなるべくきちんと見るように、そして読むようにしていました。ここのところ、よくテレビで流れる「このあと地震、津波映像が流れます」という予告が入った後に放送される映像を見ると、10年前の映像だということが頭ではわかっているのに、「逃げて」と心の中で声を上げてしまい、おかしなものだなと思っていました。
少し前に新聞を読んでいると、いとうせいこうさんと若い方々の座談会が載っていました。いとうせいこうさんといえば、私にとっては、みうらじゅんさんの親友にあたる方(つまり、とても偉大な存在ということになります!)ですが、作家としても活躍されており、東日本大震災を題材とした『想像ラジオ』という小説を書かれています。
記事の中では、まず「僕のような震災の非当事者がこういう踏み込んだことを書いていいのか」という思いがあったことが語られた後に、「東北にも亡くなった方がたくさんいて、今も生きている方がたくさんいて、また別の苦しみを持っている人たちが別の場所にたくさんいる。お互いを想像でいたわりあうということは、すごく大事で、人間らしいことで、目指すべきことです」という言葉がありました。
当時者じゃなくても、被災していなくともいたわり合えるー。先日NHKの番組で見かけた作家の柳美里さんも、悲しいこと、苦しいことを、他人事ではない自分の身に引き受けることはできる、思いを寄せることはできると話されていました。
どちらも、会いたい人と会えない、人と人がつながることが難しいコロナ禍の現在を生きる私にとってとても心に残る言葉でした。残念ながら、コロナ禍もまだまだ収束までは時間がかかりそうですが、この禍が当事者・非当事者という壁をなくし、人をいたわり、相手を思うことの大切さに気付く一つのきっかけとなればいいのに、と思います。
「10年」という数字は区切りになるわけでもなく、これからも思い続けることを大切にしていきたいです。あらためて、東日本大震災で亡くなれた方のご冥福をお祈り申し上げます。
・『想像ラジオ』いとう せいこう/著
「読んでみたけど、わからない」という声も多い作品ですが、私としては「わからなくても大丈夫」と言いたいところ。いとうさんは、実は日本初のラッパーとしても知られる方です。頭で理解するのではなくて、音の響きやリズムを感じることが、この作品の読み方、楽しみ方ではないかな、と個人的には思っています。
・『JR上野駅公園口』柳 美里/著 昨年11月に全米図書賞を受賞した作品です。読み進めていくうちに、主人公の男性の顔が見えてくるようでした。「人生の転落」という一言では表現できない、深い悲しみを感じました。
3月に入った途端、暖かい日が増えてきましたね。この「図書館だより」を書いている6日(土)の最高気温は天気予報では19℃!さて、何を着たら良いのやら??衣替えをするとまた寒くなりそうですし、かといって極暖〇―トテックやタートルネックの分厚いセーターはもう片付けても良いようにも思えるし・・・。特にオシャレでもないのですが、季節の変わり目は難しいですね。張り切って春物を着ると風邪をひいてしまいそうですし・・・。ま、とりあえず、気分転換もかねて髪を切ることにします。
さて、春は出会いと別れの季節ですね。それとは関係ないのか、あるのかよく分からないのですが、文化出版局が発行する雑誌「ミセス」が3月5日発売の4月号をもって休刊となります。つまり、現在最新号としてビニールのカバーが掛かって書棚にならんでいる号が最後です。「ミセス」は私の母が好きな雑誌で、自分で買うにはなかなかのお値段だったこともあり、よく借りていました。
私の母はこの地方に住むごく普通のおばちゃんですので、「ミセス」でよく取り上げられていた豪華な海外旅行や、100万円もするドレスやコート、おしゃれなパーティーなどとは全く無縁な暮らしを送っているのですが、美しい写真が大判で掲載されている雑誌をパラパラと眺めるだけでも楽しい、とよく言っていました。文化出版局のホームページには、雑誌発行の方向性を検討した結果、休刊が決定したとありましたが、図書館でも多くの方にご利用頂いていた雑誌なので残念に思います。せめて、最終号くらいは・・・というわけで、購入して母にプレゼントすることにしました。よ、喜んでくれるかな??
コロナ禍の打撃を受け2020年は100誌以上の雑誌が休刊となったそうです。雑誌もまた、私たちの暮らしを豊かにしてくれるかけがえのない出版文化のひとつ。大切なものが、少しずつやせ細っていくようで心配しています。
・『ミセス 2021年4月号』(最新号のため貸出はできません。館内でご覧下さい。)
・『平成の出版が歩んだ道 激変する「出版業界の夢と冒険」30年史』能勢仁・八木壯一/共著
・『拝啓、本が売れません』額賀澪/著
2月も今日で最後ですね。朝晩は冷えますが、日中は少しずつ春の気配も感じています。先日、「ウドの酢味噌和え」と「ウドの(皮の)きんぴら」が夕食に並んでいて、春野菜好きの私としてはとても嬉しくなりました。あぁ、早くタケノコご飯が食べたい!
まず、久しぶりにサッカーネタを。2月も終わりということで、週末にJリーグが開幕しました。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響のため、特例ルールとなっており、J2への降格はなかったのですが、今年は何と!全20チーム中4チームが降格するという厳しいルール。昨年3位に入り、めでたくACL出場となった名古屋グランパスであっても油断してはマズイんじゃないか?・・・と正直とても心配しています。おそらくは「川崎を止めろ!」が今年のJリーグの合言葉になるかと思いますが、サッカーファンの一人として熱戦を期待しています。もう一つの願いはもちろん、一日も早くコロナ禍が収まってスタジアムで声を上げて応援すること。どうか叶いますように。
東京オリンピックもどうなるのか、未だよく分からない状況ですが、2022年カタールW杯の2次予選が3月に行われる予定となっています。しかし、世界情勢の影響を受けるのはサッカー界も同じこと・・・3月25日にホームで開催される予定だったミャンマー戦は、ミャンマー国内で起こった軍事クーデタ―のため延期が決定しました。今のところ、5月か6月くらいには試合を実施する予定のようですが、その頃にはどうかミャンマーの方々に平和が訪れていることを願うばかりです。
ところで、何となく契約を継続していたWOWOWですが・・・何と、チャンピオンズリーグの生中継がスタート!!・・・というわけで、ここのところ寝不足過ぎる毎日を過ごしています。少し前にはPSGの大逆転勝利、いやバルサの惨敗をリアルタイムで観ることができ、「おぉー、やっぱサッカー面白いわ!」と大興奮。大好きな原田マハさんの「CONTACT ART」も3月からシーズン2がスタートするということで、こちらもとても楽しみにしています。うぅ、一日も早く大きな美術館で絵をたくさん観たい!!
そうそう、WOWOWといえば、毎月のテーマに沿ったおすすめ番組と関連する本を紹介する「WOWOWブッククラブ」の部長は津島市出身のブックディレクター幅允孝さんが務めておられます。気になる方は、こちらもチェックしてみてはいかがでしょうか?あぁー、大型書店に行きたいっ!!
さて、今回は文末に希望、願望、欲望・・・を色々と書いてみました。まだしばらくは難しい時代が続きそうですが、「望」を失わずに暖かい春を迎えたいものです。とりあえず、最初に叶いそうな「望」はタケノコご飯でしょうか??
・『名古屋グランパスあるある』藤江 直人∥著
・『20 CONTACTS 消えない星々との短い接触』原田 マハ∥著
・『本なんて読まなくたっていいのだけれど、』幅 允孝∥著
・『タケノコごはん』大島 渚∥文・伊藤 秀男∥絵
少し前のことですが、1月26日から愛知県図書館で「電子書籍サービス」が始まりました。ご存知の方も多いかと思いますが、「電子書籍サービス」とは、ざっくり書いてしまうと、24時間いつでもどこでも、インターネットに接続できる環境があれば、来館しなくてもパソコンやスマホ等で電子書籍を閲覧できるサービスのこと。県内でも、一宮市や大府市、安城市などの図書館ではサービスが実施されていましたが、残念ながら在住・在外の壁があり、これまで利用できませんでした。しかし、愛知県図書館なら、おぉ私も愛知県民!「電子書籍サービス」デビューのチャンス到来です。
というわけで、まず愛知県図書館のHPを熟読。ふむふむ、まず利用カードが必要・・んん、私が持っている県図書館の利用カードは有効期限の年月日が記載されているから再利用できないカードなので、新規登録が必要なんですね。というわけで、郵便による利用カードの発行をまず申し込まなくてはいけません。
郵便によるカード作成に必要となるのは、「利用カード申込書(プリンターを去年買い換えたばかりなので余裕で自宅で印刷できる!)」、「住所、氏名、生年月日が確認できる証明書の写し(免許証を自宅プリンターでコピーしました)」、「84円+簡易書留用320円=404円分の切手を貼った返信用封筒(昭和の時代から溜め込んでいる切手がたくさんあるので、それを活用しましたが404円はわりと高いようにも思えます・・・ま、仕方ないのですが・・・)」、の3点。これを入れた封筒を県図書宛に送ればカードが届く、とのこと。404円が高いだの色々書いていますが、名古屋まで行かなくてもカードを作れるのは、やはり便利です。唯一の難点は・・・「利用カード申込書」に「勤務先又は学校名」を記入する欄があること。もしかしたら、愛知県在住の人は書かなくていいのかも・・・と思いながらも、「記入漏れがあってカードは作れませんでしたよ、やり直しです」と言われたらツラいので、一応書きましたよ・・・「津島市立図書館」と!!・・・うぅ、やはりちょっと恥ずかしい。
ということで、1週間ほどでカードが到着。全く予想していなかったのですが、免許証のコピーも一緒に返ってきました(そうか、個人情報ですもんね)。早速、電子書籍サービスにチャレンジ!・・・と書きたかったのですが、ここのところ無茶苦茶忙しかったので(心が亡ぶと書いて「忙」という字なんだよ、という言葉を思い出したよ)、しばらく放置して寝かした後に、いざチャレンジ。
閲覧できる電子書籍には昨年出版されたばかりのものもあり、「本好き」としては嬉しいかぎり・・・と閲覧をしてみたのですが、うまくページがめくれない・・・。え、何?昭和生まれの人の指には、電子書籍のページをめくる機能が搭載されていないのか??・・・というくらい、上手にめくれません。(★)さんには「慣れの問題でしょう」と励ましてもらいましたが、しばらく自主トレが必要なようです。他にも、私は小説以外の本は「パラ見」をして気になる箇所から読んでいくのですが、その「パラ見」が電子書籍では難しかったり、と実際に使ってみないと気付かない不自由さも・・・。とはいえ、コロナ禍が続く中、自宅で安心して読書を楽しむことが出来るのは有難いこと。目指せ、「ニューノーマル」適応!
さて、先週の土曜日、2月13日23時08分頃にマグニチュード7.3の福島県沖地震が発生、東北地方で最大震度6強の揺れを観測しました。先週の日曜日2月14日、私が担当した「図書館だより」で、コーナー8「東日本大震災から10年」について書いて予約投稿しておいたところだったので、大変驚きました。当館でも、OPAC、WEB-OPACが利用できなくなり、利用者の皆様にご迷惑をお掛けしました。後日見かけたNHKのニュースでは、福島県郡山市の図書館でヘルメットを着用した図書館職員の皆さんが後片付け作業に追われる姿が取り上げられていました。寒い中での後片付け作業、大変なご苦労かと思います。被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。まだまだ寒い季節が続きますので、くれぐれもお身体大切にお過ごし下さい。
・『世界を変えた100の本の歴史図鑑 古代エジプトのパピルスから電子書籍まで』ロデリック・ケイヴ/著
・『わかる!図書館情報学シリーズ 第1巻 電子書籍と電子ジャーナル』日本図書館情報学会研究委員会/編
・『紙の本は、滅びない』福嶋 聡/著
・『東日本大震災あの時の図書館員たち』日本図書館協会「東日本大震災あの時の図書館員たち」編集委員会/編
お、今日はバレンタインデーですね。チョコレート、実はほとんど食べないんですよね、私。1年間で消費量はおそらく5粒以下。だから、なんでしょうが、値段の高いチョコレートと安いチョコレートの味の違いが全然わかりません。チョコレート、嫌いなわけでもありませんが、特に好きでもないというか、もっと他に好きなおやつがいっぱいあるというか・・・。バレンタインデーにも思い出があるような、ないような。
さて、2週間にわたって引っ張ってしまった、コーナー8「東日本大震災から10年」について書きたいと思います。
あと1ヶ月足らずで、東日本大震災から10年となります。未曾有の災害にも、等しく時は流れて、東日本大震災を知らない世代も少しずつ増えてきました。
今回のコーナー展示では、本の文章を一部引用して紹介しているのですが、カウンターで原稿を書いている時、実は何度もウルっときてしまいました。もちろん・・・カウンターで図書館の職員が泣いていたら、利用者の方にヘンだと思われる!・・・の一念でグッと堪えましたが、気持ちを込めて原稿を書きました。東日本震災から10年となる今年、日本、いや世界は「新型コロナウイルス」の猛威を前に立ち尽くしています。過去の災害を振り返り、そして学ぶことによって、悲しみとの向き合い方や、新しい一歩を踏み出すヒントが見つかるかもしれません。詳しくはこちらをご覧ください。
今回も、コーナー作成にあたっては、集本作業や展示パネル、ポスターの作成、ホームページの掲載などについて、多くの同僚職員の協力を頂きました。普段はなかなか言えませんので、この場を借りてお礼申し上げます。いつも有難うございます。そして、これからもどうぞ宜しくお願いします。
それにしても、これほど多くの方たちが、大切な人に別れを告げられないまま時間の流れが断ち切られたのかと思うと、言葉も見つかりません。あらためて、東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
さて、次回のコーナーは江戸時代をテーマにした「花のお江戸まつり(仮)」みたいなものを考えています。先の見えないコロナ禍が続き、なかなか気分が晴れませんが、みなさんにしっかりと楽しんで頂ける「エンタメ」に徹したコーナーを作りたいと考えています。たぶん、私はそっちの路線の方が得意だと思うので、ご期待下さい(ハードル上げてしまった!)。気づけば2月も半分を過ぎてしまったので、そろそろ気合い入れて頑張ります!!
先週の土曜日、1月30日は前日夕方から降り始めた雪が、朝起きたら少し積もっていました。ふふふ・・・。ついに「アレ」の出番がやって来たようです!!
そうです、車の屋根雪おろしに泣かされていた私は過去の私―。先々月のある日、東北地方で大雪が降ったニュースを何気なく見ていた時にふと目に留まったのが、何らかの道具を使って車の屋根雪を軽々と降ろすおじさん。んん・・・これは何??・・・気になったのでぐるぐると検索してみると、どうやらこの世には車の屋根雪おろしをするためのスノーブラシなるものが市販されており、スノーブラシを使えば車を傷つけることなく楽々と車の屋根雪をおろすことが可能との事。
早速、市内のホームセンター「R」で探したところ、最も安い価格帯のものは既に売り切れ。仕方がないので、伸縮自在かつ角度も自在に変えることができるタイプの少しお値段が高いスノーブラシを購入し、雪が降る日を心待ちにしていました。
というわけで、1月30日(土)の朝、早速使ってみたのですが・・・もう、こんなにラクなの?嘘でしょ??・・・というくらい、スイスイと屋根雪をおろすことが出来ました。嬉しい!!
あまりにも楽に屋根雪をおろすことができたので、ふたたび車の屋根雪について検索してみると、屋根雪を載せたまま車を走らせると、私のようにフロントガラスに落下することがあるだけでなく、後続車に雪が落ちたり当たったりすることがあるので、車の屋根雪は必ずおろしてから出発しなくては危険だそうです。おぉ!自分はともかく、これまで他人様に迷惑をかけることがなくて本当に良かった。
ということで、背の高い車に乗っている方は是非ともスノーブラシを!腕を痛めることなく屋根雪をおろせますよ。ただし、このスノーブラシ・・・伸縮自在といえども、まぁまぁのサイズなんですよね。出番はおそらく1年に1度あるかないか、のわりに収納スペースを取るというか・・・。「車の屋根雪をおろす」というスペシャルなミッション以外にも何か役立つ使い方ができないかなぁ、とひそか考えています。んー、窓ふき、とか??
さて、今週の「図書館だより」には書くスペースがなくなってしまったので、コーナー8「東日本大震災から10年」については次週に。引っ張ってしまい、スイマセン・・・。スノーブラシに感激してしまったので、うっかり長文を書いてしまいました。
「雪」にまつわる本といえば、昔からこの2冊が好きです。
・『ゆき!ゆき!ゆき!』 オリヴィエ・ダンレイ/さく
・『雪は天からの手紙 中谷宇吉郎エッセイ集』中谷宇吉郎/著
つい最近、新年を迎えたばかりのように思いますが、今日で1月も終わりですね。昔の言い方で言うところの「3学期」はあっという間に月日が過ぎるように感じます。月日が経つのが早いといえば、2016年1月10日にデヴィッド・ボウイが亡くなってから、早くも5年が経ちました。ボウイが生きていたら現在のコロナ禍をどのように表現したのだろうか-、と最近そんな事を思いながらボウイの曲をよく聴いています。
さて、少し前のこと。(図書館の仕事とは全く関係ないのですが)はじめてZOOM会議に出席しました。主催者の方がとても丁寧な方で、本番の1週間前に接続テストの時間を設けて下さったり、「わからないことがあれば、どんな事でもメールで構いませんので訊いて下さいね」と仰って下さったり、と至れり尽くせりの対応をして下さったため、ZOOM初心者の私+今ひとつの性能のPC+(当日うまく接続できなかった時の用心として準備した)使いこなせていないスマホ・・・と頼りないことこの上ない組み合わせでしたが、無事に乗り切ることができました。うー、私は大したことをしていないはずなのに疲れたよ・・・。
この会議も新型コロナウイルスの感染拡大がなければ、おそらくは一箇所に集まって行なわれていた会議なので、場所によっては(たぶん長崎なので無理だった??)参加できなかったことや、オンラインだからこそ60人以上の人数が参加したことを思うと、便利で有難いと思う反面、やはり直接皆さんにお会いしたかったなぁと思います。私は「ウィズ・コロナ時代」という言い方が好きではありませんが、新型コロナウイルスが私たちの暮らしや環境に変化をもたらしているのは確かなことのように思います。次は来月に「ZOOMを活用したオンライン講座」に参加する予定なので、きちんと復習しておかなくては。
最後にお知らせを。先週木曜日の1月28日、コーナー8「東日本大震災から10年」をスタートしました。新しいコーナーについては、(たぶん)来週じっくり書こうかな、と思っています。しばらくお待ちください。
・『評伝デヴィッド・ボウイ 日本に降り立った異星人』吉村栄一/著
・『できるZoomビデオ会議が使いこなせる本』法林岳之/著・清水理史/著・できるシリーズ編集部/著
・『Zoom基本&便利技』マイカ/著
・『コロナの時代の僕ら』パオロ・ジョルダーノ/著
先週のある日のこと。仕事を終えて帰宅したところ、母が「大変よ!Aが廃業することになった!!」と言い、Aから届いた手紙を見せてくれました。手紙には廃業することとなった経緯と長年のご愛顧有難うございました・・・という感謝の言葉が書かれていました。えぇー、そ、そんなぁ・・・。
と、説明もなく書き始めてしまいましたが、Aは明治2年に創業した152年の歴史を持つ三重県津市にある酒造会社。特に日本酒に興味のないわが家において、何故それほどの衝撃をもって、A廃業ニュースが駆け巡ったかというと・・・話はおよそ10年以上前に遡ります。
当時(というよりも、コロナ禍で大会が中止となっているため、現在はお休みしているだけのようですが)、鉄道会社が主催するウォーキング大会にハマっていた母がK畿日本鉄道主催の「酒蔵みてある記」に参加した時に、試飲イベントの会場となっていたのがAだったそうです。下戸の母は、特に興味もなく会場をぶらぶらしていたそうですが、会場の一角で、母曰く“いかにも美味しそうな味噌”を朗らかなおばちゃん達が販売していたそうです。その場で何かピンと来たらしい母はその場で購入を決断。以来、わが家に欠かす事のできないお味噌として定着。私もだいたい1日2回は毎日お味噌汁を頂いてきました。
Aから頂いたお手紙には、ここ20年で本業である日本酒の売上が半分まで減ってしまったことや、製造コストがかかため商品開発の多角化に乗り出せなかったこともあって売上が落ち込んでしまったこと、そして新型コロナウイルス感染拡大に伴う販売減少が大きな痛手となったこと等、廃業に至るまでの経緯が丁寧に綴られており、もう読んでいると涙が出るほど。うぅ、新型コロナウイルスめ・・・。お味噌の賞味期限が半年と伺い、最後にたくさんの注文をすることが出来たので、それでしばらくは凌ぐこととなりますが、お味噌がなくなったら・・・えー、コンソメスープでも飲むしかないのでしょうか??あーあぁ、本当に残念です。Aの皆さん、長い間本当に美味しいお味噌を作って頂き有難うございました。Aはなくなってしまいますが、わが家はいつまでもAのお味噌のことを忘れません!
そういえば、ふと気づけば津島市内にあったタマゴ屋さんも閉店してしまいましたね。私が長い間お世話になっている方は、子どもの頃にもみ殻に埋まっているタマゴを「おつかい」で買いに行くのが楽しみで、自宅でもお父さんのゴルフボールをもみ殻に埋めて「タマゴ屋さんごっこ」をしたそうです。うーん、こうやって思い出のお店が一つずつ閉まってしまうと、年を重ねることの寂しさを感じますね。
・『みその教科書 奇跡の発酵調味料』岩木みさき/著
・『みそ汁はおかずです』瀬尾幸子/著
今から26年前の今日、阪神淡路大震災が発生しました。未曾有の災害から、あっという間に26年の歳月が流れたように思います。昨年のちょうど今頃放送されたNHKドラマ「心の傷を癒すということ」は阪神淡路大震災が描かれた作品でした(個人的には昨年放送されたドラマ第1位です!)。ドラマに登場する俳優さんたちの服装や固定電話などの小道具、そして下宿で友人たちと何となく集まって過ごす場面に90年代の空気を感じて、懐かしさを感じました。26年目の今年は兵庫県でも緊急事態宣言が発令されているため、追悼行事は大幅に縮小されるそうです。たくさんの人が集まって祈りを捧げることは難しいですが、1人1人それぞれが亡くなった方を思うことはできるはずす。「命」について考えさせられることが多い今年は、震災で亡くなられた6343名の方々を思い、あらためて手を合わせる時間を持ちたいと考えています。
先週、愛知県でも緊急事態宣言が発令されました。(い)さんも書いておられましたが、当館は通常どおり開館していますが、2階学習室の利用を緊急事態宣言解除まで中止させて頂いております。図書館利用者の皆さまにはご迷惑をお掛けしますが、感染拡大防止のためご理解賜りますようお願い申し上げます。
ここのところ、海部・津島地域の医療機関も負担が増しているという報道をよく目にします。厳しい状況の中で医療に携わる方たちのご苦労を思うと、掛ける言葉も容易には見つかりませんが、少しでも心休まるひと時があることを心より願っております。そして、緊急事態宣言発令中に自宅で過ごせる立場にある方たちは、静かに穏やかに足元を見つめ直しませんか?私たちのすぐ近くには、この瞬間も誰かのために最前線で戦っている人たちがいるのですから。
2021年もあっという間に10日が過ぎようとしていますが・・・明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。
みなさん、年末年始はどのようにお過ごしでしたか?わが家は10年以上前から「年末大掃除制度」を廃止していることもあり(寒い時は汚れも落ちにくいし、無理な姿勢を取って年末年始の病院が休診の時にケガをすると大変なので、大掃除は春と秋に移行しました。オススメですよ~)、いつもの年末は年忘れ旅行に出掛け、いつもの年始は買い物や初詣や温泉や美術館に出掛け・・・つまり、年末年始は殆ど出掛けているのですが、今年は新型コロナウイルス感染症対策のため全て自粛。運動不足解消のため1日2回ウォーキングをする(歩き過ぎかもしれません)、生活に必要なものの買い出し(ショッピングにあらず!)以外の時間は、おうちでの時間を過ごしていました。まさに、コーナー9「冬はおうちで。」状態(笑)。
というわけで、年末年始は「積ん読」していた本を読んだり、テレビを見たり、自宅でヨガをしたりして過ごしていましたが、年末一番のお楽しみといえば・・・「紅白歌合戦」ではなくて、「第23回みうらじゅん賞」の発表です。昨年テレビが壊れてしまって買い替えたので、PCを起動しなくてもリビングのテレビでYouTube視聴が可能となったため、今年はソファーにのんびりと座って発表を見ることができました。うーん、面白かった!!
さて、明日は「成人の日」ですね。民法改正により、来年2022年4月1日から成年年齢は20歳から18歳に引き下げとなりますが、やはり20歳という年齢は大きな節目にあたるように思います。今年はコロナ禍のため、式典の開催については変更・縮小・中止となる自治体も多く、悲しい思いをされている新成人の方もいるかもしれません。「はなむけ」とは少し異なりますが、新成人となる皆さんへこんな書き出しではじまる小説をご紹介します。
僕は二十歳だった。それが人生でもっとも美しいときだなんて誰にも言わせない。(ポール・ニザン/著『アデン、アラビア』。訳は河出書房新社から出ている『世界文学全集 1-10』の小野正嗣さんの訳です)
大人になった今振り返れば、人それぞれに二十歳があるということです(余談ですが、私自身も思うところがあり成人式には参加していません)。厳しい社会状況、そして多くの制約の中での船出となりますが、新成人の皆さんおめでとうございます。人生はまだまだこれからです。つらい時がずっと続くわけではありません。ひとつでもいいので大好きなものを見つけて、大好きなものと自分自身を大切に人生を楽しんで下さいね。
最後にひとつお知らせを。「ばぁば」の愛称で親しまれた料理研究家の鈴木登紀子さんが昨年12月28日に他界されました。コーナー9「追悼2020」に追加という形で本を紹介しております。NHK「きょうの料理」でお見掛けしていた柔らかな微笑みをもう見られないかと思うとので淋しくなりますが、今頃はハンサムでご自慢の「じぃじ」と再会されているのでしょうか?心よりご冥福をお祈り申し上げます。
一昨日、12月25日金曜日の夜7時頃に1人で車を運転していたら、正面に大きな花火が見えました。一瞬、目を疑いましたが次々と打ち上がる冬の花火がとても美しく、運転中なのに見惚れてしまいました。思えば、この日はクリスマス・・・。少し調べてみると、豊田市や鹿児島市では医療従事者への感謝とコロナ禍に苦しむ市民を元気づけることを目的として、たくさんの花火が打ち上げられたそうです。私が運転していた方角を考えると、岐阜方面で上がった花火かな??・・・と思いますが、次の日にまわりの人たちに尋ねても、打ち上げ花火を見たという人は一人もおらず、詳細は不明のまま。サンタさんからの素敵なクリスマスプレゼントだったのかもしれませんね。
まず、最初にお知らせを。12月23日に作詞家・作家のなかにし礼さんが亡くなりました。今から20年程前にドラマ化された『兄弟』は、兄をビートたけしさん、弟を豊川悦司さんが熱演されていて、とても心に残る作品でした(ちゃんと原作も読んでいます!)。コーナー9「追悼2020」に、追加という形で本を紹介させて頂きました。格好良い昭和の大人の男性が、また一人この世を去りました。心よりお悔やみ申し上げます。
さて、今回が私にとって今年最後の「図書館だより」となります。それにしても2020年は大変な年でした。春の臨時休館、そして再開後の利用制限について、図書館利用者の皆さんにご協力頂きましたこと、心よりお礼申し上げます。私たち、図書館職員も返却された資料のアルコール消毒をはじめ、多くのことに取り組んで参りました。一年が終わろうとする今、果たして何冊の本を消毒したのかな、とふと思います。残念ながらコロナ禍の収束まではまだまだ時間がかかりそうですが、迷いながらも前に進もうとした今年の一日一日が実りあるものと繋がることを心から願っています。
最後にひとつ明るい話を。先日の新聞に、ある会社が行った意識調査でコロナ禍に見舞われた2020年、子どもたちが選んだ今年の漢字が「笑」だった、という記事が載っていました。理由として「コロナでも笑顔で頑張れた」、「友だちや家族といっぱい笑った」が挙げられたそうです。2位は「幸」で、こちらの理由は「学校に行ける幸せを感じた」、「家族と過ごす時間が幸せ」と紹介されていました。んん、私たち大人も子ども達に負けないよう、小さな幸せを大切にして笑顔で過ごさなくてはいけませんね。では、良いお年を。
・『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』岩井俊二∥原作・大根仁∥著
・『サンタのおばさん』東野圭吾∥作・杉田比呂美∥画
前回の「図書館だより」で心配していた予感が的中し、先週はとても寒い一週間となりました。さらに、18日木曜日の朝には津島市内でもうっすらと雪が積もりました。
といっても、ほんの少し積もっただけ。あー、良かった、良かった・・・と安心していたのですが、いざ出勤しようと愛車を見ると屋根雪がこんもり。
屋根雪・・・。私は、車の屋根雪にはトラウマがあります。それは数年前のこと。その年はとても寒い冬だったので、尾張西部地方でも何度か雪が積もりました。その日も、朝起きたら一面の銀世界。おぉぉ、気を付けて運転しなくては・・・と、常日頃から運転技術には全く自信のない私は、慎重にそろりとアクセルを踏んで出発。ゆっくりゆっくりと進んで西A町の交差点に差し掛かったところ・・・何と!車の屋根雪がフロントガラスにドスンと一気に落下!!キャー、前が見えないっーー・・・。
その後、何とかフロントドアガラスから前方を確認し、そろりそろりと前進して交差点近くのS薬局の広い駐車場に駐車。フロントガラスに落下した雪を素手で撤去し(とても冷たかった!)、心を落ち着かせて再び走り出したのでした。あー、良かった、良かった・・・じゃないっ。S薬局がたまたま近くにあったからセーフだっただけ、です。ハイ。
そんなトラウマがあるため、「車の屋根雪は必ず落としてから運転するべし」を教訓とする私は、今回も出発する前に屋根雪をきちんと落としてから出勤しました。屋根雪は相変わらず冷たくて、右人差し指に「しもやけ」ができてしまいました・・・うぅ。皆さんにも、車の屋根雪はきちんと落としてから運転することをオススメします。図書館に出勤して駐車場をふと見ると、屋根雪がいっぱい積もった車がほとんどだったので心配してしまいましたよ。
・『夏井いつきの「雪」の歳時記』夏井いつき∥著
・『雪と氷の図鑑』武田 康男∥文 写真
・『あなたの“不安”をスッキリ解消!クルマの運転術』菰田 潔∥著