図書館だより

2017年05月02日(火)

夏も近づく八十八夜~野にも山にも若葉が茂る~♪

5月になると、この出だしで始まる「茶摘み」の歌を思い出します。
新茶の季節になりましたね。

今まで気にしたことがなかったのですが、ふと思い立って歌詞にある「八十八夜」について調べてみました。
八十八夜というのは立春から数えて88日目。
春から夏に移る時期にあたり、八十八夜を迎えたら夏の準備を始めるとか。
文字通りの八十八夜なんですね~。
そして2017年の八十八夜は、なんと本日(5月2日)です。

せっかくだから、先日友人から貰った青いハーブティーを淹れてみようかな。
「バタフライピー」という、レモン汁で色が変わる面白いお茶です。
日本茶ではないですが、お茶のくくりということでひとつ!

『日本の七十二候を楽しむ』白井 明大/文 449.3シ
『おいしいお茶の時間』佐藤 よし子 ほか/著 596.7オ
『ねこじたなのにお茶がすき』今江 祥智/文・ささめや ゆき/絵 Eネサ
『ハーブティー大事典』榊田 千佳子/監修 499.8ハ(神島田分室)

2017年05月01日(月)


今日は午後から良い天気です。

鯉のぼりが気持ちよさそうに泳いでるいい天気の日もありますが、急に天候が荒れる日もありましたね。新聞の天気予報がズバリすぎて怖いくらいです。

怖いと言えば、図書館の南側に並木道がありまして、そこを抜けると155線の少し手前まで出ることができます。この並木道ですが、人気もない緩やかなカーブの道で、夕方になると薄暗い雰囲気になります。
雑木林の方に目を向けると鳥の巣箱があるくらいの特に何でもない光景なのですが、ある日マネキンの首が引っ掛けてあったことがあり、さらし首のような状態になっているのを見てびっくりした事がありました。そんな日に限って曇りの薄暗い日だったりするので不気味さも倍増です。
何でこんな事をと思ってしまうのですが、最近は見かけなくなりました。今でもこの道を通るともしかしてと思い、ついその場所を見てしまいます。

2017年04月30日(日)

 3週間ほど前のこと。今年も「たじみ陶器まつり」のため、岐阜県多治見市に出掛けてきました。去年のこの時期の図書館だよりにも「たじみ陶器まつり」に出掛けたことを書いていますが、今年も書きますね。

 私が「たじみ陶器まつり」に出掛けるようになって、おそらく10年は経つと思うのですが、今年ははじめての雨。屋根のない商店街にテントのお店がずらりと並ぶ・・・という陶器まつりなので、天気予報を知った時には心配しましたが、止み間もあったので何とかテントでも買い物をすることができました。

 いつもとってもお世話になっているお馴染みの服屋さんや、ナチュラルな雰囲気が素敵な雑貨屋さん、和食屋さん、アマチュア作家さんのクラフトマーケットも廻れて、大満足の一日でした。

 ところで、今回の多治見では、これまで果たせなかった悲願をようやく達成できました。それは・・・、とある人気店の(どら焼きで有名なお店なのですが)いちご大福を買うこと。これまでお店の前を通りかかっても、いつも行列が出来ていて断念していたのですが、午前中に立ち寄ったら、雨天のせいか他にお客さんがいなかったのです。お店の方にいちご大福はありますか、と尋ねたところ「午前のぶんは完売しましたが、午後またお越しいただければ用意しておきます」とのこと。しかも、「お越し頂く直前に作りますので、時間を教えて頂いてもよろしいですか」と大変丁寧な対応。・・・というわけで、今回ようやく念願のいちご大福を食べることが出来ました。こんなに柔らかくてふんわりしたいちご大福を食べたのははじめて。とても幸せなひとときでした。

 とある事情があって、また5月下旬か6月上旬ごろに多治見に行く予定です。その時は、行きそびれている多治見モザイクタイルミュージアムにも寄れたらなぁ、と思っています。

2017年04月29日(土)

今年もゴールデンウィークに突入しましたね。
多い方だと9連休になるとか。
図書館所蔵の「るるぶ」もたくさん借りられていて、棚がスカスカ。
あぁ、またこの季節がやってきたんだなあと毎年感じます。
よくカウンターでお尋ねがありますが、図書館は毎月第四火曜日が休館日で、5月の休館日は23日です。
ゴールデンウィーク中も開館しておりますので、ぜひお越しくださいませ。
図書館の芝桜やビオラ、近くの天王川公園の藤も見頃を迎えきれいに咲いていますので、お立ち寄りの際はぜひご鑑賞ください。
みなさま、よいゴールデンウィークを♪

2017年04月28日(金)

先日、CLIP STUDIOというPCでイラストを描くソフトを購入しました。
(す)は既に同じようなSAIというソフトを持っているのですが、欲望に負けてしまいました。
だって、デッサン人形の3Dモデルが入っているんだもの…

最近のソフトはすごいですね!かゆいところに手が届く機能が満載で、いろんなボタンや機能を試しては「おお!!」「す、すごい!!」とまるで浦島太郎の気分です。

次はPhotoshopも欲しいな…
「そしたら加工のバリエーション増えるかな?絵も上達するかな…」と思っていますが「絵の上手な方はどんな画材でも上手に描ける」という言葉を聞いたことがあります。

ということは画材にこだわっている時点で(す)の負けですね…。
ソフトに限らず、色鉛筆なんかも「パステルカラーならここのメーカーの方がいい!」とこだわっていることをたった今思い出しました。
む、胸が痛い…

(す)は「砂浜のサラサラした砂だろうが、黒板とチョークであろうが、パンケーキであろうが関係ない。どんなものでも描けます!」という人、「自分の好きなように描いてそれが周りから一定の評価をもらえる人」「自分の頭の中で描いているものがそのままキャンバスに描ける人」そんな人たちが絵の上手な方なんじゃないかなと、個人的には思っています。

「パンケーキ?黒板アート?砂絵?任せろ!」と胸を張って言える日が来たらいいなあ…

『手描きチョークアートのアイデア&テクニック』(日東書院本社) (725.4/サ)
『Photoshop Elements』(ソーテック社) (007.6/ソ)

2017年04月27日(木)

インターネットで前世を占ってみたところ、どうやら(や)は「戦う人」だったみたいです。いきなり「あなたの前世は戦闘民族でした」と言われて、正直、驚きを隠せません。
 しかし簡単な占いでは、善人か悪人かまでは分からないそうなので、もっと詳しく占ってもらうことにしました。
どうやら簡単な質問に2問答えれば、善人か悪人か分かるみたいです。
1問目は、

「あなたは 頭 か 身体 どっちが好き?」

という質問でした。
前世が「戦う人」だった(や)には、少々難しい質問でしたが、何となく「頭」と答えておきました。一体、誰の、何の、「頭」と「身体」なんでしょうかね。
 続いて2問目の質問に答えました。

「あなたは ゾウ か ライオン どちらが好き?」

大丈夫です。これなら前世が「戦う人」だった(や)でも、すぐに答えられます。「2つの簡単な質問に答えればいい」という文章に、嘘偽りはありませんでしたね。
 ここは元・戦闘民族らしく「ライオン」と答えておきました。

詳しく占った結果、善人度70%、悪人度30%の「戦う人」だったみたいです。中途半端な結果なので、何もコメントすることがありません。

 しかし、別のサイトで占ってみたところ、前世は平安貴族でありましたが、盗賊にもなっていました。サルにもなりました。
 以上をまとめると、(や)の前世は、「平安時代に鷹狩などして暮らしていたが、後に盗賊になったサル」ということになります。

『千葉佳代子の前世占い』 (148/チ)
『ミラクルあたる!ハッピー誕生日うらない おまじない&心理テスト267!』(K148/ミ)
『私の息子はサルだった』 (914.6/サ)

2017年04月26日(水)

こどもの読書週間が始まりました。
今年も小学校のボランティアさんによるおはなし会などを実施しています。
しかけ絵本の展示や、期間中を通してのスタンプラリー企画も開催中ですので、どうぞご参加くださいね。

またロクでもない話になるといけないので読書週間中は告知のみ…! と思っていましたが、これだけは。
とうとう村上佳菜子選手も引退を発表しました。
浅田真央選手のときと比べると、なんとなく予感はしていたので驚きは少ないものの、やはり寂しい思いは拭えません。

お二人とも、素敵な演技をありがとうございました!!

読書週間のチラシはこちらから→図書館 こどものページ

2017年04月25日(火)

突然ですが、今日は何の日でしょう?

世界マラリアデーや解放記念日(イタリア・ポルトガル)が一般的だと思いますが、Goが一番気になりますのは「拾得物の日」!
1980年のこの日、東京の銀座で現金1億円の「落し物」が見つかった『一億円拾得事件』が起こり、それにちなんで制定されたそうです。
結局落し主は現れず、拾った人に全額が渡ったんですよね。
いちおくえん…額が多すぎてよくわからないですね…(´・ω・`)

誰しも「もし宝くじが当たったらどうする?」なんて考えたりするものですが、この事件のように「何日までに落とし主が現れなかったら…」なんて状況になったら…
ドキドキなんてもんじゃすまない心持ちなんだろうなぁと思っちゃいますね。

図書館でも、落とし物がちらほら見られます。
メインカウンターにてお預かりしていますので、お心当たりの方はお尋ねくださいね。

『だれのおとしもの?』種村 有希子/作・絵 Eタタ
『三途の川で落しもの』西條 奈加/著 913.6サ
『一億円もらったら』 赤川 次郎/著 913.6ア

2017年04月24日(月)

 土曜日から藤まつりが始まり、暖かい日も続くようになりましたね。

この前、映画「私をスキーに連れてって」を久しぶりに観ました。最初の10分だけのつもりでしたが、ついつい最後まで観てしまいました。この時代の20代はバブル絶頂期で、とても楽しそうです。後で調べてみると、この映画は1987年(昭和62年)11月に公開された作品で、ちょうど掲示中の過去の新聞と同じ年です。

新聞の掲示といえば、1997年(平成9年)の記事に市政50周年の記事がありました。今年は70周年で記念すべき年です。それを記念して1階展示コーナーにて昔の写真を展示していますのでご来館の際はぜひご覧ください。

2017年04月23日(日)

 4月も、気がつけば後半に入りました。図書館内では「藤まつり」のチラシがあちこちに置かれています。私はよく天王川公園をウォーキングしているのですが、私の見立てでは藤の見ごろは、もう少し先。おそらくGW半ばだと思われます。駐車場の藤棚は毎年開花が早いので、今週末のお天気によっては早くも見ごろになるかな、という状況となっています。

 先日、休憩をしていた時「天王川公園は桜もキレイなのに、なぜあまり取り上げられないのか?」・・・という話になりました。確かに、池の周囲のソメイヨシノは満開の時はとてもキレイ。堤防の上の道の桜のトンネルを車で通り抜けるのも、毎年の楽しみにしています。その場では、桜は近くの平和町などにもあるけど、藤はわりと珍しいから、津島は藤を推しているのではないか、という結論になったのですが、たしかに桜が可哀そうかな。

 というわけで、今回は桜のお話を。先日、テレビで女優の宮沢りえさんが桜の絵本を朗読されていて、とても素敵でした。とりわけ印象に残ったのが、

 「散ることを知りながら、咲くことを恐れない。だから、サクラが好き。」
という一節。絵本の中では、今はもう会えない「あなた」の言葉として、書かれている言葉です。凡人の身としては、このように潔く生きるのは難しいけれど、心に残る一節でした。残念ながら、当館では所蔵していない絵本ですが「拝啓 サクラ咲く」という絵本です。ご参考までに。

 ところで、実は天王川公園の桜は間に合う、というよりも今まさに見ごろなのです・・・といっても、ソメイヨシノではなく、この季節の天王川公園では八重桜がとても美しく咲いています。藤棚を通り過ぎたところにある「ウコンザクラ(鬱金桜)」は、ただ今満開。鬱金色、というよりも、光の加減で白っぽく見える桜は立派な大木で見ごたえたっぷり。その先の小道にも、いくつかの種類の八重桜が見ごろを迎えています。こちらのサクラも大変美しいので、興味を持たれた方は、足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

2017年04月22日(土)

先日、三重県総合博物館で開催されている「きて・みて・さわって カモシカ☆パラダイス」に行ってきました。
カモシカのはく製などが展示されていたのですが、カモシカの毛皮や骨に触れられるコーナーもあって、貴重な体験となりました。
そして、なんと!ジャイアントパンダのランラン・カンカン(はく製)に会うことができました!

1972年、日中国交正常化の際に中国から贈られ、日本でパンダブームを起こした大人気のランランとカンカン。
そのお返しとして中国に贈られたのが、国の特別天然記念物であるカモシカだったという縁で、今回の展示にいたったようです。
幼い頃、両親に連れられて上野動物園へランランとカンカンを観に行ったことがあり、はく製ではありますが、数十年ぶりに再会することができて感激でした!

足を投げ出して座り笹を手に持ち食べるカンカンと、四つん這いで歩きだしそうなランラン。
ふわふわとした毛並みや丸々とした体つきなど、今にも動き出しそうで見入ってしまいました。
はく製の技術ってすごいですね。

『ニホンカモシカのたどった道 野生動物との共生を探る』小野勇一/著 中央公論新社 489.8オ
『カモシカとしょかん』(絵本)魚瀬ゆう子/ぶん 水上悦子/え 桂書房 Eカミ
『パンダが来た道 人と歩んだ150年』ヘンリー・ニコルズ/著 白水社 489.5ニ
『ぱんだ 上野のぱんだ、和歌山のぱんだ、中国のぱんだ』岩合光昭/著 クレヴィス 489.5イ

2017年04月21日(金)

4億の刀。
このワードを聞いてピンときた方は(す)とお友達になりましょう。

さて、なんのこっちゃという方が殆どだと思うのでご説明いたしますと…
今年の3月から4月にかけて、足利市で「山姥切国広」という刀が20年ぶりに一般公開されたのです。
天声人語にも載ったので、もしかしたら展示については知っている方は多いかもしれませんね。

そしてこの山姥切国広展、展示会場となった足利市美術館の入館者が3万8千人となり、同館の入場者数最多記録の3倍以上であったことが明らかになりました。
入館料収入は1890万円で、前年度の9倍。

刀剣資料を展示した、史跡足利学校の入館者は3万4千人。
入館料収入は1100万円を超え、前年度の4倍。
この影響で28年度の入館者数が21年ぶりに20万人を超えることに。
お土産や関連グッズなどの売り上げは例年の3倍。
宿泊施設は土日を中心に満室。飲食店にも長蛇の列…。

と、まあダラダラ書いてきましたが、ざっと経済効果は4億円だそうですよ。
巷では経済効果4億の刀、なんて言われています。

4億円……よんおくえん…( ゜д゜)
凄すぎてちょっと想像できないですね……。

え?(す)は行ったのかって?
行 け ま せ ん で し た よ……っっっ!!(/_;)

『「経済効果」ってなんだろう?』(宮本 勝浩∥著) (331.1/ミ)
『るるぶ栃木 宇都宮 那須 日光 ’16』(JTBパブリッシング) (291.3/ル/16)

2017年04月20日(木)

名古屋港水族館で産まれたゴマフアザラシの赤ちゃんが亡くなりました。「あざらし」を「あざらそ」と入力ミスしてしまうぐらいショックを受けました。
ゴマフアザラシは、アザラシ科ゴマフアザラシ属に属する海棲哺乳類です。日本の水族館や動物園で最も多く飼育されているアザラシでもあります。そのくりくりとした大きな瞳に、まん丸とした体が「いとうつくし」な生き物で、特にゴマフアザラシの赤ちゃんは、生後2週間ぐらいは体毛が白いので、その姿に胸をときめかせちゃった方も多いのではないでしょうか。その可愛さがギュッとつまった、言わば可愛さの塊みたいな赤ちゃんアザラシが亡くなったのです。こんな悲しいことがありますか。
どれくらい悲しいかと言うと、今日の図書館だよりを全て古文で書きたいぐらいです。

本当は、湊かなえ原作の『リバース』(913.6/ミ)がドラマ化されたので、藤原竜也くんがまた叫んでいる、とか、近所の本屋に湊かなえの小説が全然置いてなくて残念、とか、いろいろ書こうと思いましたが、そんな気分ではなくなりました。意気消沈。

2017年04月19日(水)

こどもの読書週間にちなんだおはなし会が始まりました。
今年も小学校のボランティアさんによるおはなし会などを実施します。
しかけ絵本の展示や、期間中を通してのスタンプラリー企画は今週末から開催しますので、どうぞご参加くださいね。

チラシはこちらから→図書館 こどものページ

2017年04月18日(火)

日曜日に大阪へ行ってきました。
目的地は、でんぼ(腫れ物)の神様として親しまれている「石切さん」こと、石切劔箭(いしきりつるぎや)神社。
友人の腫瘍治癒祈願にお守りをいただくのと、春季大祭で宝物殿が一般公開されていたので、そちらも拝観しに行きました。
いやー並んだ並んだ。普段公開されていない展示だから人がいっぱいだ!

お百度参りは時間の都合上できませんでしたが、無事お守りをいただきました!(・ω・)ノ□
Goは御朱印集めもしているので、そちらも勿論いただいてきましたよ。
春季大祭だったので、いつもと違う御朱印がいただけました。
年末年始やお祭りの期間などで、期間限定の御朱印を出されているところもあるみたいですね。

デザインが素敵な御朱印もたくさんありますので、神社へお運びの際にはぜひ!
御朱印をいただいてみてくださいね~。

『御朱印案内 美しい御朱印ワールドへようこそ』 186.9コ
『愛知御朱印を求めて歩く札所めぐり名古屋・尾張・三河ガイドブック』東海まち歩き再発見隊/著 186.9ア
『かわいい御朱印めぐり』三須 亜希子/著 175.9ミ

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