2024年09月15日の図書館だより

2024年09月15日(日)

ついこの前、子ども達の夏休みが終わったばかりのような気がしますが、早くも9月15日です。9月も半分が過ぎようとしていますが、全然涼しくなりませんね。「台風がゆく頃は涼しくなる・・・」とユーミンが歌ったのは1994年。今からちょうど30年前です。この30年間に地球温暖化はずいぶんと進んだようで、現在では台風が過ぎても猛暑は続き、台風が残していった湿気と戻ってきた暑さが身体に一層こたえます。むむむ・・・。8月の体温超えの猛暑ほどではありませんが、図書館は空調故障のため蒸し暑い状況が続いています。図書館を利用される皆さんも館内での体調管理にお気を付け下さい。

さて、今週はサッカー日本代表の話を。アジア最終予選2試合連続の完勝、まずはとても嬉しいです。合計12得点・無失点って、これって本当に最終予選なの?・・・とすら思っています。とはいえ、アウェイ・バーレーン戦は酷暑とアウェイの洗礼(というか、PKを蹴る選手の目を狙ってレーザーポインター照射なんて本当にやめてほしいです。さっき書いておいてアレですけど「アウェイの洗礼」なんて言葉で片付けて良いとは、全く思えません。選手の健康がアウェイの地でも大切に守られることをサッカーファンの一人として心から願っています)の中での完勝。素晴らしい~!10月・11月の4戦も、良い結果を期待してしっかり応援しようと思います。

先週は、毎回楽しみに観ていたTVドラマ「新宿野戦病院」が最終回を迎えてしまい、蒸し暑い日が続くものの秋の訪れを感じています。最後に主題歌を担当していたサザンオールスターズと出演者が歌い踊っていたのが、ドラマの雰囲気とバッチリ合っていてステキでした。宮藤官九郎さんの作品は昔から好きで、たぶん全作品を観ていると思うのですが、春に放送されていた「季節のない街」をはじめ、近年は社会的なメッセージを込めた作品が増えてきたように思います。いや、昔からメッセージは込められていたのだけど、最近ようやく気付くことができるようになった、のかもしれません。最終回のヨウコ先生の言葉、とても心に残りました。

先週の日曜深夜、いや月曜早朝はパラリンピック閉会式でしたね。閉会式ではフランスの有名DJが大集結!フレンチ・エレクトロ、割と好きで昔よく聴いていたなー、と思いながら楽しく観ていたのですが・・・、最後に「One More Time」は流れましたが、ダフト・パンクは出ませんでしたね。おぉ、自国開催のパラリンピックだし、出てくれそうな流れなんじゃないの・・・、と勝手に思い込んでいたのでちょっと残念でした。ま、解散してますもんね。ということで、パリ・パラリンピックも無事に閉会式を迎え、先週の13日の金曜日(縁起悪いかも?)にコーナー8「パリ×オリ×パラ」は終了、コーナー9「図「書」館へようこそ」がスタートしました。来週は、この新しいコーナーについて書こうかな、と思っています。

『seasons colours〔1〕』松任谷由実/歌・・・「台風がゆく頃は涼しくなる」という歌詞が登場する曲は、このアルバムの収録されている曲「Hello,my friend」。夏の終わりに聴きたくなる名曲です。だいぶ前の「図書館だより」にも書いたような気もしますが、邦・洋楽問わず9月の歌って昔から名曲が多いですよね~。
『「国境なき医師団」を見に行く』いとう せいこう/著・・・まだ「新宿野戦病院」の最終回を観ていない方も多いかと思うので、ネタバレにならないと良いのですが・・・最終回でヨウコ先生が働いていた「国境なき医師団」についての本です。私の好きなみうらじゅんさんの親友・せいこうさんのルポで、とても読みやすく、かつ国境なき医師団への理解が深まる本です。

ページの最初に戻る