先日、家族が学生時代の仲間たちと久しぶりに集まるということで出掛けて行きました。
後日に話を聞いていたら、仲間の一人から「娘は今もスヌーピー大事にしてるよ」と報告されたそう。
そのスヌーピーは、娘さんが生まれた時に出産祝いの一つとして選んで贈った15cmぐらいの小ぶりなぬいぐるみで、20歳を過ぎた今も大事にしてくれていることを聞いて、とっても嬉しかったです。
しかも、毎日一緒に寝たり、ずっと可愛がってくれていたので、スヌーピーは原型をとどめないほどボロボロになってしまったのですが、修理のお店に5万円もかけて依頼し、元の姿に戻してくれたそうなのです!
確か2~3000円ぐらいで購入したぬいぐるみでしたが、これほどまでに大事にしてくれていたなんて思ってもいなかったので、じーんときました。
手に馴染むくったりしたフォルムとなめらかな毛並み、穏やかな表情が気に入って、優柔不断な自分がめずらしく即決して選んだんだったなあ、と当時の記憶がよみがえってきました。
あの時、あのスヌーピーを選んで本当によかったです。
『りりかさんのぬいぐるみ診療所 パンダのなみだ 』(児童書)かんの ゆうこ∥作 講談社
『手縫いでちくちくどうぶつぬいぐるみ』尾崎 歩美∥著 文化学園文化出版局
『ぬいぐるみさんとの暮らし方』グレン・ネイプ∥著 新潮社