(伊)の図書館だより

2020年02月17日(月)

 梅があちこちで咲きはじめました。今月は寒いと暖かいが交互にきて、いかにも2月らしい気候です。新型ウイルスが連日トップニュースになってコンビニや百均でマスクがほぼ完売です。売れ残っているのもありましたが、紐なしで顔に貼り付けて留めるタイプや、子供用のキャラクター入りマスクといった変わり種しか残っていませんでした。「マスク不足」という今まで聞いたことない事態に早く終焉するのを願うばかりです。

先日のある寒い日、ふと温泉に行って体の芯まで温まりたいと思い近場の温泉に行く事にしました。遠出するとそれだけでくたびれてしまいそうなので、バイクで行ける範囲でという事で国道一号線を四日市方面に向かう途中にある温泉施設へ行ってみる事にしました。
温泉だけでなく、ボーリング、食堂、ゲームコーナーなど娯楽と入浴が愉しめる複合施設で温泉も色々と楽しめてゆっくりできました。

2020年02月10日(月)

 お昼前に外を出たら雪が降ってきました。最初は目の前で羽毛かホコリが風に舞っているだけかと思ったのですが、その後それがどんどん増殖したように降ってきて雪である事に気付きました。30分ほどでしたがようやく冬らしい景色を見れたような気がします。

先日、家にあった唯一のMDプレイヤーを処分してしまいました。惜しい気もしますが、10年以上使う機会がまったくなかったのでもう良いかなと思っての事です。
思い起こせば、最初はカセットテープのテープのからまりや、リピートし過ぎて音が延びた状態で聞こえるのが嫌で購入したのが始まりだったと思います。MDを使うようになってからのカセットテープからのトラブルから解放され、音がいつまでもクリアな状態で、しかも一発で簡単に好きな曲をリピートが出来るのがうれしかったです。読み込み時にやたらシャーシャー音が目立って聞こえたり、地道な入力作業で曲目を入れたりしたのが今では懐かしく思えます。

でもまさか21世紀になって、カセットテープが人気を巻き返してくるとは、さすがに私も想像できませんでしたね。

2020年02月03日(月)

 図書館の西側に位置する155線の道路が工事に入って渋滞ができていました。トラックもよく通る道路だけに片側が数分止められるだけであっという間に長い渋滞になっていました。この時期に入るとあちこちで工事している風景をよく見掛けます。

先月から始まった新しい大河ドラマ。明智光秀が主人公というのは元々の資料が少ない人物だけに取り上げるにはちょっと難しいのかなあと思っていたのですが、織田信秀、斉藤道三、今川義元が絡んだ信長以前の混沌とした東海地方が歴史背景にあるので興味がわきます。光秀に関する本も大人向けの研究書から児童向けまでたくさん出版されましたね。

中でも伝記漫画はどうやって児童に光秀の偉業を伝えようとしているのか気になったので、小学館の『明智光秀』を読んでみました。光秀の青年期から話が始まり、正義感と知略のある人物像として書かれていましたが、その中でも丹波の福知山を支配下においたエピソードが取り上げられていたのが珍しかったです。また、最後の話の締め方も光秀が慕われている所以について書かれており、今までと持っていたイメージと少し変わったような気がしました。

2020年01月27日(月)

 先日ミネラルウォーターを買おうと自販機に寄ったら、何とお湯が売っていました。冷たい水が売っているならば、いつかは自販機で販売されるであろうと思っていましたが、いざ自販機で見るとちょっと不思議ですね。冷たいのが苦手な人や、薬を飲むときに助かるかもしれません。話のタネに買ってみましたが味はやっぱりただのお湯でした。

「フォードvsフェラーリ」という映画を観てきました。フォード車がフェラーリにレースに挑むプロジェクトXを彷彿させるようなストーリーで、レースシーンはダイナミックな迫力があって良かったです。映画はやはり映画館で観るのが良いなあと思う作品でした。
映画館で観て感動して、この映画また観たいなあと思い、数か月後発売されたDVDを買って家で観たりすると、あれ、こんな感じだったかなと思うほど感動や迫力が薄くなっている作品が時々あったりします。何度でも観たくなる作品もありますが、完全に熱が冷めてしまう作品もあるので映画はやはり映画館で観るのが良いですね。

2020年01月20日(月)

 ホットのペットボトルのお茶を買って10分くらい経過すると寒暖の差でボトルがペコッとへこみます。寒さは程々な気がしますが、乾燥の方は強く感じますね。指先がいつもよりカサカサだったり、口の周りがカラカラだったりする日よくあります。

『文豪が泊まった温泉宿50』を読みました。芥川龍之介や太宰治など有名な作家が泊まった宿と温泉を紹介した内容で、その宿の写真から文豪がどんな思いでそこに訪れ、もてなされたのか読みながら楽しめます。単に喧騒を離れて原稿を書きに来た作家さんもいれば、病気療養の癒しを求めに訪れた方もいて、事情は様々ですがその地を訪れる事で創作活動の何らかの糧になったのはないかと思いました。書画や写真など、その地に対する思いを残しているのがその宿を愛した証拠なのかも知れません。

2020年01月13日(月)

 昨日の朝、出勤途中に玄関先で晴れ着姿の記念写真を撮っている光景を見ました。昨日は各地で成人式が行われた様で、賑やかな会場の様子がニュースになっていましたね。

昨年の増税後からコンビニのフードコートが誰も座らなくなりました。飲食してしまうと8%が10%になってしまうのが悩みどころです。最近はレジで飲食する旨を伝えると「ごゆっくり」とレジの人が会計後に言ってくれたりします。
飲食はしなくても座ってお喋りするのは良い所もあるようで、飲食するか否かの客と店員との駆け引きがフードコートに微妙な空気感を出してる感じがします。

2020年01月06日(月)

明けましておめでとうございます。今年も図書館をよろしくお願いいたします。

年末年始は何をしていたかといいますと、年末はスターウォーズの映画を観に行って、新年は近く神社に初詣、後はヨシヅヤに買い物に行ったぐらいでした。
ヨシヅヤといえば新春のイベントで、ちょうど猿まわしがやっていました。見物客がステージ前だけでなく、階段や2階、3階の吹き抜けまでいっぱいになっていました。私も階段の下からその様子を少しだけ覗いていましたが、あんなに人が沢山いる状況でも猿は物ともせず芸をこなしてしていたのですごいと思いました。
動物は人間よりも視線や物影等に敏感だと思うのですが、失敗を恐れない所が人間よりも強みなのかもしれません。

2019年12月23日(月)

 「良いお年を」と声を掛けられ、そうか今年ももう終わりなんだと、ふと気付く今日この頃ですが、冬らしい寒さをほとんど感じなかった12月だなあと思いました。

カレンダーの今月の行事を見ると、14日に「東京高輪泉岳寺義士祭」というのがありました。この泉岳寺がある高輪といえば、先月山手線の新駅「高輪ゲートウェイ駅」の報道公開があったことがニュースになって話題になりました。本格的に始動するのは来年以降とのことで、テレビで見る限りでは大きそうな駅でしたので、色んなお店が入る施設になりそうです。地図で見ると新しい駅から泉岳寺まで徒歩10分くらいの距離間なので、東京に行って泉岳寺に行く機会があったら是非立ち寄りたいです。

2019年12月16日(月)

 155線沿いにあるイチョウの大木が見事な黄色の葉を付け、ちょうど見頃になっていました。普段は気にせず通り過ぎる道ですが、秋は存在を気付かさせてくれます。

お昼ぐらいは日差しが届いてちょうど良い暖かさに感じる時もありますが、それ以外はすごく寒いです。寒すぎたせいかちょっと体調を壊しました。お腹を冷やしたのが良くなかった気がします。お腹周りの脂肪が冷える→その冷たさが内蔵に伝わって体調が、といった感じで、この繰り返しはあまり良くないのでカイロでも貼って対策を取ろうと思います。

この前、久しぶりに『クライマーズ・ハイ』の映画版を観ました。当館に所蔵しているのは単行本文庫本後編のTVドラマ版のみですが、映画版も面白いです。特に新聞社の社内でのバタバタしている様子はリアリティがあって面白いです。昔、アルバイトをした経験がありまして、共同通信社からのニュース速報や、デスク会議など、当時の職場の空気感を思い出します。

2019年12月02日(月)

 新着雑誌のデータ入力をしていると来年の1月号である事に気付き、そうかもう12月なんだと、あらためて思いました。今年は夏ぐらいから今ぐらいまで、あっという間に駆け抜けた毎日だった様な気がします。

先週、図書館の研修に行ってきました。内容的には勉強会というか、大学の授業で言う演習に近い感じです。その中で事前課題というものがあり、ある医学関連の古文書が載っている本を探すというちょっと変わったレファレンスがありました。とても面白そうな内容でもあったので、研修日近くまでしつこく探してみたのですがヒントすら見つらず、そのまま当日を迎えてしまいました。結局、最後まで探して見つけられた方は1人だけという厳しい結果でしたが、今まで入った事もなかった名大医学部の図書館(正式名は名古屋大学附属図書館医学部分館です)に行って本を探す機会につながったのでそれなりに収穫があった様な気がします。

2019年11月25日(月)

 何か久しぶりの図書館だよりですね。特別整理休館中は一見して静かな佇まいに見える図書館ですが、中では蔵書点検やら何やらでバタバタとしていました。神守、神島田の図書の入れ替えも今回行いましたので立ち寄る機会がありましたら是非のぞいてみてください。

土曜日に所用で名古屋へ行きました。名古屋駅で降りて飲んだ後のコーヒーの缶を捨てようとくずかごを探していると、くずかごが全てガムテープで塞がれていました。どうやらG20のテロ対策の一環の様で、まさか空き缶までダメとは思いもよりませんでした。駅東の柳橋中央市場付近の交差点を通ると、警官や警察の車両が多く見受けられ物々しい雰囲気でしたね。

ゲートタワーの上りエスカレーターでふと皆左に寄っている事に気づきました。エスカレーターでどちらに体を寄せるか、関東と関西で右と左の違いがあるそうです。関東が左で関西が右といわれているそうですが、ネットで調べると左が国内では多いようです。普段そんなに意識しる訳でなく、流れに任せて乗っている感じですが、歩く人の(エスカレーターは歩いてはいけませんが)ためにどちらかに避けるというイメージが昔からありました。関東と関西で流儀が違うというのはよくありますが、そのうちエスカレーターもどちらに体を寄せるか国際基準として統一されるのかもしれませんね。

2019年11月04日(月)

 朝も寒いですが夜の方がもっと寒いですね。暖房にはまだ早いので取りあえず押し入れからハンテンを出して寒さをしのいでいます。
寒い時には何か温かいものが飲みたいです。ホットコーヒーでもと思い台所を行くと、前に買ったくず湯の粉末を見つけました。コップに粉末を入れてお湯で溶かして飲むわけですが、自然な甘さがちょうど良く、とろみもあり美味しいです。冬の飲み物といった感じです。

冬の飲み物といえば街の自動販売機にも温かい飲み物が入り始めました。コーヒー、紅茶以外でよく見掛けるのが定番のコーンスープです。今年はバリエーションが増えているようで、その中で個人的に当たりだなあと思ったのは海老のスープです。海老のエキスが凝縮されている味がちょっと本格的な感じでした。
缶のスープ類は年々美味しくなってきている感じがします。以前飲んだシジミのみそ汁もシジミのエキスが美味しくて見掛けたら買っていました。

他の飲み物で変わり種ですと、甘酒も美味しかったです。缶のデザインが和風テイストでちょっと珍しく、成分表を見ると1%未満のアルコールと記載されていました。そのせいか飲んでしばらくして体が熱くなり気が付けば軽く汗をかいていました。相変わらずアルコールに弱い体質です。

2019年10月28日(月)

 先月の増税前、色々と買い物をした方が多いと思います。買うものによっては増税後に値引きがあって結局差がないというのもあり迷いましたが、私の場合は眼鏡を買いました。

眼鏡選びで迷うのがフレームです。形の微妙な違いで目つきがきついイメージに見える場合もあれば、緩く見えたりと、いざ掛けてみると思っていたイメージと全然違っていたりしてフレーム選びは案外楽しかったりします。

初めて眼鏡を掛け始めた頃は、カバンにしまって授業等で必要な時だけ出しては使っていました。時には映画を観に行った際にカバンに入れるのを忘れ、オールナイトの映画をぼんやり観る羽目になったこともありました。また、掛け始めの頃は眼鏡になかなか馴染めず、気付いたら目がつらいなんていう事もよくあり大変な事もありましたね。

当時はコンタクトも使っていましたが、煮沸するのが煩わしく感じ、いつしかほったらかしになってしまい止めてしまいました。

2019年10月21日(月)

 最近よく「○○自動車学校はどこですか」と道を聞かれることがよくあります。
どうも高齢者講習に向かう途中の様で、車を停車して車窓越しに尋ねられます。道を教えるのは別に構わないのですが、道路に急停車したり、後続の車が数台いるのにお構いなしに窓を開けるのは危険なのでやめてほしいです。ましてや後続の車がいる場合、後がつかえた状態なので気になって仕方ないです。
時間厳守だと思いますが安全運転をお願いしたいですね。

2019年10月14日(月)

 仕事帰りにホームセンターに寄ると、懐中電灯のコーナーが半分近く売れていてガランとした状態でした。テレビを見るたびにわが家の備えは大丈夫かと不安になります。

年末になると仕事の期日を繰り上げるいわゆる年末進行というものがありますが、うちの場合は来月、特別整理期間があるので蔵書点検前進行みたいな状態です。年末ももちろん忙しいですが、無事に事が上手く運んで行く事を祈るばかりです。

少し前ですが久しぶりに愛知県図書館へ行きました。1年以上は訪れていなかったと思いますが、1階にカフェがオープンしていました。
オープンといっても何年か前にも同じスペースにカフェがあったのは憶えていますが、再開するとは思ってもいませんでした。確かあの場所は、カフェ(喫茶店?)→喫煙所→場所閉鎖の順を得て現在に至っており、ちょっと寂しいなと思ってはいましたが復活するとは意外でした。
看板を見ると17時閉店のようで閉館より短めの営業時間のようです。今回は仕事でしたがプライベートでゆっくりしたい時に一度寄ってみたいです。

2019年09月30日(月)

 先日、街中で仰向けになりながらペダルを漕ぐ自転車の人を見掛けました。結構速いスピードで車道を駆け抜けていったので事故ったりしないか端から見ていて心配です。

毎月発行している当館の広報『ぽけっと』ですが、10月号は11月の図書館コンサートについてのプログラムや申し込み方法が書いてありますので興味のある方は是非チェックしてみてください。

〝ぽけっと〟といえば、原稿作成時に空白の場所に挿絵を使って彩りを加えたりするのですが、これをいざモノクロバージョンに印刷しようとすると思い通りに行きません。
元のカラー色が思いのほか濃く写り、黒く塗りつぶされたような感じになってしまいます。

印刷前の色調整で薄くすることにより、少しでも写りが良くなるように試みますが、薄いと濃いが両極端になってしまい、バランスのとれた良い中間というのが案外難しいです。
作成過程で画像を配置している時は良い色だなあと思っていても配布のモノクロではそこまで伝わらないですね。一応、カラーバージョンは〝図書館のホームページ→図書館について〟にアクセスすると元原稿が見れますので一度見比べてみてください。

2019年09月23日(月)

 先週神守を担当しました。当日は15時前までずっと曇り空でしたので、気温もそれほど高く無く、窓を開けてちょうど良いくらいの涼しい風が入ってくる環境でした。その分、チラシ類が風で舞ってしまうほど風はやや強めでしたが、日ごとに秋に移り変わっていくのを感じます。

『東京国立近代美術館の名作』という東京国立近代美術館の美術品を紹介した本を読みました。主に常設展で楽しめる絵画や彫刻が紹介されており、著名な作家の作品が数多く登場します。

過去に一度だけ行ったことがあるのですが、〝これはどっかで見た事ある〟といった作品が順路を進むたび次々と現れ、目の前で本物が見られる楽しさというのを実感しました。
大きい絵画の場合、近くでじっと見るというのも良いですが、ある程度距離をとって鑑賞するとまた趣が変わって面白いです。図書館内の距離感ですと、雑誌コーナーの椅子がある辺りから、真っすぐ一般カウンターを望むくらいの間隔で絵画を見渡すと全体像の構図が分かり楽しめます。

本書にはまだ見ていない作品も載っていたので、機会があればまた行きたいです。

2019年09月16日(月)

 最近テレビで大相撲の中継を見ることがあったのですが、炎鵬という力士がすごいですね。他の力士に比べ小さい身体ながらも、技と粘り強さで逆転するみたいな場面を何度か見ました。舞の海の再来みたいでカッコいいです。

『東京の橋100選+100』を読みました。東京の橋について写真と解説で紹介した本です。東京に行った時に記憶に残っている橋を振り返るのに便利です。

以前都内で漢字がわからない橋の名前がありました。名前が「俎橋」。この〝俎〟が初めて見るような字で、読み方のヒントすら思い浮かびませんでした。どうしても気になったので、周りにローマ字表記は無いかと探してみると、ありました〝manaita-bashi.〟(まないたばし)です。

普段は〝まな板〟と表記することが多い単語なので新しい発見をした気分でした。きっと他の人もこの漢字を見て疑問に思った人はいるんだとは思います。クイズ番組に出題されそうな漢字ですね。

2019年09月09日(月)

関東では深夜に台風で大荒れしたそうですが、こっちはこっちで台風一過したみたいに晴天で、日差しがきつくてとても暑いです。

先月、名古屋の映画館で「東京裁判」の4Kデジタルリマスター版が公開されていたそうで、あっという間に上映期間が終わってしまい見に行けませんでした。後で調べてみると277分という4時間を超える作品となっている事を知り、上映期間が短かった理由がよく分かりました。

図書館においていない本ですが、『手塚治虫アシスタントの食卓』というマンガエッセイを読みました。手塚治虫のアシスタントだった著者の堀田あきお氏が、当時の食事にまつわるエピソードを書いた内容で、アシスタントからいつか一漫画家として独立したい著者の苦悩と、手塚治虫の当時の様子と楽しかった思い出話が描かれています。
作中登場するうな重の特上鰻三段重ねは贅沢の極みでおいしそうでした。レーズンバターも食べてみたいですね。

著者の過去の作品の内で、食べ物のエピソードを絡めた漫画ですと『本多勝一のこんなものを食べてきた』も面白かったです。たしか内容は本多勝一氏の戦中の頃だった少年時代の思い出話とその時代の食の話で、上記の作品に近いものがあります。

2019年09月02日(月)

 曇りや急な雨の日が続いて毎日蒸し暑いですね。日照時間も少なめな感じで9月に入ってしまいました。

先月は新しいDVD作品が入りましたが、今月は館内で視聴する用のヘッドフォンが一部新しくなりました。
夏の間は多くの方が館内で当館所蔵のDVDやビデオを視聴いただきました。その分、人の入れ替わりが頻繁になると、ヘッドフォンも耳あての部分やアームの部分が疲労してくるわけでして、応急処置のテーピング等で補強したりして先月まで対応させていただきました。
家庭で利用するヘッドフォンと比べ、消耗が倍以上に早く、普段ではあまりお目にかかれないヘッドフォンの状態を目にします。新しく入れ替えたヘッドフォンで心地よく映像を楽しんでいただければと思います。

ちなみに、最近私も家でヘッドフォンを使って音楽を聴いています。Bluetoothの無線タイプのヘッドフォンです。コードレスなので使い勝手は良いですが、思っていたより全体的にサイズが小さめで、アームを最大に伸ばして耳当てがギリギリ耳に届く位になってしまいちょっときついです。

2019年08月26日(月)

 先週、神守分室を担当しました。午前中は今日も暑くなりそうだなと思うくらい晴天でしたが、正午に差し掛かる少し前から徐々に曇りだし、強めの雨が降ってきました。その後も晴れたり曇ったりと、一日の天気が読みづらい8月後半です。

最近まで少しずつですが『道灌紀行』という本を読んでいました。江戸城を築いた事で有名な室町時代の武将、太田道灌の史跡を紹介した本です。

道灌といえば突然の雨に民家でミノ(雨具)を借りようとしたらそこに住む紅皿という名前の女性に山吹の花を渡された「山吹の里伝説」が有名です。その伝説となった場所は東京に数カ所、埼玉県、横浜に点在しており、場所は異なれど伝説はその土地ごとの由来として今も残っている事が分かりました。
また、伝説ではなく実際に道灌が使っていたという品も残っています。東京の市ケ谷にある亀岡八幡宮には道灌の軍配うちわが保存されており、3年に一度公開しているそうです。

関東の武士だけあって史跡のほとんどが東京、神奈川、埼玉といった地域に分布しており、旧跡の数も多いです。他にも、各地にある道灌の銅像や「道灌」の名が付いた地名など、太田道灌という人物がこれほど関東で名を残した武将なんだと、この本を読んで初めて知りました。

2019年08月19日(月)

 外は相変わらず暑いですね。エアコンの効いた建物に入るのは良いのですが、温度差が激しいと逆に身体がだるくて疲れます。今年は特にその落差がこたえますね。

前回に引き続き新着DVDの紹介をして行きたいと思いますが、今回は個人的におすすめしたいのを少しだけ。
まずは山本周五郎原作『雨あがる』。士官先を探すある浪人とその妻のお話で、その役を演じる寺尾聡と宮崎美子がとても清々しくて美しいです。
もう一つは『さびしんぼう』です。原作は山中恒の『なんだかへんて子』がベースとなっており、原作では主人公の設定は小学生ですが、本作は高校生となっています。また、この映画で舞台となっている尾道という情緒ある場所と、劇中で流れるショパンの「別れの曲」がその世界観を引き立たせています。
最後にもう一作は『ひばりの森の石松』です。タイトルからお分かりの通り、美空ひばりが森の石松を演じ、歌あり活劇ありのお芝居を見るような映画です。お話も人情たっぷりで最後まで楽しめるエンターテインメントな作品となっています。

新作なので貸出中が多いと思いますが、是非予約を入れてみてください。

2019年08月12日(月)

 日中は10分ほど外にいるだけでカバンの金属類が熱くなり、街中では日傘を差して歩くサラリーマンをよく見掛けるようになりました。中にはあまりの暑さにシャツを脱いで、上半身裸で歩いているお爺さんも見掛けました。
暑さは相変わらず続いていますが、日が沈むのが若干早くなってきました。稲穂もグングン成長して季節は少しずつ秋に向かっているようです。

先月末からですが少しだけ新着DVDが入りました。今回も前回同様、珠玉の作品揃いです。まずは『夏目漱石の妻』1巻2巻。NHKで放映されたドラマで漱石の奥さん鏡子の視点から見た夏目漱石のお話です。親子で楽しめる作品では、宮澤賢治の『グスコーブドリの伝記』は原作に忠実な内容でどんなお話か知りたい人には必見です。もう一つ『きれいな生き物大集合』はジンベイザメ・パンダ・ホワイトタイガーなど、きれいな色や不思議な生き物が楽しめる作品となっています。

他にも新作をご用意していますので是非、この夏は図書館へ足を運んでチェックしてみてください。

2019年08月05日(月)

 先週、今週の暑さは危険な領域まで達している感じがしますね。暑いから水分を取る訳ですが、飲み物でも少しほっておくだけで菌が発生して食中毒の遠因になるらしいので、暑い日の飲み残しは警戒したほうが良さそうです。

この前、針を使わないホッチキスというのを買いました。
私が買ったのは紙をプレスして綴じるタイプです。一体どんな感じになるのかワクワクしながら使ってみたのですが、圧した部分がタイヤの溝みたいなへこみができ、見事に綴じられていました。従来の針を使ったホッチキスですと、綴じた部分だけが膨れてかさばりますが、これはスッキリ収まりそうです。一番良いのがシュレッダーで針を気にすることがないのが楽でうれしいですね。ただ、針に比べたら若干弱さを感じるので過信して引っ張ったりすると簡単に取れてしまいます。

文房具と言えば昔、名駅の地下街に「王様のアイデア」という珍しい雑貨を取り扱う店がありました。そこで下の紙が切れないカッターなる物を見つけて買ったのですが、2、3回試し切りしてそれっきり家に置きっぱなしになってます。便利でも使わないと宝の持ち腐れですね。

2019年07月29日(月)

 梅雨が明けて毎日がとても暑くなりました。図書館にお越しの際には万全な熱中症対策をお願いいたします。

新着本でわたせせいぞうさんの漫画『ハートテレフォン』(726.1/ワ)を読みました。
「電話」をテーマに、スマホや公衆電話にまつわる短いお話が収録された漫画です。ハートフルなストーリーと色鮮やかなイラストが楽しめる内容でもあります。
本書の登場人物の名前で「津島愛」とか「津島礼」など〝津島〟と苗字のつく人が登場するので、何か津島と縁を感ずるものもありました。

わたせさんの絵は漫画以外にも雑誌の広告、デパートの紙袋のイラストなど、どこかで見掛けるポップで都会的な漫画家であり、イラストレーターでもある方です。
明るめの色使いで、草花の彩り、空の青さ、流れる雲といった和洋どちらのテイストにも合う作風が魅力的です。
本のサイズは27センチと若干大きめですが、その世界観を楽しむには一番良いサイズだと思いますので、是非この夏読んでみてください。

2019年07月22日(月)

 毎日蒸し暑いですね。今日は朝から雨だったので雨具を着て図書館へ向かいました。雨を浸透させない厚手の生地のせいもあり、着いた頃には体中熱がこもってものすごく蒸された状態になってしまいました。到着後しばらく全身の汗が引かなかったです。

先日、名古屋駅高島屋の11階にある本屋に行こうとしたら閉店していました。11階までエスカレーターを繰り返してやっとこさ上がってきたと思ったら、衝立と閉店の貼り紙に脱力しました。どうも隣のゲートタワーモールの店舗と業務を統合するそうで、また一つ本屋が無くなって何だか寂しいです。

同じ日、某新聞社の前を通りがかると、その出入り口からくまモンが出てきました。何かのPRの帰りの様で、同行の職員さんと一緒に出入り口前で記念撮影をしていました。
実をいうとくまモンを生で見るのは初めてでして、テレビで見る通り真っ黒で、赤いほっぺに出っぱったお腹が特徴的でした。
くまモンといえば、学習まんが『くまモン』(K601/ク)として一冊の本が出版されていましたね。ゆるキャラがまさか伝記になるとは思ってもみなかったので、都道府県を越えたくまモンの躍進はつくづくすごいと実感します。

2019年07月15日(月)

 晴れと曇りで天気がころころ変わる毎日ですね。先週はほとんど曇りか雨でしたが、涼しく過ごしやすい日もありました。

今月のミニコーナーは〝日本のミュージアム〟です。
ミュージアムということで博物館、美術館と定義は若干広いですが、徳川美術館みたいに美術館だけど博物館の要素も兼ね揃えた施設もありますのでこのタイトルにしました。

当館には『探検!東京国立博物館』(069.6/フ)といった博物館自体を取材した本もあれば、『徳川四天王の城 桑名城絵図展』(215.6/ト)といった博物館が企画展の時に出版した図録など、いろいろな本があります。逐次一般カウンター横のミニコーナーでご紹介しますので貸出、返却の際はチェックしてみてください。

最近のミュージアムは曜日限定で夜も開館している所もありますね。他にもグッズのバリエーションが豊富な売店や、ミュージアムの雰囲気に合わせたカフェなど、工夫を凝らしている所が多いです。
梅雨が抜けない休日はミュージアムを楽しむなんてどうでしょうか。

2019年07月08日(月)

 先週は土曜日こそ晴れましたが、ほとんど曇り空が多かったですね。

湿度が上がり小さな虫がたくさん発生しているせいか、エサを求め飛び回るツバメの姿をよく見ます。
鳥といえば最近珍しい様子を見る事が何度かありました。
この前はカラスがくちばしにビワの実をくわえて飛んでいる姿を見ました。
他にも別の鳥ですが、くちばしに何か青い物をくわえているのを見ました。建物の傍らでついばんでいたのでよく見ると、何かの虫の幼虫らしくウネウネと動いており、それを突いて食べようとしていました。

スズメも時おり珍しい光景を見たりします。先日は交差点の手前で一生懸命何かの実をついばむ姿を見ました。私が目の前にいるのに気付いているのか気付かないのか、逃げることも無く、夢中についばんでいて恐れを知らないスズメでありました。

特にバードウオッチングしているつもりは無いのですが、今の時期は自然と鳥の行動が目に入りやすい季節なのかもしれませんね。

2019年07月01日(月)

 今日から8月まで、閉館時間が午後7時となりました。7時までの開館は本館のみですが、いつもより1時間ゆっくりと本が読めますので是非ご利用ください。

館内の東南側階段から2階の学習室に上がり、突き当りの窓をのぞくと七夕飾りの笹のてっぺんを見る事ができます。見上げる事はよくありますが、同じ高さから見るというのはちょっと珍しいかも知れません。準備中の寝かせた状態の時はそれほど高くは感じませんでしたが、こうしてみると結構高いです。まだ見ていない人は是非図書館へ足を運んでみてください。

この前、朝の8時くらいに名鉄名古屋駅へ行きました。すると駅構内全体にわたって何やら歌が流れてきました。声を聴いてすぐ小田和正だと分かり、流れている曲もタイトルこそ知りませんでしたが聴いたことのある曲でした。
朝の満員電車でちょっと疲れた気味だったのですが、歌が駅全体に流れた時、何かすごく爽やかな気分になれました。曲のテンポがゆっくりと上がり調子だった事もあり、清々しい気持ちです。

後で調べてみるとその曲は「キラキラ」というタイトルで、少し前のドラマに使われていた曲でした。駅のBGMで歌手そのものの歌が流れるのはちょっと珍しいですが、朝の重々しい空気を払拭する感じがして良いですね。

2019年06月24日(月)

 大阪サミットが開催されるという事で、大阪を中心とした高速道路が木曜以降規制に入るようですね。特に物流系が影響を受けるそうで、輸送がいつもより遅れるというお詫びの告知をあちこちで見ました。私たちの生活圏でも何か影響が出るのかちょっと心配です。

最近特に暑いので自販機で缶コーヒーを買うことが多くなりました。紙コップの自販機もたまに利用することがありますが、こっちの方は砂糖や氷の有無、コーヒーの濃さが調整できるのでありがたいですね。何よりあったかい飲み物が年中あるのがうれしいです。

紙コップの自販機といえばこの前、小籠包風味のスープというのを見つけ飲んでみました。飲んだ感想は、中華風のスープであることは確かなんですが、小籠包といえばそうかもしれないなあと思うぐらいの味でした。冬に飲んだサムゲタンスープに近いかなあと思いましたが、ただ単に私の味覚がバカ舌なので判別できないだけかもしれません。

2019年06月17日(月)

 昨日今日と風が強いですね。昨夜は寒く感じることもあり、体調のコントロールが難しい6月です。

『夕雲の城外伝 猿啄の春』(215.3/ユ)を読みました。この本は前作『夕雲の城』(215.3/ユ)の続編であり、そのサイドストーリー的な内容です。岐阜県富加町が織田信長の東美濃攻略の歴史を広めるために製作された地域限定の歴史漫画で、オリジナル要素も含んだ物語性のある内容となっています。

信長が美濃攻めに本腰を入れ始めた頃が舞台で、その織田勢と対立するお城のお姫様が今回の主人公です。前作に比べ、ページ数は少なく、本というより冊子に近い形態ですが、前作同様、絵もストーリーも完成度が高い内容でした。特に最後は続編を匂わすかのような終わり方だったので、是非続きを作ってほしいです。

2019年06月10日(月)

雨の日は少し寒いですね。家でついうたた寝をしていたら、寒くて起きてしまいました。この前のきつい暑さと紫外線がウソみたいです。すごし易い日というのはなかなか無いものですね。

夏物を出さなければと思っていますが、今まで着ていた服にアイロン掛けして仕舞える状態にしないといけないのでなかなか進まないです。ジャンバーも数回しか着ていないのもあるので、クリーニングに出すかそのままクローゼット行きか迷いどころです。

当館で今春から購入している雑誌『LDK』ですが、先日注目度の高い雑誌ということからテレビで紹介されていました。人気が高い要因は、百均商品の使用リポート、食料品の比較といった徹底した調査が読者の心を掴んでいるらしいです。編集部でキムチの食べ比べや、パンの中のチョコレートチップの数を数えているシーンも出ていました。

レビューといえば、ネット等で商品を購入する場合、一応買う前に購入者のレビューを読んだりします。評価の低い意見で躊躇してしまう場合がありますが、どうしても欲しい場合は意見を無視して買ってしまいます。買った後に後悔することもありますが、自分を信じて良かったと思う時もありますので半々ぐらいですね。

2019年06月03日(月)

 日差しが強い毎日ですね。田植えが終わった水田を横切ると、太陽の光が反射して更にきつさを感じます。

この前、テレビで動物の映像だけを集めた番組を見ました。特にコメンテーターやナレーションが入る訳でなく、動物の行動にテーマを絞り特集している内容でした。
確かテーマが「もぐもぐ」。動物が何かを食べているシーンばかりを集めた映像で、リスが木の実や木の皮を食べたり、頬につめ込んでいる様子がアップで色んな場面から映し出され、とても微笑ましかったです。

これを観ていたら昔、大河ドラマ「独眼竜政宗」の放映後、ニュースまでの時間繋ぎに数分間流れていた子犬の戯れている映像が軽快なサックスに合わせ流れていたのを思い出しました。こういったシンプルな番組は大好きです。
他にシンプルな番組といえば、最近見る機会は減りましたが、深夜のNHKで過去にヒットした歌謡曲に合わせて当時の世相や流行した映像をただひたすら流す番組がありました。この番組は、そろそろ寝ようかなと思うタイミングで流れ始め、特に昭和から平成にかけての知ってる曲が次々流れてくるので、結局最後まで見てしまい寝不足なんてこともありました。

2019年05月27日(月)

 先週と先々週に渡り神守分室を担当しました。神守分室を利用される方は、単なる利用だけではなく、本館所蔵の本や雑誌をリクエストされる方、返却にみえる方が多いです。利用者の方々にとっては本館の中継地点な意味でも人気が高いようです。毎週本館との定期便で本や雑誌のやり取りを行っていますが、いつも輸送に使う箱が満杯になるくらいの分量になっており分室の利用頻度の高さを実感しています。
分室所蔵の本も本館から定期的に選定して入れ替えています。まだ来室したことない方は一度のぞいてみてください。

 『名古屋鉄道あるある』(686.2/タ)を読みました。本のタイトル通り名鉄電車を利用した人なら分かるネタが満載の本です。各路線の駅のあるあるネタが載っているのですが、中にはネタが不足しているところもあり、そこは地域ネタでカバーしています。もちろん「尾西線・津島線」あるあるも載っています。「尾西線が名鉄線の中で最も古い」とか「津島神社の謎の三ツ石」など載っていましたが、もっと〝あるある〟と思わせるような、ローカルな話題に踏み込んでほしかったですね。

本書の中で私が〝あるある〟と思ったのは、西尾線/蒲郡線の吉良吉田駅の「ホームと車両との間が広すぎる!」でした。去年たまたまこの駅を利用した時に実感したことで、ホームと車両との間が30センチ以上は開いていました。電車とホームの間隔にしては明らかに広過ぎるとすぐ気づくほどの空間で、普段電車に乗る感覚でうっかり足を踏み入れるとストンと落ちてしまいそうで怖いです。

2019年05月20日(月)

 道路の側道で田植機がゆっくりと進んでいるのを見ました。この地方でもいよいよ田植えの季節に入りましたね。

 この前テレビで昔のテレビドラマ「まんが道」が再放送されていました。
「まんが道」はNHK銀河テレビ小説という番組枠で放映されていたドラマで、原作は藤子不二雄A氏のほぼ自伝的漫画です。再放送していた話は、手塚治虫に会いに行くため初めて上京し、その合間に出版社に行って原稿を見てもらうというお話でした。

子どもの頃見ていた記憶はあるのですが、話はほとんど覚えていなく、唯一思い出せるのは主人公が下宿のおばさんにカレーライスをよばれるシーンでした。
なぜそのシーンかと言うと、カレーライスを食べる前のスプーンがコップの水に突っ込んであったのを子供心に不思議に思い、親に聞いて「あれはご飯がこびりつかないようにするため」と教えてもらい、自分なりになるほどと納得した思い出があったからです。
何故あのシーンだけで、本編は何一つ憶えていないのか、いまだに不思議でしょうがありません。

2019年05月13日(月)

 連休を過ぎてからだいぶ暑くなってきましたね。 
先日、ある馴染みの喫茶店にひと月ぶり寄ったら「4/30をもって閉店しました」という貼り紙がしてありショックでした。
個人経営の昔ながらの喫茶店で、ほとんどは近所で働いている人たちが、仕事帰りに一服しにくる様な常連さんが集まる喫茶店でした。

最初、何も知らずに入った時、ちょっと珍しい客が来たなみたいな目で見られましたが何となくその居心地の良さに何度も行くようになってしまった喫茶店でした。新聞だけでなく、普段読まないような『アクション』といったちょっと通好みの濃い漫画雑誌があるのが独特で好きでした。

 この前、ふと新着本のコーナーにあった『もっと音楽が好きになる上達の基本テューバ』(763.6ツ)が目にとまり読みました。
テューバ(チューバとも言いますが)は金管楽器の中でも一番大きく、オーケストラでは後ろの方でどっしり構えて演奏する重鎮的な楽器です。
楽器の中でも一番の低音で、オーケストラではベースとなる存在でもあります。単体ですと音は大きいですが、すごく低い音しか出なく、オーケストラで初めて重厚な低音が全体の中で効果的に響きます。

この本の面白い所は、ただ単にテクニックを紹介しているだけではなく、メンタル面もサポートしているのが良いです。
例えば〝失敗に学ぶ〟では、「本番の会場で楽器ケースを開けたら、楽器が入っていなかった!」という著者の大胆な失敗ぶりが紹介されていました。私だったら顔面蒼白で血の気が引いてしまいますが、それでも著者は「落ち込まない!「開き直る」「楽器のせいにする!」「失敗の原因を把握したうえで、忘れる!」と次々アドバイスしており、その強固な心臓はすごいです。

また「気乗りしない日は吹かない」といった気楽な考え方も書いてあり、楽器を好きになるためのモチベーションの保ち方がこの本のおすすめポイントだと思いました。

2019年05月06日(月)

 令和になった日からお祝いの旗や看板をあちこちで見ました。お正月の様なお祝いムードに包まれた連休だったと思います。
各地でも婚姻届けや出産など、お祝いに関する明るいニュースが多かった様な気がしますね。

ニュースはやっぱり少しでも明るいニュースが良いです。暗いニュースや腹立たしいニュースを朝から見ると気分が悪いです。朝から嫌な気分になりたくないので他のチャンネルに変えることもありますが、チャンネルを変えても同じ嫌なニュースだったりするとたまりませんね。

5日の新聞記事に市内の雲居寺で、服部一忠と今川義元の記念法要が4日にとり行われたという内容が書いてありました。服部一忠(小平太)は桶狭間で義元に一番槍をついた人物で、首をとったのは毛利新八です。世間的には一番槍の一忠(小平太)の方が認知度は高いようで、時代劇で桶狭間のシーンがあるとほぼ登場します。もっと津島市出身だという事をアピール出来ると良いですね。

2019年04月29日(月)

買い物のおつりに平成31年の10円玉が入っていました。レアな感じでちょっとうれしいです。

最近買い物で○○ペイというキャッシュレスの決済方法が流行ってますね。お勘定する際にお店のQRコードをスマホで読み取って支払いをするシステムだそうで、最近では百均のお店や、老舗の個人商店まで取り扱っているのを見ました。私が最初に知ったのは年末のニュースだったと思います。何人かに1人が支払った内の幾らかを還元するということで、色んなお店に駆け込むように決済している様子をテレビで見ました。

私はこの○○ペイの決済はまだ利用したこと無いのですが、プリペイド方式の電子マネーは以前に比べ、スーパーやコンビニ等でよく使うようになりました。店によっては提携しているポイントカードとの組み合わせも可能になってきているので、一つの買い物で複数の提携先にポイントがついたりします。そうなるとレシートに全ての情報が印字されてくるので、1枚の長さが20センチ以上になることがあります。あまりに長すぎるレシートなのでどれが購入金額を指しているのか探す時もありますね。

2019年04月22日(月)

 今月発売の雑誌見ると発行年が「令和」になっていて、徐々に新しい元号が浸透してきているのを感じました。
もうすぐ大型連休ですね。館内のガイドブックコーナを見ると『るるぶ』のシリーズがほとんど貸し出され、棚に見事なまで空きスペースができていました。特に中国・四国地方が人気の様で、一時は一冊のみしか残っていませんでした。

令和と言えば、この前は「天皇陛下御即位三十年奉祝感謝の集い」での北野武さんの祝辞が話題になりました。ユーモラスな中にも天皇皇后両陛下の感謝の気持ちが込められていたのがとても良かったです。

中でも、幼少期に見に行ったご成婚パレードに関するエピソードが印象に残りました。母親に「頭を下げろ、決して上げるんじゃない」と言われ、そうしないと、バチが当たって、急におじいさんになっていたり、石になってしまうのではないかと思って頭を下げていたというお話は、まるで昔ドラマでやっていた『たけしくん、ハイ!』の一場面を想像するような内容でした。

この『たけしくん、ハイ!』というドラマは、昔NHKでやっていたたけし少年とその家族のお話です。祝辞のエピソードを聞いていたらまた観たくなりましたね。

2019年04月15日(月)

 二週間ほど前の天気の良い日、四日市の久留倍官衙(くるべかんが)遺跡まで行ってきました。去年は道に迷って近くのダムを見て帰った訳ですが、今回はリサーチしておいたので大丈夫です。1号線を四日市方面へ走り、途中で北勢バイパスに入るのですが、バイパスが高速道路に近い構造の道路なので、間違って高速乗ってないかと思いヒヤヒヤしました。

バイパスをしばらく走っていると遺跡に到着。「くるべ古代歴史館」という資料館がありました。中に入るとちょうどお客さんは私だけで、ボランティアガイドさんが丁寧に遺跡の経緯を案内してくれました。

この遺跡は飛鳥、奈良、平安(前期)時代の役所と倉庫の跡で、大きく三期にわけ建物の遺構が残っているとの事でした。現在は「八脚門」とその周辺を復元建設中で、来年公園としてオープンとの話です。ボランティアガイドさんの解説がとても興味深く、何だかんだで40分近く聞いていました。

遺跡周辺からも発掘物が出てきているそうで、今後どんな遺跡が展示されるのか楽しみです。

2019年04月08日(月)

 昨夜は強い雨が降りました。桜が散って路面が花びらだらけになっていました。花見もそろそろ後半ですね。

先週に続いて新着オススメDVDを紹介したいと思います。
まずは歴史もので『利休』から。原作は野上弥生子の小説『秀吉と利休』(913/ノ)、茶人千利休が豊臣秀吉の命で切腹に至るまでの内容です。切腹の最大の要因は何だったのか、秀吉の良き相談相手として大切にしていた利休との関係に溝が深まったその経緯とは、といった利休と秀吉を中心に話が展開していきます。また、桃山時代の様子が彩りも豪華に再現されている部分も見所です。

アニメーション映画では杉浦日向子原作の『百日紅』(さるすべり)
葛飾北斎の三女で自身も絵師として生きるお栄を主人公に置いた作品です。江戸時代の人たちの生活描写が丁寧に再現されており、それだけでも十分に楽しめる作品です。児童向けというよりはどちらかと言えば一般向けのアニメですね。

もう一つはドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto: CODA』
作曲家坂本龍一を約5年間密着資材した内容で、昨年Eテレでも放映されました。
現在の音作りの風景だけでなく、YMOの時代や、「戦場のメリークリスマス」「ラストエンペラー」といった音楽を担当した映画作品の時代など、当時の話等も含め坂本龍一の世界観を知ることができる作品となっています。

上記のようにジャンルはいろいろありますので、是非一度図書館で確認してみてください。

2019年04月01日(月)

 4月です。スーパーのレジがいつもより混むなあと思っていたら花見の買い出しのようでした。桜は咲きましたが風が強くてまだ少し寒いですね。

今月も新たにDVD資料が入りましたのでご紹介いたします。
まずはミステリーから。松岡圭祐原作の『万能鑑定士Qモナ・リザの瞳』、横溝正史原作で、市川崑監督が再び監督した『犬神家の一族』、昨年装いも新たに公開された『オリエント急行殺人事件』の3作品が入りました。中でも『犬神家の一族』は、名場面が多いので、あのシーンは何だったんだろうと疑問に思っていた方や、原作は読んだことないけどストーリーが知りたいという方にはおススメです。

電車関係もあります。児童向けでは、東京から大阪までの新幹線が楽める『東海道しんかんせんスペシャル』、国内各地で活躍中の新幹線が見ることができる『かっこいいぞ!E7系しんかんせん』といった新幹線モノが入りました。また、大人向けですと地元に根付く名鉄の歴史が振りかえられる『名鉄は今』といったのもあります。

今は貸出中になっている作品が多いので予約をおすすめしたいですが、是非、図書館に足を運んで新着のラインナップをチェックしてみてください。

2019年03月18日(月)

最近ちょっと寒くなった気がしますね。でも一部で桜が咲き始め、桃の花が見事に咲いているのを見たりすると、春らしくなってきたなあと思います。

先日、原付のオイル交換をしに行ってきました。ついでにタイヤの空気圧も見てもらったのですが、だいぶ減っていたので注意されてしまいました。自転車のタイヤと違い、厚みがあるので手触りの感覚では充分な空気量だと思っていたのですが、迂闊でした。寒いので乗る回数が少なかったというのもあると思いますが、やはり定期的に乗らないとダメですね。

原付といえばこの前初めて名古屋駅前を原付で通りました。今まで名古屋へは何度も原付で行っていますが、基本は郊外ばかりで、中心部へ行くのはもっぱら電車でした。いざ駅前を走ってみると、路肩に駐車もしくは停車している車が結構多く、3車線道路でも一番左側は危ない感じがしました。また、全て車線が右折のみという車線にも出くわし、とにかく駅周辺を抜けるまでは緊張の連続でした。

普段よく見る車道がこんな複雑なルートだったとは、と実感しながら帰宅した訳ですが、都心を運転するのを避ける人が多いという所以がよく理解できたような気がします。

2019年03月11日(月)

 3月11日は東日本大震災があった日です。当時、私は愛知県内にいて、出先の建物の2階で強いタテ揺れを感じたのを憶えています。
あまりに尋常じゃない地震だったので心配になって自宅へ電話を掛けたのですが、回線が混雑してつながりません。こんな時に限ってつながらない電話に苛立ったものでしたが、夕方になってTVで東北地方が津波でのみ込まれている場面をみて驚きました。ほんとに日本で起こっているものかと目を疑いたくような映像の連続で、家に帰ってもその話で持ちきりでした。

 この時期になるとTV等で当時を振り返ったり、被災者の現在を取材する番組をよく見ます。それと同時に当時の自分の状況や心境もふと思い出したりします。

2019年03月04日(月)

3月に入りました。昨夜から雨が降っていますが、雨が降るたびに暖かくなってきているような気がします。
街で「研修中」とプレートを出して走行しているバスを見掛けました。4月に向けて新しいスタートを切る準備が始まっていますね。

新しいと言えば先月末から新着DVDが入りました。一般向けから児童まで、幅広いジャンルで構成したDVDですので是非ご覧ください。
今回はその中でおすすめの作品をご紹介します。まずは時代劇から、図書館で現在も人気の『陽炎の辻』シリーズの完結編が入りました。また、同じ時代劇で藤沢周平の『花の誇り』『麦屋町昼下がり』の中の「榎屋敷宵の春月」が原作)も。どちらもNHKで放映された見応えある作品です。

続けて同じ時代劇で、司馬遼太郎原作の映画『関ヶ原』がおすすめです。石田三成を主人公に関ヶ原の戦いを描いた作品で、映画ならではの史実に基づいた再現描写が見所です。例えば首級にお歯黒を塗る場面や、関ヶ原の前哨戦で家康が昼食をとりながら戦況を見ているシーンなど、ドラマチックな部分と歴史的部分が両方楽しめる作品となっています。

他にも、住野よる原作の『君の膵臓(すいぞう)をたべたい』や、2016年の課題図書『ワンダー』(K933ハ)原作の『ワンダー 君は太陽』があります。原作が気になっている方は映画から入ってみるのも良いかもしれません。

今回紹介した作品は新着DVDにあります。他にもご紹介できなかった作品がありますが、是非一度図書館に来てチェックしてみてください。

2019年02月25日(月)

正午に外出した際、暖房にあたっているかのような陽の暖かさで、コンビニに10分程とめておいた自転車は椅子のところだけ暖かくなっていました。2月なのに3月を飛び越えて4月並みの陽気です。

先日、マッサージ枕を買いました。枕の中にローラーが内蔵されており、それが1回15分ぐらいグリグリ回って頭や腰等を揉みほぐしてくれるありがたい機械です。前に持っていたのですが、動かなくなってしまったので買いなおしました。この枕、けっこう気持ちよく、気が付くといつの間にか寝入ってしまいます。直で寝るとグリグリが強くて痛いので、毛布くらいの厚手の布を被せて寝ると丁度良い気持ちよさでマッサージしてくれます。

最初に買ったきっかけは、疲れが絶頂まで蓄積されてどうにも抜け切れなかったある日の事、たまたま立ち寄った電気店でふと目に留まり、躊躇せずに買ってきたのがこの枕との出会いでした。普段ならもう少し考えてから買うのですが、この日ばかりは不思議と何も迷いなく商品を手に取りレジへまっすぐでした。疲れは時に迷いすら忘れさせます。

それにしても、こういうアイテムを当てにするようなる自分を顧みると、疲れがとれないイイ歳になってきたんだなあとつくづく思います。

2019年02月18日(月)

先週は朝から暖かい日がありました。梅の花も所々で咲いていますね。本の返却日も2月から3月に変わり、4月はもうすぐそこなんだなあと少しずつ感じます。

『夜行バスで出かけましょう』(685.5/オ)を読みました。夜行バスを使った長距離旅行の楽しみ方を漫画で紹介した本ですが、長距離バスって思っていたより快適になっているんだなあと思いました。特に座席が一席ずつ間隔が離れていたり、フェイスカーテンといったカーテンによる仕切りがあるのはプライバシーの確保ができるのでありがたいですね。完全個室になっている席もあるそうなのでファーストクラスみたいな贅沢気分で味わえそうで一度は乗ってみたいです。

ただ、やはり気を付けなくてはいけないのは周りに人たちへのマナーですね。においの強い食べ物は控えるとか、消灯中のスマホの灯りに気を配るとか、おしゃべりだとか。バスは狭い空間なので些細な事でもストレスに感じやすいので細心の注意が必要となってきます。それさえクリアできれば目的地までの快適な旅になると思うのですが。本の中でもその事が所々に書いてありました。

バスと言えば京都から名古屋までの短い距離ですが乗ったことあります。とは言っても特段本に載っているような珍しいサービスも無く、ごく普通の観光バスでした。多賀のサービスエリアでトイレ休憩しただけでしたが、最後まで静かで隣に座る人もいなかったのでそれなりに快適だったと思います。

2019年02月11日(月)

朝は空気が凍てついてとても寒いです。先日は東京で雪が降っていたそうで、こちらはまったく降っていないのにそういうニュースを目にすると、東京はやはり北国に入るんだなあと思います。

館内奥の展示コーナーで過去の新聞記事を紹介した掲示をしています。
年代は年代順に1979年(昭和54年)・1989年(昭和64年/平成元年)・1999年(平成11年)の3つで、中日・朝日・毎日・読売の4紙から海部・津島地方で話題になった記事を紹介しています。中でも今回は昭和から平成に入った1989年がおすすめです。

読売新聞は「昭和天皇に黙とう」と、津島高校の始業式で黙とうをささげる生徒の姿が写真付きであります。私の学校でも黙とうした記憶はあります。テレビではずっと昭和を振り返る番組ばかりで、カラーテレビなのに白黒映像が一日中流れていた記憶があります。

また、中日新聞の地元ネタでは「職場ウォッチング」という記事の中で、西柳原町にあったホームセンターの〝プラスワン〟の紹介がありました。私も子どもの頃行ったことがあります。ホームセンターというよりはディスカウントショップというイメージの方が強いですね。当時はヨシヅヤ以外で何でも売っている店は珍しかったという記憶がありますが、この店はいつの間にか無くなってしまいましたね。今ではあった場所すら思い出せません。

新聞記事は随時また更新していきますので、懐かしい記事を楽しみにしていてください。

2019年02月04日(月)

今日は朝から風が強く、通勤途中の畑にあるペットボトルの風車はすごい勢いでカラカラ回っていました。風自体は思っていたより冷たくは無くそんなに寒くないので助かりましたが、明日はまた寒くなるそうで油断できません。

こういう時にバイクに乗ると当たり前ですけどすごく寒いです。普段着る倍の防寒対策をしないと骨の髄まで冷えきってしまい、元のコンディションに戻るまですごく時間がかかります。
以前、普段の外出程度の格好でバイクに乗った際、最初は少し肌寒く感じる程度で平気でしたが、30分ほど走った後、気が付くと足から頭まで完全に冷えきってしまい、辛くて体調を崩してしまいました。せめてこまめにコンビニ等で小休止して暖を取って行けば良かったのですが、気付いた頃にはもう遅く、家に帰るまでは寒さと痛さに耐えながらの走りでした。

この経験以降、冬に乗るバイクは装備をしっかりするようにしているのですが、この時期に薄着でバイクに乗っている人を見掛けると、あの骨の髄まで冷え切ったあの時の事が思い浮かびます。

2019年01月28日(月)

毎日寒いですね。館内全体が温かくなるまで時間がかかってしまい申しわけございません。
乾燥もすごいですね。今日は時おり小雨でしたが、今月に入って雨の日をさかのぼると1日ほどでした。先週は雪のちらつく日もありましたが、天気予報で乾燥に注意と呼びかけるほどですので風邪等の感染予防に心がけたいです。

雪と言えば、雪が降るとバイクは滑りやすくて危険です。
いつかは忘れましたが、バイクで名古屋から帰宅途中にちょっと小休止していた時、急な猛吹雪となり帰宅が大変になったことがありました。

道が真っ白になってしまい、少しでも通りやすい車道の轍(わだち)になっている所を通ったりしたのですが、想像以上に滑りまくり、途中から歩いたり乗ったりの繰り返しで、緊張の連続でした。
最大の難所が橋で、緩やかな傾斜なので始めは渡れると思っていましたが、雪の影響で予想以上に滑り登れず、エンジンがうなるだけで危険でした。結局路肩に寄り、押して渡ったのですがその頃には雪も更に深くなってしんどいことしんどいこと。反対車線側の自動車はスタッドレスタイヤに替えていない車で、橋を登れず大苦戦しており、後続の車の人が降りてその車を押したりで急な吹雪に道路は混沌とした状態になっていました。
その後も吹雪は続き、道を間違えたりしてホワイトアウトみたいな状態になったりしたのですが何とか帰宅できました。バイクを見るとタイヤの隙間には雪がビッシリ詰まっており、翌日にはそれが氷になって2日以上融けず固まっていました。

普段は何でもない道路や橋でこんなことになろうとは思いもよらず、自然の猛威と驚異を目の当たりにしました。

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