図書館だより

2015年03月03日(火)

この前、知人が・・・
「中学の修学旅行以来で、日光の東照宮に行ってきたわ。
中学生の頃は、本当に東照宮も壮大に見えたけど、大人になって
から見ると、あの頃よりこじんまりと見えた。」と話していました。

そういう事って、いろいろな場所でありますよね。

母校の小学校に入った時、自分もそう感じました。
小学生の頃に一生懸命上った階段も、あのころは大変だったけれど、
大人になって上ると1段1段が低く感じましたよ。
広かったはずの教室も、なんだか狭く感じたり。

大人と子ども。見かたもその時の感じ方も全然違うので、そんな知人の話を
聞いて、昔、行った修学旅行の場所にも、行ってみたくなりました。
子どもの時とは違った観光ができるかもしれませんね。 (お)

『楽しい修学旅行ガイド 日光』(K/291/タ)
『修学旅行の本 日光』(K291/シ)
『日光東照宮の謎』(175.9/タ)(閉架)

2015年03月02日(月)

ある日のこと、部屋の掃除をしていたら懐かしい物が出てきました。ファミコンの本体
とそのカセットです。ファミコンと言えば、新着本で『任天堂コンプリートガイド』(589.7/
ヤ)という本が出ていますが、1983年に発売されて今年でもう32年の歳月が経過して
いるそうです。

最初親戚の家でファミコンの存在を目の当たりにしたとき、テレビに向かって遊んでいる
姿を後ろから見ていて「すごい、テレビの中の人間(キャラクター)を操作してる!」
と純粋に感動した憶えがあります。また、その後に親が買ってくれるとは思ってもいな
かったので当時かなりうれしかったせいか、その月日を未だに記憶していたりもします。

買ってもらった当初はとても大事に扱っていて、終わったら箱にコードと一緒にきちんと
閉まっていましが、いつの間にかゲーム禁止になり押入れの奥にしまわれてしまいました。
もう今となってはテレビにファミコンをつなげる事もできないのですが、手元に残ってい
る「スーパーマリオ」と「四人打ち麻雀」をみていると当時を思い出します。

昔はゲームなんて、こんな面白い物一生飽きる事なんてないだろうと思っていましたが、
歳を重ねると自然と遊ばなくなってしまうものなんですね。 (伊)

2015年03月01日(日)

今月は、メインカウンター横のミニコーナーに“桜”の本を集めました。

桜というのは、一年の経過を強く感じさせますね。
桜が咲くと、“ああ、また一年経ったんだな”って。

歳をとるにつれて桜への思いが強くなってきたような気がするのは、
“桜を見られるのはあと何回かな”っていう思いがあるからかもしれません。

今年の開花はいつでしょうか?
メインカウンターの横は、もう満開です。(ふ)

2015年02月28日(土)

(お)さんが図書館だよりに書かれていた、「ぐりとぐら展」に行ってきましたよ~。
友人から招待券をもらったのですが、『ぐりとぐら』は大好きな絵本なのでラッキーでした。
招待券もたまごの形をしていてとてもかわいい!
これは行く前から期待が高まります♪

展覧会もとてもよかったですよ。
『ぐりとぐら』シリーズや『いやいやえん』などの原画がずらーっと展示されており、鉛筆の下書きの跡や白で修正した跡、切り貼りした跡から臨場感が伝わってきて、当時の制作風景を垣間見た気がしました。

当時掲載された雑誌『こどものとも』の現物も展示してあり、あまりの懐かしさに胸が熱くなりました。
通っていた保育園で初めて手に取り、夢中でページをめくった思い出が一瞬でよみがえってきました。
小さい頃の記憶はあまり覚えていないものですが、強烈に心に刻まれた思い出は覚えているものですよね。
「ぐりとぐら」との出会いは、それほど衝撃だったんだなあと改めて思いました。 (い)

『ぼくのなまえはぐりとぐら えほん「ぐりとぐら」のすべて』福音館書店 726.6ホ
『ぐりとぐら』中川李枝子/さく 大村百合子/え 福音館書店 Eクナ
『いやいやえん』中川李枝子/さく 大村百合子/え 福音館書店 K913ナ

2015年02月27日(金)

とある図書館員の呑気な会話

べ「次の絵本の特集は、ヨーロッパ絵本です!!とにかくイギリスが多い!イギリスは別でまた特集しましょうか~^^」
★「やるなら英米といっしょにやると探しやすいんじゃない?」
べ「なるほど!それもそうですね!!・・・タイトルどうするんですか・・・」
★「イギリスとアメリカの絵本~絵本から歴史を学ぶ~」
べ「かたーーーーーいっ!!!!!かたいですよ!★さん!!!子どもの心をわしづかみにしないと!!!」
★「じゃあ、べさん考えてよ~~~~~」

ちなみに、私が考えたタイトルがわりと洒落にならなく、それを言ったら★さんが洒落にならなくなるよう考えてくれた結果がこれです。・・・なんだかならなくならなくと書いているとわけがわからなくなってきました(笑)

と、いうことで『おしえてえほんせんせい』の次のコーナーは『ヨーロッパの絵本』です。
ヨーロッパの作家さんの絵本は多いので、出版が若い順に出していこうと思います!(べ)

2015年02月26日(木)

先日、用事があり京都にでかけました。
残念なことに観光はまったくできず、行けたのは京都駅の伊勢丹ぐらいでした…

その際地下鉄にのったのですが、何とマナカ(カタカナで表記すると違和感ありますが、この地域でおなじみの交通系ICカードのことです)が使えるようになってました!
便利になりましたねー!!
調べてみたら、京都の市バスでも交通系のICカードが使えるようになったみたいです。
バスのときに小銭を崩すのがめんどうな私にとって、とてもすてきなサービスです!
残念なことに今回マナカを持っていなかったので次回使ってみたいです。(し)

『日本の地下鉄』 (/686.2/ニ/)
『最新世界の地下鉄』 (/686.2/サ/)
『地下鉄が一番わかる』 (/516.7/イ/)

2015年02月25日(水)

先日、海部地区図書館の協議会で大府の図書館へ視察に行ってきました。

大府の図書館―おおぶ文化交流の杜図書館は、昨年7月にオープンしたばかりの新しい図書館です。
規模が大きいのと、新しいだけあっていろいろ最新設備が導入されているので、そういう点では真似できるものではありませんが、細かい部分での展示の工夫など、参考になる部分もありました。

さて、そんな大府の街でおもしろいモニュメントを発見しました。
じゃん!

泳ぐ人

大府市はWHOの提唱する健康都市連合に加盟し、スポーツ活動や健康づくりを推進しているそうで、このモニュメントもJR大府駅から旧図書館へ向かう”健康の道“と呼ばれるところにありました。
駅から歩いていくとまず頭の方が見えてきて、ちょっとぎょっとしたのですが…(^^;)
全体像が見えて、泳いでいる人だとわかったら笑えてしまいましたw

ちなみに、この先にはヨットで風を切る人と、反対側にはカヌー(カヤック?)を漕ぐ人と波乗り(サーフィン)する人がいました。
なぜすべて水に関わる競技ばかりなのでしょう?
水泳はともかく、健康づくりのためにする運動と言えば、ジョギングやマラソンの方が一般的では…?
海に近いですし、大府ではヨットやシーカヤックが盛んなのでしょうか?
大府に行く機会がありましたら、ぜひご覧になってみてください。

健康都市といえば、私たちが行ったときにはちょうど、図書館入口の向かいにあるスペースでスポーツ吹矢の講座? をやっており、ちょっと面白そうでした。

あ、新しい図書館はこちらとは反対側で、距離も歩いていくにはちょっと遠いので、駅前から出ているコミュニティバス―ふれあいバスに乗っていくのがおすすめです。
ただし、津島のふれあいバスと違ってmanacaが使えませんので、現金のご用意をお忘れなく。  (★)

2015年02月24日(火)

この季節の私の手は、悲惨なものです。・゜・(*ノД`*)・゜・。

冬のこの時期、指の関節は「主婦湿疹」でパクパクと割れ!
急に痒い症状も出ます。割れているのに痒いと、血が出ていても
かかずにはいられません。夜も眠れないこともしばしばです。
指先には、「あかぎれ」で激痛を伴い(>0<)、最悪な手になっています。

ハンドクリームを、どれだけ塗っても、あまり良い効果も得られず
辛い思いをしていますよ。

早く暖かくなって、手の調子が良くなる季節になってほしいです (お)

「皮膚のトラブルが治らないときの本」(494.8/ヒ)
「おとなの肌のかゆい!を治す カサカサもボツボツも解消!」(494.8/オ)
「知っておきたい皮膚の健康学」(494.8/イ)
「肌のトラブルで悩む人に あなたに合った正しいスキンケア」(494.8/ハ)

2015年02月22日(日)

昨日、図書館で中川ひろたかさんのイベントがありました。
自分は折り悪く出張でした。後で聞くと、館内は中川さんを迎えて相当盛り上がっていたようです。
うむむ、残念!
イベント内容については、このブログで近日中に報告があるとのこと。楽しみに待っています。

ところで、館内の入口には先週から「戦時下の津島(出征兵士編) -戦後70周年を迎えて-」というタイトルで展示を行っています。
今回、図書館で所蔵する資料に加え、多くの方から地元の貴重な資料や珍しい資料もお借りしています(3月20日まで)。
戦時下の地元について考える一助となれば幸甚です。来館の折にはぜひご覧ください。

なお、展示の概要は津島市立図書館の展示(PDF)で参照いただけます。(園)

2015年02月21日(土)

一度は観てみたいと思っていた3Dマッピングをついに観てきました。
大阪城をスクリーンにして、リアルな映像が次々に映し出されるのですが、すごい迫力で思わず引き込まれました。
今の技術はすごいですね!

朝から雪がチラチラ舞うような寒い日の屋外でしたが、観に行った甲斐がありました。
入口にはイルミネーションで彩られたアーチがあり、そちらもとてもきれいでしたよ。

近辺だと、ラグーナ蒲郡でも3Dマッピングをやっているようなので、いつか行ってみたいです。 (い)

『3D技術が一番わかる』町田 聡/著 技術評論社 547.8マ
『大坂城 歴史群像・名城シリーズ1』学研 521メ1

2015年02月20日(金)

名古屋の東山動植物園に、アルパカがまた入園したとのニュースをみました!
アルパカを見たことがないので、とっっっっっっても嬉しいです!
早く見に行きたいな~^^
今は東海3県では、この東山動物園でしか見られないようですね・・・(違っていたらすみません)
あのモフモフ具合と、表情がかわいいです!
ということで、私の大好きなユニークな絵本をご紹介・・・。

『アルパカパカパカやってきて』E赤

おはなし会で読んでみたら、最初みんなきょとんと聞いていましたが、どうやら気に入って借りてくれた子どももいました^^
みんなで声を出して読むのがおすすめかな~と思います!

早いもので、明日は21日(土)ですね!
図書館に素敵な絵本作家の先生がみえますよ~^^
ご来館の皆様、どうぞお楽しみに!!(べ)

2015年02月19日(木)

ようやく花粉症の薬を飲みはじめました!
例年より一週間ぐらい遅いので、すでに春が不安です。
そういえば鼻づまりの症状が出ているような…という感じですが
「病は気から」ということで気にしないようにしています。

さて、先日テレビをつけたら燻製をつくっていました。
チーズや肉などを燻製にしていましたが、燻製後のものは色が変化してて
おいしそうでした!
テレビなので味に関しては軒並み高評価でしたが、実際はどうなんでしょう?(し)

『中華なべで15分!燻製おつまみ』 (/596.3/オ/)
『おいしい燻製の作り方』 (/596.3/オ/)

2015年02月17日(火)

本日より、名古屋の百貨店では、あの!有名な絵本『ぐりとぐら』の
展覧会が始まりましたね。
3月2日まで開催されているそうですが、何せ、休みの日も慌ただしくして
いるので、行ってみたい気持ちはありますが、行けるかな~といった感じです(泣)

ぐりとぐらのおはなしの、大きな大きなパンケーキ♪
子どもの頃、こんな大きなケーキ!!食べてみたいな~と思いながら
うっとりして絵本を見ていた記憶があります。

展覧会では、原画も紹介されたり、中川李枝子さんと山脇百合子さんの絵本も
自由に読めたりするそうですよ。

図書館にも、中川李枝子さんの絵本がたくさんあります。
もちろん!あのパンケーキのレシピもわかる本だってありますよ~
ぜひ一度手に取って見て下さいね♪ (お)

『ぐりとぐらのてづくりブック』(596.6/ク)⇒パンケーキレシピ!載ってます。
『ぼくらのなまえはぐりとぐら』(726.6/ホ)
『いやいやえん』(K/913/ナ)
『くまさんくまさん』(E/クヤ)
『ぐりとぐらのおおそうじ』(E/クナ)
『ぐりとぐらとすみれちゃん』(E/クナ)

2015年02月16日(月)

『日本懐かし自販機大全』(582.4/ウ)という本を読んで、子どもの頃155線沿い
(だったと思います)にあった自販機とゲームセンターが半々くらいに設置してある
店を思い出しました。

そこにはたくさんの自販機があり、飲み物以外に普段見る事のないハンバーガーや
カップ麺の軽食類を扱う珍しい自販機が幾つかありました。中でもうどんの自販機に
関しては、あの狭い幅の中でどうやって調理されているのか、当時すごく興味津々で
不思議でした。

上記の本はそんな疑問に答えてくれる内容でした。読む前は、作り置きのレトルトに
お湯を入れるだけとか勝手な想像していましたが、器に入ったうどんを丁寧に湯切りして
麺つゆを加える行程で、うどんが飛び散らないよう工夫を凝らした写真が載っていました。
その単純そうで複雑な光景は、昭和時代の技術とアイデアがつめ込まれている感が満載です。

自販機の中で全て調理してしまおうという発想がとても面白くて好きなのですが、数年前
から東海地方にはもう存在していないらしく、一度は食べて見たかった私としてはとても
残念でなりません。 (伊)

2015年02月15日(日)

突然ですが、津島市立図書館の郷土資料のラベルの色をご存知ですか?
あれは“青”だと思いますか? それとも“緑”ですか?
私は当然“青”だと思っていたのですが、“緑”だという人がかなりいるのに驚きました。

前回、“真冬”という言葉のとらえ方が人さまざまということを書きましたが、
ここでも、人によるとらえ方の違いに驚かされました。
ましてや、世界の国々となると、もののとらえ方はかなり違うことでしょう。

“自分の常識がほかの人にとっては必ずしも常識ではない。”ということを知って、お互いを理解し尊重しあうっていうことは、日常生活から国際交流にいたるまで、とても大事なことのような気がします。(ふ)

『色の百科事典』 日本色彩研究所/編 丸善 (R/757.3/イ)
『異文化を知るこころ 国際化と多文化理解の視座から』 奥川 義尚・堀川 徹/編 世界思想社 (361.5/イ) 
『日本の常識はどこまで通じるか 異文化交流で失敗しないために』 ジョリー佐々木幸子・小池 弘道/著 風媒社 (361.5/シ)

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