2024年06月09日の図書館だより

2024年06月09日(日)

今日は6月9日、「ロックの日」ですね。昨日の新聞に載っていた俳優の松重豊さんのインタビュー記事「ロックじゃねえ!」がとても素晴らしかったです。NHKで放送していた「おげんさんのサブスク堂」で松重さんが投書を読み上げた回も感動しましたが、昨日のインタビューも格好良かったです。うーん、良いものを見させてもらいました。

さて、先週の休日のこと。夕方、自宅で洗濯物を取り込んでいると、「おーい、(き)さん!」と私を呼ぶ声がしました。ん、誰?・・・と思い、声のする方向に顔を向けると、自転車に乗ったご近所のAさんが手を振っています。

「(き)さん、ビワ食べる??」との有り難い言葉に、「うん、食べる、食べる!」と即答。「頂きもので、傷がいっぱいあるけどねー」と話しながら、大きめのビニール袋に溢れんばかりに入ったビワを手渡してくれました。わー、嬉しい!年に何度か、こうして季節の果物を手渡してくれるAさんは、ヘルメットを被って自転車に乗ったサンタクロースのよう。おそらく80歳前後の年齢かと思われますが、自転車を元気よく漕いで、爽やかな笑顔で帰っていきました。

ということで、ここのところ毎日夕食後のデザートにビワを頂いています。毎日たくさん食べるので、右手の親指の爪が黒くなってきましたよ。ビワ、あまり買うことはありませんが、すっきりとした甘さで美味しいですよね~。ただ、ビワを食べていて毎回思うのが、やはりこのタネの大きさ・・・食べられる部分に比べて、タネのサイズが大き過ぎないか?そして、ちゃんと椅子に座ってお行儀良く食べているのに、毎回必ずタネがどこかへ飛んでいってしまい、食べ終わったら手を洗う前に拾おうと思っていたのに毎回拾うのを忘れてしまって、掃除をするとあらぬ場所からタネが出てくる・・・という、この「ビワあるある」。

「ビワって、昔からこのカタチだよねー」、「そうだね、子どもの頃から変わらないね」、「シャインマスカット的な革命って、ビワには起こらないのかね?」・・・と、ビワを食べながら、ほぼ毎日家族と同じような会話をしています。ちなみに「シャインマスカット的な革命」とは、皮ごと美味しく食べられる手軽さとその美味しさから、シャインマスカットがフルーツ界のスーパースターとなった革命のこと(葡萄といえば、かつてよく食べたのはデラウェアでした)。お値段が高くてなかなか買えませんが、冷蔵庫に冷やしてあれば皮ごとパクパク手軽に食べることができるシャインマスカットのような華麗な変身を、いつかビワも遂げる日がやって来るのでしょうか?まず最初は「タネなしビワ」とか??・・・ま、この素朴さがビワの良さのような気もしますが。

『ビワの絵本』なかい しげお/へん・あかいけ かえこ/え・・・ビワの歴史や種類、育て方などを紹介するほか、ビワの葉茶や湿布・入浴剤、さらにタネを使った杏仁豆腐の作り方まで教えてくれる児童書です。そうか、実以外のモノでブレイクする、という手がビワにはあるかもしれませんね。
・『アトムの心臓 「ディア・ファミリー」23年間の記録』清武 英利/著・・・現時点では当館で所蔵がなく、さらに今回の「図書館だより」とは全く関係のない話となりますが・・・少し前の新聞の広告に間もなく公開される映画「ディア・ファミリー」のとても重要なシーンが津島駅で撮影された、と載っていました。子どもの頃から利用してきた、あのレトロを超えたレトロな津島駅がロケ地となる日がもう来ていたとは!・・・くぅ~、大泉洋さん、生で見たかった!!

今回、ビワの話が長くなってしまったので、コーナー8「パリ×オリ×パラ」については、また次週以降に書こうと思っています。サッカー代表戦もあるし、他にもネタがあるような気がするので、もう少し先になってしまうかもしれません・・・。引っ張ってしまって、スイマセン。

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