先日、洋服の整理をしていたら、カシミヤのセーターに虫食いの穴が二か所あいているのを発見!
超ショック・・・・・・(泣)!
ユ〇クロのお正月のセールでカシミヤのセーターが半額ほど安くなるので、ここ数年、「今年は何色にしようかなあ」と、毎年楽しみに買い足していたうちの1枚でした。
例年、衣替えの時には防虫剤を入れて引き出しにしまうのですが、うっかり、たたんで棚に置いたままになっていました・・・。
セーターのチクチク感が苦手なのですが、カシミヤは柔らかくて肌触りが良く、薄くても暖かいので肩も凝らずに着心地がいいので気に入っています。
しかし、虫も好みが同じのようで、まるで狙ったかのように、カシミヤやウールのお気に入りのセーターばかり虫が食うんですよね。
困ったものです・・・。
穴の開いた箇所に小さめのワッペンでも縫い付けようかとも思ったのですが、二か所のうちの一か所がワッペンを付けるにはどうにも微妙な位置で・・・。
そういえば、少し前にテレビで「ダーニング」が紹介されていたのを思い出しました。
ダーニングとは、洋服のシミや穴をカラフルな糸で繕うヨーロッパの伝統的な衣類修繕テクニックのことで、目立たないように繕うのではなく、あえてデザインの一部として繕うという逆転の発想が素敵ですよね。
細かい作業なのと、糸の色選びやデザインなどセンスが問われるので、素敵に仕上げるにはなかなか難しいかもしれませんが、このままだと捨てられる運命のものが蘇るのだとしたら、試してみる価値はありそうです。
『繕う愉しみ』ミスミ ノリコ∥著 主婦と生活社
『繕う暮らし ダーニングで衣類をもっと素敵に』ミスミ ノリコ∥著 主婦と生活社