少し前の出来事です。
お休みの日にウォーキングや買い出しに出掛けた後、「天気が良いから洗濯しよっと」とその日着ていた服やカバンを夕方にまとめて洗濯することにしました。「ま、晴れが続いていて乾燥しているから、明日の夕方には乾くだろう」と洗い上がった洗濯物を干しはじめたところ、洗ったばかりのショルダーバッグから「からからころん」と何かがこぼれ落ちました。
んん、何の音?・・・と落ちたモノを拾うと、何と!免許証と車のキーを入れているキーケースではありませんか・・・わわわ、これはマズイ!!・・・早速中身を確認すると、免許証は見たところ全く問題なし。うん、こっちはたぶん大丈夫でしょう。問題は車のキーです。これって、たぶん電子部品がいっぱい詰まっているはず(機械に疎いことがこの言葉でも分かりますが)・・・。うーん、これはどうしたら良いの??
ということで、「車のキー 洗濯してしまった」で検索。迷うくらいにいっぱい出てきましたが、まとめると・・・そのまま使用を続けると、中に残っている水分でキー内部がショートする可能性がある。ボタン操作はせず、自動車販売店に相談してください・・・とのこと。よし、相談だっ!・・・と思い立ったものの、今日は自動車販売店の定休日。さらに明日は出勤日なので、車に乗らなくてはいけません。
とりあえず、このキーで車が動くかを確認してみると、普通にドアも開くし、エンジンも始動します。ま、キーが反応するなら明日運転するくらいは大丈夫だろう、と判断して翌日は普通に出勤。昼休みに慌てて自動車販売店へ電話を掛けて相談したところ、「やはり一度キーを確認させて頂きたい」とのお返事。早速、その日の夕方に閉店間際の販売店へ駆け込み、キーを確認して頂いたところ、「中もちゃんと乾いているから大丈夫ですよ~」とのこと。あー、良かった。しかし「車のキーが使えなくなってしまって買い替えると数万円かかってしまうので、これからは洗濯しないで下さいね(笑)」とのお言葉が!・・・ハイ、わかりました。これからは、カバンの中身はちゃんと確認してから洗濯することにします。お騒がせしてしまい、スイマセン。
ところで、「車のキー 洗濯してしまった」で検索をした時に「へぇー、世の中にはこんなにも車のキーを洗濯する人がいるんだ・・・」と驚いていたのですが(自分もその1人なのに!)、職場で昼休みに自動車販売店へ電話を掛けていた際に「実は自分も・・・」と名乗り出てきた人が割と思いがけない人だったので、こちらもビックリしました。しかも、3回も・・・とは!キー、これまで無事で良かったですね、Hさん(許可なくネタにしてしまい、申し訳ないです)。
さて、まだまだ先のように思っていましたが、私にとって今回が年内最後の「図書館だより」となります。ここのところ、車のキーは洗濯するわ、服は前後ろ逆のまま気付かず外出するわ(いくら無地でオーバーサイズのスウェットだからといって、あんまりだと思った)、ホットプレートが壊れているのを忘れて焼き肉用のお肉を買ってしまうわ(結局、自宅近くの家電量販店Kでホットプレートを慌てて買った)・・・と、うっかりに拍車がかかっているので、十分に気を付けて、年末年始を穏やかに過ごしたいと思います。図書館利用者の皆さんも、お身体大切に良いお年をお迎えください。
・『紫式部と藤原道長』倉本 一宏/著・・・今回の「図書館だより」とは全く関係のない話となりますが、先週日曜にNHK大河ドラマ「光る君へ」が最終回を迎えたので、「光る君へ」で時代考証を担当された倉木さんによる本を最後にご紹介します。膝が痛いお年頃(!)となった紫式部と清少納言が語り合う場面や、すっかりおじいちゃんとなった乙丸、そして「武士の世」の到来を予感させるラストシーン・・・と、最終回までしっかり楽しませてもらいました。あ、最終回で「めぐりあひて」がようやく出ましたね。ほぼ1年前の2月末にスタートした「光る君へ」を特集したコーナーのタイトルが、この和歌にちなんだ「めぐりあひて、古典」だったので、何だか懐かしかったです。ということで、来年の大河ドラマ関連コーナーを現在制作中です。まだまだまだまだ(「まだ」が多めですが、本当にそんな感じなのです・・・)勉強中ですが、少しでも面白いコーナーとなるように頑張ります。