少し前の話となります。
ある日、2階の自室から1階へ降りると、ものすごくヘンな匂いが漂っていました。んん・・・この匂いは、もしかしてカメムシの匂い?え、どこから入った??・・・不思議に思いながらも、台所にいた母に「ねぇ、何かカメムシ臭くない?」と尋ねると、「やっぱり、そう思う??さっきから、ずーっと(カメムシを)探しているんだけど、どこにもいないんだよねー」とのこと。
「え、でも凄いカメムシ臭いよ」・・・そう言いつつ、2人で匂いを辿ってみると、どうやらカメムシの匂いは台所から漂っているようです。ということで、買い物に持ち歩いていたエコバッグや勝手口・・・と、台所付近でカメムシが侵入してきそうな箇所を探しましたが、カメムシは一向に見つかりません。うーん、でも絶対に台所だと思う・・・と、あちこちの匂いを嗅いでいると、クッキングヒーターに載っている小松菜を茹でている鍋がカメムシ臭い!!
むむむっ、犯人(カメムシ)はここにいるのか?・・・と思い、母に「ねぇ、この鍋がカメムシ臭くない?」と聞くと、「茹でる前に小松菜を洗った時にはカメムシなんていなかったよー」との答え。いやいや、絶対この鍋だって・・・私は菜箸を手にし、鍋の中の茹で上がった小松菜を点検。小松菜をひっくり返したり、突ついたりすること数度・・・こ、これはもしや・・・小松菜の根元にまるで、小松菜の芽のように付いている緑色の固まり・・・み、見つけた、カメムシだっ!!
ということで、茹で上がった小松菜はカメムシとともに廃棄処分し(鍋は入念に洗いました)、一件落着となりました。「緑色のカメムシだったから、小松菜の保護色になってて気付かなかったんだねー」と母に言ったところ、「色が緑だったのもあるけど、茹でる前のカメムシは全く匂わなかったので気付かなかった」とのこと。
ん、本当にそんなことがあるのか?・・・気になったので少し調べてみると、カメムシは危険を感じたときに匂いを発するそうです。そりゃあ、茹でられたら危険だと思うよね・・・いやいや、収穫された時は大丈夫だと思ったのか?お店で並んでいた時は危険ではなかったのか?うちの冷蔵庫は安全だと思ったのか?小松菜を洗っている時は平気だったのか?・・・など、カメムシの危険察知能力については疑問が募るばかりですが、小松菜を茹でる前にはカメムシが付いていないか、よくよく確認することをオススメします。
・『わたしたちのカメムシずかん やっかいものが宝ものになった話』鈴木海花/文・はたこうしろう/絵・・・2021年の課題図書だったので、ご記憶の方もいるかしれません。残念ながら、今回の「カメムシ小松菜と茹でちゃった事件」は「宝もの」にはなりませんが、私と母にとっては忘れがたい思い出となりそうです。あー、臭かった・・・。
さて、サッカー日本代表。アジアカップ初戦は、懐かしのトルシエ監督率いるベトナム戦・・・ちょっと焦りましたね。とはいえ、見事な逆転勝利。この「図書館だより」を書いている時点(19日、金曜日の午後)では、まだ第2戦イラク戦の結果は出ていませんが、久しぶりの地上波中継!良い試合で勝利し、またまたサッカーで盛り上がれたらいいなー、と思います。この話の続きを来週楽しく書けているといいですね。
新しいスマホを入手したので、機種変更するために自宅でデータ移行を試みたのですが、エラー表示が出て、うまくいかず・・・。
原因を探るために検索してみたら、「充電が足りない」という項目があったので、2台ともフル充電し、さらに充電のコードを差したまま、もう一度データ移行してみたのですが、またエラー表示が・・・なぜ・・・(泣)?
再度、検索して方法を探っていますが、機械モノが苦手なので行き詰まっております。
近頃は、乗り物や各種の予約などもスマホで行うことが増えてきているので、予約したものの、データ移行がうまくいかなかったら、予約を遂行することができるのだろうか?・・・など考え出すと、データ移行のタイミングが悩ましいですね・・・。
もう少し検討してみようと思います。
『はじめてのスマホのデータ移行』ノマド∥著 秀和システム
『スマホで困ったときに開く本』朝日新聞出版
~おはなし会のお知らせ~
明日1/20(土)14時から、アップル♪バナナさんによる英語のおはなし会を行います。ぜひご参加ください♪
早いもので、阪神淡路大震災から今日で丸29年。
来年で30年になりますね。
新春特番から緊急特番に切り替わったのを横目で見ながら「この時期にこのタイミングで…」と思ったのを思い出します。
そんなわけで、新年明けてもう半月以上が過ぎました。
1日が月曜日だったため、来週にはもう整理休館日です(はやい……)
予定の決まっているお楽しみを励みに、新年度準備がんばります。
春の読書週間もお楽しみに!
朝雪が降って、寒かったです。
図書館冷えるので、防寒対策をしっかりしてご来館ください。
来週23日は、第4火曜日なので休館です。
次の資料は破損の恐れがあるため、ポストに返却しないようお願いします。
CD・DVD・ビデオ・相互貸借の本(津島市立図書館以外の本)
昨日今日と冷たい風がよく吹いています。雨は夜中降っていましたが、まだ雪までは降っていないようですね。
コーナー8で開催している「追悼2023」に中に山田太一さんがいます。山田太一さんといえば脚本家で有名ですが、私が知ったのは大分後になってからです。ドラマの『ふぞろいの林檎たち』が有名ですね。検索してみると、『シャツの店』や『岸辺のアルバム』など、話の内容は子供の頃だったのでよく覚えていないですが、知っているドラマが幾つかありました。中でも『岸辺のアルバム』は、最後の方で、洪水で家が流されそうになる直前に、家族の思い出のアルバム持って行くシーンが印象的で、家族で見入っていたのを今でも憶えています。
「弁当忘れても、傘忘れるな」という言葉を聞いたことがありますか?・・・これは、金沢をはじめとする北陸地方で昔から伝わる言葉です。晴れていると思っていても、突然土砂降りや雷雨になることもある・・・という、この地域ならではの気候風土が生んだ言い伝えで「とにかく傘だけは持っていけ」という先人からの教えです(ちなみに金沢市内では、観光客が急な雨で困らないよう、傘の無料貸出サービスをしているそうです)。
元日の地震の後、この季節の能登地方は毎年のことながら荒れた天気が多く、冷たい雨や降り続く雪の中を泥まみれになって、救護活動にあたっておられる警察や消防、自衛隊、医療関係者の方々の映像を見ると、収まらない余震が続く中での活動に頭が下がる思いです。また、寒さ厳しいこの季節に被災された方々が、依然として電気・水道・通信環境が整わない不自由な避難生活を送っておられることを心配しています。少しでもお身体を労わってお過ごし下さい。
年末に石川県の親戚が送ってくれたお餅があまりにも美味しくて、1度につき2個と決めているのに、ついあと少し・・・とオーブントースターに入れてしまいます。子どもの頃は草餅がこの世で一番美味しいと思っていましたが、豆餅やきび餅の素朴な魅力に気づき、(もう20年以上前からとっくに大人なのに)「大人になったなぁ、私・・・」と食べるたびに思っています。美味しいものがいっぱいある石川県、一日も早く穏やかな暮らしが戻ってきますように。
・『心の傷を癒すということ』安克昌/著・・・間もなく、1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災から29年目を迎えます。元日の能登半島地震と同じ真冬の大地震だった阪神淡路大震災のことを、この頃よく思い出しています。この本は、自らも被災しながら被災者の心のケアに奔走した精神科医による本です。NHKでドラマ化され、後に劇場版も制作されたので、ご存じの方も多いかもしれません。「心の傷を癒すということ」は精神医学や心理学に任せてすむことではない。社会のあり方として、今を生きる私たち全員に問われていることなのである・・・」。作中にこんな言葉があったことを今でもよく覚えています。29年が経とうとする今でも変わらない思いが詰まった大切な言葉として、当館では所蔵のない本ですが紹介させて頂きました。
・『工芸王国金沢・能登・加賀への旅(別冊太陽)』・・・九谷焼や輪島塗、金沢箔、加賀友禅など伝統工芸が盛んな石川県。どのページを見ても、うっとり・・・。美味しそうなお寿司の写真も載っています。回らない方の、です。
さて、いよいよ今日はサッカー日本代表、アジアカップ初戦のベトナム戦です。ケガを抱えている選手も多いようですが、もちろん優勝を期待しています。睡眠不足と戦いつつ、応援しています!あ、遠藤選手、日本代表とJ1歴代最多出場記録を持っているのに、会見なしでの引退発表・・・「らしくて」格好良かったです。
・『観察眼』遠藤保仁・今野泰幸/著・・・どの監督からも信頼され、3大会連続でW杯に出場した遠藤選手の言葉からは、サッカーでの「頭の良さ」とはどういうことかを教えられます。「楽しいサッカー人生でした」と話されていましたが、私も遠藤選手のプレーを観ていると、いつも楽しかったです。長い間、ありがとうございました。
先日、NHKの「シャンシャンに会いたい」という番組を観ました。
2月に中国へ旅立ったパンダのシャンシャンのその後に密着したドキュメントなのですが、繊細なシャンシャンは新天地に慣れるまで、とても不安そうな表情をしていて胸が痛くなりました・・・。
上野の環境とは違う、広大で自然豊かな運動場に驚いてパニックになってしまい、それ以後、約4か月もの長い間、部屋から外に出られなくなってしまったそう・・・。
その間も担当飼育員さんはシャンシャンに優しく声をかけながら手をさすったり、シャンシャンが好んで食べられそうな竹やタケノコを用意してくれたり、と手厚いお世話を根気よく続けてくださり、ついにシャンシャンの誕生日の6月12日にようやく外に出られるようになったとのこと!
よく頑張ったね、シャンシャン・・・!
諦めることなく、愛情深く熱心に飼育にあたってくださった担当飼育員さんにも頭が下がります。
今は一般公開もはじまり、新しい環境にもずいぶん慣れたようで、上野にいた時のような柔らかくリラックスした表情をしていて安心しました。
これからもシャンシャンが穏やかで幸せに暮らせますように。
『毎日パンダの1010日シャンシャン写真集』高氏 貴博∥著 青春出版社
『ずっとだいすきシャンシャン』日本パンダ保護協会∥編 朝日新聞出版
~おはなし会のお知らせ~
明日1/13(土)14時から、図書館スタッフによるおはなし会を行います。ぜひご参加ください♪
今朝図書館に来る途中、お腹がオレンジ色の鳥を見かけました。スズメより少し小さいサイズのかわいい鳥でした。名前が気になったので調べてみました。おそらくジョウビタキのオス…です。名前が分かると楽しいですね。今度見かけたら、背中の色や模様などからも区別できるように、よく観察したいと思います。
「野鳥観察を楽しむフィールドワーク」
「散歩が楽しくなる野鳥手帳」
「野鳥手帳 「あの鳥なに?」がわかります! 」
そういえば車には防災グッズを置いていなかったな……ということで、準備することにしました。
必要そうなものを思いつくかぎりリストアップして、あとは調べてみたり、商品を実際に探してみたりしていたところ、家に置くのと変わらないぐらいの量がリストに並んでいました。
あれもこれも必要だなぁと思いつつ、取捨選択をしなければなりませんね。
『今日から始める家庭の防災計画』 高荷智也/著 徳間書店
『100円ショップ防災手帳』 龍洪守人/著 幻冬舎
松の内もあっという間に過ぎてしまいました。
(★)としては今年最初の図書館だよりとなります。
今年もよろしくお願いいたします。
初めに、新年早々の大地震、今も困難の渦中にいらっしゃる方が1日でも早く日常に戻れますようお祈りいたします。
年末年始は、ここ数年恒例になっている気がする一穂さんの某シリーズを通しで再読していました。
なので地震の発生から緊急特番が始まったときは、思わず脳内で働き始める旭メン……
…それはさておき、いつも災害時に活躍されている自衛隊や消防、医療関係の皆様の活動には頭が下がるばかりです。
同じように今回、津波からの被害を少しでも減らそうと繰り返し避難を呼びかけるテレビの人たちも印象的でした。
改めて、今年1年が良き年になりますように…どうぞよろしくお願いいたします。
2024年(令和6年)になりました。まずは、地震で被害に遭われた皆さまへ心よりお見舞い申しあげます。
元日16時過ぎの移動中、携帯がけたたましく鳴り、何事かと思うと緊急地震速報で驚きました。今までにない音量で、MAXに感じるくらいの着信音でした。
一日も早く復旧のめどが立つことをを心よりお祈り申し上げます。
穏やかな晴天に恵まれた元日の夕方、石川県能登地方で大きな地震がありました。
この「図書館だより」にも何度か書いていますが、私の母は石川県の出身です。母のふるさとは今回甚大な被害を受けた能登地方ではなく、石川県南部の加賀地方に位置する山間の小さな町です(市町村合併するまでは「小さな村」でした)。地震後に連絡が取れた叔父によると、これまでにない大きな揺れだったけれどもケガ等はなく建物にも被害はなかった・・・とのことでしたが、母のふるさとである石川県がよりにもよって元日に大きな災害に見舞われるという状況に、言葉もなく、ただ驚いています。
テレビを点けていると、母の田舎でもよく見られる大きな黒い瓦屋根が特徴的な家屋が倒壊している映像がよく流れます。また、被災された方たちのインタビューを聞くと、母の田舎と同じ語尾に独特な抑揚がつく方言がで話されていて、胸が潰れるような思いで毎日ニュースを見ています。
元日の地震から数日経った現在でも安否不明となっている方がとても多く、なお現在も余震が続いています。また、明日からは能登地方では大雪という予報も出ており、厳しい寒さの中での避難生活となり、体調を心配しています。今回の地震で被災された方に心よりお見舞い申し上げますと共に、被災された方々の救護活動にあたっておられる方に感謝申し上げます。どうか、1人でも多くの命が救われますように。
最後となりましたが、新しい年となりました。今年も津島市立図書館をどうぞ宜しくお願いします。
・『恋文の技術』森見 登美彦/著・・・クラゲの研究のため京都から能登半島の人里離れた研究所に飛ばされた大学院生が主人公の小説。のとじま水族館や能登鹿島駅の桜トンネルといった名所だけでなく、ローカルなショッピングセンターや小さな書店といった、地方の小さな町で生活する人なら誰もがわかる生活感に共感する小説です。被災された方たちが、一日でも早く穏やかで当たり前の日々を取り戻すことができますよう、願っています。あ、天狗ハムは私も大好きです。
・『NHK連続テレビ小説まれ お菓子レシピブック』辻口 博啓/監修・・・2015年に放送されたNHK朝の連続テレビ小説「まれ」の舞台は能登地方。パティシエを目指す女性が主人公でしたが、スイーツ監修を担当されたのは石川県出身のパティシエ・辻口さんでした。私も石川県に行くと、辻口さんがプロデュースする「YUKIZURI」をよくお土産に購入しています。
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
図書館は1月4日から通常通り開館しておりますので、どうぞご利用ください。
年末、十数年ぶりに本格的な風邪を引いてしまいました。
出先の宿でエアコンをつけたまま寝たところ、朝起きたら喉が痛くて痛くて・・・。
その時はその症状だけで済んでいたのですが、2~3日後に悪寒と頭痛に襲われ、夕飯もあまり食べられないほど具合が悪くなってしまい、葛根湯を飲み、分厚い毛布を追加して早めに寝ることに。
布団に入った後も悪寒が続いたりして寝苦しく、何度も目が覚めましたが、翌日の朝にはなんとか起き上がれるまでに回復していたので、本当にほっとしました。
鼻水ズルズル→喉イガイガ→咳→声ガラガラ→鼻づまり・・・の風邪フルコースを経て、今はほぼ症状は治まりましたが、まだ全快とはいかないので、ぶり返さないように引き続き体調に気をつけたいと思います。
『かぜの科学 もっとも身近な病の生態』ジェニファー・アッカーマン∥著 早川書房
『知って安心かぜ対策』小菅孝明∥監修 旬報社
『風邪とごはん ひく前 ひいた ひいた後』渡辺有子∥著 筑摩書房