コーナー6「追悼・森村誠一さん」 ※終了しました

コーナー6「追悼・森村誠一さん」

森村誠一さんが2023年7月24日に90歳で亡くなられました。
心よりご冥福をお祈りいたします。

森村誠一

1933年、埼玉県生まれ。青山学院大を卒業後、ホテル勤務の傍ら小説を執筆。1969年に『高層の死角』で江戸川乱歩賞を受賞し、本格的な作家活動に入った。
73年に『腐蝕の構造』で日本推理作家協会賞を受賞。76年に刊行した代表作『人間の証明』は、翌年公開された映画も大ヒットし、770万部を超えるベストセラーとなった。また、『人間の証明』に登場した刑事を主人公にした「棟居(むねすえ)刑事」シリーズや、「牛尾刑事・事件簿」シリーズなど、テレビドラマ化された作品も多い。81年に発表したノンフィクション『悪魔の飽食』は、旧日本軍の「七三一部隊」の実態を追及し、話題となった。2011年には、時代小説『悪道』で吉川英治文学賞を受賞。21年には老人性うつ病に苦しんだ経験を綴った『老いる意味』を刊行するなど、晩年まで精力的に執筆を続けた。7月24日、90歳で死去。

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