図書館だより

2019年08月11日(日)

 んー、ここのところ辛いです・・・気付けば、名古屋グランパスが10戦連続で勝てていません!!先週日曜、8月4日のアウェイでの浦和レッズ戦(@埼玉スタジアム)では終了間際、後半ロスタイムに失点してしまい、引き分け。あとちょっとだったのに、もったいない・・・。開幕3連勝を飾り、さらに11節まではたった2敗しかせずに好調をキープしていたのに、いつの間にか10試合勝利なしの暗い暗いトンネルに入ってしまいました・・・。うーん、これは何とかしなくては!

 さて、先日新聞を読んでいると「目は臆病、手は鬼」という面白い言葉を目にしました。東北・三陸地方に伝わる言い回しで、記事を引用すると・・・目の前には収穫したばかりの梅や牡蠣。へたを取ったり、殻をむいたり、膨大な手作業が待つ―。そんな時に「目は臆病、手は鬼」。見た目は大変そう。でも、手だけを動かせば、いつの間にか仕事は片付いている。・・・さらに記事の続きには・・・東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県気仙沼市で、手編みのセーターなどを作る「気仙沼ニッティング」で働く女性たちも「自分もあんなにきれいに編めるだろうか」と心がひるんでしまう時に、この言葉を言い聞かせ、完成間近になると「自分の気持ちはともかく、手はちゃんと仕事をしてくれたなぁ」と思う・・・と書かれていました。

 うーん、この話はサッカーだと「足は鬼」と言えそうですね。とにかく、1つ1つのプレーに集中する事が何より大切。(この「図書館だより」を書いている時点ではまだ結果は出ていませんが)、8月10日(土)はホーム・豊田スタジアムで風間監督の“古巣”川崎フロンターレ戦です。J1連覇中の川崎フロンターレですが、何とか勝利してトンネルを脱出してもらいたいもの!夏休み中の子ども達も沢山応援に駆け付けるでしょうし、そろそろサポーターとしては勝利を喜びたいところです。私は出勤日なので豊田スタジアムには行けませんが、津島から応援しています。ガンバレ-!

 ・・・「目は臆病、手は鬼」ねぇ。ここのところ、足の傷が治らなかったりで、めっきり弱っていますが、私もそろそろ手を動かさなくては・・・。

2019年08月10日(土)

桃のおいしい季節ですね。
果物は全般的に好きですが、その中でも桃は大好物なので、毎年この時期を楽しみにしています。
SNSを見ていると、おいしそうに熟した桃が乗ったパフェやかき氷などの写真がたくさん出てきて心を奪われます。
桃の色合いや瑞々しさだけでも美しいのですが、細長いガラスの容器の上に大きな桃が丸ごと乗っかったパフェや、お皿に盛られた桃をナイフで割ると中からさらにフルーツやカスタードが出てくるスイーツなど、盛りつけが凝ったものも多くて眺めているだけでもワクワクします。
来週、桃パフェを食べに行く予定なので、今からとても楽しみです♪

『パフェ本』斧屋∥著 小学館 596.6オ
『パフェログ 目で味わう、舌で愛でる至福のパフェ・アーカイヴ』オレンジページ 596.6ハ
『桃』有岡 利幸∥著 法政大学出版局 625.5ア

2019年08月09日(金)

今日は、ムーミンの日!
原作者であるトーベ・ヤンソンさんの誕生日でもあります。
元々ファンの間では、「ムー(6)ミ(3)ン」の語呂合せから6月3日をムーミンの日としてきたのですが、ムーミン誕生60周年の時に、作者であるトーベ・ヤンソンさんの誕生日をムーミンの日とすることに決まったのです!

きっと今日はムーミンバレーパークやムーミンカフェなどでは盛大なお祝いをしているのでしょうね…!いいなあ(*’ω’*)

この辺りはムーミンのグッズを取り扱っている所が少ないのが難点ですが、スーパーなどに行くとムーミンコラボボトルやらムーミンコラボパッケージなるものはたくさん売っているので、今日はそれを買って(す)はひそかにお祝いをしようと思います!

『るるぶムーミンバレーパーク』(JTBパブリッシング) (ガイドブック)
『MOE×ムーミンの公式ガイド』(MOE編集部∥編) (949.8/モ)

2019年08月08日(木)

夏はレジャーの季節ですが、実は生まれてから一度もお外でキャンプしたことがありません。(正確に言うとテントの中で寝たことがないだけで、キャンプしたことはあるのですが。)
テントってなんかこう…秘密基地みたいでいいですよね。わかりますか?この感じ。
この間テレビで、キャンプにきた人がテントの中に更に少し小さめのテントを張って、個室みたいにしていたのですが、ああいうのは本当に心をくすぐられます。
キャンプ場にいかなくても、家の中で使うテントがあるので、自分の部屋の中でテントを張れば同じようなことができますが、家の中でやってどうするという気もします。(個室の中に更に個室を作っても……という意味です。)
ちなみに家の中でどうテントを使うのかというと、蚊帳代わりにしたり、自分の部屋がない人が寝る時だけ個室代わりにしたりといった感じです。
気になる方は検索してみてください。

あっそういえば。キャンプといえば、バーベキュー。
これを書いていたら、だんだんお腹が空いてきました。(はらぺこ)

『関西・名古屋から行くオートキャンプ場ガイド』
『自作キャンプアイテム教本』
『バーベキューの歴史』

2019年08月07日(水)

「ビブリア古書堂」シリーズでおなじみ三上延さんの『同潤会代官山アパートメント』を読みました。

同潤会アパートは、関東大震災の復興のため、水洗トイレなど当時としては最先端の設備を備え、まだ珍しかった鉄筋コンクリート造で建てられたモダンで先進的な集合住宅でした。
残念ながら、各所に建てられた同アパートはすべて老朽化のため取り壊され、本作舞台の代官山アパート跡地には代官山アドレスが、青山アパート跡地には表参道ヒルズが建っています。

建物とそこに纏わる人たちの歴史、という点で『東京會舘とわたし』(、辻村深月)と似たところがありますが、『東京會舘~』が建物を軸としたのに対して、こちらは家族(人)の歴史が軸となっています。
東京の歴史も感じられて、とても良かったです。

さて、本日は1日図書館員最終日です。
どうぞよろしくお願いします!
 
 
『大塚女子アパートメント物語』
『百年後、ぼくらはここにいないけど』
 
 
8/1(木)、2(金)、3(月)~7(水)1日図書館員
 事前申込制(抽選、各日4名)、受付は終了しております。たくさんのご応募ありがとうございました。当選者番号の確認はこちら

8/3(土)ダンボール工作会
 事前申込制(先着30名)、本館児童カウンターで受付中です。好評につき受付を終了いたしました。

8/4(日)空缶朗読会「忘れないで…あの日」
 午後2時~、戦争を語り継ぐ朗読会です。絵本の朗読もあります。
 大人の方はもちろん、ぜひ親子でご参加ください。

8/13(火)~15(木)おいまつシネマ(主催・津島市教育委員会)
 アニメ映画の上映会です。事前申込不要。
 上映作品:「ガラスの地球を救え!」(原案:手塚治虫)ほか

8/25(日)大人のための上映会
 上映作品「風雲児たち~蘭学革命(れぼりゅうし)篇」

2019年08月06日(火)

ついに始まりましたね!甲子園!!!
誉高校の選手宣誓は残念ながらリアルタイムで見れませんでしたが、これから始まる試合が楽しみです!
休みの日で試合があると気になってついついテレビ観戦し、東海三県の学校を贔屓がちです。

第101回全国高校野球選手権大会、令和初の優勝はどこになるのでしょうか!?

『甲子園夏の記憶』
『すごいぞ!甲子園の大記録』
『阪神園芸甲子園の神整備』

2019年08月05日(月)

 先週、今週の暑さは危険な領域まで達している感じがしますね。暑いから水分を取る訳ですが、飲み物でも少しほっておくだけで菌が発生して食中毒の遠因になるらしいので、暑い日の飲み残しは警戒したほうが良さそうです。

この前、針を使わないホッチキスというのを買いました。
私が買ったのは紙をプレスして綴じるタイプです。一体どんな感じになるのかワクワクしながら使ってみたのですが、圧した部分がタイヤの溝みたいなへこみができ、見事に綴じられていました。従来の針を使ったホッチキスですと、綴じた部分だけが膨れてかさばりますが、これはスッキリ収まりそうです。一番良いのがシュレッダーで針を気にすることがないのが楽でうれしいですね。ただ、針に比べたら若干弱さを感じるので過信して引っ張ったりすると簡単に取れてしまいます。

文房具と言えば昔、名駅の地下街に「王様のアイデア」という珍しい雑貨を取り扱う店がありました。そこで下の紙が切れないカッターなる物を見つけて買ったのですが、2、3回試し切りしてそれっきり家に置きっぱなしになってます。便利でも使わないと宝の持ち腐れですね。

2019年08月04日(日)

 先週の「図書館だより」でも心配していたのですが、2年連続で台風直撃の天王祭となってしまいましたね。果敢にも“カッパ着用+長靴”のスタイルで、7月27日(土)宵祭を見物した知人の話によると「長靴もぐちゃぐちゃになるくらいの凄い雨だったけど、観に来ている人はまぁまぁいたし、浴衣の人もいたよ(嘘でしょ!)。赤い提灯が下の方にあってその上に棒が立っている・・・みたいな船だった。テキヤさんも子どももいないから、静かで厳か~な空気だったよ。珍しいモノ観た、ってカンジ」だったそうです。あくまで知人の私見ですが、臨場感が伝わる面白い感想だったので書いてみました。それにしても・・・来年こそは好天に恵まれますように。

 台風一過の28日、東海地方がようやく梅雨明けを迎えました。昨年より19日、平年より7日遅い梅雨明け、とのこと。梅雨明け後に突然やって来た猛暑に、夏に強い私でもやはり暑い・・・というわけで、7月31日(水)からコーナー7「8月の本」がスタートしています。

 「8月の本」では、8月11日「山の日」にちなんだ「山」の本、秋に日本で開催されるラグビーW杯で注目を集めている8月24日「ラグビーの日」にちなんだ「ラグビー」の本、有人深海潜水艦「しんかい6500」が8月11日に最大潜航深度を記録したことにちなんだ「深海」の本、等々を紹介しています。また、「8月の本」では「平和を考える」本を毎年欠かさず取り上げていますので、こちらもどうぞ宜しくお願い致します。コーナー7・8・9では、「中学生が読んでも理解できる本」を基準に集本リストを作成しています。どの本も気軽に手に取って頂ければ、嬉しいかぎりです。

 私の個人的な「8月」の思い出を少しだけ。子どもの頃の私にとって「8月」といえば、おじいちゃん、おばあちゃん家に行くのが楽しみな特別な月でした。父の田舎が高知県の端っこ・土佐清水市、母の田舎が石川県白山市(平成の市町村合併前は「鳥越村」といいました)・・・どちらも物凄い田舎です。遠方なので、お盆の長い休みでもなければ帰省できません。祖父母や親戚、そして従兄妹たちと久しぶりに会って、楽しい時間を過ごすのは、子どもの頃の私にとって「8月」の楽しみでした。

 先週の土曜日、7月27日のテレビ朝日系「人生の楽園」に、母の田舎の隣の隣の隣の集落、白山市左礫(ひだりつぶて)町のお蕎麦屋さんが出演されていました。番組を録画して母とじっくり観たのですが、初夏の白山市の美しい景色、そして山里の長閑な暮らしが詳しく紹介されていて、とても良かったです。大人になると皆忙しくなってしまい、最近はお盆に帰省していないのですが、清涼な空気がTVの画面から伝わってきて、94歳になる祖母の顔を見がてら、夏の白山市に行きたくなってしまいました。冬になると2mの雪が積もる豪雪地帯であり、近年は過疎化が著しく進んでいますが、私にとって大切なルーツです。美しい映像を観ていると、ちょっぴり誇らしい気分になりました。

2019年08月03日(土)

梅雨が明け、猛暑日が続いていますね。
朝からすでに暑くて、出掛ける支度をしているだけで汗だくです。
日が落ち、少しは涼しくなったかな、と淡い期待をして外に出てみますが・・・まだまだ暑い。
うーん、こうも一日中暑いと体に堪えますね。
灼熱の中、お仕事されている方は本当に大変だと思います。
熱中症対策をして、どうぞご自愛ください。

7月中旬に北海道へ行ってきたのですが、北海道から中部国際空港に帰着し、外気に触れた途端、湿り気を帯びたもわっとした熱気に包まれ、思わず「暑っ!」と声に出てしまいました。
まだ梅雨の最中で今ほど気温は高くなく、北海道との気温の差もそれほどなかったのですが、湿度の影響か体感温度にものすごく違いを感じました。
あぁ、愛知に帰ってきたんだなあとしみじみ実感した瞬間でした。

湿度と言えば、学生時代に長野出身の友人が名古屋の下宿先で、あまりの湿度の高さに押し入れに湿気取りグッズを置いたら、容器がすぐに水で一杯になって驚いていたことを思い出しました。
長野の実家ではこういったグッズは必要なく、使ったことがなかったそう。
我が家の押し入れには当たり前のように湿気取りグッズが置かれていたので、軽くカルチャーショックを受けた覚えがあります。
同じ日本といえど、所変わればいろいろ違いがあって面白いですね。

『夏を涼しく暮らす188のルール』エクスナレッジ 590ナ
『異常気象と地球温暖化』鬼頭 昭雄∥著 岩波書店 451.8キ

2019年08月02日(金)

もう本当に8月になった瞬間から一気に暑くなりましたね。
5月に30度越えてたんだからもう8月はいいじゃない…。令和ちゃん、8月の平均気温は27度って言ったよね?そこは平成先輩見習わなくていいんだよ?と言いたいです。
きっと今年も去年のように9月も8月とそんな変わらない気温で、10月後半辺りから35度以下になったりするのでしょうね…

さて、そんな暑い今日はカレーうどんの日です!
…はい、こんな暑い時に何言ってんだとお思いでしょうが、私ももうちょっと季節感ある話題はなかったのだろうかと思っています。
でも冷房の効いた涼しい部屋で食べる熱いものはおいしいと思いますよ!
夏でも激辛ラーメン店に行列が並ぶのと同じ感じですね。
それか、冬のコタツで食べるアイスみたいな。

(す)は涼しい部屋で冷たいアイスを食べつつ、冷たい麦茶を飲み、さらに扇風機も付ける、ホッキョクグマのような生活を送りたい派です。

『一度にたくさん作るからおいしいカレー』(ナカムラ チズコ∥著) (新着)
『カレーライスを一から作る』(前田 亜紀∥著) (神島田)
『マロンちゃん カレーつくってみよう!』(西村 敏雄∥作) (絵本)

2019年08月01日(木)

8月になりましたね。梅雨もあけて暑さが本格的なものになりました。
暑すぎてそろそろ溶け出すかもしれません。(今年は冷夏って言っていたのに……。)

こんな暑い夏にはやはり心霊ものやホラーで涼むのがいいかなと思いますが、さっそくそういう番組を一つ見逃しました。
うおぉぉん……毎年楽しみにしていたのに……。(;O;)
普段テレビを見ないのでまったくそういう情報が入ってこず、放送が終わった数日後にヤフ〇ニュースの記事を見て知りました。
もしかしたら家族の誰かが気付いて録画していてくれているかも、と思って聞いてみたのですが、誰も知らなかったみたいで「知らん」という(冷たい)反応をされました。
早くも夏の楽しみがなくなってしょんぼりしてしまいますが、某事故物件に住みます芸人さんが新しい本を出したのでこれを買って元気出そうと思います。

『響野怪談』
『長距離電話』

2019年07月31日(水)

7月も最終日です。
明日から8月、1日図書館員が始まります。
実施中の時間帯にご利用の皆さま、ご協力をお願いいたします。

また、今週末はダンボール工作会と空缶朗読会が行なわれます。
ダンボール工作会は、好評につき受付を終了いたしました。当日をお楽しみに!
そして、今年で11回目となる空缶朗読会。
夏休みのひととき、想いのこもった声に耳を傾けてみませんか?
大人の方はもちろん、ぜひ親子でご参加ください。

と業務連絡ばかりになってしまうのは、n回目の応援上映に行きました、くらいしかネタがないからです……
1年でこんなに映画館に足を運んだのは初めてです笑
お祭りをありがとうございました!
 
 
さて、今週も図書館・夏のイベント(8月分)のご紹介です。詳細は各イベント見出しのリンク先をご確認ください。

8/1(木)、2(金)、3(月)~7(水)1日図書館員
 事前申込制(抽選、各日4名)、受付は終了しております。たくさんのご応募ありがとうございました。当選者番号の確認はこちら

8/3(土)ダンボール工作会
 事前申込制(先着30名)、本館児童カウンターで受付中です。好評につき受付を終了いたしました。

8/4(日)空缶朗読会「忘れないで…あの日」
 午後2時~、戦争を語り継ぐ朗読会です。絵本の朗読もあります。
 大人の方はもちろん、ぜひ親子でご参加ください。

8/13(火)~15(木)おいまつシネマ(主催・津島市教育委員会)
 アニメ映画の上映会です。事前申込不要。
 上映作品:「ガラスの地球を救え!」(原案:手塚治虫)ほか

8/25(日)大人のための上映会
 上映作品「風雲児たち~蘭学革命(れぼりゅうし)篇」

2019年07月30日(火)

今日は、「梅干しを食べると難が去る」と昔から言われてきたことから「なん(7)がさ(3)る(0)」の語呂合せで “梅干しの日”。

梅干し(米1合につき1個)をお米と一緒に炊飯器に入れて炊いて、種を取り出してから、よく混ぜて完成!の梅ご飯にハマってます。私はレシピの梅干しの数に+1にしてます。さっぱりしてて美味しいです。

難(暑さ)が去るのを梅干しを使った料理で少しでもまぎらわらせたらいいなぁ。

『わが家のおいしい梅干し・梅シロップ・梅酒のレシピ』
いちばんやさしい梅干し・梅酒・梅レシピ』
『梅の漬け方と梅料理』

2019年07月29日(月)

 梅雨が明けて毎日がとても暑くなりました。図書館にお越しの際には万全な熱中症対策をお願いいたします。

新着本でわたせせいぞうさんの漫画『ハートテレフォン』(726.1/ワ)を読みました。
「電話」をテーマに、スマホや公衆電話にまつわる短いお話が収録された漫画です。ハートフルなストーリーと色鮮やかなイラストが楽しめる内容でもあります。
本書の登場人物の名前で「津島愛」とか「津島礼」など〝津島〟と苗字のつく人が登場するので、何か津島と縁を感ずるものもありました。

わたせさんの絵は漫画以外にも雑誌の広告、デパートの紙袋のイラストなど、どこかで見掛けるポップで都会的な漫画家であり、イラストレーターでもある方です。
明るめの色使いで、草花の彩り、空の青さ、流れる雲といった和洋どちらのテイストにも合う作風が魅力的です。
本のサイズは27センチと若干大きめですが、その世界観を楽しむには一番良いサイズだと思いますので、是非この夏読んでみてください。

2019年07月28日(日)

 昨日7月27日(土)は、天王祭開催にともなう臨時休館日でした。昨年の天王祭は、台風のため宵祭は中止、朝祭は2隻のみの簡素な形態での斎行となりました。この「図書館だより」を書いている現在では分からないのですが、今年の天王祭が無事に行われていることを津島市民の一人として切に願っております・・・と、ここまで書いたのは24日(水)のこと。25日(木)朝起きて天気予報を見ると、週末に台風が東海地方へ接近・・・ん?これはもしや!・・・自然の猛威には勝てませんが、2年連続の台風となってしまうのでしょうか・・・?心配です。

 さて、尾張津島天王祭といえば織田信長が見物したことで知られていますが、先月上旬にその信長に会ってきました。あ、当たり前ですが、本人ではありません。豊田市美術館で開催されていた「修復記念特別公開・よみがえる織田信長像」展で「重要文化財 紙本着色織田信長像」を観てきた、ということです。

 「紙本着色(しほんちゃくしょく、と読むそうです)織田信長像」と書くと何だか分かりにくいのですが、一言でいうと「教科書とかでよく見る織田信長」が描かれている掛け軸のこと。その日は、豊田市美術館方面に幾つか用事があったため、ついでに寄って観ておくか・・・というノリだったのですが、「教科書にも載っている有名な絵」というのは、やはりグッときますね。想像していたよりも小さなサイズの掛け軸だったことに少し驚きましたが、修復を終えたばかりだということもあり、赤い肌着と緑色の肩衣の色合いが美しく、「良いものを観ることができた」と心から思いました。

 この豊田市美術館、現在は「クリムト展 ウィーンと日本1900」が開催されていますね。「信長像」を観た日に美術館で前売り券を購入しておいたので、今から観に行くのが楽しみです。そうそう、豊田市美術館といえばオススメしたいのが美術館内のレストラン「味遊是(ミュゼ)」。何と、かの某有名グルメガイドで一つ星を獲得したことでも知られる名店「壺中天」が監修しているのです!名古屋市東区の「壺中天」は手が届かなくても、豊田市美術館「味遊是」なら1000円台でランチを美味しく頂くことができますよ~。こちらは、アートに興味のない方にも楽しんで頂けるかと思いますので、豊田方面にお出掛けの際は足を運んでみてはいかがでしょうか。ただし、当然ながら大人気ですので、行列を覚悟してお出掛け下さい。

 最後に、先週の「図書館だより」で書いたコーナー9「津島市立図書館→日本一周」、多くの方にご利用頂きまして、有難うございます。書架に空白が目立ってしまい、少々心苦しく思っております。今回のコーナーで皆さんにオススメしたいのは、ブックリストを片手に本を探して頂いてから読んで頂くこと。「読書」に「日本一周旅行」をプラスする楽しさを感じて頂ければ・・・と密かにカウンターで思っています。

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