朝の出勤時によく見かける、お散歩中のおばあさんと小型犬のワンちゃんがいます。
おばあさんは杖をつきながらゆっくりと歩いていて、ワンちゃんはおばあさんに寄り添って歩いているのですが、おばあさんの状況を確認するかのように、数秒ごとに「チラッ、チラッ」とおばあさんの顔を見上げ、距離が少し離れたら歩調をゆるめたりと、おばあさんを気遣う様子が常に垣間見られ、優しくて賢いワンちゃんだなあといつも感心しています。
おそらく室内で飼われているそのワンちゃんが寒くないようにと、暖かそうなお洋服を着せてもらっていたり、おばあさんもワンちゃんを可愛がっている雰囲気が伝わってきて、お互いを思い遣るふたりの姿に心和ませてもらっています。
ワンちゃんの年齢はわかりませんが、数年前から見かけている気がするので、シニア犬かな?
この幸せな光景が末永く続きますように。
これからもずっと仲良く元気で過ごしてほしいです。
『ソウルメイト』馳 星周∥著 集英社
『図書館司書32人が選んだ犬の本棚』高野 一枝∥編著 郵研社
『アンナは犬のおばあちゃん』(児童書)吉田 桃子∥著 講談社