2023年06月25日の図書館だより

2023年06月25日(日)

早くも6月の最終週ですね。あとほんの少しで2023年の半年が過ぎるのかと思うと、ビックリです。ボーっとしていたら、あっという間に半年が過ぎていったような気がします。下半期は充実した半年になりますように。いや、しようと思います。

では、サッカーの話を。日本代表は先週の火曜日20日に行われたペルー戦も4対1の快勝。新たな10番(ア〇ィダス社のスパイクを履いていない堂安選手でしたね!)、そして新たなキャプテンも決まり、第2次森保ジャパンの船出は順調といえそうです。シンプルなことですが、代表が強いとサッカー界全体が盛り上がるので、このまま順調に強化が進み、来年1月のアジアカップで優勝することを願って応援しています。6月の2試合ではグランパスゆかりの選手も活躍してくれたので、こちらも期待しています。

先週、NHKで放送された横浜・F・マリノスの宮市亮選手のドキュメンタリー番組がとても良かったです。ちょうど10年前の2013年に行われた「アーセナル・アジアツアー」で名古屋グランパスと対戦した試合を豊田スタジアムに観に行き、当時アーセナルに所属していた宮市選手がPKを決め、スタジアムがとても盛り上がったことを思い出しました。その試合後、宮市選手は不運なケガが続きました。番組の中でご本人も語られていましたが、プレーしている時間よりもリハビリしている時間の方が長いという状況が続き、またその状況を叩かれるというプロサッカー選手にとっては最も辛い日々を送っていました。帰国し、横浜・F・マリノスに入団(地元グランパスではなかったことにガッカリしましたが・・・)、そして10年ぶり日本代表復帰・・・と、ようやく長いトンネルを抜けたところに、再びの大ケガ。番組は復帰までの10ヶ月を追った内容でしたが、宮市選手の表情に何度もグッときてしまいました。サッカーは試合の展開を観るのも面白いですが、やはり選手一人一人の人生を垣間見るのが一番好きです。

さて、サッカー女子W杯の開幕まで1ケ月を切りました。2011年の世界一からもう12年も経つのかと思うと不思議な気分ですが、今回のはどんなドラマを見せてくれるのか、今からワクワクしています。こちらも大いに盛り上がってくれると良いなぁ・・・と思います。

『スポーツグラフィックナンバー 2023年7月6日号』・・・エルサルバドル戦、ペルー戦と2試合続けて大活躍し、代表の顔となりつつある三苫薫選手を特集しています。最新号のため、まだ貸出はできません。館内でご覧下さい。

最後にお知らせを。6月9日に『御宿かわせみ』などの時代小説で知られる作家の平岩弓枝さんが亡くなられました。図書館では追悼コーナーとして、コーナー6「追悼・平岩弓枝さん」を設置し、作品を紹介しています。時代小説は時を超えて楽しむことができる世界です。この機会に手に取って頂ければ、と思います。心よりご冥福をお祈りいたします。

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