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掲示板が復活しました。情報満載です。
先週土曜日の中日新聞で「ユニーク本棚ジョッキ形」という、清須の図書館がビールジョッキに見立てた本棚を造ったことが記事に載っていました。清須と言えばビール工場が有名ですね。JR線路沿いにあるキリンの工場近くを通るとビールの麦芽の匂いが漂っています。
先日行った豊明の図書館では、桶狭間古戦場が近いという事で、それにまつわる関連書籍が郷土コーナーに設けられていました。また、中京競馬場が近い事もあり「馬」「競走馬」にまつわる本も郷土に置かれ、『再起』(933.7/フ)等で知られるディック・フランシスの競走馬シリーズの小説本が置いてあったりしました。
各地域の図書館にはこういった郷土、観光色を強く打ち出していて面白いです。当館でいう所の「ふじいろ文庫」みたいなものでしょうか。何を一押しにしているのか、そういった意味で訪れる楽しみはありますね。
『夕雲の城 織田信長の東美濃攻略歴史』(215.3/ユ)という岐阜県の美濃加茂地方を舞台とした郷土の歴史漫画を読みました。安定した絵柄、時代劇の様にしっかりとした話の構成、分かりやすい補足説明など、完成度の高い本でした。ただ、登場人物が主人公と女性以外ほとんどが顎と口元に髭を蓄えた武将ばかりで、名前表記がないと見分けがつかないという事だけが難点でした。当時はみんなそういった風貌だったので仕方ないのかもません。途中で少しだけ登場する斎藤道三の嫡男、義龍が良い人に描かれていたのも珍しく、肖像画を漫画に起こすとこんな感じになるなという再現度の高さが良かったです。また信長の美濃攻略が小牧山→墨俣という展開では無く、その間の犬山城から鵜沼城と攻略する話も描かれており『信長公記』を参考にして描かれている点が興味深いです。
富加町に売っている地域限定の本らしいので、個人的に行くことがあったら買ってみたいと思います。
こうして書いてみて、ふと「清須」「桶狭間」と上記の本の紹介、全て〝織田信長〟が偶然にも接点になっている事に気がきました。
先週の新聞に名古屋港鍋田ふ頭でヒアリが発見されたというニュースを見掛けました。
ヒアリは南米に生息する猛毒を持つ蟻で危険とされています。距離として決して遠くではない発見場所なのでちょっと怖いですね。そういえば以前、似たような事例でセアカゴケグモが話題になりました。注意喚起を促すポスターが貼ってあるのを見たことがあるのですが、女性が靴でクモを踏み潰すイラストが描かれており、見つけたら踏み潰して退治しましょうという強気な内容でした。
話題はまったく別になってしまうのですが、最近「ハンドスピナー」という玩具が流行っているそうです。ベアリングのような物を指先に置いてくるくる回して遊ぶ玩具で、それが1~2分回り続けるのがちょっとしたストレス解消になるそうです。タイプも様々で、形状が尖っていたり歯車みたいになっていたり、発光したりといったバリエーション豊富で楽しめる様でして、私も最近インターネットで知りました。
今月に入って店で売っている姿を見掛け、『日経TRENDY』の8月号でも紹介されていて本当に人気があるんだなあと実感しました。
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夏のグリーンカーテンの準備が始まりました。苗も待機中です。
他所の図書館で読んだ本になりますが、瀬戸内晴美原作『美は乱調にあり』(913/セ)の柴門ふみが描いた漫画版を読みました。想像以上に過激な話で、結末をどうむかえるのか気になり、最後まで一気に読んでしまいました。実話なのか、実話より内容を抑えたものなのか、読後は呆然としてしまいました。
先日、テレビでキトラ古墳を紐解く番組が放映されていました。今更ながら知った事ですが「キトラ」は「亀虎」と漢字で書くそうです。石室内に描かれた青龍、白虎などの壁画が由来でしょうか。天文図も残っており、この図は日本からでなく中国の長安からみた図面である事が緯度から分析して分かったそうです。
他にも埋葬者は40~60歳の男性で安倍晴明の祖先にあたる人物であるとか、藤原京のごく限られたゾーンに埋葬されている事から皇族である可能性が高いとか、最新の研究から推測される謎の解明はとても面白かったです。
小さな遺跡の一つから人物像やその時代背景などが割り出されるのは興味深いですね。答えが解らない分、どれが正解で間違っているのかが気になります。
通勤時また同じ場所でキジを見ました。今度は尾が短かったのでメスかもしれません。横を通り過ぎても軽く避けるだけで、逃げる様子もなかったので人に慣れている感じでした。
先日、図書館のDVD『耳をすませば』(778/ミ)の修理が終わって、正常に動くか映像を早送りしながら確認していました。街の描写がとても細かく書かれたアニメだなあと思ったので少し気になり調べてみると、東京の聖蹟桜ヶ丘という所を参考に舞台設定をしたと書いてありました。東京の住みよいベッドタウンとしてよく聞く地名ですね。
坂の多い街なのか、図書館のシーンは丘の上にある様に見えました。町全体が東京郊外の落ち着いた地域といった感じです。東京に行く機会があれば一度寄ってみたいですが、この映画は1995年上映ということなので、街の雰囲気も大分変わっているかもしれません。
先週、久しぶりに神守図書室を担当しました。
生涯学習センター2階です。
昨日のテレビである俳優さんが、先輩俳優にあたる岸田森(しん)氏の事を偲んでいました。たまたま私も『岸田森 夭逝の天才俳優・全記録』(778.2/タ)という本を読んでいたので非常にタイムリーに感じながら観ていました。
上記の本は俳優の岸田森氏の生涯を一冊の本にまとめた内容で、どの役で出演したか、どのシーンで登場したのか、共演した俳優との関係など網羅してある少し厚めの本です。
「傷だらけの天使」等、個性が強い脇役で登場する俳優さんで、紳士な役柄もやれば嫌味な役、2枚目よりの3枚目の役が多い方です。蝶の造詣に深い方でもあり、収集や関連した紀行番組にも出演していたそうです。
昔のドラマを再放送で見るとあちこちで登場するので、見つけた時はちょっとうれしいですね。
通勤時の道路でキジを目撃しました。前にも見た事はあるのですが、西の山の方から降りてきたにしては相当の距離があるのでどういう経緯でここまで来たのか気になります。
『NEW日本の歴史』(K/210カ)の7巻を読みました。
日本史まんがは新しいバージョンが出るたびに年々歴史が少しずつ解明されて付け加えられており話も詳しくなっています。全ページカラーで絵柄も今風になっていて子供に受け入れやすい内容になっている様な気がします。
徳川家康の関ヶ原から始まり、家光の時代の天草の乱、徳川綱吉の書類憐みの令、松尾芭蕉の奥の細道と一冊の中で時代が急激に流れています。芭蕉の弟子、河合曾良が旅の途中で別れ療養したのが三重県長島だったと書いてあったので今度その場所に訪れてみようと思います。
昔と変わっていないのはページの端にある豆知識コーナーですね。これも読むとなかなか面白いことがかいてあります。
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天王川公園にて。見づらいですがタケノコが異様に伸びていました。
テレビか本だったかで無料のことを「ロハ」と言っていました。何でロハというのか気になったので調べてみると「只」(ただ)という漢字を分解しただけと書いてあり、思ったより簡単な理由にちょっと拍子抜けです。
先日、『海賊とよばれた男』の映画版を観てきました。観に行きたいと思っていたら上映期間がいつの間にか終わっていてあきらめていた映画ですが、星が丘の映画館で上映中と新聞に載っていたので行ってきました。
名古屋の中でもこの映画館は初めて行く所で、デパートの最上階にある古風で落ち着いた感じの劇場でした。まだまだ人気の作品の様で、始まる頃には席が完全に埋まるほどの盛況となっていました。
主人公のモデルは出光佐三で、逆境の連続を乗り越える壮大な伝記映画でした。その苦難には感動する場面もあり、客席からすすり泣く声も聞こえました。満足度の高い映画だったと思います。
5月にしてはちょっと暑すぎなんじゃないかと思うくらい毎日暑いですね。
本屋で、パラパラとめくってこれは面白いなと思い『戦国の合戦と武将の絵事典』を購入しました。
この本は、室町末期の戦国時代について、教科書ではあまり触れられていない時代背景、イラストを使った主従関係の相関図や再現図を用いた当時の城郭の様子など、詳細でわかりやすい本です。
他にも、大名ごとの家臣の呼び方や普段の兵士の生活、領主がどのようにして収益を出していたのかなど、ピンポイントで知りたかった事が書いてあるのが良いです。大河ドラマや戦国時代の歴史小説を読む人にとって副読本として良いいのではないでしょうか。
また、監修に小和田哲男さんが関わっているので安心感があります。
図書館でも新着本で(210.4/タ)に所蔵していますので是非読んでみてください。
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図書館周辺にて
図書館近くの用水路でカラスが捕まえたばかりの鮒を食べている様子を目撃しました。写真に収めようかと思いましたが、グロテスクな光景でしたのでやめておきました。
書棚の整理をしている時、どの本か忘れましたが背表紙の文字に「ミカカ」という文字を目に入りました。あとで該当する本が何だったか探してみましたが、見つからなかったのでタイトルの読み間違いかも知れません。
「ミカカ」と言えば、キーボードのかな入力のボタン配置が「み」=「N 」と「か」=「T 」なのでNTTの事を指し、電話代の事を意味しています。少し前に流通した俗語で、インターネットがまだ電話線を使っていた時期、もしくはパソコン通信が全盛期の80年代後半から90年代ぐらいまで「ミカカ代」と言われて使われていたようです。
中でも夜11時から翌朝8時までの電話が定額制で使えるサービスの時間帯が人気で、翌日休みの人は、夜更かししてチャットやゲームを楽しんでいたそうです。
私はパソコン通信の時代は良く知らないですが、インターネットが電話回線からISDNになって、ADSLになって通信速度が急激にスピードアップしていったのを憶えています。中でも、ADSLの販促活動はすごかったですね。街頭でモデムを無料で配っていたりして、誰とも構わず声を掛けてきて少し煩わしく感じたことを思い出します。
天気の良い日は汗ばむようになってきました。自販機も温かい飲み物が全て冷たい飲み物に切り替わって少しずつ暑くなってきましたね。
5月のミニコーナーのテーマは「内乱」です。ちょっと物騒なタイトルですが、毎日のように新聞やテレビで世界の紛争はニュースになっています。そうなるとテーマは「紛争」で良いような気もしますが、過去の歴史を振り返ると、日本でも争い事はあったわけなので広い意味で「内乱」としました。「civil war」は単純に英訳を調べたら該当したので深い意味はないです。
日本の内乱といえば歴史の中では後継者争いにまつわるものが多いですね。最近は新書『応仁の乱』(210.4/コ)がベストセラーとなって話題になりました。この戦は将軍の後継者争いが発端ですが、これが下剋上の戦国時代の始まりとなります。新聞でも取り上げられたこの本ですが、何でこんなに人気が出たのか気になるのでチャンスがあれば読んでみたいです。
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今日は午後から良い天気です。
鯉のぼりが気持ちよさそうに泳いでるいい天気の日もありますが、急に天候が荒れる日もありましたね。新聞の天気予報がズバリすぎて怖いくらいです。
怖いと言えば、図書館の南側に並木道がありまして、そこを抜けると155線の少し手前まで出ることができます。この並木道ですが、人気もない緩やかなカーブの道で、夕方になると薄暗い雰囲気になります。
雑木林の方に目を向けると鳥の巣箱があるくらいの特に何でもない光景なのですが、ある日マネキンの首が引っ掛けてあったことがあり、さらし首のような状態になっているのを見てびっくりした事がありました。そんな日に限って曇りの薄暗い日だったりするので不気味さも倍増です。
何でこんな事をと思ってしまうのですが、最近は見かけなくなりました。今でもこの道を通るともしかしてと思い、ついその場所を見てしまいます。
土曜日から藤まつりが始まり、暖かい日も続くようになりましたね。
この前、映画「私をスキーに連れてって」を久しぶりに観ました。最初の10分だけのつもりでしたが、ついつい最後まで観てしまいました。この時代の20代はバブル絶頂期で、とても楽しそうです。後で調べてみると、この映画は1987年(昭和62年)11月に公開された作品で、ちょうど掲示中の過去の新聞と同じ年です。
新聞の掲示といえば、1997年(平成9年)の記事に市政50周年の記事がありました。今年は70周年で記念すべき年です。それを記念して1階展示コーナーにて昔の写真を展示していますのでご来館の際はぜひご覧ください。
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正午ごろ。曇りはじめてきました。
午前中はいい天気でしたが、午後から曇って雨が降ってきましたね。それでも前よりだいぶ暖かくなって、鳥の鳴き声もウグイスの声を聴くようになりました。
鳥と言えば、あるお店の前で鳥がずっと鳴いていました。ふと上を見上げると、建物と看板の間に鳥の巣が出来ていて、そこを鳥たちが行き交いしていました。看板自体が店名の形に合わせた作りで、その文字の隙間に鳥の巣を何カ所か作っていた様子でした。ちょっとした空間ですが、鳥にとっては安住の場所なんですね。
鳥の話題言えばもう一つ、何年か前、館内の2階エレベータ向かいの自動扉からラウンジに出る間の所にスズメ(『スズメ』488.9/ミ)が閉じ込められていました。1日中閉じ込められていた様子で、弱々しく狭い空間を飛び回っていました。ガラス越しにその様子を心配そうに眺めているスズメが印象的で、鳥も仲間を思いやる気持ちを持っているんだなあとあらためて知りました。 (伊)
桜は咲いていますが、ここ2、3日雨やら風やらでいい天気になりませんね。
日曜日の読売新聞に名古屋城の場所にあった城、那古野城の事について書いてある記事がありました。那古野城は織田信長の父親、信秀の居城で発掘調査も行われ『名古屋城三の丸遺跡』等の調査報告書も発行されています。
新聞記事には今の城と比較した図面が載っていました。城内から愛知県体育館辺りが城跡だったようです。
名古屋城と言えば、天守閣の木造建築化が決定という事で話題になりましたね。名古屋城は戦火で焼失するまで写真や図面が多く残っているので忠実に復元が可能だと言われています。焼失前までは姫路城と同じ「国宝」に指定された天守でした。当時と同じ材質で完全に再現されるとしたら、現代の中では壮大な木造建築になるだろうと思います。
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咲きましたね。桜
4月ですね。朝も少し暖かくなって気持ち良い天気が続いているせいなのか、通勤時に野良猫をよく見掛けるようになりました。
正面入り口の展示コーナーに掲示中の過去の新聞は不定期ですが、随時に各紙ごと更新していきますのでよろしくお願いいたします。掲示の元となる新聞記事ですが、当館が所蔵する過去の海部・津島地域の新聞記事を集めたスクラップファイルがありまして、そこから面白そうな、興味を持ってくれそうな記事を選んで、各紙ごと編集して掲示しています。
そのスクラップファイルの中の昭和52年頃の新聞を見ていた時、記事の下に津島駅近くにあったヨシヅヤ本店のカラー広告が載っていました。今のフィールやエディオンがある場所にヨシヅヤがあった時代ですね。もう懐かしいと思える領域に入っているのですが、当時は日曜日になるととても大勢の客で賑わっていたのを思い出します。
屋上の駐車場が一杯で、近くのボナンザパーキングに車を停める事も良くありました。私も行くのが楽しみで、お目当てはもちろんおもちゃ売り場でした。店内にはなぜか1階と3階に玩具店があり、何か買ってもらえないかと期待に胸を膨らませていましたが、大抵何も買ってもらえず、むくれて帰りの車に乗っていたのを憶えています。
それから平成の時代に入って何年かしてバブルが崩壊したあたりからでしょうか、不思議なぐらい客足が少なくなっていて、駐車場もがらんとした、少しさみしい光景になっていました。大げさかも知れませんが、往時を振り返ると、今の大型ショッピングモールの様な、買い物の場でもあり、家族が楽しめる憩いの場でもあった気がします。