もう七草粥を食べる日も過ぎてしまったのですが・・・、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。今年のお正月は穏やかな晴天に恵まれましたね。寒いのは苦手ですが、真冬の空気が澄んだ日の青空を見上げるのはとても好きなので、今年の年末年始はワールドカップの頃から気になっていた運動不足解消のため、毎日せっせとウォーキングをしていました。が、ちょっと歩き過ぎたようで、足の甲が腫れてしまいました。うぅ、少し痛い・・・ということで、初売りのセールでソールがしっかりとしたスニーカーを購入して、ここのところよく履いています。おかげで、少しずつ足の痛みはひいてきました。良かったです。毎年冬に悩まされている「しもやけ」も、年末に皮膚科で処方してもらった苦い漢方薬を頑張って飲んでいたら、(まだかなり腫れていますが)痛みは少し落ち着いてきたので、こちらも良かったです。新年早々、満身創痍な話でスイマセン。でも、「良かった、良かった」の話なので書いてみました。
前置きが長すぎました。ずーっと書くと書きながら書いていなかった、コーナー8「追悼2022」と「あったま~る文庫」の話を、今回こそは書こうと思います。
「追悼2022」については、毎年のことながら2022年が始まったときから準備がスタートしています。「準備」といっても、新聞の訃報欄をこまめにチェックしてストックしておくだけ。毎年、そろそろ特別整理休館かなぁという頃から、ストックしておいた新聞をもとに亡くなった方々の著作のブックリストを作り始め、本を集め、ポスターとPOPを作成する、という流れになります。ただ、これも毎年のことながら「追悼」のコーナーを設置する11月の終わり以降に亡くなった方々を紹介することが出来ない、という問題が生じてしまいます。今年も11月18日に亡くなられたドウス昌代さん、12月25日に亡くなられた渡辺京二さん、同月28日に亡くなられた磯崎新さん、29日に亡くなられたサッカーの神様・ペレ・・・と、来年の追悼コーナーでは紹介できない方々がいます。今回の「図書館だより」の最後に作品を紹介する形で、ご容赦ください。
「あったま~る文庫」については、ブックリストを作ったのが9月頃で、まだまだ暑い時期に「温かい食べ物って何が浮かぶ?」と聞きまくった記憶ぐらいしか今となってはありませんが、多くのご利用を頂き有難うございます。意外にも一番人気は「心があったま~る」でした。また、「あったま~る文庫」と名乗っておきながら、寒々とした冊数の本しか並んでいない状態の時も多いですが、返却された本がいっせいに並ぶこともありますので、ちょくちょく覗いて頂けると嬉しいです。コーナーのポスターのデザインはいつも悩むところでもあり、楽しみでもあるのですが、今回の明太子デザインは個人的にはとても気に入っています。ふふふ。
と、色々書きましたが、詳しいコーナーの内容については、こちらとこちらを見て頂くのが一番ですので、是非ご覧ください。あ、Goさん、いつもありがとうございます。
さて今日は、今年の大河ドラマ「どうする家康」の初回放送日ですね。ということで、2月の終わりにスタートする予定のコーナーの作成に、明日からしっかり取り組もうと考えています。え、何の関係が?・・・と思われるかもしれませんが、次回のコーナーのテーマは「徳川家康」を予定しています。愛知県ゆかりの偉人ということで、多くの県内図書館でも特集が組まれていますが、さて私はどうしよっかな~・・・と、今ぐるぐる考えているところです。あ、最後はダジャレみたいになってしまいましたね。
・『イサム・ノグチ 宿命の越境者 上』、『イサム・ノグチ 宿命の越境者 下』ドウス昌代/著・・・第22回講談社ノンフィクション賞受賞作。津島ゆかりの野口米次郎を父に持つイサム・ノグチの評伝で、「ふじいろ文庫」に並んでいます。私は札幌に行ったときにモエレ沼公園に行ったくらいイサム・ノグチ好きです。私が好きなミュージシャンも熱心なイサム・ノグチファンとしてよーく知られていますが、これは本当に偶然です。
・『父母の記 私的昭和の面影』渡辺京二/著・・・晩年の石牟礼道子さんを支えたことでも知られる思想家・渡辺恭二さんの著作。渡辺さんの作品は気になりつつも全然読んでいないので、この機会にきちんと読んでみたいと思っています。
・『日本の建築遺産12選 語りなおし日本建築史』磯崎新/著・・・世界的に活躍した建築家である磯崎さんならではの建築についての語り。読み応えがありそうですね。
・『サッカーわが人生 ペレ自伝』エドソン・ペレ/著・・・マラドーナも2020年に亡くなりましたが、サッカー界の偉大なスーパースターがまた一人旅立ってしまいました。もちろん現役時代のペレは見たことはありませんが、日本にもよく訪れていて(東日本大震災直後にも)、気さくな人柄で知られています。個人的には同じサントスに在籍したカズ選手を「オレの息子」と呼んだエピソードが好きです。