冬ドラマが佳境に入り始めています。
珍しく、途中で脱落することなく見続けているドラマがあります。それも2本!!(自分でもびっくりw)
1本は言わずもがな、これまでも最後に取り上げている火村シリーズ。
もう1本も、同じく小説が原作の「怪盗山猫」(原作は『怪盗探偵山猫』)です。
どちらもいよいよ最終章に入り、見逃せません。
そんなドラマ火村最終章最初の原作は、『菩提樹荘の殺人』所収の「アポロンのナイフ」。
この短編集は「若さ」がテーマとのことで、学生時代の火村の話「探偵、青の時代」も入っています。
なんというか、この回で私が感動したのは「やっとkdkw要素のない回が来た!ヽ(・∀・)ノ」
これまでもkdkw以外の原作がメインの回もありましたが、なんやかんやkdkwから出ている作品を盛り込んできていて。
まぁドラマのタイトルがビーンズ文庫版のシリーズタイトルなので仕方ないことなのかもしれませんが、各版元が原作としてクレジットされているはずなのに、「kdkwと組んでいるのか? そもそも火村シリーズは講○社が発祥なのに…!」となんとなくもやもやしたものを抱えていたのでございます……
(以前のこともあるのでフォローしておくと、決してkdkwが嫌いな訳ではありませんので…(^^;))
アリスの台詞に「この作品で言ってた台詞だったっけ?」と感じたものはありましたが、比較的最近読んだ作品だった気はするのでそうなのかな?(2013年刊です)これがkdkwじゃなければいいなw
前回の「朱色」の舞台を京都にしてしまったのはお怒りモードですが(夕陽丘でなければ朱色である意味がない)、これまで引っ張ってきた彼がこう繋がってきたのか…というところは、ちょっぴり感心しました。
次回はいよいよシャングリラが出てくる「地下室の処刑」(『白い兎が逃げる』所収)です。
残すところあと2回(たぶん)、最後は、どんな落としどころを用意しているのか、乞うご期待! です(´―`) (★)