みなさま、「応援上映」という言葉を耳にされたことがあるでしょうか。
Goはつい先日、その文化を体験してきました。とはいっても、本物の応援上映ではないのですが……
そもそも「応援上映」とはなんぞや?と言いますと。
子ども向けのアニメ映画では画面の中のキャラクターが観客に声援をもとめ、子どもたちがそれに応えて「がんばれー!」などと声援を送ったりする場面があったりするのですが、おおざっぱに言えば「応援上映」はそれです。
つまり、「静かに観るもの」であるところの映画を声を出して観る、という一種のイベントのようなものです。たぶん。(参加したことはありません)
「声を出して映画を見よう」という趣旨のイベントは、この「応援上映」の他にも「絶叫上映」というのもあったりします。
絶叫……怖かったりテンションが上がったりしたら叫んでもいいということでしょうか。たぶん。おそらく。(こちらにも参加したことはありません)
先日、友人の家に泊まった際にその応援上映で有名な(?)アニメとその舞台化作品を順に観たのですが……家主である友人の鑑賞スタイルがすごかった。
両手にペンライトを持ち、キャラクターの問いかけに応えたり声援を送ったりと、それはまさに「応援」。作品も応援上映で名を馳せている(?)だけあって、ちゃんと声援が返される前提で流れが作られていました。
なんかすごい、世界観もですが何と言いますか、詳細は差し控えますがいろいろとすごい、ツッコミが追い付かない。知らない世界が広がっている。
今まで様々なジャンルに足を突っ込んできたつもりでしたが、まだまだ知見が狭いなぁと実感しました。世界は広い。
とりあえずその2日間でむこう数年分の「EZ DO DANCE」を聞きましたので、うん、暫くはいいかな……。
『映画館と観客の文化史』加藤幹郎/著 778.0カ(中公新書)
『きらめく映像ビジネス!』純丘曜彰/著 778.0ス(集英社新書)