2023年09月24日の図書館だより

2023年09月24日(日)

「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉どおり、少しずつ涼しくなってきたような気がします。とっても暑かった今年の夏もようやく終わり・・・と言っても大丈夫なのでしょうか?秋といえば、先週はCL(チャンピオンズリーグ)グループステージが開幕しました。今年のCLは日本人選手がたくさん出場しているので、「夢の舞台」でどんな活躍をしてくれるのか、楽しみです。

さて、ここのところ次回コーナーの追悼企画の準備のため、今年亡くなられた方々が書かれた本を読んでいるのですが、今読んでいる本のあちこちに鉛筆による落書きがあり、悲しい気持ちで読み進めています。鉛筆による落書きなので、消しゴム片手に読んでいるのですが、どうしても落書きに引っ張られてしまい、内容に集中できません。

どうか、図書館の本には落書きしないで下さい。どうしても傍線や印を付けながら読みたいのならば、必要な箇所をコピーするか、自分で本を購入するようにして下さい。図書館の本はみんなの本です。あなたの次にその本を手にする方のためにも、本は大切にして下さい。

間もなく9月も終わりですね。この時期は番組改編期。毎日録画して見ていた朝ドラ「らんまん」も、来週金曜日29日が最終回。そして、ここ数年毎週楽しみに聴いていたラジオ番組も同じ日の夜に最終回を迎えます。10年以上続いている番組の最後の数年だけを聴いていた浅~いリスナーですが、秋の訪れと共に寂しさを感じています・・・ま、ラジオのレギュラー番組はあと2つ残っているんですけどね。ともあれ、この最終回が健やかな良き門出となりますように。

『図書館のための簡単な本の修理』高岡容子/原案・監修・・・傷んでしまった本の修理も図書館の大切なお仕事。写真やイラストを豊富に使って、本の修理の方法を教えてくれる本です。図書館で借りた本のページが外れた時は、セロテープなどではとめずに(本が傷んでしまうので)そのままお持ち頂いて、図書館スタッフにお伝え下さい。
『われらの牧野富太郎!』いとうせいこう/監修・・・ドラマでは「サボテン大好き里中先生」を温かく演じている、せいこうさんの本。せいこうさんの牧野富太郎愛が伝わってくる一冊です。
『明るい夜に出かけて』佐藤多佳子/著・・・2016年に山本周五郎賞を受賞した、実在していたラジオ番組が登場する小説です。ラジオ番組とリスナーとの距離感がリアルに描かれていて、私も好きな作品です。Wikipediaによると、ラジオドラマ化、舞台化もされているそうですが、これは知らなかったなぁ。

ページの最初に戻る