2024年06月16日の図書館だより

2024年06月16日(日)

6月も半ばを過ぎましたが・・・、あれ?梅雨入りしませんね。梅雨はあまり好きな季節ではありませんが、いつまでもやって来ないのはヘンな気分です。むむむ・・・。

さて、先週の休日の話です。これまでも「図書館だより」には何回も書いていますが、この日も体力作りを兼ねて隣の県の森へウォーキングに出掛けてきました。まだ梅雨入り前ですが、この日は雨が降ったりやんだり。ここのところ6月とは思えない強い日差しが続き、うんざりしていましたが、この日は日差しもほとんどなく、とても快適。諸事情により、久しぶりのウォーキングということもあって、張り切って歩いていました。

この季節の楽しみのひとつが「あじさい祭り」。森の中の広場に繋がる散策路には色とりどりのあじさいが植えられており、「あじさいの小径」と名付けられています。冬は枯れたゴボウが地面に刺さっているようにしか見えなかったあじさいも見頃を迎え、普段はあまり見かけないカメラやスマホを手にした観光客の姿もちらほら。少し雨がかかったあじさいはとてもきれいでした。

もうひとつ、こちらは山道に咲いているので殆ど知られていませんが、この季節はササユリも見頃。盗掘防止のネットが貼られ、防犯カメラ監視中の貼り紙が物々しいですが、藪の中で可憐な姿を見せてくれます。ところが・・・こんなこと書いてはアレなんですけど、これだけ頑張って保護しているようなのにユリの数がとても少ない・・・。そう思いながら、貴重なユリの花をボーっと見上げていたら、いかにも山歩きに慣れていそうな初老の男性が反対方向から歩いて来られ、「ユリ、咲いていますか?」と尋ねられました。「んー、あの辺りに少し咲いていますかねー」と控え目に答えると、「みんな、ウサギに食べられちゃったんだよ」と、まさかの答え。え、ユリを?・・・いや、球根を、だそうです。おせち料理や茶碗蒸しでお馴染みの「ゆり根」ってこと?私、ウサギは詳しくないのですが、ウサギには毒じゃないのかな??

ということで、季節の花々で目の保養をし、森の清々しい空気をいっぱい吸って、良い気分でウォーキングを終え、トレッキングシューズから運転用の靴に履き替えようとしたところ(毎年書いているので、そろそろお気づきの方もいるかもしれませんが)、靴が血まみれ。そうです、左足首付近をヒルにやられてしまいました。さらによく見たら首の付け根も。よくよく注意していても、ウェアやシューズの隙間から容赦なく入ってくるんですよね。そして、現在も猛烈にかゆいっ!うーん、またしても完全にやられてしまいました。とほほ。

『これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集』羽根田 治/著・・・アウトドアで実際に起こった死亡事例を紹介し、どうやったら防げるかを教えてくれる本です。第2章「動物にあって死ぬ」だけでも読んでおいた方が良いような気がしています。一応、クマ除けの鈴はザックにぶら下げて歩くようにしているのですが・・・。
『スポーツグラフィックナンバー 2024年6月27日号』・・・日本代表歴代最長キャプテン・長谷部誠さんの引退記念特集号です(最新号なので館外貸出はできません、館内でご覧下さい)。今回の「図書館だより」とは全く関係のない本ですが、超オススメです(私は発売日に購入しました)。そういえば、伊藤洋輝選手、バイエルン加入が決まりましたね!凄っ!!・・・の一言です。ドイツが誇る超ビッグクラブなのでポジション争いも苛烈かと思いますが、新天地での大活躍を期待しています。日本代表、W杯2次予選は見事な全勝突破でしたね。9月からの最終予選の前にはパリ・オリンピックもあるので、こちらも楽しみにしています。来週こそは、コーナー8「パリ×オリ×パラ」の話を書く予定です。あ、EURO2024も開幕しましたね。

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