この間、『友罪』(913.6/ヤ)の映画を見てきました。
原作とは少し設定とストーリーが違っているので、原作を読んだ方でも新鮮な気持ちで見られるのではないでしょうか。
ネタバレになるのであまり詳しいことは書けませんが、私は映画の結末で少しほっとしたような気持ちになりました。
益田と鈴木にはこれからも友達関係であってほしい……。
しかしあの少年院でイジメを受けている少年が気がかりです。
あの先生ならきちんと向き合ってくれるとは思いますけど、急用があるから仕方なくその場を去っていった先生の背中を見て「見捨てられた」と思っていますし……。
あの男の子が救われるといいんだけどなぁ……。
実は映画館で映画を見るのは久しぶりで、1年ぶりぐらいですかね。それぐらいずっと見ていなかったんです。
なのでピュレジュースとかいうオサレな飲み物が映画館にあるとは知りませんでした。
気になったので、早速それを買いました。中間層がソーダかカルピスのどちらかを選べるので、ソーダにしました。
ちなみにピュレというよりゼリーみたいな食感だったので、よくかき混ぜずにストローで吸って飲もうとすると、全く吸えません。
でもソーダの炭酸が弱くて飲みやすかったので、もし次また映画館に行ったら同じ物を飲もうと思います。
遅ればせながら、先日初めての〈英語でたのしむおはなし会〉が終了しました。
学生時代の苦手科目は英語と数学。
高校時代は筆記ばかりでリスニングも喋ることもほとんど授業でしなかったですし、大学時代も私が通っていたころには必修科目は1つもなく(今は古典基礎と語学―英語ほか数カ国語から何か1つ―が必修になっているそうです)、ずっと英語を避けて生きてきたので、こうして目の前で英語を話すのを聴いたり、自分で声に出したりということは中学の授業以来でとても新鮮でした。
聴くだけで終わらず話すという経験もついてくるのは、英語のおはなし会ならではかなと思います。
難しいことはわからなくても、耳が慣れるということだけでも役に立つと思います。
実際、先ほども書いたように英語は苦手な私ですが、復唱したり絵を見ながら聴くことで、とても楽しく参加させていただきました。
〈英語でたのしむおはなし会〉は毎月第3土曜日―次回は6/16―の午後2時~(@おはなしのへや)の開催です。
どうぞご参加ください。
話は変わって。
発売頃にツイッターで紹介されているのを見かけて気になっていた本が入ってきたので借りてみました。
その名も『グッズ製作ガイドBOOK』。
ノベルティなどのオリジナルグッズを作るにあたって、「どんなものが」「いくらくらいで」「いくつから」作ることができるのかを纏めたご本です。
定番の缶バッジから、有名ノートメーカーのオリジナルデザインノートなど「こんなのも作れるのか」というものまで。
グッズ好きには見ているだけでも楽しい♪
巻頭の「いろんな既製品に箔押ししてみよう」のコーナーも興味深かったです。
「箔押しと言えば、前にツイッターで見た箔押しマステと便せんすごかったな~(凝ったデザインもお値段も)」と思い出していたら、なんと同じ会社でした。
もったいなさ過ぎて使えないですが、ずっと眺めていられる素敵デザイン…やっぱり欲しかったなぁ……
興味のある方はぜひご覧ください。
『グッズ製作ガイドBOOK』
『ノベルティグラフィックス』
『続・これ,誰がデザインしたの?』
『なごやじまん』(ノベルティとは関係ありませんが、昔の松坂屋包装紙のカバーデザインが目を惹く名古屋本です)
この図書館だよりでも何回か話題にしています、月曜22時放送のEテレ「グレーテルのかまど」。
この番組は過去に放送した内容も織り交ぜて放送されるのですが、昨晩は「からすのパンやさんのおやつパン」の回でした。
2015年1月に放送された内容でしたので、ご存命中のかこさんのインタビューや絵本を描いている姿の映像も盛り込まれていました。
子どもたちについて語られているかこさんの表情から「ああ、この人は本当に子どもが好きだったんだなぁ」というのがはっきりとわかって、なんだかじんときてしまいましたね……(´;ω;`)ウッ
肝心の番組のメイン、おやつパンももちろん美味しそう!
着色料でなく、カレー粉やココアパウダーで色付けされていて、味のバランスもよさそうです。可愛くておいしいパン、Goも作ってみたくなりました。
ちなみに、来週6月4日放送回は「いわさきちひろさんの苺ババロア」です。
ご興味ありましたらご覧になってみてください!
『絵本『からすのパンやさん』のパンをつくろう!』 596.6エ
『ちひろさんと過ごした時間』黒柳徹子/ほか著 726.6チ(神島田分室)
『作家のお菓子』910.2サ(神守分室)
『作家のおやつ』910.2サ(神島田分室)
今日の中日新聞地方総合面に来月のイベント紹介記事が載っていました。その中で福井県鯖江市の「めがねフェス2018」の記事と写真が載っており、“1分間に何個メガネをかけられるか競うメガネリンピック”の昨年の様子が写真で紹介されていました。その様子がとても面白く、メガネを競うのに一番良い争い方だなあと思いました。
帰宅時、田んぼを見ると田植えの水が張られ、鏡の様に夕焼けの景色を反射させて綺麗でした。今週の天気は曇りか雨の日が続くようですね。そのせいでしょうか、ツバメが朝から低い所を飛び交っていました。最近ではスズメやハトが木の枝をくわえている姿をよく見掛けます。巣作りでしょうか、鳥にとっては何かと忙しい時期みたいです。
この前『ナイトフライト』(911.1/イ)という句集を読みました。
日常のふと感じとった事を俳句にした句集です。毎日の生活は特別大きな変化は無いように思いますが、そのありふれた毎日を俳句として言葉に起こすと自分の気持ちがほんのわずかですが何かに動かされている事に気付かされます。
最初に読みたいと思ったきっかけは表紙のイラストでした。何となく大滝詠一のCDジャケットみたいと思い読んでみたのですが、巻末の紹介でそのジャケットを手掛けている本人だと知り驚きです。
先週、「SUKITA~刻まれたアーティストたちの一瞬~」という映画を観てきました。映画、といってもドキュメンタリー作品で、主役は写真家・鋤田正義さん。デヴィッド・ボウイの代表作「Heroes」のアルバムジャケットを撮影した写真家として有名な方です。
鋤田正義さんは、ポートレート写真の名手として知られていますが、映画を観ていてつくづく考えさせられたのは「信頼すること」の大切さ。目の前の相手をリスペクトする心なくして、このような作品を生み出すことはできないのだと思いました。鋤田さんはもちろん作品も素晴らしいのですが、今年80才になられるとは思えない子どものようにキラキラと輝く黒い瞳が何よりも素敵で印象に残りました。ところで、映画にはカンヌ映画祭でパルムドールを獲得したばかりの是枝裕和監督や、主演したリリー・フランキーさんも登場していて、少し驚きました。こうやって世界はゆるやかに繋がっているのでしょうね、きっと。
さて、少しは図書館についての話も。先々週の金曜、5月18日に放送されたNHK「ドキュメント72時間」は、松山市立図書館の移動図書館を取り上げた「島へ 山へ 走る図書館」でした。ご覧になった方も多いと思いますが、3000冊に近い本を積んで過疎化が進む山間部から、フェリーに乗って島へ渡り、本を届ける3日間に密着した内容です。私たち図書館員は、日頃多くの利用者の方に本を貸出していますが、利用者の方がどのような理由で図書館に足を運んで下さるのか、どんな本を読みたいと思っているのかを直接伺うことはできません。番組では、インタビューという形で移動図書館を利用されている方が紹介されており、自宅が火事になり大切なものを失ってしまった方、家族を亡くされた方、東日本大震災に遭われて転居して来られた方が出演されていました。放送を見て、改めて思ったのは「人には色々な事情がある」ということ。本は何のためにあるのか、そんな答えも見つからないまま図書館で働いていますが、少しでも人の気持ちに寄り添う本を紹介できれば、と思います。
最後に、今週は久しぶりにサッカー界にとって嬉しいニュースが飛び込んできました。イニエスタ選手、ヴィッセル神戸入り―。サッカーが「うまい」とはどういうことなのか、「良い選手」とはどんな選手なのかを知りたかったら、イニエスタ選手のプレーを見ることです。・・・私もヴィッセル神戸の試合、生観戦したいなぁ。
さて、来週は日本代表戦、そしてロシアW杯日本代表23人の発表もあります。現状は、かなり厳しいスケジュールですが、W杯を目標に気合を入れて仕事に励みたいと思います。
先月の話になりますが、運転免許の更新手続きに行ってきました。
以前は更新期間が誕生日前1か月間でしたが、2002年6月1日施行の道路交通法改正により誕生日の前後1か月(計2か月)に変わったので、余裕を持って手続きに行けるようになりましたね。
いつ行こうかと予定を立てていたら、更新期間ギリギリの日が候補にあがりましたが、あまりに先だと行くのを忘れそうなのと、予定していた日に突発的な何かが起こったら困るなと思い、できるだけ早めに行くことにしました。
更新日当日は午後から予定を入れたので、朝イチで更新会場に行ってきたのですが、みなさん考えることは同じなようで、けっこう混んでいました。
でも、更新自体はスムーズに進み、講義のDVD視聴を含め、小一時間ほどで無事終了しました。
いつも気がかりなのが、免許証の顔写真。
写真写りもそうですが、まばたきが多いので目をつぶらないようにするのが難関なのです。
集合写真で必ず一人は目をつぶってる人がいますよね。
私です・・・。
デジカメが普及し、すぐに確認できるようになったので、以前よりは減りましたが・・・。
完全に目を閉じていればまだマシなのですが、半開き状態だともう最悪(泣)。
今回の更新会場はこじんまりとした一室で、顔写真を撮る場所も部屋内の囲われた場所にあり、写真を撮る係の方と更新に来た方のやり取りが耳に入ってくるのですが、年輩と思われる男性の方でどうしても目をつぶってしまい、五回ぐらい撮り直しをしていた方がいらして、
「気持ちわかりますよ・・・がんばって~!」
と心の中でエールを送りながら聞いていました。
あ、私はというと、今回は一発でOKでしたよ!
そして、一番心配していた視力検査。
昨年末の健康診断でかなり視力が下がっていたので、次の免許更新時はヤバいかも・・・と思っていたのですが、目を細めつつ気合い?でピントを合わせて視力検査の画面を凝視し、どうにか合格できました。
これで晴れて引き続き裸眼で運転できるわけですが、視力がそんなに良くないことには変わりないので、必要に応じて眼鏡をかけて運転するようにしたいと思います。
『写真、撮られ術。 プロ写真家がそっと教える、証明写真の撮られ方!』永田昌徳/著 講談社 743.4ナ
『40歳から眼がよくなる習慣』日比野佐和子ほか/著 青春出版社 496.4ヒ
先日、たまたま頼まれてハッ○゜ーットを買いにでかけた時におもちゃが貰えたので、
おもちゃが入っている袋を見ていたらそこにアザラシがプリントされていることに気付いてしまいました。
どうやら動物のぬいぐるみがおまけとして手に入るみたいで、全8種類。
中身はランダムで、袋に色がついているので中身は見えません。
アザラシが含まれているなら、アザラシ好きとしてこれはぜひ手に入れなくては!
でも残念ながら、記念すべき(?)1個目はオレンジ色の鬣を持つライオンでした。
そこで私はその日の内にもう2個ハッピーセッ〇を買ったのですが(←)、
中身はキリンとホワイトタイガー。個体差でしょうか。キリンはなかなか可愛い顔です。
しかし私が欲しいのはアザラシのぬいぐるみ。
諦めが悪い私は翌日、また買いに行き、この日も2個頼みました。
正直、袋を開ける前から形からしてアザラシではないことに気付きましたが、今回のおもちゃは全8種類もあるので新しい動物に会えるかもしれない、という期待を込めて袋を破きました。
しかし中から出てきたのはキリン。昨日出会った、ヤツです。
「まあ、こんなこともあるよ」と2個目の袋を開けたら、ホワイトタイガーの顔が見えました。
個体差なんですかねぇ。このホワイトタイガーは背が低くてより可愛い顔立ちでした。
ちなみに頼んだ爽健〇茶はいつの間にか野〇生活で注文されていました。
まだ諦めきれない私はまた翌日、某ハンバーガーショップに行きました。
もうさすがに2個も食べたくないという気持ちが出てきたので、この日は1個だけ。
もらったおもちゃの袋を少しドキドキしながら開けると、中からオレンジ色の鬣が見えてしまいました。
私はそのまま中身は取り出さず、そっと袋をカバンの中にしまい込みました。
そして静かにハンバーガーにかぶりついたのでありました。 おしまい。
『ハンバーガーの歴史』383.8/ス
『運がよくなるおそうじ風水』148.5/リ
今年も明治村の謎解きに行ってきました。
1回目は、御料車の特別公開(現在は終了)を一番のお目当てに、千早赤阪小学校で開催中の企画展(別料金・村民は無料)も観つつ、のんびり上級編の序盤を解き解き…(お昼頃着いたため1日で終わらない…)。
ちょうど村内は八重桜と青紅葉が見頃で、暑すぎない気候とあわせてまったりリフレッシュできました。
2回目は友人と一緒に行って中級編と上級編(続き)を。
無事両方とも解決できたので満足です!
今は、さらに上級編にチャレンジしたい気持ちと、たぶん無理だ…という気持ちがせめぎ合っています…w
謎解きと言えば、これまた別の日に、名古屋市営地下鉄を舞台にした〈ナゾトキ街歩きゲーム〉にも参加してきました。
こちらは名駅ほかで指定のキットを購入し、謎を解くことで指示された駅を回りながら、次の謎を解いてまた指定の駅に向かい…という名古屋市内をあちこち振り回される謎解きです。
時には出口を出て指定の場所(徒歩圏内)まで向かったりすることもあり、キットにはバス・地下鉄共通の1日乗車券が付いてきます。
これ幸いと、気になっていた徳川美術館の企画展〈華ひらく皇室文化〉も見に立ち寄ってきました。
じっくり展示を見過ぎてずいぶんと時間を取られてしまいましたが(いつものことですが、後から来たらしい人達がどんどん追い抜いていく……)、見応えがあって行ってよかったです!
珍しく図録も買ったので、またじっくりと目を通したいなと思います。
(余談ですが、次の企画展のタイトルに「大正レトロ」の文字を見つけて、こちらも気になっていますw)
そんな感じで途中寄り道もしましたが、無事その日のうちにナゾトキもクリア!
大満足で帰路に就きました。
徳川美術館の企画展は今週末で終了してしまいますが、謎解きはどちらも7月下旬までやっているようです。
1日乗車券はこども用もあるようなので、家族で謎解きをしながら市内観光も楽しいのではないでしょうか?
明治村の謎解きには、子ども向けの入門編もありますよ。
『徳川美術館ガイドブック』 『博物館明治村ガイドブック』(郷土資料のため館内閲覧のみ)
『明治かがやく』 『日本名宝事典』 『皇室の饗宴とボンボニエール』
『華ひらく皇室文化』(本展図録・未所蔵)
本日はアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の監督、庵野秀明さんの誕生日です。
エヴァンゲリオン以外の作品ですと「シン・ゴジラ」が記憶に新しいでしょうか。
シン・ゴジラ、Goは3回観に行きました。あれは通常の特撮怪獣映画と一線を画す映画だったと思います。
歴代の怪獣映画では怪獣に遭遇した人たちは叫びながら逃げ惑うところですが、シン・ゴジラではスマートフォンでゴジラを撮り始めるところなんかが今の日本をそのまま表しているようで、リアルさが段違いだったと思いました。
エキストラで参加した人には「自分がもし本当にゴジラに遭ったらどうするかを考えて動いてくれ」という指示があったそうです。被害に遭う人たちにもそれぞれの生活があったんだ、ということが伝わってきて、そこに庵野さんの監督としての拘りが見えるようでした。
その庵野監督の代表作「エヴァンゲリオン」をテーマに、内外装を特別仕様にした新幹線が13日に運行を終えましたね。
始発の新大阪駅ホームには1200人、終点の博多駅には1000人のファンがラストランを見届けようと集まったそうです。社会現象にまでなったその影響力の強さを改めて感じますね。
コラボ新幹線、次は6月あたりから運行予定のハローキティだそうですよ。
あまり西の方に行く機会がないので実際にお目にかかれることはないかもしれませんが、さぞかし細部までラブリーな内装になるのでは……?鉄道の内装はクールなものやクラシカルなものが多いので、どうなるかちょっと楽しみです。
『アニメなんでも図鑑』鈴木 伸一/監修 K 778ア
『ゴジラの謎』高橋 敏夫/著 778.2タ
『新幹線コンプリートブック』686.2シ
隙間風でカレンダーが。
先週土曜日、神守分室を担当したのですが、ものすごい強風でした。
その日は廊下側から吹きつける風の勢いがあまりにも強く、ドアはカタカタと前後に小刻みに揺れて、フックに掛かっている広報物やカレンダーは風を泳ぐようにフワフワ浮いていました。窓越しに外を見ると、西から強い風が吹いている様子で、木々や電線が激しく揺れて、テニスコートは砂嵐が舞っていました。利用者の方には強風の中、来室していただき感謝感激です。
先週は西城秀樹の追悼するニュース番組がたくさん放映されていました。「ブーメランストリート」「傷だらけのローラ」「ヤングマン」等、曲のサビの部分が1日中テレビで流れ耳にしたので、頭の中でその日だけ西城秀樹ファンになっていました。
子供の頃、人気が絶頂期で、特にカレーのCMとドラマ『寺内貫太郎一家』(※)は覚えています。中でも寺内貫太郎一家は、小林亜星とよく取っ組み合いのケンカをして食卓がメチャクチャになる場面が印象的で、「何でこの親子は毎回突っかかるんだろう」と子供心に思っていました。
当時はどのチャンネルをひねってもテレビで西城秀樹を見たような気がします。昭和の一部かもしれませんね。
※当館は書籍で『寺内貫太郎一家』 『完本寺内貫太郎一家』所蔵。
早くも5月20日。あと10日ほどで6月になってしまいます。うーん、残念ながら予定していたスケジュールの半分も仕事が進んでいません。そろそろ自分を追い込んでいかなくてはいけないなぁ、こりゃ。今後しばらくは、年々落ちていく集中力との戦いの毎日となりそうです。
と、仕事面では反省しきりなのですが、先週の日曜日に美術館を2ヵ所ハシゴしてきました。少し前の新聞に、単眼鏡で美術鑑賞すると細部まで鮮明に観ることができるという記事が掲載されており、私はこう見えても影響を受けやすい性格なので(素直な性格、とも言います)、思い切って購入したばかり。この日が単眼鏡デビューです。
最初に出掛けたのは、豊田市美術館「ブリューゲル展・画家一族の系譜」。ブリューゲル、といえば「バベルの塔」を思い浮かべる方が多いと思いますが、「バベルの塔」を描いたピーテル1世亡き後、ブリューゲル家は子・孫・曾孫と150年続く画家一族として活躍しており、今回の展覧会は「ブリューゲル家」の名作ぞろい。しかも、個人所蔵の作品がほとんど。個人所蔵の作品は保存状態が良いものが多く、あまり目にすることができないと知り、豊田市美術館までは遠いのですが出掛けてきました。この日は屋根の下を歩いていても濡れるくらいの大雨。ここのところ、「door to door」の生活を送っていたのですが、久しぶりに靴下まで濡れてしまいました。風邪をひかなくて良かったです。
それにしても、豊田市美術館は建物が格好良いです。駅から歩くと、間もなく美術館、というあたりで坂道になるのですが、この緩やかな傾斜もワクワク感を募らせます。作品としては、前回コーナー「五輪ノ書(平昌オリンピック&パラリンピックを特集したコーナー)」でも紹介した、カーリングをやっている場面も描かれている『鳥罠』という作品や、20㎝×20㎝に満たないサイズの銅版画作品が単眼鏡で見ると人物の表情まで観ることができ、とても面白かったです。豊田市美術館は、7月17日~翌年5月31日まで、改修工事のため休館となります。お休みは寂しいですが、「鑑賞空間の質の向上のため」の改修工事と聞くと、リニューアルオープンがとても楽しみになります。
2ヶ所目は、ボストン美術館「ボストン美術館の至宝展」。ボストン美術館は、今年度末での閉館が決まっていることもあり、今回の展示はゴッホやモネなど、オールスターキャストといえる展示。10mの長さを誇る「九龍図絵」も、モネの「くぼ地のヒナゲシ畑」もとても良かったのですが、「郵便配達人 ジョセフ・ルーラン」が心に残りました。原田マハさんの小説『たゆたえども沈まず』は、ゴッホとゴッホを支え続けた弟・テオのエピソードが描かれていますが、小説の中にはジョセフ・ルーランも登場しています。ゴッホとテオの間で郵便配達人として手紙を運んだルーランは、ゴッホにとってかけがえのない存在。ゴッホにとっての「天使」とも例えられる人です。というわけで、単眼鏡でしっかり「ルーラン」を観てきました。瞳の青色が表現できないほど美しかったです。いつか「星月夜」を生で観たいな、と改めて思いました。
こうして絵を観ていると、「この人には、世界はこのように見えるのか」とふと気付き、世界が広がるような気持ちになる時があります。目を覆いたくなることも多い日々ですが、世界には「まだ観るべき美しいもの」があると信じたいと思います。
暑いっ!
今週半ば、日本各地で30℃を超えました。
まだ5月中旬だというのにこの蒸し暑さはなんなんでしょう・・・。
動いてなくても汗が噴き出してきます。
こうも暑いと冷たいものが食べたくなりますね。
「仕事から帰ったらアイス食べよ・・・」と、アイスを励み(←大げさ)にしながら生活しております。
こういう小さな楽しみって、毎日を送る上でけっこう大事ですよね。
いくつかお気に入りのアイスがあるのですが、昨夏に気に入って何度もリピートしていたアイスがどこのスーパーに行っても置いてなくてがっかりしています。
製造中止になってしまったのでしょうか?
チョコとオレンジの組み合わせが絶妙でおいしかったのに・・・。
ぜひ復活してほしいです。
復活してほしいアイスといえば思い出すのが、自分が小学生の頃に発売されていた「宝石箱」。
白いバニラアイスの中にフルーツ風味のカラフルな氷粒が散りばめられていて、まさに宝石箱のようなキラキラした感じがキレイで大好きなアイスでした。
黒いパッケージにカラフルな氷粒がデザインされていたのも大人っぽくて、なんだか少しお姉さんになったような気分を味わったものでした。
こちらのアイスも復活したら嬉しいなあ。
『日本懐かしアイス大全』アイスマン福留/著 辰巳出版 588.3ア
『アイスクリームのあゆみ』日本アイスクリーム協会 588.3ア
『おうちで作るイタリアンジェラート』齋藤 由里/著 世界文化社 596.6サ
今年のコナン映画、「ゼロの執行人」を観てきました。
去年の予告からコナンで一番人気の安室さんがメインであることは確定していたので、正直安室さん人気がよくわからない(す)は観に行く気ゼロだったのです。(ゼロの執行人と掛けているわけではない)
しかし、映画が公開されるや否や、
1.見た人全員が安室さんあまりのカッコよさに安室さんの女になる。
2.カップルで観に行けば彼氏までもが安室さんの女になる。
3.友達と行けば「安室さんの恋人は私だ!」と友情が脅かされる。
4.安室さんの女にはならずとも、周りが安室さんの女で溢れ、争いを繰り広げているため安室さんに狂わされた女になる。
5. 安室さんが守ってくれる日本に生まれて良かったと愛国心が生まれる。
6.ファンの間で安室さんを興行収入100億の男にしようという計画が持ち上がり、現時点で80億超えが確定になる。
7.ハンコ屋さんで「降谷」(安室さんの本名)のハンコが「鈴木・佐藤」を超える売り上げになる。
8. 安室さんのスピンオフ作品が載っているサンデーが売り切れ続出。急遽電子版での無料配信が決まる。
9. 安室さんの乗っている車「RX-7 FD3S」(現在は製造していない滅茶苦茶お金の掛かる車)を購入する強者が登場。
と、今年何かと話題になっています。
(す)が映画を観る決め手になったのは、脚本が素晴らしいという情報。あの「相棒」で冷凍イカで人を刺すという脚本を担当した方だそうで、一気に興味が湧きました。
(というかこの人他のコナン映画の脚本もやっていたのか…)
そして観に行った結果……、べ、別に安室さんのこと、気になってなんかないし!公安について調べたり、安室さんの登場した回を見たり、安室さんのスピンオフ新連載を読んだり、また観に行こうかななんて思ってませんから!!…ま、ませんから!!(; ・`д・´)
とりあえず今回の映画の内容を一言で表すとしたら「コナン版頭文字Dで逆転裁判しつつ気がついたらサマーウォーズ」です
『名探偵コナン推理ファイルシリーズ』(小学館)
『日本の公安警察』(青木 理∥著) (317.7/ア)
『そこが知りたい!日本の警察組織のしくみ』(古谷 謙一∥監修) (317.7/ソ)
この前、夢を見ました。
塔の中でカエルを見つけて、おおはしゃぎで捕まえようとする夢です。
そのカエルは、少し大きめのアマガエルで、白っぽい色をしていました。
私は塔という中世的な建物の中にいるわけですが、どこからかお惣菜をつめるパックという現代的な物を持ち出してきました。
そうです。これでカエルを捕まえようとしたのです。
しかし私はカエルを捕まえるのが下手でした。
カエルにパックのふちがズバーッ!!と刺さり、見るも無残な姿に。
慈悲の心が少しもない(夢の中の)私は、「こりゃいかんわ」と言って、そのカエルを窓から放り投げることにしました。
窓の前に立ち、カエルを投げようとしたところで、私は気付いてしまいました。
両手に握っていたカエルが、アザラシのぬいぐるみに変わっていることに。
「これは投げられん!」と言って、いつの間にか姿が変わっていたことに困惑しているところで目が覚めました。
前に自分の足を切断して、飼おうとしていたハムスターがいつの間にかアザラシのぬいぐるみに変わっていた夢を見たので、何だか既視感があります。
あと「カエルをおおはしゃぎで捕まえようとする夢を見た」と言っていますが、少しもほのぼのしていなくてすみません。
今度はほのぼのする夢を見るように脳に言い聞かせておきます。
『さよなら、わるい夢たち』 森 晶麿 913.6/モ
『ときめくカエル図鑑』 487.8/タ
先週告知していた、かこさとしさんの追悼と「こどもの本総選挙」のコーナーが出来ました。
(こちらのページに写真付きでお知らせしてもらっています)
私の中で特に印象に残っている作品は、『はははのはなし』と『どろぼうがっこう』です。
『はははのはなし』は、最後の方の「ははははは……」と“は”が並んだ字面が印象的ですよね。
それと先生に読んでもらったのではなく、自分で読んだのか1つ上のおねえさんに読んでもらったのか、とにかく保育園で読んだ、というのをとても覚えています。
『どろぼうがっこう』は、おそらく5年生のときだったと思うのですが、学習発表会のクラス演劇でやりました。
目立ちたくなくてナレーターを選んだというのに、出だしの担当になってしまい、とても緊張しました。
他は忘れてしまいましたが、冒頭一言めの「おいのこもりという」という一節だけ、何度もリテイクを受けたからか、20年以上経った今もずっと頭の中に残っています。
(担任の先生、お元気でしょうか……)
変わって、同時展開中の「こどもの本総選挙」トップ100の方は小学生が選ぶ好きな本、というだけあって、楽しく賑やかな雰囲気です。
ちらほらと去年やその前の課題図書が入っているのも印象的です。
どちらも6月末頃までの展開です。どうぞご覧ください。
最後に、こどもの読書週間のおはなし会はすべて終了いたしました。
たくさんのご参加ありがとうございました。
次は7/7のたなばた会です。こちらもどうぞご参加ください(^^)
『はははのはなし』 『どろぼうがっこう』(かこさとし/作)
『あるかしら書店』 『100かいだてのいえ』(「こどもの本総選挙」トップ100より)