数週間前の休日に祖母の三回忌法要のため、久しぶりに石川県へ行ってきました。
3月16日に北陸新幹線の金沢~敦賀間が延伸となってから初めての石川県です。新聞やテレビでも報道されていたので、ご存知の方も多いかと思いますが、今回の延伸で名古屋から金沢方面へのアクセスは残念ながら、かなり不便になってしまいました。
これまでは、名古屋から「特急しらさぎ」に乗れば、米原駅で座席の回転を忘れなければ2時間以上のんびりと過ごせたのですが、今回の延伸によって米原駅と敦賀駅で計2回の乗り換えが必要となり、さらに料金もググっとアップ!・・・と、ほんの数分だけ到着が早くなるものの、一言で言えば踏んだり蹴ったり。じゃ、高速バスに乗れば?・・・と思われるかもしれませんが、午前中の法事には高速バスでは間に合わないのです。遅刻は「される」のも嫌いですが、「する」のは耐えられません。
ということで、はじめて乗ってみました!北陸新幹線!!・・・文句もこのようにいっぱい書いていますが、何だかんだ言ってもピカピカでオシャレな車両なので、嬉しくなってしまいます。うーん、米原~敦賀間の在来線特急の車両と何たる格差・・・。ま、お値段も違いますけどね。
ただ、思っていたよりも面倒だったのが2回の乗り換え。座席に座り、落ち着いたと思う間もなく乗り換えの時間が近づいてくる・・・という厳しさ。電車では読書が基本の私にとっては、物語が進んだところで乗り換えのタイミングがやって来る、という理不尽な展開。うー、つらい。とはいえ、出発前に心配していた敦賀駅での乗り換え(在来線特急ホーム階である1階から3階の新幹線ホーム階への移動)はきちんと予習をしておいたのと、係の方がばっちり誘導してくれたので、無事に乗り換えることができてホッとしました。
2回の乗り換えも済み、無事に小松駅に到着。小松駅も前回利用した時とは比べものにならないほどキレイになっていました。恐るべし新幹線のチカラ・・・。確か20年くらい前は津島駅とそんなに変わらない駅だったようにも思うのですが・・・。小松駅では、以前「図書館だより」にも書いた、米原駅でコーヒーを自販機で買うのに苦労していた叔父とも無事に合流し、駅で予約しておいたレンタカーに乗り(私がドライバーでした!)、叔父宅に無事到着(次週に続きます)。
・『メロディ・フェア』宮下奈都/著・・・福井県出身の作家・宮下奈都さんによる小説。大学を卒業し、地元・福井に戻り、ショッピングモールの化粧品売り場で美容部員として働く女性が主人公の小説。ということで、北陸新幹線、金沢~敦賀間、開業おめでとうございます!北陸新幹線がたくさんの幸せを運んでくれますように。願わくば、米原~敦賀間も延伸してほしい・・・。