2024年10月の図書館だより

2024年10月15日(火)

来週22日は、第4火曜日の休館日です。
次の資料は破損の恐れがあるため、ポストに返却しないようお願いします。
CD・DVD・ビデオ・相互貸借の本(津島市立図書館以外の本)



○○の秋といえば、何を思い浮かべますか?
私は、睡眠の秋です。今年は特に眠気を感じます(年中ずっとですが)
テレビを見ていても、手作業をしていないと眠くて仕方がないことがあり、スマホゲームをポチポチ。
いろいろとよくないですね。スマホをやめて、ルービックキューブ頑張ろうかな?(1面が限界)

『今さら聞けない睡眠の超基本』
『「謎の六面体」組立法 タッタ2分でできる』

2024年10月14日(月)

今日はスポーツの日で祝日です。休日で天気も良いせいか、来館者は普段よりちょっと多めな感じです。

あるお店の店舗内に、別の店舗が参入するという告知を見てちょっと寂しい気分になりました。別の店舗が入るという事は、そのスペース分だけ今の店の売場面積が減るという事なので自分にとっては唐突なお知らせです。
とは言え、人によっては新しい店舗が入る事を大歓迎する人もいるだろうし、むしろ発展して行くのかもしれないので一概に否定はできません。
寂しいと思う自分の考え方が単に古いだけなのかも知れませんね。

2024年10月13日(日)

朝晩めっきり涼しく、いや一気に肌寒くなってきましたね。寒いのは苦手ですが、この時期になると私の好きなリンゴ「秋映(あきばえ)」がお店に並ぶのが嬉しいです。「秋映」は黒に近い濃い赤色がお店でも目立つリンゴですが、何よりも素晴らしいのが歯ごたえ。「シャキッとした」とよく形容されていますが、個人的には「ゴリッとした」が近いように感じます。ほんの一時しか出回らないので、お店で見つけては購入し、食後のデザートとして美味しく頂いています。「秋映」が出ると、そろそろ「シナノスイート」かな?・・・と、リンゴ好きにとって今はウキウキする季節です。

先週のお休みの日、名古屋市美術館で開催されている「民藝 MINGEI 美は暮らしのなかにある」展(以下、「民藝展」と略します)を観に行ってきました。約100年前に思想家・柳宗悦が説いた、日々の暮らしにある美を見つめ、無名の工人たちの手によって生まれた美を慈しむ「民藝」。今回の民藝展は「衣・食・住」をテーマに紐解き、暮らしのなかで実際に用いられてきた民藝の品々を展示する、というもの。去年の夏から大阪、いわき、広島、東京、富山・・・とぐるりと巡回してきて、今月になって名古屋での開催となったのです。

実は、毎週楽しみに聴いているラジオ番組のロケが民藝展(東京会場)で行われたのですが、いかんせんラジオなので2人が何を観て喋っているのか、よく分からないままでモヤモヤしていたのです。数か月遅れで名古屋でも開催されると知り、答え合わせみたいな気分で観に行くことにしたのです。

ということで「5枚1組でいくらですか?」と、ラジオ番組でボケていたのはこのお皿かな?・・・とか、展示以外の部分も想像しながら、楽しく鑑賞してきました。それにしても、やはり美術展は生で観るのが一番ですね。刺子の刺繍ひとつひとつのぷっくり感や、鶏卵を入れる網袋のほっこりした空気は、実際に作品を見たからこそ伝わるものだと思いました。また、現在作られている民藝の品々や産地についても分かりやすく紹介されていて、こちらも面白かったです。作り手の方ひとりひとりの努力があって、今もこうして残っているんですね。有難いことです。

昔から、事前に調べていたわけでもないのに旅先には何故か民藝館があることが多くて、松本、大阪、山崎、倉敷・・・と、気が付けば全国各地の民藝館をお邪魔していました。今回もラジオ番組きっかけなので、熱心な民藝ファンとはとても言えませんが、民藝館がある町はどの町も良い町だなー、と心から思います。いつか、益子や富山や鳥取や熊本の民藝館へも出掛けてみたいですね。

『りんごだんだん』小川忠博/写真と文・・・真っ赤な美味しそうなりんごを食器棚にしまっておくと、どうなるでしょう?・・・と、1年間観察し続けた写真絵本です。りんご好きの私としては「見ていないで、早く食べて!」とつい言いたくなってしまいますが・・・。
『柳宗悦 民藝美しさをもとめて(別冊太陽)』日本民藝館/監修・・・柳宗悦の没後60年を記念し、日本民藝館所蔵の名品を中心に紹介する本です。別冊太陽の本は写真が大きく掲載されていて、つい見入ってしまいますね。
『リーチ先生』原田マハ/著・・・イギリス人陶芸家バーナード・リーチの生涯を描いた小説です。柳宗悦ら、大正時代に活躍した白樺派の人々との交流の場面が心に残ります。

2024年10月12日(土)

2024年のノーベル文学賞に韓国の作家ハン・ガンさんが選ばれました。おめでとうございます!
韓国人の文学賞受賞は初めてで、アジア人の女性としても初だそうです。

痛みの先に微かな希望の光を見るようなハン・ガンさんの作品たち。
私は友人に勧められて読んだ『すべての、白いものたちの』で、その繊細で美しい文章にすっかり夢中になってしまいました。
ちなみにこちらの本、本編にも通ずる「白にもさまざまな白がある」というコンセプトから、本文に5種類の紙を使用しています。
装丁が素敵なのでぜひ手に取って見てみてくださいね。(もちろん内容も素晴らしいです)
気楽に読める作品ばかりではありませんが、これを機会にハン・ガンさんの作品、ひいては韓国文学に触れたことのなかった方にも読んでいただけるといいなあと思います。

別れを告げない
すべての、白いものたちの
回復する人間
ギリシャ語の時間
私の好きな『少年が来る』は残念ながら所蔵がありませんでした。
1980年5月に起きた民主化抗争「光州事件」を題材にした作品です。こちらもぜひ。

2024年10月11日(金)

~おはなし会のお知らせ~
明日10/12(土)14時から、図書館スタッフによるおはなし会を行います。ぜひご参加ください♪

2024年10月09日(水)

「踊る」の再放送、私は番組配信アプリで楽しんでいます。
SPドラマを1本見落とした(配信期限内に見られなかった)っぽいな…としょんぼりしていましたが、どうやらテレビでの再放送はされたものの、アプリでは配信されていなかったようです……
連ドラと劇場版を繋ぐ大事な回なのになぁ…まぁ劇場版も無料で見られるアプリでは配信がないのですが……
劇場版は大画面で見たいので、新作にあわせて過去作もこの機に再上映していただけませんか…(初夏のミッドランドでの再上映は1週間しかなく、時間が合わずに見に行けませんでした…)

25年以上前のドラマなので、パソコン(モニター)の大きさに笑ったり、車のナンバー(地名の後に続く数字)が2ケタだったり、時代を感じる部分も多々あるのですが、それを差っ引いても今見ても面白いドラマだなぁと思います。
春に配信されていた古畑も。

新作映画は今週末からですね。
「踊る」シリーズはこれまでも今回もほぼリアルな時間軸で描かれてきたので、今の青島くん・すみれさんを見られないのが残念な気持ちとそれでいいんだという気持ちとが入り混じった複雑な気持ちですが、何はともあれ私も新作を楽しみにしています。

『小説・マンガで見つける!すてきな仕事~2・まもる』
『そこが知りたい!日本の警察組織のしくみ』
『ニッポンの刑事たち』

2024年10月07日(月)

 最近は朝は曇りで雨が時々降るせいか、全体的に湿度が高い感じがします。 

昨日の帰り、市街地の方へ向かうと天王川公園の土手の辺りから少しずつ人が多くなっている事に気付き、御旅所の辺りまで行くとたくさん人が集まっていて、そこで今日が秋祭りだという事に気が付きました。図書館にいると市街地から離れているせいか、祭囃子もその賑わいすらも聞こえてこないので忘れそうになりますね。

2024年10月06日(日)

昨日、今日は「尾張津島秋まつり」。この「図書館だより」を書いている時点(4日・金曜日)の週間天気予報によると、土曜・日曜とも天気は良さそうですね。私も何度かうっかり巻き込まれてしまった記憶があるのですが、今日は「津島山車からくり・車切披露」の開催に伴い、市内で交通規制が行われます。市内あちこちの道が渋滞する可能性が高いので、お気を付け下さい。

さて、10月になりましたね。今年の10月は空前の値上げラッシュ!9月の2倍超ともいわれる2911品目の食品、特にチョコレート菓子やペットボトル、ハム・ソーセージ類は大幅な値上げだそうです。原料価格も輸送費も上がっているから仕方ないのですが・・・うーん、厳しいですよね。

この10月の値上げで一番ビックリしたのが、郵便料金。はがきが85円、封書が110円。何と3割の値上げです。しかし、消費税率の引き上げを除くと30年ぶりの値上げと聞くと、30年も健気に頑張ってくれていたんだな・・・とも思えます。人件費や燃料費の上昇以上に、郵便物の減少が最大の理由といわれていますね。また、今回の値上げでさらに郵便物の減少が加速し、近い将来の再値上げの可能性も指摘されています。確かに、はがき1枚でこのお値段では年賀状を出すのも躊躇してしまいますよね・・・。

私が子どもの頃は、平成元年の消費税導入まで長く続いた、はがき40円、封書60円の時代でした。当時は筆まめな祖父が健在で、学校が終わって家に帰ると祖父からのはがきがよく郵便受けに入っていて、おやつを食べながら読んだ記憶があります。内容は祖父の近況を中心とした、とりとめのないものばかりでしたが、小さな文字で隙間なく書かれたはがきは小学生の私にとって読みごたえたっぷり。当時、祖父がハマっていたゲートボールの話や雪国の暮らし、そして祖母をはじめとする家族・親類の暮らしや祖父の仕事まで、多岐にわたるものでした。自宅の建て替えや、母の断捨離の失敗(!)などがあり、手元に残る祖父のはがきは随分と減ってしまいましたが、今でも「はがき」というものに対して、メールやSNSにはない温かさや親しみを感じているのは、間違いなく祖父の存在があったからでしょう。

祖父ほどではありませんが、私もわりと手紙が好きで今でも気が向くと友人に送ったりします。ということで、コレクターではないのですが、自宅には切手のストックがたくさん。中でも62円切手は何故かたくさんあり、いつも1円切手を何枚も貼って使っていますが、もはや宛名面に切手を貼るスペースはありません。これから先、こんなビミョーな金額の切手たちはどうやって消費していったら良いのでしょうか?ベストアンサーを求めたいです。

『津島秋まつり 山車祭と石採祭』黒田剛司・荻野悦司/著・・・ということで、「津島秋まつり」にちなんだ本です。津島に関する資料で貸出可能な本は「ふじいろ文庫」にまとめて所蔵しています。気になる方は図書館スタッフにお声がけ下さい。ここ数週間、夕方ウォーキングをしていると太鼓や笛の練習をしている音色が聴こえてきて、涼やかな気分になりました。ようやく秋ですね。
『眠る盃』向田邦子/著・・・「はがき」を扱ったものとして最も有名なエッセイといえば、この本に収録されている「字のない葉書」かと思います。疎開した小さな妹さんとお父さんの戦中のエピソードを綴った話です。2019年には、角田光代さんと西加奈子さんによる絵本「字のないはがき」も出版されています。来年は戦後80年にあたるため、このあたりも視野に入れて来年度のコーナーの計画も少しずつ進めていたりします。
『100円たんけん』中川ひろたか/ぶん・岡本よしろう/え・・・100円あったら何が買える?・・・と、100円で買えるものを比べる楽しい絵本です。ここのところ物価高が続いているので、100円で買えるものの量も減ってきているような気がして、切ないですね・・・。
『ゆうびんの父』門井慶喜/著・・・1円切手の顔、そして郵便制度の祖として知られる前島密を主人公にした小説です。私が出す手紙やはがきは古い切手を消費するため前島密の顔だらけ、だったりします。

2024年10月05日(土)

十数年ぶりに自転車を買いました。
ロードバイクに憧れはあるのですが、残念ながら予算と用途の都合で今回もママチャリです。
これまでボロボロの自転車に乗っていたことを差し引いても、新車は快適ですね!
ちょっと遠くのスーパーへ買い出しに行くのも楽しくなりそうです。
それにしても、新しいものを買うと(もしくは買おうとしただけで)、それまで使っていたものの不具合が解消するのは何故なのでしょうか。
実家の洗濯機も、買い替えの話をすると息を吹き返していたような…。不思議です…。

自転車に乗って
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2024年10月04日(金)

~おはなし会のお知らせ~
10/5(土)14時から、まろんmamaさんによるおはなし会を行います。ぜひご参加ください♪

少し前に美容院へ行ったのですが、初めて話す美容師さんに「もしかしてバックパッカーですか」と聞かれました。その美容院へ行くのは2回目。少し緊張していたのですが、その一言で一気に緊張が解けました。前回担当してもらった方とはそんな話をしていないので、私の見た目から直感的にそう思ったのだと思いました。どうやら私は美容院へ行く格好を間違えたようです。カジュアルなパンツスタイル(というとオシャレな感じがしますが、ただの半袖とズボン)でリュックと帽子、サンダルで行きました。次回はもうちょっとキレイめな服装で行こうと思います。ちなみに私は旅行好きで、バックパッカーもどきの旅をしたこともあったので、バックパッカーと言われてむしろ嬉しかったです。その美容師さんも旅行が好きな方で、あるある話で盛り上がりました。

2024年10月03日(木)

この間、おいでやす小田さんとゴーストバスターする夢を見ました。おいでやす小田さんに、さも昔からの友達であったかのように接する自分が怖かったです。

もう10月なのにまだまだ暑い日が続きますが、肌は乾燥して先の季節を感じているようです。
もともと湿疹持ちで、ここ数年、冬場の乾燥肌による痒みがひどいのですが、ユー〇キンの力を信じて耐えようと思います。

2024年10月02日(水)

有栖川有栖さんの幻の連載作品「砂男」が、とうとう書籍化されます!!

8月の図書館だよりで書いた、トリビュート作品の書籍化発表と合わせて35周年記念企画の、まさしく隠し玉でした。
トリビュートには、返歌(という名の掌編)ではないですが先生自らの解説付きです。楽しみしかない…!

思い返せば、ネズミーランドも30周年より35周年(の内容)にテンションが上がっていましたね…。
「35」という数字に何かあるのでしょうか…たまたまですかね。

レファ協にもこんな質問の記録が載っていました→「有栖川有栖の単行本未収録の「砂男」という小説が~」
*記録しているのは中之島図書館とのことですが、中之島と有栖川作品といえばこちらの作品!→『鍵のかかった男』

2024年10月01日(火)

少し前に、初めて魔女の一撃をくらいました。そうです、ぎっくり腰です😿
初日は痛みとかはあるのですが、こんなことでなるんだ!?と驚きのほうが強かったので耐えることができたのですが、2日目からは、地味に痛みが存在感をアピールしてきました。ものが簡単に拾えない、急には動けない、普段の動きが思う通りにできない、くしゃみ🤧とか怖くて出ないでと思い、どこまで動かしたらアウトなのか、アウトゾーンになった時の心の叫び……恐る恐る過ごす日々になりました。
動きが不自然な私のフォローしてくれた皆様、ありがとうございます。そして周りの経験者から聞いた、なってしまった時の対処を参考に、早く治したいと思います。

『腰の激痛 腰と脊椎の名医が教える最高の治し方大全』
『腰痛は、タイプ別ちょこっと運動で治す! 坐骨神経痛、繰り返すぎっくり腰、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、長引く腰痛でつらい人に』

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