秋らしい雲になりましたね。
先月、名古屋の港区にある戸田川緑地に行ってきました。園内は花と緑に囲まれた植物園の様な施設で、リラックスできてくつろぎやすい隠れスポットみたいな場所です。その中にある農業科学館に足を運んでみると、唐箕やせんばこぎといった農具の展示や、実際に足で踏んで水車を回してみようといった体験コーナーがありました。
隣のブースに行くと「コンチュー博士のおもしろ研究室」という特別展が開催されており、蝶・トンボ・カブトムシ、他にもサソリといった珍しい昆虫の標本がたくさん展示されていて興味深かったです。
その一角に昆虫博士の部屋といったコーナーがありました。博士の雑多な机を中心に、脱ぎ捨てた白衣や研究に使う顕微鏡、博士の好物とされているレトルトカレーの箱などがあり個性ある部屋の中身が再現されていました。
部屋の床に目を向けると『世界一うつくしい昆虫図鑑』という、小さくてきれいな色の虫がズラリと整列している表紙の本が置いてありました。それがすごく気になったので、とりあえず書名だけ憶えて後日図書館で所蔵していないか調べたのですが、残念ながらうちには置いていない本でした。決して昆虫は詳しくもなく、好きな方でもありませんが、あの本だけはジャケ買いしたい気持ちになった一冊でした。