「なかなか梅雨明けしないねぇ」と話しているうちに8月となりました。この「図書館だより」を書いている時点では分かりませんが、おそらく今頃は梅雨明けしているはずです。
例年、この時期の図書館は夏休みの子どもたちがたくさん来てくれて、平日の昼間もとても賑やかなのですが、「例年ではない」今年の夏は毎日とても静かな図書館です。朝、出勤途中にマスクを着けて日傘をさし、お喋りすることなく静かに登校する子ども達を見かけると、何ともやりきれない気持ちになるのは私だけでしょうか?
さて、お知らせです。先週木曜日7月30日にコーナー8「きょうの世界、あしたの本。」は終了し、コーナー9「-100,―75,-50,-25,0,+25・・・」がスタートしました。このタイトルは「100年前、75年前、50年前、25年前、現在、25年後?・・・」を意味し、それぞれの時代にまつわる本を特集しています。最初は、100年にちなんで「百年物語」とか「百年旅行」といったタイトルを考えていたのですが、作成してみると特集の内容はわりとオーソドックスなものとなったので、尖ったイメージもいいかなぁと思い、こんなタイトルにしてみました。数字だけという意味深なタイトルは、ここのところよく聴いているアルバム「834.194」から、こっそりヒントを頂いています。
コーナーの詳しい内容については、図書館ホームページの「コーナー展示」をご覧頂ければ、と思いますが、今年2020年は戦後75年となること、100年前はスペイン風邪の流行期であったこと、そして厳しい時代は今だけでないこと・・・などがテーマとなっています。重めのテーマとなっていますが、気軽に手に取って頂ければ有難いです。
来週は、今月担当しているミニコーナーについて書こうかな、と思っています。ここのところ、再び新型コロナウイルスの感染者数がこの地域でも増えており、心配しています。皆さま、どうかお身体大切にお過ごし下さい。