図書館の花壇にて。
だいぶ暑くなってきましたね。日差しが少しずつきつくなってきている感じがします。
雑誌『旅の手帖』6月号を読みました。その中の「歴史が見えるから楽しい 地図を歩く」という特集で、金山から熱田神宮周辺の地形についての記事が載っていました。
台地になっている土地がかつての港町だったという内容で、金山辺りから熱田までが半島の様な形になって周りが海だったという事が説明されていました。その地形を散歩しながら旅を楽しもうという趣旨で、熱田と金山の中間にある陸橋からの写真では、地形の段差がわかる海と陸地のポイントが紹介されていました。そういえば去年のブラタモリ(名古屋の回)で、名古屋城から熱田までが台地で周りが海だったという様な話を聞いた気がします。
この記事を読んで、あの辺りを歩いた時、急な坂道にたくさん出くわした事や、JR金山駅の手前「尾頭橋駅」は半島状になってた頃の頭の部分に当たるからそう呼んでいるのかもといった、思い当たる節や勝手な推測を読んだ後しばらく頭の中で巡らしていました。
津島もそうですが、過去と現在で地形が変わりすぎていると、当時の様子を想像するというのはなかなか難しいものですね。
今日の中日新聞地方総合面に来月のイベント紹介記事が載っていました。その中で福井県鯖江市の「めがねフェス2018」の記事と写真が載っており、“1分間に何個メガネをかけられるか競うメガネリンピック”の昨年の様子が写真で紹介されていました。その様子がとても面白く、メガネを競うのに一番良い争い方だなあと思いました。
帰宅時、田んぼを見ると田植えの水が張られ、鏡の様に夕焼けの景色を反射させて綺麗でした。今週の天気は曇りか雨の日が続くようですね。そのせいでしょうか、ツバメが朝から低い所を飛び交っていました。最近ではスズメやハトが木の枝をくわえている姿をよく見掛けます。巣作りでしょうか、鳥にとっては何かと忙しい時期みたいです。
この前『ナイトフライト』(911.1/イ)という句集を読みました。
日常のふと感じとった事を俳句にした句集です。毎日の生活は特別大きな変化は無いように思いますが、そのありふれた毎日を俳句として言葉に起こすと自分の気持ちがほんのわずかですが何かに動かされている事に気付かされます。
最初に読みたいと思ったきっかけは表紙のイラストでした。何となく大滝詠一のCDジャケットみたいと思い読んでみたのですが、巻末の紹介でそのジャケットを手掛けている本人だと知り驚きです。
隙間風でカレンダーが。
先週土曜日、神守分室を担当したのですが、ものすごい強風でした。
その日は廊下側から吹きつける風の勢いがあまりにも強く、ドアはカタカタと前後に小刻みに揺れて、フックに掛かっている広報物やカレンダーは風を泳ぐようにフワフワ浮いていました。窓越しに外を見ると、西から強い風が吹いている様子で、木々や電線が激しく揺れて、テニスコートは砂嵐が舞っていました。利用者の方には強風の中、来室していただき感謝感激です。
先週は西城秀樹の追悼するニュース番組がたくさん放映されていました。「ブーメランストリート」「傷だらけのローラ」「ヤングマン」等、曲のサビの部分が1日中テレビで流れ耳にしたので、頭の中でその日だけ西城秀樹ファンになっていました。
子供の頃、人気が絶頂期で、特にカレーのCMとドラマ『寺内貫太郎一家』(※)は覚えています。中でも寺内貫太郎一家は、小林亜星とよく取っ組み合いのケンカをして食卓がメチャクチャになる場面が印象的で、「何でこの親子は毎回突っかかるんだろう」と子供心に思っていました。
当時はどのチャンネルをひねってもテレビで西城秀樹を見たような気がします。昭和の一部かもしれませんね。
※当館は書籍で『寺内貫太郎一家』 『完本寺内貫太郎一家』所蔵。
5月も半ばに差し掛かりますね。衣替えの6月も近いですが、朝と夜はまだ少し寒いです。スーパーの洋服売り場を見ると、メインが七分袖や半袖になっていて夏が少しずつ近づいてきているのを感じます。
今日の中日新聞に「電子投票地方利用ゼロに」という記事があり、電子投票する機械とモニター画面の写真が掲載されていました。モニター画面をよく見ると近藤勇、伊藤博文、福沢諭吉といった幕末、明治に活躍した人物の名前が候補者になっていました。中には武田観柳斎といった新選組に興味がある人しか知らないような人物まで候補者の名前になっていて面白いです。写真が少しぼんやりしてハッキリとは確認できませんが、候補者の名前の横に「奇兵党」「平等党」といったその人物に関係する党の名前になっており、少し凝った作りになっているのも良いです。誰に投票したら迷う面子で、本当にあったら是非投票してみたいですね。
最近、図書以外で尋ねられる事の中で「郵便ポストはどこですか」という問い合わせがよくあります。残念ながら図書館の敷地には郵便ポストはないので、近くのポストをご紹介しています。
1つは、図書館を出て天王川公園へ向かう最初の交差点にあるコンビニが一番近いです。2つ目は反対の方角で、正面玄関から駐車場西側の道路を南に少し歩いて、最初の角を右に曲がった所の理髪店近くにあります。
距離はほぼ同じ位ですが、図書館から分かりやすいのはどちらかと言うとコンビニの方なのでそちらがおすすめです。
マグリットの絵に出てきそうな雲です。
返却の雑誌を棚に戻しに行ったら、猫が窓にもたれ掛かって寝ているのを見ました。その日は雨で、いつもより静かな日でしたので何だかいつもよりのどかな光景でした。
先週スピルバーグ監督の「レディープレイヤー1」という映画を観てきました。バーチャルオンラインゲームの世界が舞台で、迫力と勢いのある映像が楽しめました。1980~90年代の映画を知っている人は更に楽しめるのではないでしょうか。
映画と言えばキューブリック監督の戦争映画「フルメタルジャケット」で、ハートマン軍曹を演じた俳優さんが亡くなったそうで残念です。元々米軍で教官をしていた方で、迫真の演技指導が監督の目に留まり教官役として予定になかった映画出演を果たしたそうです。
新兵に向かって叱咤する台詞が強烈すぎて、映画の前半から強いインパクトを残すのですが、一番有名なのは後のファミコンウォーズのCMでパロディされた新兵との掛け合いで歌うシーンではないでしょうか。映画やゲームを知らなくてもCMだけは印象に残る、当時の子ども達に大流行のCMでした。元ネタがこの映画だったというのは大分後になってから知ることになるのですが、ハートマン軍曹の字幕は何回見てもすごい翻訳です。
今日は昨日の祝日の振替休日ということですが、図書館は通常通り開館しています。いつもと違うところと言えば、月曜休みの神守図書室が祝日ということで開室中です。本館にはない本もたくさんありますので是非一度のぞいてみてください。
お昼休み、外で食事をした帰りに近くの青池に寄りました。池の周りにはヘラブナ釣りの人が何人かいて、釣竿の先を水面に軽く垂らして引きが来るのを気長に待っている様子でした。エサが無くなって、新しいのに付け替えたりする様子は何度か見かけるのですが、釣れた場面は一度も見たことありません。ヘラブナは練り餌の調合、仕掛けといった時間と手間の掛かる地道な作業を要するので、かなり玄人好みの釣りといえます。
ちょうど今の時期は寒くもなければ暑過ぎる気温でもないので、釣りに行くのに絶好の季節です。電車に乗った時でも庄内川のほとりで釣りを楽しんでいる人の様子を車窓から良く見掛けます。雑誌『東海釣りガイド』や中日スポーツのレジャー面など読んでいると、海部・津島近辺の川が釣り場として紹介されていることもあり、そこで大物が釣れた写真を目にするので驚きです。
最近は百均でも竿やルアーなど、釣り道具が売っているのでG.Wに出かける予定がない人は、近場で釣りを始めてみるのも良いかもしれませんね。
花壇の花
寒いなあと思っていたら暖かいを通り越して暑いくらいになりました。このまま行くとGW頃はもっと暑くなりそうな予感です。
『日本懐かし映画館大全』(778.0/オ)という本を読みました。タイトル通り日本各地の映画館を紹介した内容で、映画館と昭和と言えばこんな建物と思い浮かぶ映画館が沢山掲載されています。
読む限りではほとんどが閉館してしまっているようで、老朽化で後継者不足、娯楽の多様化で客が減少、といった理由で廃業する所が多いと思います。こういう年季の入った映画館でポテトチップを頬張りながらコーラを飲んで映画を観るのが好きでしたが、最近は持ち込み禁止の映画館がほとんどなのでそれができなくて残念です。
映画と言えば学生の頃、よく映画を4、5人で観に行ったりしていました。観た後の批評しあうのがとても楽しかった思い出があります。人それぞれ着目している部分が違うので、その作品の意図しているものとかを後で気付くこともあり、結構盛り上がりました。
つい先日、携帯電話会社からスマホを勧める電話が掛かってきました。知らない電話番号だったので最初は不審に思いましたが、電話まで掛けてくるとは携帯商戦の過熱さを感じずにはいられません。
後で気になったので最近の携帯電話の料金プランを調べてみたのですが、私の契約しているプラン自体がもう過去の物扱いでした。思った事は、プランの組み合わせ方がどうやって考え出されたのかと思えてくるくらい絶妙で、得している様でそうでもないバランスが巧妙に出来ている様な気がしました。
インターネットからもいろいろ調べてみたのですが、その中で「法林岳之のケータイしようぜ!!」というネット番組を見つけました。最新のスマホやケータイの1機種を取り上げ、批評する番組で、長所短所を余すことなく紹介する内容でした。結構細かく機種やサービスについて語っており、端末に指紋が残るといった使用感まで調べているところがすごいです。
この〝法林〟という名字をどこかで見たことあるなあと思い、調べてみると『できるゼロからはじめるAndroidスマートフォン超入門活用ガイドブック』や『できるゼロからはじめるWindowsタブレット超入門』といったケータイやパソコンの入門書を手掛けている方でした。図書館にも著書が幾つかありましたが、ケータイだけでなくパソコンにも詳しく、さらにそれを分かりやすく説明できるというのはさすがです。
先月末の桜の様子です。
先週金曜の日経新聞「私の履歴書」で、某通販大手元社長の髙田明さんの話が掲載されていました。
カメラがまだフィルムが主流の頃、フィルムの現像やプリントサービスの値下げ競争に激化し、更なる大手参入により商売が難しい時期があったそうです。その時に取った対抗策としてスピード仕上げですぐ渡せるサービスに着目し、最新機械を導入して方向転換を図り業績を上げたという話がありました。
この話を読んでふと昔、津島駅構内に当日プリントしてくれる写真屋さんがあったのを思い出しました。店の場所が確か駅の改札を入って正面のトイレ出入り口手前辺りに店を構えて〝当日受け取りで夕方までにお渡し〟とかいう文句が看板に書いてあったのをおぼろげながら憶えています。
まだ当時は当日現像・プリントは珍しい時代で、数日~1週間待つのが普通でした。小学生の夏休みの頃、ちょうど自由研究に使う写真がすぐほしくて、その店に持って行った事があります。通常のプリントよりも割高だった様な気がしましたが、その日に受け取れるというのはとても魅力的でした。
今も津島駅の階段手前を通ると、昔ここにあったんだなあと、見ると結構狭い敷地をみて思い出します。当時はまだ津島駅にお店がいろいろあって賑やかでした。
この文章を書いていたらその頃を思い出してしまいましたね。名鉄パレが懐かしいです。
先月、神守分室を担当しました。3月も下旬だった事もあり暖かな陽気でした。その帰り道の新おにえ橋で路面をふと見ると、工具のスパナの様な物が埋まっているのを発見しました。すっぽりとアスファルト埋め込められている状態になっており、おそらくアスファルトを敷いてまだ間もない余熱がある時に車で何度も踏まれて埋まったのではないかと思います。
最近『いいビルの世界』(523.1/イ)という昭和時代のビルを紹介した本を読みました。1950年~1970年代の中規模クラスのビルやその外観や内部を写真で紹介した内容で、無機質な佇まいでありながらドアの取っ手や窓枠の形、壁の造りなど建築家の個性が色や形で時代の経過と共にはっきり出ているのが面白いです。
少し前ならどこにでもあるビルですが、今となってはレトロ扱いで珍しがられます。名古屋でいうと栄にある丸栄のビルも新しいビルが建つ中でレトロさをひっそりと醸し出していますね。
まだ名駅のツインタワーが建設中だった頃、駅前はこんな昭和のビルでいっぱいでした。夏になると寒すぎるくらいクーラーが建物全体にガンガンに効いていて現在みたいな商業施設なんてほとんどない殺風景なでつまんないビルだと当時は思っていました。
先週に続き新しく入ったDVDのご紹介です。
今回は大人が楽しめる映画に絞ってご案内します。
まずはハリーポッター最新シリーズの『ファンタスティック・ビースト』、児童書でも長く愛され、キャラクターも大人気な『パディントン』。原作ファンでない人も映画単体で楽しめる2作品です。
邦画では『聖(さとし)の青春』はどうでしょう。村山聖を演ずるにあたり、見た目が変わるほど体重を増やして役作りをした松山ケンイチの姿がすごいです。
石原裕次郎主演の『黒部の太陽』は、今でも黒部ダムに行くと必ずこの映画の話題が出るくらい印象の強い作品です。ダム建設に情熱を燃やした男たちの長編大作でもあります。どちらも実在した人物やプロジェクトにまつわるお話で、ドキュメンタリーな内容となっています。
個人的におすすめしたい作品としては、洋画部門ではシュワルツェネッガー主演の『ジングル・オール・ザ・ウェイ』が一押しです。息子のクリスマスプレゼントに欲しがっていた人形をゲットするため、シュワルツェネッガー扮するお父さんが奮闘します。親子をテーマにしたコメディ色の高い映画で、吹き替え版はコミカルさが増して面白さ倍増です。
邦画ですと『ジャズ大名』がおすすめです。幕末の頃、ある小藩に外国人が漂着します。その時彼らの珍しい楽器がお殿様の目に留まり興味津々、ジャズの魅力に藩全体が引き込まれます。新政府の押し寄せる波がすぐそこまで近づく中、小藩はどう切り抜けるのでしょうか。筒井康隆原作の岡本喜八監督作品で、全体的に勢いがあってとても面白い映画です。そろばんをスケボー代わりに滑るお姫様が印象的です。
他にもまだ紹介しきれなかった作品はありますが、是非一度当館まで足を運んでご覧ください。
今月から新しいDVD資料がたくさん入りました。今回は児童向けを中心に紹介していきます。
まずは世代を超えて楽しめるおすすめ作品で『アラジン』 『ライオンキング』 『モンスターズインク』といった定番作品。最近のディズニー作品ですと『インサイドヘッド』といった劇場作品も入りました。ディズニー作品の良いところは、アニメーションの芸当が細かいので途中から観てもストーリー抜きで十分楽しめるのが良いです。
また国内の定番ものですと、ノンタンの『はっぱっぱカルタだれのこえ?』やおじゃる丸の『わすれた森のヒナタ』、ちびまる子ちゃんの『おうちでお菓子バイキング』などがあります。
ちょっと変わった作品ですと、一時期すごいブームだった『おしりかじり虫』のテレビアニメ版、大きな重機が主役の『ウルトラ重機』、きわどい生き物大集合の『よりぬきへんないきもの』なんていうのもあります。
さらに昭和時代のアニメでは、スタジオジブリ創設前の宮崎駿、高畑勲の作品『太陽の王子ホルスの大冒険』 『パンダコパンダ』 『劇場版名探偵ホームズ』なんかも親子で楽しめておすすめです。
現在はほとんど貸出中になっているので予約が確実でおすすめです。
今月号のぽけっと(児童)より。
先生と一緒に泣いているイラストが良いですね。
最近気付いたのですが、西柳原町の交差点にある広告看板の真ん中にテレビモニターが設置されていました。広告だけでなく、ちょっとした話題や料理のレシピも映像で紹介していました。信号待ちの時の良い時間つぶしになるかも知れません。
西柳原町と言えば、先週10日にイトーモータースさんが昭和町から西柳原に新築移転オープンという事でちょっとお邪魔しました。黒を基調としたカフェ風な佇まいのお店で、キラキラと輝かしくバイクが店内と外に並び、春のツーリングがしたくなるほどオートバイの魅力に引き込まれました。イトーモータースさんは、以前当館で天王川公園のオートレースについて貴重な講演をしていただいて以来のご縁で、津島の歴史にも深く関わりを持っています。
私が初めてバイクに乗ったのは学生時代、免許をとってから始めた配達のアルバイトです。
変速ギアタイプの原付で最初は慣れるまで大変でした。今でも思い出すのが、アクセルを思わず強く握ってしまい田んぼに突っ込んでしまった事です。たまたま近くの農家の人と一緒にバイクを押して道に戻れたのですが、記憶に残る恥ずかしい思い出になってます。
3月に入り風が強い日が続いていますが、ようやく冬を越した感じです。
先月まではちょっと寒すぎるんじゃないかと思う日もありました。そんな時によく飲んでいたのはホットコーヒーといった自販機の温かい飲み物です。
年末から今年にかけて温かい飲み物でお気に入りだったのが紙コップ自販機のサムゲタン風のスープです。ラーメンのスープの様な味で、冬の寒い時は温まります。生姜が入っているらしいですが気にならない程度で、麺が入ったらほぼラーメンになりそうです。
その反対に冷たい飲み物部門になりますが、缶飲料のジンジャーエールのリンゴジュースです。炭酸が強すぎないのが良く、暖かい部屋で飲むと更に美味しく感じます。最近自販機に買いに行くと、売り切れだったり別の飲み物に置き換えられたりしてちょっと残念です。
『日本懐かし自販機大全』(582.4/ウ)に載っている様に、自販機の良いところはスーパーやコンビニで売っている定番もの以外のものや、最新作の飲み物が出ていたり、ポイントがたまったりと工夫が目に見えるのが面白いです。
近くで梅の花が咲いていました。
2月26日と言えば2.26事件が有名ですが、今回もミニコーナー「愛知県出身の戦国武将」つながりの話を。
今回は『信長公記(全)』(B289.1オ)を参考にして、長島一向一揆を津島から桑名までを自動車で地名だけをたどるツアーを考えてみました。このツアーの良いところは、車から降りなくて良い、信号機にある地名を見て歴史を知るという点です。
スタートは信長が陣を構えた場所といわれている市内本町の弘浄寺で始まり、そこから西の155号線に出て愛西市の西保という交差点まで行きます。交差点から458号線の弥富方面に曲がり、国道1号線の尾張大橋を目指します。途中、高速道路高架下の交差点が「海老江」で信長勢に焼き払われた島の地名に登場します。その先のイオンタウンは「五明」、隣のニッケゴルフ場辺りに信長が陣を張ったといわれています。
更にその先の海南病院のある「前ケ須」、橋手前の鍋田川温泉付近の「加路戸」といった地名の場所もかつては島で、海老江と同じく焼き払われています。橋を渡ると長島に入ります。
最初の「殿名(とのめ)」は信長が最終的な陣を張って一揆勢と一番近くまで対峙した場所です。ここから長島城のあった小学校は少し一号線から離れているので割愛し、伊勢大橋を渡って最初の交差点を右折してイオン桑名辺りが折り返し地点となります。
復路は同じ道を使わず多度方面から帰るのがおすすめです。信長軍は大垣へ退却した際、道中で柴田勝家が一揆勢に襲われ負傷しました。私たちはその途中で右折して長良川大橋、立田大橋を経由してスタート地点に戻ります。途中の立田の道の駅近くの小木江城跡の森に気付くと更にポイント高いです。
ミニコーナー「愛知県出身の戦国武将」ですが、思っていたより好評なのでうれしいです。
歴史といえば、先週11日の中日新聞尾張版の『尾張の歴史探訪』というコーナーで勝幡城が紹介されていました。記事の文中に「信長の父信秀が那古野城を今川氏豊から奪い…」という内容が書いてありました。この名古屋城が〝那古野城〟と表記されていた時代は駿河の今川氏に侵攻されていた事もあり、周辺の城は今川の配下になった城が幾つかありました。今回はそんな兵どもが夢のあとの城跡を巡りながら、名駅から上前津(大須)までを散歩するコースを紹介していきたいと思います。
まず名古屋駅を出発して名古屋四季劇場のある南東側を歩いて若宮大通へ行きましょう。高速道路のジャンクションを抜けてまず左側にあるのが洲崎神社です。洲崎神社は廣井城という城跡があった場所です。廣井城は中村氏が居城していた城で、今川氏の家臣でもありました。
洲崎神社まで行ったら今度は次の交差点で南に進みましょう。松原一丁目というところまで行くと大きなクスノキが目印の松原緑地という場所があります。ここはかつて日置城という城があったとされる場所です。特に遺構はありませんが、信長がいた頃より昔にあった織田家の城といわれています。
そこからそのまま東へ歩くとすぐ大須です。大須から上前津をぶらぶら散策して、栄のパルコ手前の若宮大通交差点を目指して歩きます。すると途中のココイチ近くに清浄寺の入口があり小林城跡を記した立札があります。小林城は信秀の娘を妻にむかえた牧氏の城といわれており境内に墓もあります。
という感じで散歩しながら3カ所のお城跡を巡るコースを紹介しましたが、市内にはまだたくさんの城跡があり興味は尽きません。
一般カウンター前のミニコーナーですが、今月は「愛知県出身の戦国武将」です。愛知県というと三河地方も含まれますが、津島は愛知県の西側なので、気持ち名古屋寄りの武将を多めに本を紹介しています。
愛知県の武将というと織田信長の家臣団に多くいます。柴田勝家、丹羽長秀、前田利家など。羽柴秀吉もそうですね。そこでふと思ったのですが、もし現代で信長の居城である清須城まで通勤するとしたらどうなるでしょうか。各武将の居城や出生地から現代の通勤圏で考えて想像してみました。(バス以外の公共交通機関限定で)
まず、どの武将もJRの名古屋から清須駅というのは共通なので省略し、名古屋駅まで到着する過程で考えていきます。
柴田勝家の場合:実家である下社城(名古屋市名東区)の最寄り駅は東山線の上社駅なので上社→名古屋駅。
丹羽長秀の場合:屋敷跡が西区の鶴舞線浄心駅に最も近いので、浄心→伏見まで行き、東山線で乗り換えて名古屋。
前田利家の場合:中川区の荒子城を居城と考え、最寄り駅はあおなみ線の荒子駅とし、荒子→名古屋。
羽柴秀吉の場合:出生地が中村区の中村公園内といわれているので、東山線中村公園→名古屋までとなります。
総合的に考えると中村区と西区が地理的に近いですが、僅差で羽柴秀吉が一番清須城まで早く登城できるのではないかと思います。電車の本数や家から駅までの距離といった諸条件を考えると意見が分かれるかもしれませんが。
上記以外の武将で津島近辺ですと、あま市の蜂須賀小六の場合は青塚駅、福島正則の場合ですと木田駅が最寄り駅となります。須ヶ口で岐阜方面に乗り換えて清須なので、名鉄線の武将は便利良いかもしれませんね。
先週、上野動物園の赤ちゃんパンダのシャンシャンがお母さんパンダに膝カックンしている映像が話題になりニュースになりました。私も見ましたが、やられたお母さんパンダの「あらっ?」という表情が面白く、思わず笑ってしまいました。動物のハプニングはいつ見ても面白いですね。
話は変わり、気付かれた方もいると思いますが、職員のユニフォームと言えるエプロンが新しくなりました。右の胸元に当図書館の名前が刺繍されているのが特徴です。
一新するにあたり、今まで使っていたエプロンを改めてよく見たのですが、結構くたびれていましたね。特にメモやペンを出し入れするポケットの部分は、直しようがないくらいにほつれて生地が薄くなっていました。また、ペン先がよく当たっていた部分には小さく穴が開いてしまっており、勤めてからずっと着ていたこのエプロンに今更ながらちょっとした愛着を感じました。
長い間おつかれさまです。
前回は図書館だよりを休んでしまいました。すいません。ですので写真も無かったので今回載せました。今日のお昼ぐらいの図書館北側の花壇の写真です。
写真と言えば、最近テレビであるアマチュアカメラマンの特集がありました。名前は西本喜美子さんという87歳のアマチュア写真家の方で、車にひかれる、物干し竿に洗濯物みたいに干される、ゴミ袋に入れられてゴミの日に出される、といった自虐ネタを写真にして注目を浴びている面白いおばあちゃんです。
カメラ教室に通って写真に興味を持ち、自分で撮影して写真をパソコンで自ら加工処理を施して作品を作るという事で、何でも自分でやっちゃう好奇心旺盛なおばあちゃんです。
昨年からよくテレビで見掛けるようになったので是非『アサヒカメラ』や『デジタルカメラマガジン』で特集を組んでほしいですね。
新年に入るとテレビのコマーシャルも様変わりしますね。正月はスマホゲームのCMが少ししつこい感じがしましたが。その中でも面白いと思ったCMにキャットフードのCMがありました。
ホテルや受付にあるような呼び鈴を、猫がチンッと鳴らすとエサが貰える映像で、二匹の猫がエサを食べ終えると、すぐ呼び鈴をチンッと鳴らしてエサをもらう姿が面白いです。
この映像とほぼ同じ内容をインターネット動画で見たことあるのですが、猫が焦るあまりに思わず隣の猫の呼び鈴を押す姿が面白くて爆笑してしまいました。こういう時でも猫は常に無表情のまま行動するのでシュールさ増して面白いです。
図書館で猫の本と言えば『パブねこ』(645.7/イ)がおすすめです。イギリスのカフェで存在感を出しながらも自然に場に馴染んでいる姿が良いです。
私と猫と言えば、最近近所の野良猫が家の屋根伝いにジャンプしてドタバタ歩き回るので響いてやかましく思っている今日この頃です。
お正月の津島神社にて
新年おめでとうございます
元日から一週間経過して今日は成人の日です。今年も図書館をよろしくお願いいたします。
私の年末年始と言いますと、年末に遠出をしました。昨年では、初めての東海三県からの脱出という事もあり、良い旅になりました。その折に高速道路を使ったのですが、新しい道路が増えた分、分岐点が増えていましたね。うっかりすると間違いそうです。制限速度が110キロという区域もありました。
サービスエリアも昔に比べ、コンビニ、豊富な飲食店、ちょうど良い加減のお湯が出るお手洗い、場所によってはドッグランが出来る広場などあり、何でもある居心地の良い場所に様変わりしていました。
昔よくあったトラック野郎が集まるドライブインや、自販機とトイレしかない簡素なパーキングエリアというイメージは無くなりましたね。
また、高速を利用しない人も下の道から入れる様になっているサービスエリアもあるようで、ガソリンスタンドでヒッチハイクしようとボードを持っている人がいて珍しい光景も目撃しました。
年始は例年通り初詣に行ったりしていました。ただ、あまりにも食べる→テレビ見る→寝るのローテーションなのでこれはまずいと思い、ジョギングを始めしました。ヒーヒーハーハー言いながら片道20分くらいの距離を走りましたが、翌日足が筋肉痛になっていました。
まあ、今年は取りあえずはこんな感じからのスタートです。
年末の神守は本館と同じく28日までです。
先週、神守を担当しました。朝の出勤時に神守図書室がやけに明るいので電気の消し忘れかと思いましたが、それは窓から差し込む暖かい日差しでした。とても温もりを感じる日差しで、図書室に似合う穏やかな空間を演出してします。その反対に閉室時間なると、日が暮れ図書室周辺も暗くなり、ひと気がパタッと無くなってしまうので妙にさみしい感じです。
クリスマスが近くなりました。先週の本館でのクリスマス会は盛況だったようで良かったです。クリスマスというと私の思い出は、丁度このくらいが学校の修了式だったので通知表を親に見せるのが嫌ですごく気が重かったのを憶えています。親が帰宅して通知表を見せて説教を受けるというのが毎年の恒例だったので、当時はクリスマス明けでないと楽しめる気分にはなれませんでした。クリスマスもまあ、過ごし方や思い出は人それぞれですね。
そんなクリスマスや月末は何かと買い物が増えますよね。最近はどこでも電子マネーが使えるようになりました。1日の内、現金で買い物することもないかもしれません。スーパーに行くとお店によって個々の電子マネーのカードが出ていますね。今年も津島市内のスーパーで新たな電子マネーカードが登場して、各スーパーは電子マネーによるシェア争いをしている様子です。
電子マネーだけでなく他のポイントカードと連携しているお店もあり、ポイントカードを出して更に電子マネーで支払うことでポイントが両方のカードに付くということもあり、手間が減っているのか増えているのか微妙です。それだけ選択肢が増えるということが悪いことではないのですが、利用者もついて行くのに大変です。
ネットの影響で新聞をとっている人が減ったと言われている昨今ですが、新聞の朝刊に入ったチラシは新聞購読者だけの楽しみですね。特に土曜日は新聞に負けないくらいぶ厚くなっています。
土曜日といえば先週テレビで「世界ふしぎ発見!」でスター・ウォーズの特集が組まれていました。各エピソードの聖地巡礼という事で、撮影に使われたイタリアの宮殿や別荘が紹介され、映画ではどこの場面で登場していたかなど照らし合わせていました。
その中でリポーターの女性が持っていたスター・ウォーズのぶ厚い本が気になったので後日調べてみました。本のタイトルは『スター・ウォーズ製作現場日誌』というロケ地や小道具を写真に収めた内容の本でした。残念ながら当館には所蔵していない本ですが、スター・ウォーズの本は色々とあります。中でも『ほんとのおおきさスター・ウォーズ』(778.2/ク)は実物大の武器等が載っており、それに合わせて本も大きめで見応えあります。
最新作も今週公開だそうで盛り上がってきましたね。 (伊)
花壇に植える準備中です。
師走になりました。少しずつ慌ただしくなってきましたね。
雑誌コーナーへ本を戻していると、窓越しに日向ぼっこをしている猫を見掛けました。雑誌コーナーは日当たりが心地良い場所なので、猫も好きな場所なんでしょうね。
雑誌コーナーといえば、先月『PEN』『POPEYE』『キネマ旬報』といったいろんな雑誌で映画「ブレードランナー2049」の特集記事が組まれたり、誌面の表紙を飾ったりしていました。この映画は『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』(B933/テ)を原作に映画化した「ブレードランナー」の続編です。先月この映画「-2049」を観てきました。
今作は、じっくり丁寧に2時間以上かけて話が展開します。話が続いているだけでなく、前作の主人公、ハリソンフォードも登場するという事ですごくワクワクしながら観ていました。作品全体を包む独特のSFはそのまま踏襲され、私にとっては最後まで充実した内容でした。ただ、この映画は前作を観ていないと設定や話が良く分からないので、初見の人にとっては地味な作品に思えるかも知れませんね。
何年も前から続編の噂があったり、消えたりした作品だったので、それがようやく劇場で観ることができたのでそれだけでも満足です。
先週に続き休館中の話題になるのですが、通常とは違う休日を利用して名古屋にあるマイタウンという書店に行ってきました。
この書店は地下鉄亀島駅付近の新幹線高架内にあるお店で、愛知県を中心とした郷土資料を扱っている専門的なお店です。また、週1のみ営業で2時から6時までの限定的な時間しか開いていないという、知る人ぞ知るようなお店でもあります。実を言うと私も最近知ったお店で、当館でも『歴史散策津島上街道』(682/イ)等、多くの郷土本を所蔵しています。
新幹線の高架下という場所柄、電車が通過する以外は閑静なオフィス棟で、事務所や倉庫として利用している部屋がほとんどです。そんな中に本屋があるのだろうかと、逆に不審者扱いされないか不安に思いましたが、ある一室のドアにひっそりと看板を出して営業しているのを見つけました。
店内に入ると店長さんが奥にいて、気さくに話しかけてくれました。ここまで来られた事に少し珍しがられている様子でもありました。店内は名古屋や岐阜などの郷土本が揃っており探していた本も買うことが出来ました。
店主ひとりで悠々自適に営業しているような感じで、そのマイペースさが良い雰囲気を醸し出しています。名古屋で久しぶりにディープな古書店を発見できてちょっとうれしいです。
休館中、蔵書の整理をしていたら
↑の写真のしおりは閉架の本に挟まっていました。1999年(平成11年)の南門前町時代の図書館カレンダーです。裏面の利用案内を読んで見ると、新刊テレフォンサービスという今となっては珍しいサービスが記載されています。あと金曜日は午後が休みとなっています。
金曜日と言えば、先週金曜日に蔵書点検が無事に終わりました。閉架書庫の蔵書を整理しているといろんな本を発見します。その中でテレビドラマの本が何冊か見かけました。『倉本聡コレクション』シリーズの〝大都会〟〝前略おふくろ様〟や、『29歳のクリスマス』の上下巻などがありました。『29歳のクリスマス』は一時期よく年末に再放送をしていました。なぜか毎年、最終回だけに遭遇する私にとっては不思議な因縁を感じるテレビドラマです。
蔵書点検以外では、新しく所蔵するDVDにカズオ・イシグロ原作の『日の名残り』 『わたしを離さないで』が入りました。ノーベル文学賞を受賞後、注目を受けている著者。彼の作品はどんなストーリーなのか、映像から知る良い機会です。是非ご覧ください。
他にも、正面玄関前展示コーナーに過去の新聞コーナーを更新しました。津島を中心に海部地域の当時の話題が記事に凝縮されています。こちらも是非ご覧ください。
今月も半ばを過ぎ年末はすぐそこです。図書館で楽しいひと時をお過ごしください。
日曜はまた台風でした。夕方17時半くらいに陽が出てました。
先週トヨタ博物館に行って来ました。いつ来ても新品の綺麗なクラシックカーが見られるのが良いですね。1980年代のソアラなんかも好きです。本館の隣にある新館では「まつやまたかしイラスト展」がやっていました。一枚のイラストの中に街や人だかり、行き交う車が描き込まれており見ていて楽しいです。色も全体的に明るいので陽気な雰囲気が伝わります。
その中でイラストに関連した車が展示してあり、FIAT500がありました。フィアットは『ルパン三世カリオストロの城』(778/ル)に登場したことで有名になったと解説されていました。実物は小さく2人が乗って精一杯なくらいの大きさでした。アニメの方が誇張しているわけではなく、あのままのサイズなんですね。ルパンの方は後部にターボがついてものすごいスピードを出していましたが。
図書館の新着DVDに上記作品がありますので機会があればぜひ一度見てみてください。
日曜の台風はすごかったですね。通勤に使う道の所々に未だに水が溜まっている場所が多く残っていました。日曜の当館は警報が発令した午後四時に急遽閉館をしました。利用者の方には大変ご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ありません。
中日新聞に「道風くんスリムに」という記事がありました。春日井市のゆるキャラ「道風くん」は平安時代の貴族で書の達人、小野道風の事です。春日井市の松河戸が生誕地とされ記念館もあります。松河戸と言えば、よくラジオの交通情報で「松河戸インターチェンジ付近で渋滞が…」といった事でよく聴く場所ですね。
愛知県の偉人の中ではあまり有名でないかもしれませんが、ゆるキャラきっかけでどんな人物か興味を持ってくれると良いですね。
冬瓜(とうがん)です。大きいですね。
図書館ではあまりお目にかかることはないかもしれませんが、高校生を対象とした新聞で『高校生新聞』というのがあります。
今月号の一面に「筆踊る一筆一筆に思いを込めて 県立川口高校書道部」という記事が目に入りました。大きなモップの様な筆で、白い墨汁を使って巨大な紙に大作を書いている様子が写真で載っています。
袴に墨汁が激しく飛び散っている様子が見え、その筆を使った荒々しさが伝わってくる光景でした。完成した作品は中島みゆきの「銀の龍の背に乗って」のさびの部分。白い墨汁で大きく「夢」と表題が書かれた後に、歌詞が大胆な筆遣いで書かれています。赤や黄色の墨汁も使っていて彩りも派手な感じです。
最近の書道部はパフォーマンスがすごいですね。一時期大きな話題にもなってブームにもなりました。地味で気楽な部活動のイメージから脱却して、華やかなで活動的な部活動になったような気がします。今の時期ですと文化祭で大活躍だと思います。
『カラスのひみつ』(K/488/カ)という本が出ているくらいカラスというのは頭が賢い生き物でして、その様子は図書館でもよく見掛けます。この前は、煎餅らしきものをくわえたカラスが水を貯めてあるバケツに留まり、周りを警戒しながらそのせんべいを水に浸け柔らかくして食べていました。
秋は美味しものに出くわすことが多いです。最近ですと栗きんとんをまぶした和菓子の栗粉餅が美味しかったです。
今は少し寒くなったので何か温かいものが良いですね。例えば、なべ焼きうどんや味噌煮込みといったうどん系とか。うどんと言えば、その日の服の色を気にして食べる決して淡い色の服を着た時には食べれないメニューで「カレーうどん」があります。
最初は全く関心のない食べ物でしたが、ある日美味しい店があるからと連れて行ってもらった店で食べたのがすごく美味しく、その残った汁をご飯にかけると更に美味しいという合わせ技を持つうどんだという事を知りました。それ以降は機会があれば食べるようになりましたが、白系の服装の時は飛び散った汁が服にこびりついて困るので、服の色とのタイミングがあった時だけ注文したりしています。
先月咲いてたヒマワリです。
10月になりました。ふと気付いたら今年の私は東海3県から外に出ていません。3県と言いましても立田大橋を渡って長良川大橋、油島大橋経由で愛知、岐阜、三重県とまたいで桑名方面に行くだけです。東で一番遠いところですと豊橋で、西ですと四日市ぐらいまででしょうか。
特に理由は無いのですが、去年と比べると全然どこにも行っていない感じです。去年は鈴鹿に自動車レースを観に行ったり、日帰りで京都、大阪方面に無計画で行ったりと、割とアクティブだったような気がします。『読売旅行』や『旅の手帖』を読んだり、コーナー9『本で旅する』の本のタイトルを見ると〝旅に出たい〟と思い、あそこに行くならあっちも寄ってあれを見てとか、理想は膨らむのですが膨らみ過ぎてそこで終わりいうパターンが多いです。せめて年末くらいどこかに出掛けられればと思ってます。
朝晩少し寒くなりました。日中の日差しは強いですが、暑さも程々な感じです。
ポイントが貯まる自販機でよく缶コーヒーを買うのですが、最近そのポイントカードを失くしてしまいショックです。コインケースが貰えるもうちょっとのところまで集まっていたのですが、また0からです。今もどこかポケットかどこかの隙間からカードが出てこないものかと未練がましく探したりしてします。
『ポイントカード超整理術』(673.3/サ)という本が出ているくらいポイントの付くカードのサービスはスーパー、コンビニ、鉄道とジャンルが色々と増えましたね。ポイントの有効期限やネットで登録といった煩わしい面もありますが、お得なのは確かです。でも種類が多いと期限が過ぎて無効になっていたり、半分に減っていたりという事が忘れてよくあるので、損した気分で悔しいです。ちびちびとポイントを消費して行けば問題はないのですが、お得感がないのでどっと割り引いて使いたいです。
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夕方六時以降の西の空
台風一過して良い天気になりました。電線に薄い布が引っかかって風に大きく揺れていました。まるで天女の羽衣みたいです。
正面玄関前展示コーナーに『日清戦争扁額画展』が企画展示されています。今まで津島神社で保管されていた絵馬の様な額画で、日清戦争の過程がいくつも描かれており、当時のその戦争をどう伝えて行こうとしてたのかが分かります。中でも下関条約の李鴻章と講和会議をしている様子は日本史でも有名ですので是非ご覧ください。
話は変わって、先日八事方面へ行く用事があり、その途中で天白区の図書館の看板を見掛けたので寄ってみました。団地の一角にある施設で、昭和40~50年代の趣を感じさせる館です。
漫画が全体的に多い感じで、年齢に合わせた作品タイトルが一般と児童に分れて配架されていました。隣がマンションで、近くに学校があるという環境ですので学校帰りとか夕飯前とか、子供にとってはちょうど良い場所かもと思いました。
先週ですが映画「関ヶ原」を観てきました。司馬遼太郎の『関ヶ原』(913/シ)が原作で、前から楽しみにしていた作品です。
石田三成が主人公として描かれており、秀吉死後の権力争いで家康と対立していく様子を関ヶ原まで描いた内容です。
合戦の様子はとても迫力があって良かったです。劇中で侍女が討ち取った首にお歯黒や化粧を施す様子、合戦中の刀や鉄砲で負傷した兵士を必死に看護する衛生班の慌ただしさがリアルに再現されていました。
他にも家康についてですと、関ケ原の前哨戦となる美濃赤坂の陣で握り飯を頬張りながら合戦を見ている情景が再現されているのも珍しかったです。
去年の新聞記事で、東本願寺においてロケが行われたというのを読んで気になっていた映画ですが、期待通りとても良い映画でした。
秋らしい雲になりましたね。
先月、名古屋の港区にある戸田川緑地に行ってきました。園内は花と緑に囲まれた植物園の様な施設で、リラックスできてくつろぎやすい隠れスポットみたいな場所です。その中にある農業科学館に足を運んでみると、唐箕やせんばこぎといった農具の展示や、実際に足で踏んで水車を回してみようといった体験コーナーがありました。
隣のブースに行くと「コンチュー博士のおもしろ研究室」という特別展が開催されており、蝶・トンボ・カブトムシ、他にもサソリといった珍しい昆虫の標本がたくさん展示されていて興味深かったです。
その一角に昆虫博士の部屋といったコーナーがありました。博士の雑多な机を中心に、脱ぎ捨てた白衣や研究に使う顕微鏡、博士の好物とされているレトルトカレーの箱などがあり個性ある部屋の中身が再現されていました。
部屋の床に目を向けると『世界一うつくしい昆虫図鑑』という、小さくてきれいな色の虫がズラリと整列している表紙の本が置いてありました。それがすごく気になったので、とりあえず書名だけ憶えて後日図書館で所蔵していないか調べたのですが、残念ながらうちには置いていない本でした。決して昆虫は詳しくもなく、好きな方でもありませんが、あの本だけはジャケ買いしたい気持ちになった一冊でした。
今月の中旬、新しいDVDが30点以上入りました。
邦画、洋画、アニメだけでなく落語や『ヒレをもらったイルカ』といったドキュメントもあります。他にも『動物の赤ちゃん』の様な親子で楽しめる作品もありますので是非ご覧ください。
全体としては『ミッフィーとおともだち』や『かいけつゾロリまもるぜ!きょうりゅうのたまご』といった児童が楽しめる作品が多いです。児童の作品はどれも人気が高いので予約がおススメです。
一般向けですとおすすめしたいのは洋画『アマデウス』です。
モーツァルトの生涯を宮廷音楽家サリエリの視点で回想するお話ですが、モーツァルトの今までになかった発想の音楽に対する衝撃、その天才の壁を越えることができず苦しむサリエリの様子が嫉妬心あらわに描かれています。また、劇中で披露されるモーツァルトの豪華な演劇が堪能できるのもこの映画の見所です。
2時間以上の大作ですが、見ごたえのある満足度の高い作品だと思いますので是非ご覧いただければと思います。
『よい子への道』は閉架書庫にあります。
天候不順な日が続きました。海などの行楽地は人が少なかった様で、夏休みが消化不良気味の子が多いのではないでしょうか。
先週、神守分室を担当しました。
書棚の整理をしていると、おかべりかさんの『おばけやさん』(913.6/オ)という本が立て掛けてありました。おかべりかさんと言えば、児童書や絵本等で漫画や挿絵を描かれていた方で、先月亡くなった事を新聞で知りました。
何年か前、児童室で絵本を整理していた時、絵本の終わりに近い棚に『よい子への道』(E/ヨオ)という少し厚めの絵本を見掛けました。
数ページほどパラパラと読んで、絵本より漫画に近い絵柄に親しみを感じ、著者の作品にまたどこかで会えればと思い名前をメモしておいた記憶があります。
話の本筋を読まなくて挿絵だけでも十分楽しめるのが良いですね。
立て掛けてある本は第6巻でしたが、去年の6月出版の本ですので新品みたいにきれいです。私自身あまり詳しくは知らない作家さんですが、大人でも楽しめる図書だと思うので是非読んでみてください。
エアコンの効いた車から外に出ると一瞬で眼鏡が曇ってしまいました。その反対に、暑い外から急に涼しい図書館に入ると体中から汗がだらだら出てきます。それだけ外との寒暖差が激しいという事でしょうね。
15日は終戦記念日ですね。戦争を体験した人も毎年少なくなってきています。そういう意味で後世に伝える本は大事です。子ども向けですと絵本や漫画がありますが、これもまた時代と共に移り変わります。少し前『あとかたの街』という漫画本を読みました。名古屋が舞台の主人公が中学生くらい女の子で、戦争中ので配給、軍事訓練、妹の疎開など翻弄されていく様子がリアルに描かれています。
少し前に新聞で紹介されていたので一度読んで見たかった本ですが、『はだしのゲン』とはまた違った戦争の伝え方や表現方法による戦争漫画だなあと思いました。
時おり見せる晴れ間。
立秋に入りましたが、今年の夏は天候がよく荒れますね。昭和52年(1977年)の新聞記事を見ると、「渇きの夏一転〝ゲリラ豪雨〟襲う」という見出しがありました。大雨で冠水している津島市街の写真も掲載されていましたが、〝ゲリラ豪雨〟という言葉は40年前からあったんですね。
この前、映画「ラストエンペラー」を観ました。溥儀の波乱の生涯を映画にしたものですが、出だしを少しだけ観て終わるつもりでしたが、展開が面白くてついつい最後まで観てしまいました。坂本龍一の壮大なスケールを感じさせる音楽も良いですね。
溥儀と言えば学生時代「愛新覚羅溥儀」(あいしんかくら ふぎ)というフルネームが、試験に出るからという事で漢字を書いて憶えた事がありました。それともう一つ、当時の建築技法で「帝冠様式」も同時に覚えました。現在の愛知県庁や名古屋市の庁舎がその様式で建てられているのですが、この二つの建物はよく反対に憶えてしまいます。見た目には愛知県庁の方が名古屋城に模した感じがするので名古屋市の庁舎と思ってしまうので、つい。
先週は真夏日が続きましたね。
図書館の周りにいるカラスは連日の暑さのせいか、口を開けて放心状態みたいになっていました。
返却された本はある程度たまると元の棚に返却(配架)します。小説のハ行を配架していると、黒と黄色のコントラストの本を見掛けました。『成功者K』(913.6/ハ)という羽田圭介さんの本で、何故かすごい既視感がありました。そこでふと、この前テレビで見たローカルバスの旅で著者本人がこの本の表紙をプリントしたTシャツを着て旅をしている姿を思い出しました。
羽田圭介さんと言えば芥川賞受賞以降、トークやクイズ番組などよくTVで見掛ける方になりました。自分の服まで自己アピールに徹底している姿がすごいです。
連日の暑さでグリーンカーテンは急成長。
先週の「サラメシ」すごい反響です。撮影日のうち1日だけ私もいましたが、カメラが向けられていなくても何か気になって仕方なく、仕事しながらも気持ちソワソワしていました。何日も綿密に取材や打ち合わせを重ねていた様子が窺えて一つの番組を作る大変さが垣間見られました。
夏休みは子供にとってはイベントが一杯です。家にいる時間もいつもより長いのでお手伝いをする事もあるでしょう。でも、普段した事の無いお手伝いをすると失敗してしまう事もよくあることです。
この前、ある家で子供が親にこっぴどく怒られている光景を見ました。どうも庭の花壇にホースで水やりの手伝いをしていたところ、遊び心で家の窓に向かって水を掛けたらしく、そのかけた場所がちょうど窓が開いていた箇所で、思いっきり家の中を水浸しにしてしまった様子でした。夏休みならではの微笑ましい失敗です。
新聞で東京の日本橋の上にある首都高速を地下に移設するという計画の話題が載っていました。日本橋と言えば東海道の出発点として浮世絵にも登場しますが、『麒麟の翼』(913.6/ヒ)にも登場しますね。作中では舞台の一つとして橋の欄干の麒麟の彫刻が出てきます。橋の上の高架が無くなれば日当たりの良い広い場所なるので、欄干の彫刻等もはっきりと見え、影っているイメージから大分変わる様な気がします。今よりもっと「日本橋」が強調される観光地区に盛り上がると良いですね。
仕事帰りに天王川公園沿いの土手を通ると、池の周りに桟敷席を作っている様子が見られました。今月12日の中日新聞には「邪気防ぐ斎竹立 関係地域で作業」という天王祭りの準備が記事に載っていて、いよいよ天王祭が来たという感じです。
先日、閉架書庫に古い新聞を保管しに行った際、ふと先月6/15の「共謀罪法成立」という記事が目に入りました。
以前池上彰さんの番組で、新聞社によって「共謀罪」と書く社もあれば、「テロ準備罪」と書いてある新聞社もあると言っていたので気になって調べてみると、各社一面の見出しがその2つのどちらかの表現で書かれていました。テレビ局各社も微妙に表現が分れている様で、こういったニュースの見出し一つにも、各々の主義、主張がはっきり出ている事を知りました。
掲示板が復活しました。情報満載です。
先週土曜日の中日新聞で「ユニーク本棚ジョッキ形」という、清須の図書館がビールジョッキに見立てた本棚を造ったことが記事に載っていました。清須と言えばビール工場が有名ですね。JR線路沿いにあるキリンの工場近くを通るとビールの麦芽の匂いが漂っています。
先日行った豊明の図書館では、桶狭間古戦場が近いという事で、それにまつわる関連書籍が郷土コーナーに設けられていました。また、中京競馬場が近い事もあり「馬」「競走馬」にまつわる本も郷土に置かれ、『再起』(933.7/フ)等で知られるディック・フランシスの競走馬シリーズの小説本が置いてあったりしました。
各地域の図書館にはこういった郷土、観光色を強く打ち出していて面白いです。当館でいう所の「ふじいろ文庫」みたいなものでしょうか。何を一押しにしているのか、そういった意味で訪れる楽しみはありますね。
『夕雲の城 織田信長の東美濃攻略歴史』(215.3/ユ)という岐阜県の美濃加茂地方を舞台とした郷土の歴史漫画を読みました。安定した絵柄、時代劇の様にしっかりとした話の構成、分かりやすい補足説明など、完成度の高い本でした。ただ、登場人物が主人公と女性以外ほとんどが顎と口元に髭を蓄えた武将ばかりで、名前表記がないと見分けがつかないという事だけが難点でした。当時はみんなそういった風貌だったので仕方ないのかもません。途中で少しだけ登場する斎藤道三の嫡男、義龍が良い人に描かれていたのも珍しく、肖像画を漫画に起こすとこんな感じになるなという再現度の高さが良かったです。また信長の美濃攻略が小牧山→墨俣という展開では無く、その間の犬山城から鵜沼城と攻略する話も描かれており『信長公記』を参考にして描かれている点が興味深いです。
富加町に売っている地域限定の本らしいので、個人的に行くことがあったら買ってみたいと思います。
こうして書いてみて、ふと「清須」「桶狭間」と上記の本の紹介、全て〝織田信長〟が偶然にも接点になっている事に気がきました。
先週の新聞に名古屋港鍋田ふ頭でヒアリが発見されたというニュースを見掛けました。
ヒアリは南米に生息する猛毒を持つ蟻で危険とされています。距離として決して遠くではない発見場所なのでちょっと怖いですね。そういえば以前、似たような事例でセアカゴケグモが話題になりました。注意喚起を促すポスターが貼ってあるのを見たことがあるのですが、女性が靴でクモを踏み潰すイラストが描かれており、見つけたら踏み潰して退治しましょうという強気な内容でした。
話題はまったく別になってしまうのですが、最近「ハンドスピナー」という玩具が流行っているそうです。ベアリングのような物を指先に置いてくるくる回して遊ぶ玩具で、それが1~2分回り続けるのがちょっとしたストレス解消になるそうです。タイプも様々で、形状が尖っていたり歯車みたいになっていたり、発光したりといったバリエーション豊富で楽しめる様でして、私も最近インターネットで知りました。
今月に入って店で売っている姿を見掛け、『日経TRENDY』の8月号でも紹介されていて本当に人気があるんだなあと実感しました。
夏のグリーンカーテンの準備が始まりました。苗も待機中です。
他所の図書館で読んだ本になりますが、瀬戸内晴美原作『美は乱調にあり』(913/セ)の柴門ふみが描いた漫画版を読みました。想像以上に過激な話で、結末をどうむかえるのか気になり、最後まで一気に読んでしまいました。実話なのか、実話より内容を抑えたものなのか、読後は呆然としてしまいました。
先日、テレビでキトラ古墳を紐解く番組が放映されていました。今更ながら知った事ですが「キトラ」は「亀虎」と漢字で書くそうです。石室内に描かれた青龍、白虎などの壁画が由来でしょうか。天文図も残っており、この図は日本からでなく中国の長安からみた図面である事が緯度から分析して分かったそうです。
他にも埋葬者は40~60歳の男性で安倍晴明の祖先にあたる人物であるとか、藤原京のごく限られたゾーンに埋葬されている事から皇族である可能性が高いとか、最新の研究から推測される謎の解明はとても面白かったです。
小さな遺跡の一つから人物像やその時代背景などが割り出されるのは興味深いですね。答えが解らない分、どれが正解で間違っているのかが気になります。
通勤時また同じ場所でキジを見ました。今度は尾が短かったのでメスかもしれません。横を通り過ぎても軽く避けるだけで、逃げる様子もなかったので人に慣れている感じでした。
先日、図書館のDVD『耳をすませば』(778/ミ)の修理が終わって、正常に動くか映像を早送りしながら確認していました。街の描写がとても細かく書かれたアニメだなあと思ったので少し気になり調べてみると、東京の聖蹟桜ヶ丘という所を参考に舞台設定をしたと書いてありました。東京の住みよいベッドタウンとしてよく聞く地名ですね。
坂の多い街なのか、図書館のシーンは丘の上にある様に見えました。町全体が東京郊外の落ち着いた地域といった感じです。東京に行く機会があれば一度寄ってみたいですが、この映画は1995年上映ということなので、街の雰囲気も大分変わっているかもしれません。
先週、久しぶりに神守図書室を担当しました。
生涯学習センター2階です。
昨日のテレビである俳優さんが、先輩俳優にあたる岸田森(しん)氏の事を偲んでいました。たまたま私も『岸田森 夭逝の天才俳優・全記録』(778.2/タ)という本を読んでいたので非常にタイムリーに感じながら観ていました。
上記の本は俳優の岸田森氏の生涯を一冊の本にまとめた内容で、どの役で出演したか、どのシーンで登場したのか、共演した俳優との関係など網羅してある少し厚めの本です。
「傷だらけの天使」等、個性が強い脇役で登場する俳優さんで、紳士な役柄もやれば嫌味な役、2枚目よりの3枚目の役が多い方です。蝶の造詣に深い方でもあり、収集や関連した紀行番組にも出演していたそうです。
昔のドラマを再放送で見るとあちこちで登場するので、見つけた時はちょっとうれしいですね。
通勤時の道路でキジを目撃しました。前にも見た事はあるのですが、西の山の方から降りてきたにしては相当の距離があるのでどういう経緯でここまで来たのか気になります。
『NEW日本の歴史』(K/210カ)の7巻を読みました。
日本史まんがは新しいバージョンが出るたびに年々歴史が少しずつ解明されて付け加えられており話も詳しくなっています。全ページカラーで絵柄も今風になっていて子供に受け入れやすい内容になっている様な気がします。
徳川家康の関ヶ原から始まり、家光の時代の天草の乱、徳川綱吉の書類憐みの令、松尾芭蕉の奥の細道と一冊の中で時代が急激に流れています。芭蕉の弟子、河合曾良が旅の途中で別れ療養したのが三重県長島だったと書いてあったので今度その場所に訪れてみようと思います。
昔と変わっていないのはページの端にある豆知識コーナーですね。これも読むとなかなか面白いことがかいてあります。
天王川公園にて。見づらいですがタケノコが異様に伸びていました。
テレビか本だったかで無料のことを「ロハ」と言っていました。何でロハというのか気になったので調べてみると「只」(ただ)という漢字を分解しただけと書いてあり、思ったより簡単な理由にちょっと拍子抜けです。
先日、『海賊とよばれた男』の映画版を観てきました。観に行きたいと思っていたら上映期間がいつの間にか終わっていてあきらめていた映画ですが、星が丘の映画館で上映中と新聞に載っていたので行ってきました。
名古屋の中でもこの映画館は初めて行く所で、デパートの最上階にある古風で落ち着いた感じの劇場でした。まだまだ人気の作品の様で、始まる頃には席が完全に埋まるほどの盛況となっていました。
主人公のモデルは出光佐三で、逆境の連続を乗り越える壮大な伝記映画でした。その苦難には感動する場面もあり、客席からすすり泣く声も聞こえました。満足度の高い映画だったと思います。
5月にしてはちょっと暑すぎなんじゃないかと思うくらい毎日暑いですね。
本屋で、パラパラとめくってこれは面白いなと思い『戦国の合戦と武将の絵事典』を購入しました。
この本は、室町末期の戦国時代について、教科書ではあまり触れられていない時代背景、イラストを使った主従関係の相関図や再現図を用いた当時の城郭の様子など、詳細でわかりやすい本です。
他にも、大名ごとの家臣の呼び方や普段の兵士の生活、領主がどのようにして収益を出していたのかなど、ピンポイントで知りたかった事が書いてあるのが良いです。大河ドラマや戦国時代の歴史小説を読む人にとって副読本として良いいのではないでしょうか。
また、監修に小和田哲男さんが関わっているので安心感があります。
図書館でも新着本で(210.4/タ)に所蔵していますので是非読んでみてください。