図書館だより

2016年06月06(月)


神守分館の絵本。赤ちゃん向けのが揃っています。

6月、田んぼは田植えが終わり、その水面が鏡の様に空や街を写し出してとてもきれいです。
東海地方は梅雨に入ったそうです。出掛けるとき傘を持っていくか止めておくか迷う時期ですね。

日曜日、神守分室を担当しました。平日とは違い、ファミリーでお越しの方が多かった感じがしました。
4月から生涯学習センターで始まって約3か月、少しずつこの場所も前の所の様に賑やかになった気がします。

神守と言えば、先月は本館から図書の入れ替えをしました。一般は壁側の図書『ICTことば辞典』(007/ア)から『ロックの英詞を読む』(837.5/ハ)の辺りまで、児童は『少年探偵と4つの謎』(K913/シ)の児童新書等です。
先月まで本館の新着コーナーや各分類の棚にあった選りすぐりの図書です。お休みの日は是非ご家族で図書館に。 (伊)

2016年06月05日(日)

 2週間ほど前に、「デトロイト展」を目当てに豊田市美術館へ出掛けてきました。

これまでも行こうと思いつつも、ちょっと遠いのでなかなかお邪魔できずにいたのですが、いくつか用事も重なったので、思いきって出掛けてみることにしたのです。

晴天の土曜だったにも関わらず、思ったよりも空いていたこともあり、モネの『グラジオラス』やゴッホの『自画像』、カンディンスキーの『白いフォルムのある習作』、マティスの『窓』、ピカソの『読書する女性』など、一度は見たかった名画がじっくり鑑賞出来て、とても楽しい時間を過ごせました。ちなみに、私は絵を見にいく時は予習しない派です。予備知識なしで、絵を楽しむのが一番!・・・と思っているのですが、皆さんはどうでしょうね。

さて、絵も良かったのですが、美術館併設のレストランのランチも、とてもお値打ちで美味しかったです。谷口吉生氏の代表作といわれる建物も素敵で、「デトロイト展」を見に来たようではない親子連れがテラスで遊んでいる姿が印象的でした。もうちょっと近くにあれば、絵を見にいかなくても遊びに行きたいくらい楽しかったです。

先月の末、名古屋ボストン美術館が閉館するというニュースが流れました。正直、「やっぱり!」と思いました。いい作品が来ている時は、行く価値あり!と思ったのですが・・・興味のない展覧会だと行かなかったかなぁ。毎年赤字が続いていたことが閉館の最大の原因でしょうが…。

今回のように世界的な名画をお借りして、鑑賞するのはもちろん楽しいのですが、小規模で低予算であっても「行くだけで楽しい美術館」も個人的には好きです。図書館ももちろんそんな場所になればいいと願っています。レストランは無理でも、小さなことであっても、楽しい企画や工夫が出来ればいいなと思っています。(き)

2016年06月04日(土)

先日、テレビで「二重アゴの人とそうでない人の差は?」というのを観ました。
皆さんは何だと思いますか?
ちなみに、体重の差は関係ないそうです。

答えは・・・
「顔が前に出ているかそうでないか」!
なんでも、顔が前に出る(前かがみの姿勢になる)とアゴ付近の筋肉がゆるみ、アゴの肉がたるむそうです。
見極め方は、まっすぐ立って横から見た時に肩より耳の位置が前に出ているかどうか。
私はバッチリ顔が前に出ているタイプでした・・・。
小さい頃から二重アゴだった私は、「やっぱりなあ~」と思い当たる節がアリアリでした。
姿勢の悪さが二重アゴに影響していただなんて!
二重アゴだけでなく、姿勢が悪いと体のあちこちに不調が出てくるので、なんとか直したいものです。 (い)

『アゴを引けば身体(からだ)が変わる』伊藤 和磨/著 光文社 498.3イ
『ねこ背は治る!』小池義孝/著 自由国民社 498.3コ
『おとなの姿勢入門』福田千晶/著 山海社 498.3フ

2016年06月03日(金)

それは二週間前のこと。
(す)がいつものように自転車でえっちらおっちら通勤していると、目の前に長いロープが落ちている、と思いきや…うにょうにょ動いてい、る…?そっと近づいてみるとへ、ヘビ!!!?
「っひいいぃい!!」と(す)はその場で固まってしまい、ヘビは(す)をじっと見つめたあとすすす~っと草むらへ入ってしまいました。

その事があってからというもの、その場所を自転車で通る時、ちょっと怖くなってしまって…
実は一年前にも同じ場所でヘビと遭遇しているので「もしかして同じヘビなんじゃないか。だとしたらまた遭遇する確率は高い!」と思っているのですが、そこでふと一つの疑問が。
ハチやクマに会った時なんかの対処法はよく耳にするのですが、ヘビに会った時ってどうしたらいいのでしょうか?
あまり聞いた事ないなあ…と思いまして。(私が知らないだけかもですが)

そこで調べてみた所、「近づかない」「早く逃げる」「刺激しない」
…すごい一般的なことしか書いてない(~_~;)とりあえず、何にも考えずに早く逃げなさいってことですね。
これから暑い季節になりますし、ヘビだけでなくハチにも気をつけなければ!   (す)

『ヘビのひみつ』 (内山 りゅう∥写真・文) (K/487/ウ)
『身近な両生類・はちゅう類観察ガイド』 (関 慎太郎∥写真・文) (487.8/セ)

2016年06月02日(木)

6月ですね。
無事、映画を寝ずに観ることができた(し)が更新します。
暗闇に負けませんでしたよ…!

ちなみに今日6月2日は横浜港開港記念日だったり、イタリアワインの日だったりします。
なんだかおしゃれですね。
そのなかでちょっと異色なのが裏切りの日。
1582年のこの日、織田信長が明智光秀に攻められ、本能寺で自害したことに
ちなんでいるそうです。
いやぁ、恐い日があるもんですね。
こんな日がこの世に存在するなんて。
それにしても何で裏切りの日という名前にしようと思ったのかも不思議です。
すごいネーミングセンスです。(し)

『信長公記で追う桶狭間への道』(/291.5/ミ/)
『三好一族と織田信長』(/288.3/ア/)
『図説織田信長の城』(/210.4/ス/)

2016年06月01日(水)

早くも6月です。1年の折り返しの月ですね。

図書館では、本日より今年の課題図書の貸出を始めました。
例年通り、6月中は2週間の貸出ですが、7・8月の2ヶ月は1週間の貸出となりますので、ご注意くださいませ。
また、7月からは学年別おすすめ本や過去の課題図書を集めたコーナーも実施しますので、こちらもどうぞご利用ください。

やっとというかついに、映画『トイ・ストーリー』を見ました!!
これでトイマニをより楽しめます! シーに行きたい…! 夏休みに向けていろいろ頑張ります><,  (★)

『トイ・ストーリー』1・2・3(DVD・778ト)

2016年05月31日(火)

今日で、5月も最終日。みなさんが図書館だよりにかかれていますが、
本当に1か月が、あっという間!!過ぎて怖いくらいです・・・

6月は梅雨に入り、ジメジメ・・蒸し暑くなるので好きでない季節です。

子供達も、雨降りが多くなると、外で遊べなくなってつまらなくなるのでは?

そんな時!是非!!図書館に来て下さいね~\(^o^)/

今年は・・・・
図書館振興財団主催『第20回図書館を使った調べる学習コンクール』があります。

身近な図書館を使って、「大好きな事をもっと調べてみよう!」とか、「知らない事や
疑問に思った事を調べてみよう!」など、自分なりに調べた事をまとめて作品にして
みましょう。

図書館振興財団では、作品を募集するらしいですよ♪

募集期間は、2016年 9月5日~11月30日
結果発表は、2017年 1月11日(財団HPにて)

との事です。(詳しくは、財団HPをご覧ください)

天気が悪い日は、図書館の本を見ながら、いろいろな作品を作ってみるのも
楽しいかもしれませんね~♪ (お)

『探究学習と図書館 調べる学習コンクールがもたらす効果』(015/ネ)

2016年05月30(月)

先日、東京の動物園で象のはな子が69歳と日本最高齢で亡くなったというニュースを見ました。戦後にやってきた象という事ですが、人間並みの寿命をまっとうしたというのがすごいですね。
そんな象の話題を見て、ふと幼稚園の頃、先生から『かわいそうなぞう』(K/913/ツ)の絵本をいただいた事を思い出しました。

読み聞かせでは『はじめてのおつかい』や『ぐりとぐら』といった面白くてあたたかみのある絵本をよく読んでくれた先生だったので、きっとこの本も象が出てきて面白い話になるに違いないと、読むまでそう思いながらすごく楽しみにしてました。

読んでみると、戦争中におこった悲しい話と言う事を知り、読後のしばらくの間すごいショックを受けたのを憶えています。こうして今でも思い出す事があるので、当時の衝撃はかなり強かったんではないかと思います。

今にして思えば、先生はこういった悲しいお話もみんなの前で読んで伝えたかったのではないのかと、ゾウのはな子のニュースを見てふと思ったりしました。 (伊)

2016年05月29日(日)

本にまつわるテレビ番組が好きで、よく録画して見ています。

古くは児玉清さんが司会をしていた「週刊ブックレビュー」。児玉さんの本への「愛」が詰まった紹介が素敵でした。昨年末、佐伯泰英さんの「居眠り磐音」シリーズが完結したときに、思ったのは磐音シリーズの大ファンで有名だった児玉さんのこと。最終巻を読んでの感想を伺えなかったのは残念でしたが、きっと楽しまれただろう、と思います。

3月で終了してしまいましたが、「宮崎美子のすずらん本屋堂」もよく見ていました。BS11(イレブン)という、マイナーな放送局の制作でしたが、作家さんのインタビューがじっくり放送されていて見応えがありました。終わってしまい残念。

4月から楽しみにしているのが、BSジャパンで放送している「文筆系トークバラエティ ご本、出しときますね?」。オードリーの若林正恭さんが司会を務めています。「アメトーク」などでも、“読書芸人”として有名な若林さん。やっぱり面白いですね。自分の話をしながら、作家さんの本音を聞き出すのがとても上手い。最近の作家さんは、お喋りが上手な方が多くて、バラエティ番組やクイズ番組でよく見掛けますが、演出のせいか過剰なキャラとして扱われているなぁ~、と不満を持っていました。この番組は、作家さんの素に近いトークを楽しめます。毎週金曜11:30~という時間帯で、しかも地上波ではありませんが、興味のある方は是非ご覧下さい。(き)

2016年05月28日(土)

先週、テレビで放送された映画『海街diary』を観ました。
四姉妹が主人公なのですが、自分は一人っ子なので、きょうだいっていいなあと思いながら観ていました。
あと、四姉妹が住んでいるのが鎌倉で、以前に観光で訪れたことがあるので、見覚えのある場所がロケに使われていたりしてなんだか懐かしかったです。

『幻の光』、『誰も知らない』、『そして父になる』など是枝裕和監督の作品は今までに何本か観てきましたが、どの作品も好みだったので、先週公開された最新作『海よりもまだ深く』も楽しみです。 (い)

『幻の光』(原作本)宮本輝/著 新潮社 913ミ
『そして父になる』是枝裕和/著 佐野晶/著 宝島社 B913.6コ
『そして父になる』(DVD)是枝裕和/監督 アミューズソフト 778ソ

2016年05月27日(金)

最近ますます暑さに磨きがかかっている気がします。早くも熱中症でばたんきゅーしてしまいました(す)です…
ギンギラギンに太陽が憎い!雨を降らせる雲が憎い!暑さにめちゃくちゃ弱い自分が…憎い!!(・益・)ギリィ…
ああ、本当に夏は苦手です。(まだですけどね!)

さあ気を取り直して!今日は『百人一首の日』みたいですよ!

1235年(文暦2)のこの日に藤原定家によって小倉百人一首が完成しました。
なるほど、定家が書き写した百人一首を障子に貼ったのがこの日なのですね~…

と、言っていますが(す)そんなに百人一首について詳しくはありません!(昔ハマったことはありますが)
かるたで坊主めくりがあるとか、ただいま公開中の映画「ちはやふる」の題名が百人一首の上の句だとか、そういうレベルでございます。
が、これでも平安時代好きの端くれなので、一応好きな歌というものはありまして…。
私は「陽成院」と「藤原実方」の歌が好きです。

百人一首に収録されている恋の歌はどれも今聞いてみても「ああ~…わかるなあ」と思うようなものばかりで、平安時代の人も現代の人もそう変わらないんだなあ、なんて身近に感じてしまいます。
上記の歌が気になった方はどうぞご自身で訳を調べてみてくださいませ!そして百人一首にハマってくださいー!(笑)    (す)

『齋藤孝の親子で読む百人一首』 (齋藤 孝∥著) (K/911/サ)
『恋する百人一首』 (内海 二∥著) (K/913/ウ)
『百人一首と遊ぶ』 (上野 正比古∥詠著) (911.1/ウ)

2016年05月26日(木)

気がつけば5月が終わろうとしています。おそろしい。
時の流れはほんとうにおそろしいですね。

この図書館だよりが更新されるころ、きっと私は映画をみにいっているでしょう。
実は私、映画をまったくといっていいほどみないので
これはとっても珍しいことなのです!!
今回みるのもたぶん2年ぶりぐらいかなぁ?
映画館は、自分からは進んでいかない場所の1つです。
未来の自分、途中で寝ないでね!!

ちなみに、大昔にドラマの続編が映画化したというのをみにいったことがあるのですが
そのドラマをみたことがなかったのでよくわからなかったです。
登場人物のつながりがわからん…、話が全然入ってこない…
という何ともちんぷんかんぷんな時間を過ごしました。(し)

『「ローマの休日」を仕掛けた男』(/778.2/ハ/)
『山田洋次監督が選んだ日本の名作100本』(/778.2/ヤ/)
『知っておきたい21世紀の映画監督100』(/778.2/シ/)

2016年05月25日(水)

5月も残り1週間、ミニコーナー「図書館の中心で、愛を叫ぶ?」もそろそろ終わりです。

タイトルはもちろん、セカチューから。
このセカチュー(発売から話題になるまでにタイムラグがあるのでそんなに経っている気がしないのですが)、なんと発売が15年前…!
そして某女優さんのコメントをキャッチコピーにしたPOPや帯で大ヒット! を記録したのがその2年後かな。
映画は観に行っていないのですが、ドラマ版はよかったですね~

そんなこんなで、今年度のコーナー(通路でデデンとやっている方です)は何をやるかという話をしていて、前出のタイトルが浮かんだのですが、恋愛小説だけで本を集めるのは大変じゃない? と諭され、ちょうどいいやとばかりにミニコーナーにしたのでしたw

女性恋愛作家さんの作品は苦手…ということもあり(もちろん、コーナーでやるときにはいろいろ調べるつもりでした)、手持ち札が少ないので「愛にもいろんなカタチがある」と、趣味について語っているエッセイなんかも入れてみたのですが、思っていたより手に取ってもらえてよかったです。
語呂も良いし、ネタに詰まったらまたやろうかなw  (★)

2016年05月24日(火)

本日は、月に一度の「整理休館日」です。
利用者の皆様には、大変ご迷惑おかけいたしますが、
ご理解ご協力をよろしくお願い致します。

そして、☆図書館からのお願いです☆

最近、土・日になりますと、一般室で小さなお子様連れの
大人の方の利用を見かけます。

お子様が、ついフロアで走ったり、無意識で大きな声を
出してしまうこともあるかと思います。

一般室の利用は、資料をご覧になり、読まれている方や、
学習スペースにて勉強をされる方など、図書館という静かな環境を
好んで利用される方が多く利用されます。
突然!大きな声を出してしまった場合は、「おしゃべりしない!」「うるさいよ!」というよりは
「みんな本を読んでいるから、ここでは静かにね。」とお連れ様が少しお声かけしていただけると、
図書館での過ごし方など、理解が難しい小さなお子様も少しは分かってもらえますね。

また、フロアで走る事は、事故につながる可能性もあります。

もしそのような事を見られましたら、「走らないで!」といくら言っても、
小さな子供さんは、分からずについ・・大きなフロアで走りたくなって
しまう気持ちも出て、言う事を聞いてもらえなかったりして困る事もあるかも
しれません。
そんな時は、「ケガをしてしまうかもしれないよ。気をつけようね。」
「ぶつかった人がケガしちゃうかもしれないよ。危ないよ。」
とお話していただけるといいですね。

「図書館でのマナー」 こちらも少し子ども達に、声をかける場面もあるかもしれません。

利用者様・図書館スタッフみんなで、1人1人の子ども達に「マナー」を教えてあげられる
ようにしていけたらいいですね。(お)

「お父さんが教える図書館の使いかた」(K/015/ア 神守)
「図書館のトリセツ」(K/015/フ)

2016年05月23(月)


天王川公園の蓮葉。近くに鯉がいます。

『名古屋鉄道各駅停車』(686.2/シ)を読みました。昭和40~50年代の駅舎の写真が載っており、そのたたずまいは各々個性があって面白いです。
平成の駅舎はほとんど建てかえられ、利便性重視の鉄筋構造の駅ばかりになってしまいました。以前に比べると殺風景になってしまった様な気がします。

名鉄と言えば、少し昔に名古屋駅(当時は新名古屋)方面と犬山方面線路に囲まれた三角地帯に民家が一軒あった記憶があります。ちょうど西枇杷島駅近くの車内アナウンスで「この先カーブがあります。ご注意下さい」と流れる辺りです。

車窓から民家の様子が丸見えで、当時はどんな人が住んでいるのだろうとすごく疑問で不思議に思っていました。朝のテレビでも紹介されていたので、やはり誰もがあの家の事を気になっていたんだろうと思います。

その民家もいつの何か無くなり草の生えた鬱蒼とした場所になっています。
名鉄沿線の懐かしい不思議スポットですね。 (伊)

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