図書館だより

2020年01月16日(土)

愛知県に緊急事態宣言が発令されました。
当館は通常通り開館していますが、本日から緊急事態宣言が解除されるまで、2階学習室の利用を中止いたします。
ご不便をお掛けいたしますが、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

さて、1月15日は、「いい(1)いち(1)ご(5)」の語呂合わせから、いちごの日だそうです。
果物は全般的に好きなのですが、その中でもいちごはトップ3に入るぐらい大好物なので、いちごが出回る季節を毎年楽しみにしています。
まだお値段は高めですが、スーパーでも見かけるようになってきましたし、飲食店でもいちごを使ったデザートメニューが出てきているようです。
いちごは形も可愛らしいですし、鮮やかな赤色が華やかで、見ているだけでも元気をもらえるような気がします。
よくパフェを食べに行っていた地元のカフェが今月で移転するとの話を聞き、ちょっとさみしいですが、少し遠くの同じ市内に移転するとのことなので、また落ち着いたら伺いたいと思っています。
早く安心して出掛けられるようになってほしいものです。

2021年01月15日(金)

年末年始に、9月ぐらいに購入してからずっと眠っていたデスクトップパソコンをようやく箱から出して設置しました!
いやあ長かった。ずっと「やらないとなあ」と思ってはいたのですが、ね…。

「これで10年以上使用した年季の入りまくったノートパソコンとはおさらばじゃ!」と思っていたのですが、ノートパソコンの方に入れていたセキュリティソフトの解約をしないといけないのにIDとパスワードを忘れてしまいました…。10年以上前に登録した時のメールなんてとっくに消えているし、どれで登録したかすら覚えてないよ( ;∀;)

そしてタイミング悪くWindowsのアップデートが掛かり、アップデート中にエラーが起こりました。そしてもエラー修復プログラムもうまく動かず、初期化するしかない状態に…。トラブル起こり過ぎでは??
さらにさらに初期化されたことにより、セキュリティソフトも消えました…。もしかしてソフトからネットに自動ログインできるかなと思ったのに、それすらもできなくなってしまった…。完全に積んだ。
調べてみると、電話で問い合わせしろ?え、平日の日中だけ?えーーめんどくさいなあ…。と現在ずるずる先延ばしになっております。

でも新しいパソコンになって良いこともありましたよ!
起動が15秒で済むようになりました!!
ノートパソコンの時は起動に20分近く掛かっていたので、パソコンを立ち上げたことすら忘れてしまったりして、パソコンでの作業が全く進まなかったのですが、これでようやくストレスフリーなパソコンライフが!!うれしい!

………さて、次はコピー機を箱から出すか。

『すぐできる74の“パソコン機能”スッキリ整理術』(笠井 千晶∥著) (新着)
『Windows 10の「困った」「トラブル」を自力解決!』(日経PC21∥編) (007.6/ウ)

2021年01月14日(木)

コバルト文庫の『夜の虹』(毛利 志生子/著)という作品が好きだったのですが、2巻まで発売されたあとは音沙汰がありませんでした。完結したわけではないだろうから、きっと続きはある、と思いながら続巻が出るのを待っていたのですが、それからかれこれ約10年経ちました。もうすっかり忘れてしまっていたのですが、先週の★さんの記事を読んで、この作品のことも、続きを待っていたこともようやく思い出しました。
あれから、2巻から先は出たのか気になり、検索してみるも、続きはないようで少しガックリしました。多分、もう、出ないんだろうなぁ…。
当時、『夜の虹』と併せていっしょに読んでいたのが同じコバルト文庫の『ピクテ・シェンカの不思議な森』(足塚 鰯/著)シリーズでした。実は読んだことも忘れていて、タイトルも思い出せなかったのですが、『夜の虹』の続巻のことを調べていたら、急に“人狼の男が幼い女の子に毬を拾ってあげるシーン(挿絵)”(…で合っているハズ)を思い出して、ウワー!この作品なんだっけ!?!?と気になってしょうがなく、必死に調べました。不思議なことにタイトルを完全に忘れていたのに、『ピクテ・シェンカの不思議な森』の文字を見ただけで「コレだ!」とピンときました。そして表紙の絵を見て「コレだコレ!!」と確信。当時は学生だったので、おしらく自分のおこづかいでは全部を揃えられず、最後まで読めていないと思います。物語も、婚約をぶっちするために主人公が長い髪を切ったぐらいしか思い出せません。もうちょっと頑張って思い出せよ、自分。
実は『伯爵と妖精』(谷 瑞恵/著)(これもコバルト文庫)も当時読みたくてしょうがなかったのですが、私が興味を持ったころにはすでにシリーズが結構出ていて、自分のおこづかいでは到底揃えられそうにないから諦めたんですよね。
それらの経験をふまえると、気になる小説がシリーズものであり、さらに図書館に所蔵している。しかも自分は学生である(おこづかいだけでは厳しい!)、という人こそ図書館をぜひ利用して!と思いますねぇ。

『風の王国』1 毛利 志生子/著
『思い出のとき修理します』1 谷 瑞恵∥著

2021年01月13日(水)

まずはお詫びを。
先週の図書館だより、結局何が言いたいのさ…な展開ですみません。
いつもなら半端になりそうな時点でまた後日にする(そしてそのままフェイドアウトすること多数……)のですが、どうしても触れておきたくて半端なまま出しましたすみません……
というわけで、また時間や機会があったら改めてもう少しちゃんと構成を考えて書きたいな~と思います。

話は変わりまして、1月の本の展開を始めました。

今回のテーマの中で、一番本選びが楽しかったのが南極に関する本です。
これまでにも、名古屋市科学館の極寒ラボで南極体験に参加したり、名古屋港にある南極観測船「ふじ」に乗って展示を見て回ったりしたことはありますが、パラパラと資料を確認して改めて極地の厳しさを感じました。
また、紙幅の都合上今回の掲示文書には生かされませんでしたが、南極越冬隊の中に一般企業の社員さんが出向してきていることを初めて知り驚きました。
そもそも、南極でも日本と同じように(と言っても低速ではあるそうですが)ネットが出来るということがすごい……

そんな南極にゆかりの記念日は明日14日ですね。「愛と希望と勇気の日」。
掲示のには「あんぱん顔のヒーローを思い出す」と書きましたが、アラサーの私にはそれより思い出すものがありました。
それは『赤ずきんチャチャ』。
「愛と勇気と希望の名のもとに~」まさにチャチャの日(違う)
正しい理由はこちらでご確認ください→

さて、愛知県も緊急事態宣言の対象になりそうですね。
宣言を受けて開館・サービス状況に変更があった場合はお知らせに掲示がありますので、来館前にトップページもご確認ください。
それでは。
 
 
『ダ・ヴィンチ』2020年4月号(少女小説特集)
『南極日和~極地を「仕事」にする人たち』(南極で観測に従事した人・観測を支えた人へのインタビュー)
『SMAP 25 YEARS』SMAP/歌(アニメ版チャチャの主題歌だった「君色思い」収録)
『黒笑小説』東野圭吾/著(チャチャが変身アニメになったことを考えると思い出すのが本書所収の「臨界家族」)

2021年01月12日(火)

2020年と書こうとしてしまう・・・。2021年になってからもう12日です。

【急募】手の甲の痒みをとめる方法!!
アルコール消毒のし過ぎなのか?乾燥からなのか?気圧なのか?痒くなります。(蕁麻疹ではなさそう)
お湯をさわったりすると酷くなるので気をつけていますが、荒れたら2・3時間ほど痒いまま(´;ω;`)
病院が1番の解決策ですかね?(病院行きたくない)

最後になってしまいましたが、村上春樹さんのお誕生日です。72歳おめでとうございます。

『バースデイ・ガール』
『村上さんのところ』
『村上春樹雑文集』

2021年01月11日(月)

 今年に入ってからほぼ毎日、凍てつく様な寒さですね。今日は水道の水がいつもより冷たいです。バケツ水は表面が凍り、裏返してみると1センチくらいの窓ガラスの様な厚みの氷ができていました。
毎年冬になると指先がガサガサになってしまい、パソコンの指紋認証がまったく認証してくれません。反対に夏場は難なくすんなりと認証してくれるのでその落差は大きいです。

寒いと暖房が必要になってくる訳ですが、エアコン以外に小型のヒーターや、他の電化製品を使っていると電圧に強い負荷がかかってブレーカーが落ちてしまいます。今年に入ってから家で何度かやらかしてしまいました。何か消費電力を抑えて使える暖房器具がないかと思って、昨年末買ってみたのがカセットコンロのボンベを使ったヒーターでした。買う前はあまり期待していなかったのですが、思ったより暖かいです。ただ、暖かくなる範囲が狭いのが難点です。

2021年01月10日(日)

2021年もあっという間に10日が過ぎようとしていますが・・・明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。

みなさん、年末年始はどのようにお過ごしでしたか?わが家は10年以上前から「年末大掃除制度」を廃止していることもあり(寒い時は汚れも落ちにくいし、無理な姿勢を取って年末年始の病院が休診の時にケガをすると大変なので、大掃除は春と秋に移行しました。オススメですよ~)、いつもの年末は年忘れ旅行に出掛け、いつもの年始は買い物や初詣や温泉や美術館に出掛け・・・つまり、年末年始は殆ど出掛けているのですが、今年は新型コロナウイルス感染症対策のため全て自粛。運動不足解消のため1日2回ウォーキングをする(歩き過ぎかもしれません)、生活に必要なものの買い出し(ショッピングにあらず!)以外の時間は、おうちでの時間を過ごしていました。まさに、コーナー9「冬はおうちで。」状態(笑)。

というわけで、年末年始は「積ん読」していた本を読んだり、テレビを見たり、自宅でヨガをしたりして過ごしていましたが、年末一番のお楽しみといえば・・・「紅白歌合戦」ではなくて、「第23回みうらじゅん賞」の発表です。昨年テレビが壊れてしまって買い替えたので、PCを起動しなくてもリビングのテレビでYouTube視聴が可能となったため、今年はソファーにのんびりと座って発表を見ることができました。うーん、面白かった!!

さて、明日は「成人の日」ですね。民法改正により、来年2022年4月1日から成年年齢は20歳から18歳に引き下げとなりますが、やはり20歳という年齢は大きな節目にあたるように思います。今年はコロナ禍のため、式典の開催については変更・縮小・中止となる自治体も多く、悲しい思いをされている新成人の方もいるかもしれません。「はなむけ」とは少し異なりますが、新成人となる皆さんへこんな書き出しではじまる小説をご紹介します。

僕は二十歳だった。それが人生でもっとも美しいときだなんて誰にも言わせない。(ポール・ニザン/著『アデン、アラビア』。訳は河出書房新社から出ている『世界文学全集 1-10』の小野正嗣さんの訳です)

大人になった今振り返れば、人それぞれに二十歳があるということです(余談ですが、私自身も思うところがあり成人式には参加していません)。厳しい社会状況、そして多くの制約の中での船出となりますが、新成人の皆さんおめでとうございます。人生はまだまだこれからです。つらい時がずっと続くわけではありません。ひとつでもいいので大好きなものを見つけて、大好きなものと自分自身を大切に人生を楽しんで下さいね。

最後にひとつお知らせを。「ばぁば」の愛称で親しまれた料理研究家の鈴木登紀子さんが昨年12月28日に他界されました。コーナー9「追悼2020」に追加という形で本を紹介しております。NHK「きょうの料理」でお見掛けしていた柔らかな微笑みをもう見られないかと思うとので淋しくなりますが、今頃はハンサムでご自慢の「じぃじ」と再会されているのでしょうか?心よりご冥福をお祈り申し上げます。

2020年01月09日(土)

新年が明けて、もう9日経つのですね・・・!
図書館は、4日から開館しております。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年のお正月は、家で過ごしたという方も多いかと思います。
私も今年は帰省せずにずっと家にいたので、かなりのんびり過ごしました。
初日はやる気スイッチが入り、荒れ放題だった部屋の片づけと年賀状作成を、気づけば夜が明けるまで一気にまとめて作業したのですが、体力、気力を使い果たしてしまい、残りの日は抜け殻のように過ごしてしまいました・・・。
何事もほどほどにしなくてはいけませんね。
計画的に物事を進められるようになりたいものです。
でも、普段できなかった細々としたことができましたし、ゆっくり休養できたのはよかったです。

ままならないことが多い御時世ですが、今年は少しでも好転しますように。

2020年01月08日(金)

ついに2021年ですね。
令和になってもう3年経ったのかあ…早いなあ。
今年の(す)の年末年始は、体調のこともあったので大掃除はぼちぼち、ですね。

相変わらず悩みまくっている本の断捨離ならそんな体を動かすこともないので、気長に選別していたのですが、「この本どうしよう…。うーんこのシーンたまに読み返したくなるから、残留組…」とうんうん唸っていたら近所のお寺からゴーンと鐘の音が。
時計を見てみると00:01の文字。年越しの瞬間立ち読みしていました…。
あ、あけまして立ち読みしています状態…。(;´・ω・)

あとは友人たちとテレビ通話をして、おもちを食べて、おせちを食べて、テレビ通話をして、おせちを食べて、おもちを食べて、おもちを食べて…、おもちを……。

体重計にはしばらく乗らないでおこう。

『おもち The MOCHI recipe book』(入江 亮子∥監修) (596.3/オ)
『ばぁばのおせち』(鈴木 登紀子∥著) (新着)
『お雑煮マニアックス』(粕谷 浩子∥著) (383.8/カ)

2021年01月06日(水)

2021年になりました。
今年もどうぞよろしくお願いします。

今週は年末に出し始めた1月の本についてのお話をしようと思っていたのですが……
Twitterというかnoteで良い記事を見かけたのでそちらにちなんだ話を少しだけしたいなと思います。

皆さんは、講談社から出ていた「TEEN’S HEART(ティーンズハート)」という文庫レーベルをご存知でしょうか。
刊行されていた当時は知らない、という方も、小野不由美さんの「ゴーストハント」こと「悪霊」シリーズが出ていたところ、と言えば伝わる方も多いかもしれません。
集英社のコバルト文庫(こちらは赤川次郎さんの吸血鬼シリーズなどが出ていたところです)と対を生す(と個人的には思っていた)講談社の中高生を主対象とした少女小説レーベルだったのですが、いかんせんコバルトほど読まれてなかtt(略)……
実際、周りの友人知人にもコバルトを読んでいたという人は多いのですが、ティーンズハート読んでたよ、という人に私は出会ったことがありません…悲しい……
少女漫画で言えば「りぼん」派・「なかよし」派、周囲では拮抗していたはずなのに何故……

勢いだけで書き始めたので、何をどう書いてどう纏めるか書きながら考えていたのですが、一晩経ってもいい案が思い浮かびません……
きっかけになった記事と、今日の投稿を書くにあたり(記憶の補完等のため)ウィ●などを参照させてもらったのですが、詳しく知りたいような知りたくないような事情も見えてしまってどうしましょうか……

そうそう、コバルト文庫もオレンジ文庫刊行以後どうしているのだろうかと思っていたら、こちらも紙媒体は2年前に定期刊行休止(電子版配信のみ)になっており、今後はオレンジ文庫に統一されるのかな、といった雰囲気のようです。
時代の流れとは言え、寂しいなぁ~と思う2021年はじめです。
この話はまた、時間と機会があれば書きたいなと思います。

改めまして、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
来週こそ1月の本について書ければいいなと思います。
ではでは。 ←こういうところ、少女小説のあとがきっぽい?笑
 
 
きっかけになったツイ↓

『コバルト文庫で辿る少女小説変遷史』嵯峨景子
ティーンズハートについての章もあるそうです。読んでおかねば。

ティーンズハートについて、以前ちょっとだけ触れていた図書館だよりはこちら↓
2018年に書いた図書館だより
2019年に書いた図書館だより

2021年01月05日(火)

あけましておめでとうございます。
年末年始はいかがお過ごしでしたか?

私の年末大掃除は毎年窓拭き担当なので寒い!担当替え希望今年もダメでした。
そして31日は泣きました・・・母が。(← みてたら泣けなかった私)
感想はとてつもない個人的なものなので略。

年始は毎年0時にはお参りに行くのですが、今年はカウントダウンのみ視聴。
朝お参りに行きましたが人と会うこともなく・・・。
2日or3日は祖父の家または名古屋に買い物。が、やはりこのご時世、中止。

いつもよりのんびりとした年末年始を過ごしました。
のんびりとしたのにあっという間に仕事始め。
ぼーっとしていたから、いろいろ緩んでますね。

気を引き締めて、また1年よろしくお願いいたします。

2021年1月4日(月)

 新年明けましておめでとうございます。今年も津島市立図書館をよろしくお願いいたします。
当館は今日(4日)から開館しています。キリの良い月曜日からの始まりです。

年末はギリギリまでため込んでいた大掃除をしてちょっと疲れました。
年始は人が少なそうな昼過ぎに、運動も兼ねて津島神社へ初詣に行きました。
その帰り、公園の広場で凧揚げしている子どもを見ました。凧揚げの光景を見るのは久しぶりで、ゲイラカイトが天高く揚がっていました。
凧揚げといえば小学生の頃、祖母の家の前にある刈田で凧揚をしたことを思い出します。自分の身長の何倍も高く挙がって行く凧がとても楽しく、飽きることなくずっと遊んでいた記憶があります。

2020年12月28日(月)

 当館の今年の開館は今日(28日)までです。今年も図書館をご利用いただきありがとうございました。来年は4日から始まりますのでよろしくお願いいたします。

毎年、年末になるとごっそり貸出され、棚がガランとなっているはずの『るるぶ』ですが、あまり動いていない様子です。今日の朝刊にも載っていたGO TOトラベルが全国一斉停止になった影響を感じます。実は私も旅行の予定があったのですが、この波を見事に被ってしまい中止になってしまいました。こういう時こそお家で読書ですね。

中止といえば、当館でも今年は臨時休館、イベントや講座の中止等が次々とありました。とはいえ、全てがネガティブな出来事ばかりという訳でも無く、館内に消毒機、消毒液の設置、返却本の消毒やテーブル等の消毒作業など、昨年と比べ当館の衛生面が格段に上がったという良い面もありました。

色んな事が変わり過ぎた2020年でしたが、何はともあれ皆さん良いお年をお迎えいただければと思います。

2020年12月27日(日)

一昨日、12月25日金曜日の夜7時頃に1人で車を運転していたら、正面に大きな花火が見えました。一瞬、目を疑いましたが次々と打ち上がる冬の花火がとても美しく、運転中なのに見惚れてしまいました。思えば、この日はクリスマス・・・。少し調べてみると、豊田市や鹿児島市では医療従事者への感謝とコロナ禍に苦しむ市民を元気づけることを目的として、たくさんの花火が打ち上げられたそうです。私が運転していた方角を考えると、岐阜方面で上がった花火かな??・・・と思いますが、次の日にまわりの人たちに尋ねても、打ち上げ花火を見たという人は一人もおらず、詳細は不明のまま。サンタさんからの素敵なクリスマスプレゼントだったのかもしれませんね。

まず、最初にお知らせを。12月23日に作詞家・作家のなかにし礼さんが亡くなりました。今から20年程前にドラマ化された『兄弟』は、兄をビートたけしさん、弟を豊川悦司さんが熱演されていて、とても心に残る作品でした(ちゃんと原作も読んでいます!)。コーナー9「追悼2020」に、追加という形で本を紹介させて頂きました。格好良い昭和の大人の男性が、また一人この世を去りました。心よりお悔やみ申し上げます。

さて、今回が私にとって今年最後の「図書館だより」となります。それにしても2020年は大変な年でした。春の臨時休館、そして再開後の利用制限について、図書館利用者の皆さんにご協力頂きましたこと、心よりお礼申し上げます。私たち、図書館職員も返却された資料のアルコール消毒をはじめ、多くのことに取り組んで参りました。一年が終わろうとする今、果たして何冊の本を消毒したのかな、とふと思います。残念ながらコロナ禍の収束まではまだまだ時間がかかりそうですが、迷いながらも前に進もうとした今年の一日一日が実りあるものと繋がることを心から願っています。

最後にひとつ明るい話を。先日の新聞に、ある会社が行った意識調査でコロナ禍に見舞われた2020年、子どもたちが選んだ今年の漢字が「笑」だった、という記事が載っていました。理由として「コロナでも笑顔で頑張れた」、「友だちや家族といっぱい笑った」が挙げられたそうです。2位は「幸」で、こちらの理由は「学校に行ける幸せを感じた」、「家族と過ごす時間が幸せ」と紹介されていました。んん、私たち大人も子ども達に負けないよう、小さな幸せを大切にして笑顔で過ごさなくてはいけませんね。では、良いお年を。

『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』岩井俊二∥原作・大根仁∥著
『サンタのおばさん』東野圭吾∥作・杉田比呂美∥画

2020年12月26日(土)

11月28日の図書館だよりに、アドベンチャーワールドで男の子の赤ちゃんパンダが誕生したことを書いたのですが、今週、実は女の子だったことが判明したとの発表がありました。
お?!おお~!!びっくりです!
赤ちゃんパンダの生殖器は未発達なので、見分けるのが難しいこともあるそう。
何はともあれ、元気に育ってくれていることが嬉しいです。
今はインターネットで毎日赤ちゃんの様子が見られるのでありがたいですね。
生まれた時はねずみぐらい小さかった体重は6倍に増えて丸々とした体型になり、全身ピンクだった体は白黒模様がくっきり出てきて、つるんとしていた皮膚には毛がふんわりと生えてきて、ずいぶんパンダらしくなってきました。
変化が毎日目に見えてわかる成長の早さに驚くとともに、愛らしいしぐさや生命力の強さは日々感動を与えてくれています。
これからも健やかに育っていってほしいです。

今回で私が担当する今年最後の図書館だよりとなりました。
一年お付き合いいただきまして、ありがとうございました。
今年はいろいろと制約があり、いつもどおりのお正月とはいかないかもしれませんが、皆様どうぞお身体に気を付けて、良いお年をお過ごしください。

『パンダの丸かじり』東海林 さだお∥著 朝日新聞出版 
『パンダのあかちゃん ほんとうのおおきさでみてみよう!』(児童書)ひさかたチャイルド
『いもうとがうまれたよ! パンダのあかちゃん』(紙芝居)中井 はるの∥作 教育画劇

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